【岡山発。お守り鞄。】

はじめまして！Tatami_en 代表のシマダ　マコトと申します！

Tatami_en(タタミエン) は、岡山の特産品、畳縁で作った和鞄、和小物を制作しています。このプロジェクトは「和をもっとフランクに楽しんでもらう」事を広めるためのプロジェクトです。

【畳縁って何？】

今一度、ここで畳縁（tatamiberi,tatamihuchi）の紹介をさせてください。

畳縁とは「畳の長手方向に巻かれている装飾用、またはイグサを保護するための細幅織物」です。特徴としては、狭間（約80mm）、長尺（一反40m）と世界的に見ても珍しいファブリックです。また、近年一般家庭でよく目にする畳縁は化学繊維で織られており、とてもしなやかで軽量、そして磨耗に強い（丈夫）特性を持っています。

畳縁は昔から、意識的な結界の役割を担ってきました。というのも、畳縁の柄には様々な意味が込められており、ご先祖様を表す家紋や、動植物などの模様をあしらった畳縁など、結界によって「守る」意味が込められていました。「畳縁を踏んではいけない」というルールも、そういった想いが現代にも残されているからではないかと、言われています。

そして、以外と知られていないことですが畳縁の種類は沢山あります。和柄はもちろん、無地や最近ではテキスタイルを施した畳縁も多く見られます。

【concept】

「若者の和離れ」をテーマに「カジュアルな和」や「新しいジャポニズム」を目指して日々モノ創りに励んでいます。畳縁は昔から「意識的な結界」の役割を担って来たことにちなんで鞄の形になってもモノや想いを守る「お守り鞄」を提案しています。

「８」という数字を漢字で書くと「八」。日本でこの数字は「末広がり」「縁起物」とされ、昔から親しまれてきました。現在の一般家庭によく使用される畳縁は80mmの物が多く、タタミエンではこの80mmを活かし「畳縁でしか作れない物」を提案しています。

タタミエンでは、日本の昔からある伝統や習わしに着眼し、それらに現代の考え方やデザイン、アイデアを加えることで、新しく親しみやすい物作りを行っています。

【お守り鞄の特徴】

畳縁の特徴として、大きく分けて４つ。

「狭間」・・・細幅織物（幅80mm）

「長尺」・・・１ロット（一反）40m

「軽量」「丈夫」・・・畳縁は畳の角を巻く布なので、とても薄く丈夫に織り込まれています。そのため、軽量で頑丈。今日でも、一部の農家の方などは野菜を束ねるのに、その頑丈さと取り扱いの良さ、から畳縁を使用されています。

畳縁で作った作品は軽く、とても丈夫なので幅広いシーンでご活躍いただけます。

※畳縁メッセンジャーバッグS　緑

※畳縁トートバッグS　灰

※畳縁トートバッグS 灰

※畳縁トートバッグS 灰

※畳縁メッセンジャーバッグS　黒

※畳縁メッセンジャーバッグL　黒

【リターン内容】

畳縁の豊富なカラーバリエーションを活かし、今回のクラウドファンディングで鞄５色。小物5色から好きな色をお選び頂けます。

(小物は純綿素材の畳縁です。）

（鞄は、化学繊維の畳縁です。）

【畳縁の産地】

畳縁の産地、児島はデニムで全国的に有名ですが、実は盛んなのはデニムだけでなく繊維産業全体が盛んな街でした。児島は全国の畳縁生産量の80%のシェアを誇ります。

そんな、岡山県で私たちタタミエンはモノ造りをしています。

Tatami_en(タタミエン)は、2015年に活動をスタートしたばかりの、岡山県倉敷市にある和雑貨ブランドです。以前、建築設計士として働いていた私は、日本の住宅設計において「著しく和室が減っている事実」を目の当たりにし、日本での和文化の衰退を感じました。その理由は「和文化の仕来りの硬さ」にあるのではないかと考えました。身近なところでは、浴衣や着物を着たいけど、ルールがあるから手を出せない若者や外国人の方が沢山います。タタミエンはそんな方に「もっとフランクに」和に接してもらえるよう、「新たなジャポニズム」を目指して活動しているメーカーです。

※今回の資金の利用について

今回のプロジェクトで集まった資金は、もっと沢山の人に畳縁を知ってもらうためのPR資金。より良いモノ造りの為のサンプル制作費。新しい文化を海外へ、海外進出の為の活動資金として使用させていただきます。

※畳縁販売店舗、及び畳縁生産工場の写真は　高田織物株式会社様　にご協力いただきました。