小さい名刺入れ『usuha-tavlle』は「点と線」独自の限界設計にて 名刺が入るギリギリのサイズ感をベースにしながらも使い易いようにアイデアを詰め込んだとってもスマートな名刺入れです

usuha-tavlle

限界サイズを感じさせない収納量

メイン収納25枚

サブ収納5枚

↓無駄を限界まで省いた収納構造

限界のサイズ設計

「usuha-tavlle」は名刺入れの限界のサイズに限りなく近づけて設計した名刺入れです

先に理想とするサイズ感を出して そこに限りなく近づけるように設計しました

従来品名刺入れとのサイズ比較

自社従来品の名刺入れのサイズ 11cm×7.5cm×2cm

名刺入れ『usuha-tavlle』のサイズ 9.6×6.5×1.5

使い勝手

小さい理想のサイズに設計を収めることはとても大変ですが 名刺入れ『usuha-tavlle』では使い勝手にも一切妥協をしていません

世の中に出回っている物の多くは一長一短の設計になるものが多く デザインやサイズ感で選べば使いにくいものが多くなってくるのが定石です

「ten-to-sen.」のプロジェクトは 限界のサイズ感の中に一番使いやすい理想の使い勝手を備えるように調整しています

小さいサイズ感ながら通常の名刺入れと同等以上の使い勝手を実現する「両手で出せる」特殊設計

使用動作

新開発のギボシ留め具

今回から新たに開発したサイドに極小のギボシを付ける機構

無駄な厚みを出さずにシンプルで綺麗な外観を生み出します

本来ギボシは使い込んだ時に緩くなるという欠点がありますが サイドに配置することにより引っ張られる方向を変えてそれを解消しています

各部仕上げへのこだわり

シンプルな形だからこそ仕上げにもこだわって製作しています

ネン入れ

端にはネン入れを施して引き締まった外観にしています

手縫い縫製

オリジナルの特殊なマチ構造に上から小さな革パーツを被せて 少し変わった縫い方で手縫いの仕上げをしています

ハンドメイドへのこだわりの証明として 最後に手作業でしか出来ない小さな意匠を施しています

usuha-tavlleの設計秘話

実はusuha-tavlleの最初の試作品はもう3年ほど前から存在します

無駄のない収納構造で 貰った名刺を分けられる

１番の違いは試作品は蓋が磁石でした

ずっと各部構造に納得がいかずに製品化していなかったのですが 今回採用した「サイドに小さなギボシをつける」という構造で全ての設計が繋がりました

名刺のサイズに合わせて1mm単位で設計値を絞っていき 限界のサイズ感まで小さく調整を重ねました

特に細かい調整としては 背面のサブ収納は名刺がピッタリ入るサイズで設計をとっておりますが 前面のメイン収納ではさらに2mmほど幅を縮めて設計しています

これは実際にポケットなどに入れて使用した時に サイドの形が潰れてサイズが規定値よりも横に大きくならないようにする為です

サイドを少し潰してやると横幅が増えて名刺も入りますのでこのサイズ感でも名刺がスムーズに入ります

問題となったのは設計値が名刺にピッタリすぎて出しにくくなってしまっていたことです

これに対処するために手前に切掛けの穴を付けてみたのですが これによって一気に他の名刺入れよりも使い易いと思えるような構造になりました

左手で押して右手で出すことが出来るので 乾燥肌の私でも簡単に一枚の名刺を選び出すことが出来たのです

さらに本来ならばこの切掛けが蓋の下に見えてしまうような位置に空ける必要があるのですが サイドにギボシを付ける蓋の機構によって それを完全に隠すことが出来ました

縦に持って使用するとより使いやすいので 縦型名刺を使用している方にもスマートにお使いいただけます

左利き用の方には穴の位置が左右逆になった左利き用もご用意しております

左利き用「ブルー」と右利き用「ワイン」

点と線

『ten-to-sen.』は工房artigianoから発信する新しいプロダクトブランドです

工房artigianoで培ってきた型紙の知識や技術を総動員して製作する新しい形をコンセプトにしています

点と点の間を真っ直ぐに最短距離で貫く線のように 繊細でいて洗練された物 全ての「引き算」が終わった形だけを届けられるように心掛けています

プロジェクト履歴

第一回「collet」

299万円

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第2回「usuha」

810万円 550個完売

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第3回「usuha2」

1.517万円 1000個完売

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第４回「usuha-mini」

2021万円 2000個完売

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第５回「usuha3」

3286万円

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第６回「usuha-mini smooth ver.」

1360万円

独自技術

当工房の技術は元々私個人が独学で学んできたレザークラフトが元になっています

教科書や教室で学ぶものとは違い 沢山の道具を試し 加工剤を試し 技法や製法を試し 果てしなく長い時間をかけて培ってきた独自技法があります

人に教わったものではなく 自分で見つけてきたものだからこそ それらの長所と短所が全て鮮明に認識できるのです

自分だけの発想を自分だけの技法で作り続けてきたからこそ辿り着ける形です

このお陰で他所の工房で似たようなものを作られるようなこともあまりありませんが 競合他社のように外部工房に製造を委託することができません

スタッフを増やしながら独自技術を継承して若い職人を育てながら独創性の高いクラフトブランドとして活動を続けていきたいという思いで活動を続けています

色紹介

ブラック

キャメル

ワイン

ブルー

チョコ

生成

使用皮革

イタリアンレザー「ブッテーロ」

100%植物タンニン鞣しイタリアンレザー

硬く マットな風合いの革ですが 表層のキメが細かく 経年した後はまるで別の種類の革かのようにツヤが出てきます

控えめなオイル感にも関わらず裏面のキメが細かいところからも繊維の密度の高さがわかります

「点と線」では革の厚み活かすことよりも生活に寄り添った効率的なものづくりを目指しています

薄い革を使いながら強度と完成度を出すのは設計的にとてつもなく難しいことですが その先にこそ至高の形が完成すると確信しています

しなやかさを備えながら強度限界が限りなく薄いところにあるのがこのブッテーロレザーです

私は個人ではどこにも負けないくらいに沢山の種類の革を仕入れて製作をしてきましたが この革はその中でも限りなく高品質なものです

ぜひ一度ご使用ください

※表層に加工のない染料仕上げの革になります 天然のシワや傷などもそのままの革ですので予めご了承ください 表層のキメが細かい分使い始めに傷が目立ちやすい革です 使い込むほどに表層が磨かれて傷も気にならなくなります

リターンについて

【一期生産36％off 】名刺入れ『usuha-tavlle』1点 先着100名様まで

【一期生産2個セット36％off】名刺入れ『usuha-tavlle』2点 先着100セットまで

【二期生産31%off】 名刺入れ『usuha-tavlle』1点 先着300名様まで

【三期生産27%off】 名刺入れ『usuha-tavlle』1点 先着300名様まで

※発送はポスト投函で予定しております

※2点セットは同一宛先に限定いたします

実行者紹介

1981年生まれ 大阪府枚方市出身 ハンドメイドウォッチの会社に勤めていた経験からレザークラフトを始める

全て独学で設計する事により 型破りで合理的な型紙 製法を作り出す

2016年12月より工房artigianoという屋号で枚方の鍵屋別館に店舗兼工房を構える

2019年より始めた応援購入サイトでの活動を元に2021年3月より工房artigiano株式会社として法人化

2021年7月に京都の柳馬場蛸薬師交差点に店舗兼工房を移転

次回予告

次回makuakeでの新作は小さく薄いキーケース（写真は鍵を出した時）を予定しています