帝人フロンティアが開発した新素材TECHNOFORCE®︎ STEEL。
超軽量かつ超高強度な生地で、山遊びのプロ達の手によりULバッグを作りました。
これまで多くは海外製品であったアウトドア向けのテキスタイルですが、この生地はALL JAPAN MADE。
材料、生地、そしてバッグの縫製、全てが日本製なのです。

超軽量、超高強度といった特徴に加え、さらにこの生地の大きな特徴の一つに、見た目、手触り、双方に独特な風合いがあります。使えば使うほど、あなただけのプロダクトに育っていくでしょう。

素材として、製品として、TECHNOFORCE®︎ STEELの素晴らしさを皆様にお届けします。

強く、軽い。
山でも、街でも。
アクティブなシーンにも。ビジネスシーンにも。
TECHNOFORCE®︎ STEELは、東洋紡エムシー㈱の超高強力ポリエチレン繊維”IZANAS®︎"製の織物をベースにしたオリジナル生地です。

圧倒的軽さ

　　　　　　　　　　　　 ※IZANAS®は東洋紡エムシー株式会社の登録商標です。

圧倒的強さ

化学的安定性に優れ、光や水、有機溶剤、酸、アルカリに対しても高い耐久性を示しています。

圧倒的軽さ、強さの根拠

軽さ・強さを数値化する為に「引き裂き強度」「重量(1㎡/g)」を計測した結果がこちらです。

他のアウトドア用生地と比較すると、最も軽く、かつ強い生地であるという結果が出ています。
特に引き裂き強度については、5~8 倍もの強度を誇ります。

この新たな可能性を秘めた素材の力を存分に引き出すアイテムとして、この度、バックパックをリリースすることとなりました。
これまでにないバックパックを作るため、素材のみならず、高いデザイン性、信頼できる機能性を持たせるべく、このお二人に監修をお願いしました。

① 立体感

【谷口】
この素材自体を見た時に、割とノペっとしているように見えました。だからこそ、より立体的に見せたい、立体感を出したい、という想いでデザインしました。
そのために、縁のパイピングの部分に少し変化を持たせました。通常は細いものを使うことが多いんですが、倍くらいの太いものを使っています。いわゆるドーム型のテントのポールの役割のように考えました。そうすることでより立体的に見えるようになるんです。なので、荷物をそれほど入れなくてもある程度、パンっと形になりますね。

あとは、シワ感を持った表情のある素材ということで、これまでアウトドアであまり使用されてこなかったギャザーを使いました。

② サイドポケットの角度

【飯田】
バッグパックのサイドポケットの角度って、割に使い勝手に影響すると思うんです。気づきにくいところではあるんですが、この角度もこだわって作ってもらうようお願いしました。
ストラップの色も長年使っても汚れが目立たないような色にするなど、長く使えるよう細かなところに配慮して亮太郎さんにお願いをしました。

【谷口】
結局、適当に入れちゃうじゃないですか。たとえばフラットポケットにも入るんだけど、たくさん入れすぎると、どこいったかなって迷子になるんです。細かいものや、パッとすぐに出したいものは小さいポーチに入れて、サイドポケットに入れたり。UL系のシェルターなら入れられるし。僕はよくサンダルを入れてます。

③ 長く使う為の仕様

【谷口】
防水加工って表生地の裏側にポリウレタンコーティングを施るんですけど、それがいわゆる経年劣化による加水分解を起こす。5年程もするとボロボロと剥がれてきて。使えば使うほど、どんどんダメになっていく。それってあんまり幸せじゃないなってところがあるんですよね。

この素材は通常のポリウレタンではなく、耐久性に優れたポリカーボネート系ポリウレタンでコーティングしてあります。つまり経年劣化しにくい仕様にすることで、長く使える。使っていくことで味が出てくるっていうコンセプトなんですね。

【飯田】
バッグの防水機能って、バッグの中に防水性の高いバックライナーなどを入れるなど違った形で防水処理をすることで、ある程度解決できる問題だと思うんです。そうすることで、生地自体に防水機能がなくても問題はないのかなっていうのは最近よく言われるところですよね。

【谷口】
僕も登山用のバッグパックで言えば、レインカバーつければ良いと思うし、大きいビニール袋にズボッと入れちゃってる。よく防水素材って言われるものだって、結局は表の生地には水分は吸い込んでしまうわけで、バッグ自体は実際のところ、ずぶ濡れにはなるんですよね。

確かに、バッグの中には浸透しませんって話なんですけど、どうしても縫い目からは水は入ってくる。そうなると、レインカバーなりバッグライナーなりの対応をしなくてはって話になる。そうならば、ザックとしての使い勝手がいいとか、とにかく軽いとか、経年劣化しにくいっていう方に振った方が道具としては面白いのではないかと思います。

バックパック
【寸法】高さ49×幅27×奥行き18(cm)
【容量】25~28L
【カラー】ブラック、ホワイト、グレー
【素材】本体：ポリエチレン(TECHNOFORCE®︎ STEEL)
　　　　底部：ポリコットン
　　　　サイドポケット：ナイロン
【重量】約460g

※注）鋭利なものと擦れることによって顔料が脱落し、白く見えることがあります。
取り扱いには注意してご使用ください。

容量は25Lから28Lでロールトップの部分で容量は調整可能です。
最近のUL系のバッグパックでは定番のロールトップ型を採用しています。
ほとんどの人はデイハイク用に使ってもらえるのではと考えていますが、ULハイクをするような人にとっては、テント泊ぐらいまでは十分いける容量だと思います。

メインポケットの中にPCやタブレットが入れられるポケットがあります。13インチのPCが入るサイズのポケットがあるので、ビジネスシーンとしても使用できます。

細かいところで言えば、ハーネスの部分。この容量のバッグパックに対して結構太め、硬めのものを使っています。背負ってみるとわかりますが、街使いから、ライトなハイクだけでなく、かなり本格的な登山にも対応できると思っています。

サコッシュ
【寸法】高さ21×幅15×奥行き7(cm)
【カラー】ブラック、ホワイト、グレー
【素材】本体：ポリエチレン(TECHNOFORCE®︎ STEEL)
　　　　底部：ポリコットン
【重量】約120g　

バッグパックを作っている最中で、この素材を使ったサコッシュも可愛いんじゃないかというイメージから、同じデザインソースで生まれたサコッシュ。
これがかなり使い勝手が良いんです。いわゆる、チェストバッグになるんです。
ショルダーストラップが外れて、チェストストラップ(バッグパック側)の部分に付けられます。

最近、バッグパックとサコッシュの両方を持って登山する人がすごく増えたように思います。それに一眼レフなんか持ってたら、ストラップ渋滞です。
っていうことを考えると、少ない方がスッキリしてて。チェストバッグにおやつを入れたり。ポケット的な要素で使えて良いんじゃないかということで、バッグパックとサコッシュが合体できるようにしました。

【谷口】
これまで、国内外含めて特にUL系のガレージブランドの場合、素材から流行りが生まれるってことがあったと思うんです。素材ありきで、トレンドが作られていくのって、すごく面白いと感じています。各社、その素材に対し、デザインで特色を持たせたり。
このTECHNOFORCE®︎ STEELには、これまで大きな流行になった素材に対し、
同じくらいの、それを超えていくポテンシャルを感じています。

【飯田】
そういう話は今まで、大体は海外から来ることが多かったじゃないですか。
そのような素材が日本から生まれ、日本で作られていることにすごく意味を感じています。

【谷口】
本当に、日本はすごい。素晴らしい素材メーカーがいっぱいあるんです。
その割に海外ブランドの素材におされてきた感がありますよね。
やっと、対抗できる素材が出てきたと思っています。PEラインってIZANAS®がすごいシェアをもってるんです。
この糸を使って帝人フロンティアがスペシャルな生地を作った。このメイドインジャパンなタッグ感もめちゃくちゃ良いんです。

【飯田】
その素材を使って、亮太郎さんがデザインする、ALL JAPAN MADEですね。

【谷口】
もちろん縫製含め、MADE IN JAPAN。これから海外のブランドや、国内のブランド、皆んなにいっぱい使って欲しいし、どんどん広がっていく素材と感じています。
世界に対して、日本からこのようなプロダクトを発信できることはすごく楽しみです。

ビジネスシーンでどんなバッグを使うか悩みがち。
このバッグはアウトドアバッグなのに味のある風合いでスーツスタイルとの
相性も良いです。

休日にショッピングやツーリングにも使いやすいサイズ感で荷物をしっかり
パッキングできて、カジュアルにも使いやすいデザインになっています。

このバッグの真骨頂でもあるアウトドアシーンでの使用。
どんなハードなシュチュエーションでも耐えられ、見た目以上にパッキング能力も
高い仕様になっています。

小さなお子様は服の着替えやおやつなど荷物も増えますね。
そんなシーンでも全て気持ちよくパッキングできて、子育ての時期でも使いやすい
万能性。

2024年2月1日〜：応援購入 募集開始

2024年2月28日：応援購入 募集終了

2023年4月末〜：リターン配送開始

私たち帝人フロンティアは「せんい」の会社です。

約150年の歴史があり、繊維のプロ集団として、世界中のアパレル、ブランドと多くお取引をさせて頂いております。

“暮らしは、せんいで進化する”をコーポレートメッセージとして掲げておりますが、アウトドアも、せんいで進化します。

今回新開発したTECHNOFORCE® STEELは、開発から原料、製織、加工のすべてをAll made in Japanで作り上げた、まったく新しい超高強度軽量ファブリックです。

この生地がアウトドアをこよなく愛する皆様に、新たな冒険と体験を提供できることにワクワクしています。

皆様からの応援をお待ちしておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。