【はじめに】

今回のプロジェクトでは来年の創業150年に向けて、HPのリニューアルを行うことで、当店の情報をよりわかりやすく、そして当店へお越し頂けやすくなるようにしたいと思っております。

そこで当店の味を全国の皆様に知って頂きたく、プロジェクトに挑戦させて頂く運びとなりました。当店の三種の神器ともいうべき醤油、ぽん酢、そうめんつゆは、お刺身やたたき、そうめんでのご使用にとどまらず、ご家庭でお作り頂くお料理にひと味加えて頂くことにより、ワンランクアップしたものをお楽しみ頂けます。

【三種の神器のご紹介】

土佐醤油

当店の鰹だしにも使用している削り節を加えて作った特製の土佐醤油は、刺身の味を引き立たせます。鰹を使った巻物を土佐巻というように、鰹の削り節を加えた醤油は、土佐醤油と言うのです。和食はだしが決め手と言われますが、上質な削り節を使うことで、醤油もより一層美味しくなるのです。

秘伝のポン酢

高知と言えば鰹のたたき、そのたたきに欠かせない秘伝のポン酢。実生の柚子を使ったポン酢で味わう鰹のたたきは絶品です。最近は塩たたきがよく好まれておりますが、それぞれのお店の個性が出るのはやはりポン酢になります。

鯛だしそうめんつゆ

当店での宴席の〆に欠かせない「鯛そうめん」。丸ごと一尾からしっかりと取る鯛だしのそうめんつゆは、一般的なそうめんつゆとはひと味違った味わいです。そうめんというと夏のイメージがあると思いますが、当店では1年を通して〆に出しております。

*この商品は、品質管理の面から、キャップではなく瓶のふたにあるような王冠をかぶせて発送いたします。開封後は、別添えのキャップをご使用ください。

なお、どちらの商品も保存料、着色料は一切使用しておりません。そのため、賞味期限も一般的なものより短くなっており、開封後は冷蔵庫にて保存することをお勧めしております。土佐醤油と秘伝のぽん酢は賞味期限が2ヶ月、そして鯛だしそうめんつゆは賞味期限が1ヶ月となっております。

【得月楼とは】

明治3年（1870年）に土佐の高知で創業しました料亭です。来年2020年には創業150年を迎えます。宮尾登美子さんが書かれました「陽暉楼」のモデルになった料亭としても有名で、当初の名前も陽暉楼でした。

【得月楼の歴史】

明治3年　初代 松岡寅八が玉水新地にて「陽暉楼」を創業。

明治11年　西南戦争時、西郷隆盛を熊本城籠城において破った谷干城が高知に帰ったきた際、戦勝祝を当店にて行って頂きました。そのご縁により、「近水楼台先得月、向陽花木易為春」という漢詩からとって「得月楼」と改名しました。

明治25年　稲荷新地へ本店を移します。

明治30年　この頃より、現在に至るまで続く盆梅展を開催し始めました。

明治40年　現在地に中店（支店）を構えました。

戦後　空襲にて被害を受けた中店跡にて営業を再開します。

昭和51年　宮尾登美子さんによる「陽暉楼」が発刊されました。以後、映画、舞台化され、全国に名を轟かすことになりました。

大広間

平成16年 当店の数寄屋造りの建物である大広間、南博の間が、国の登録有形文化財に指定されました。大広間の天井板は、長さ１０ｍ、幅７５ｃｍの魚梁瀬杉の一枚板を１２枚使用しております。また南博の間は当店で唯一の戦前の建物です。

高陽の間

平成28年　高陽の間、喜久の間、渡り廊下、大門も登録有形文化財に指定されました。

【当店の各種紹介】

料亭　得月楼

住所：〒780-0833　高知市南はりまや町1-17-3

電話：088-882-0101　HP: http://www.tokugetsu.co.jp/

営業時間：　昼　11：00～14：00　夜　17：00～22：00

盆梅展　

1月中旬～3月上旬に開催しております。明治30年頃より始まり、現在に至るまで毎年続けてきており、高知に春を告げる風物詩になっております。

大広間に３０数鉢、その他の座敷には１～３鉢を置き、2月中旬に一度入れ替えを行っております。花が咲き始めると、座敷中に広がる梅の仄かな香り。五感で楽しんで頂きながら、お食事をお召し上がり頂けます。

掛け軸

先にご紹介した三種の神器の後ろに掛けられている掛け軸は、河田小龍の「ヤマトタケルノミコト」

河田小龍は、幕末から明治にかけて活躍した一人で、ジョン万次郎からアメリカでのことを学び大きく影響を受けた人物です。坂本龍馬の師匠でもあります。龍馬の大きな発想の礎となったということは言うまでもありません。

ヤマトタケルノミコトが右手に持つのは、草薙の剣で、三種の神器の一つに数えられております。

その他、各お座敷にて、季節ごとに掛け軸を変えております。

庭

店内にある庭は、四季折々の花が咲き誇り季節ごとに見せる顔を変えていきます。上は桜、下はツツジになります。また池では数十匹の鯉が泳いでおります。

座敷　喜久の間

当店には先に紹介したものを含め、大小１４の座敷がございます。大広間は150名様ほどまで、小さい座敷は1名様からご利用いただけます。また、座布団に座って頂ける席や、椅子に腰かける席をご用意しておりますので、ご希望に合わせてご用命ください。

酒盗

これを肴にすると、盗んででも飲みたくなるほど酒がすすむ、と言われる酒盗、当店自慢の珍味です。土佐沖でとれた鰹の内臓を新鮮なうちに塩漬け、熟成させ、独自の方法で調理しておりますので、一般的な塩辛とは違い、まろやかな味に仕上がっております。

こちらも保存料、着色料は使用しておりませんので、賞味期限は1ヶ月となっております。

【リターンの紹介】

3,500円　得月楼三種の神器

5,000円　得月楼三種の神器と酒盗（小）

7,000円　得月楼三種の神器と酒盗（大）

10,000円　得月楼三種の神器と当店でのご昼食（お弁当）

18,000円　得月楼三種の神器と当店でのご昼食（皿鉢料理or会席料理）

25,000円　得月楼三種の神器と当店でのご夕食（皿鉢料理or会席料理）

【リスク＆チャレンジ】

天候不順などにより、配送が遅れる可能性がございますので、予めご了承ください。

賞味期限等は明記しておりますが、暑い時期になりますので、商品到着後はお早めに冷蔵庫にて保管ください。商品が劣化する可能性がございます。

【最後に】

得月楼六代目の松岡憲史です。

地元の高校を卒業後、京都の大学に進学しました。

卒業後2年間カナダに留学、その後神戸のホテルにて和食、婚礼業務を学んだ後、2008年に高知に帰ってきました。2017年より五代目の父より当店を受け継ぎ、六代目に就任しました。

好きな言葉は、笑う門には福来るです。

当店の味をご家庭でお召し上がりいただくことで、食卓に一花添えられた嬉しい限りです。皆様が笑顔になって、福が舞い込んでくることを願っております。

どうぞよろしくお願い致します。