【追加情報】2016年6月14日追記　　追加リターンのご案内

この度は私たちのプロジェクトにご支援いただき、ありがとうございます。
また、各メディアでも林業会社のクラウドファンディングへの挑戦ということでご紹介をいただきました！
Yahoo!ニュース記事→https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180604-00000007-minkei-l13

また、先日J-waveのレイチェル・チャンさんの番組に代表青木がお誘いいただき、新事業「森デリバリー」の紹介を行ったところ、多くの方から森の素材を使った製品への反響をいただき、改めて森のめぐみの可能性を感じています。

そこで、今回は特別に、番組内でも紹介いただいた「ヒノキのキャンドルホルダー」（燃焼時間：約４時間）を Makuakeのリターンに追加させていただくことにしました！

こちらももちろん天然乾燥で、樹皮付きのままなので、より自然の状態を楽しんでいただけるかと思います。
キャンドルホルダーとカッティングボードのセットで、ぜひ皆様の食卓に森のぬくもりをお届けできればと思っています。

また、森デリバリーのイベントで毎回大盛況の「いっぽんまるごとつみき」をA BOX120にたくさん詰め込んだセットも、新たにリターンとして追加させていただくことにしました。

こちらは林業会社らしい、素材の形を活かしたつみきで、他ではなかなか見られない、ひょっとしたらつみにくい？つみきとなっております。
創造性豊かな子どもたちは、毎回こちらが驚くような遊び方を開発してくれて、楽しそうな笑顔を見せてくれます。
天然乾燥、無塗装なので赤ちゃんがなめたりかじったりしても安心。
A BOXは持ち運びに便利な手かけ穴ありのものをご用意します。ギフトとしても喜ばれること間違いなし、ぜひご検討いただければと思います。

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A BOX(あ ぼっくす)は、東京で育った木を天然乾燥させ、ていねいに作られた上質な木の箱です。

【A BOXの特徴】＋＋＋＋＋＋
①こだわりの天然乾燥
②メイドイン東京、１００年使える頑丈な一点物
③汎用性の高い、日常の暮らしがスマートに映えるデザイン
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①こだわりの天然乾燥
通常、市場で出回っている木箱のほとんどは「人工乾燥」で短期間で強制的に乾燥させるため、水分とともに木特有の香りや防腐・防虫作用を持つ油分も一緒に飛んでしまうという欠点があります。

それに対し、A BOXは太陽の力でじっくりゆっくり、水分のみを飛ばす昔ながらの「天然乾燥」という手法を取り入れています。これは時間も手間もかかるために、今ではほとんど採用されていません。
天然乾燥の良さはなんといっても、木の香り。それから防腐・防虫作用のある油分を含んでいるため、独特のツヤのおかげで見た目も美しく、余計な人工塗料を塗る必要がありません。

（檜原村内で天然乾燥させている様子）

②メイドイン東京、１００年使える頑丈な一点物
檜原村で60年かけて成長した木を伐採し、村内の製材所で板に挽き、その後約半年かけてじっくり天然乾燥させた後は、隣の市の特注家具製作所で「A BOX」へと加工、これぞ正真正銘の「メイドイン東京」の木箱です。また、産地である東京チェンソーズ所有の森林は「持続可能な森林経営をしている」という国際認証を取得している認証林でもあります。→東京チェンソーズの森林認証への取り組みについてはこちらをクリック

組み継ぎ（※）によって接合しているので、大人が座っても大丈夫。使えば使うほどに味わい深くなるのが木材のいいところ。長く使える頑丈な作りなので、経年変化も楽しめます。
また、通常は加工に技術を要するために敬遠されがちな節付きの板をそのまま活用しているので、箱の個性が強く、一点一点違った表情を見せてくれます。

【※組み継ぎについて】
伝統的な指物（さしもの）工作においては、材と材を組み合わせるのにネジや釘を用いず、材を様々な仕口（しぐち）に加工し、それを組み合わせる事で固定します。適切な「嵌め合い」（締まり具合）や「きき」（堅さの程度）で加工し、接着剤を塗って組み合わせて固定することで、強固な構造を確立します。ネジや釘を使って加工したものとは違い、緩んだり錆びたりすることなく、世代を超えて使い続けることが可能となります。

③汎用性の高い、日常の暮らしがスマートに映えるデザイン
A BOXのデザインは沖縄出身のプロダクトデザイナー真喜志 奈美さん（※）。
木の素材のモノは、デザインによっては野暮ったくなりがちですが、１mm単位で極限までこだわり抜かれたA BOXは、日常のあらゆるシーンに溶け込むシンプルで美しい木箱となりました。

【※真喜志 奈美（まきし なみ）／プロフィール】
1966年生まれ、那覇市出身。父親は画家の故真喜志勉さん、母親は墨染織作家の民子さん。武蔵野美術大学工芸工業デザイン科卒業。ベルリン国立芸術大学大学院彫刻科での学生生活、ソウルでのデザイン事務所勤務や事務所設立を経て、2003年に帰国した。ヨーガンレールやstarnetなどの空間デザインを担当。主なプロダクトデザインは革製品のEVELOPEシリーズ、LAUAN SHELVESなど。

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A BOXには深さの違う３種類「A BOX 240」「A BOX 120」「A BOX 60」があります。また、240と120には手かけ穴ありのバージョンがあります。

これまでありそうでなかった、シンプルで美しい木箱は、日常のあらゆるシーンをさりげなくランクアップしてくれる名脇役です。

■A BOX240の活用例A BOXは特注家具工場で製造されたしっかりした作りなので、大人が座っても大丈夫。縦と横で高さを変えて利用できます。


■A BOX120の活用例

枡と同じ組み継ぎなので、日本酒との相性が良く、ディスプレイにもってこい！
縦にすると一升瓶がちょうど３本、横にすると四合瓶が最大５本入るジャストサイズです。（撮影協力：野崎酒造 株式会社）


■A BOX60の活用例

デスク周りの小物をすっきりまとめて持ち運べます。フリーアドレスオフィスの方などにオススメ。


■A BOX120（手かけ穴あり）の活用例
散らかりがちな子供のおもちゃや生活雑貨も、A BOXならどんなテイストの部屋にも馴染み、スッキリまとめて収納できます。

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また、木材という素材のいいところは、その手触りのぬくもりはもちろん、加工のしやすさという点もあります。
もともとシンプルなデザインのA BOXは、釘を打つ、穴を開ける、色を塗るなどのあらゆるカスタマイズによって様々なシーンで活用いただけます。

■カスタマイズ例イメージ

私たち東京チェンソーズは、東京の西の端、檜原村で林業を営む会社です。林業とは、木を植えて育て、伐って活用し、また植える。このサイクルの繰り返し。

実は東京都の面積の４割が森林だということを、皆さんはご存知でしょうか？
そのほとんどは多摩以西に集中しており、檜原村に至っては村の93％が森林となっています。

都市部に住んでいるとあまり実感がないかもしれませんが、山に森林があることで、豊かな水や綺麗な空気、また、多くの動植物の住まい、あるいは人々にとっての憩いの場所となっているのです。

「東京の木でつくられた建物や家具を増やすことで
　木のぬくもりのある環境を実現し、
　また、山からきれいな水と空気を送りだすことで
　社会に貢献していきます。」

この東京チェンソーズの理念実現の小さな第一歩として、A BOXは誕生しました。
小さな一歩を、細くとも長く続けていくために、より多くの人に知ってもらいたいと、この度クラウドファンディングに挑戦することとなりました。

2017年には会社の取り組み「東京で林業に生きる」が環境省の「グッドライフアワード環境大臣賞優秀賞」を受賞しました。

2016年10月に「ほぼ日刊イトイ新聞」で紹介いただいた記事はこちらから

素材はいずれも檜原村産のスギ、サワラ、ヒノキ（森林認証の森由来のもの）
■A BOX 60：480 × 360 × h60mm、手かけ穴加工なしのみ
■A BOX 120：480 × 360 × h120mm、手かけ穴加工ありorなし
■A BOX 240：480 × 360 × h240mm、手かけ穴加工ありorなし

（左）手かけ穴なし／（右）手かけ穴あり
→収納性を重視するなら”手かけ穴あり”、インテリアやディスプレイとして活用されるなら”手かけ穴なし”がオススメです！

※このページに掲載されているA BOXの写真はいずれもサワラもしくはスギのサンプル品です。樹種や物によって色味や風合い、また節の表情が異なりますのであらかじめご了承ください。

・Makuake限定！天然乾燥ヒノキのA BOXロゴ入り・耳付きカッティングボード
→ご希望のメッセージをレーザーにて印字いたします＾＾

・Makuake限定のヒノキ素材A BOXを含む、各種A BOX製品

・今回限り！産地の森林ガイドツアー
　場　所：東京都檜原村の東京チェンソーズ社有林
　日　時：複数の候補日からご都合の良い日を選択（２時間程度を予定）
※いずれも詳細についてはMakuake内メッセージで改めてご案内します

※ガイドツアーは現地集合、現地解散となります（交通費は自己負担です）。

2017〜2018年の秋冬にかけて伐採した木材を、2018年の3月に製材し、8月までじっくり天然乾燥させます。
その後再度プレーナーがけと言われる仕上げの製材を行い、東京の特注家具工場にて箱に仕上げてもらいます。

10月〜11月には支援者の皆様へお披露目する予定です！

平均年齢65歳と言われる林業界で、社員の平均年齢34歳という若き林業事業体。異業種からの転職組が多いこともあり、先人の経験や知識から学びつつも、既存の林業の枠にとらわれることなくさまざまなことにチャレンジしています。

社員全員で（なるべく）毎週ブログを更新しています！

現代の大量生産・大量消費・大量廃棄の社会経済システムは、私たちに便利で快適な暮らしを提供してくれましたが、その裏では「手間のかかる手仕事」がいくつも消えていってしまいました。

私たちは林業会社として、昔ながらの手間のかかる天然乾燥や組み継ぎの技術をしっかりと受け継ぎ、そこに真喜志真美さんのデザインを組み合わせ現代の木箱「A BOX」を作りました。

こだわりのA BOXを通じて、木と太陽の匂いに包まれたスマートな暮らしをぜひご堪能ください。



ここまでお読みくださり、誠にありがとうございました！
お伝えしたいことがありすぎて、とっても長いページとなってしまいました…
元来貧乏性の私は、せっかく日本に豊富にある森林資源が活かしきれていない、という現状を「もったいない！」と思い、
東京大学で林学を学び、イベント会社等を経験したのち、東京チェンソーズの仲間入りをしました。
今回のA BOXが、東京の森のことを身近に感じてもらえるキッカケになってくれたら嬉しく思います。
これから８月末までのプロジェクト期間、現場の声やまだまだお伝えしたいこと、
どんどん投稿していきますので、皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします！