第一弾マイひしゃくプロジェクトの御礼！

第一弾マイひしゃくプロジェクトでは、多くの方々からご支援を賜り誠に有難うございました。当初の予想を遥かに上回るご支援を賜り、感謝の気持ちでいっぱいです。また、支援者の方からの喜びの声や温かいお言葉、そして次のステップに繋がるご意見などを頂く中で、私たちはこの「マイひしゃく」を持参するという新しい参拝スタイルをより多くの人々に知って頂き、全国に広げていきたい。そんな強い思いが芽生えました。

そこで今回は、第一弾で頂いた多くの意見を参考にして、更にニーズを突き詰めて改良を加え、進化を遂げた第二弾マイひしゃくをご提案させて頂きました。

第一弾と同様に、多くの方々によって日本伝統の手水における柄杓文化を守り、次世代に継承し続けていけるように願っております。ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

マイひしゃくプロジェクト第二弾！

新しい参拝スタイル！「マイひしゃく」持参で初詣。日本伝統の手水の文化を守り続けたい。

現在我々はコロナ禍を経験し、普段の生活に多くの変化が生まれ、人々の暮らしの中でアフターコロナの時代における新しい日常が定着しつつあります。例えば、人込みでマスクを着用することが当たり前となり、手指の消毒やうがい手洗いに関しても、コロナ禍以前に比べると、確実に意識が高まっているといえるでしょう。

このような新しい日常は、今後の生活において引き続き行われ、新しい文化として残っていくことが考えられます。我々はその一つとして、この「マイひしゃく」を持参するという新しい参拝スタイルが、日本伝統の手水における新しい文化として根付いていくことを願います。

未知のウイルスによる不安が未だに続く中で、神社仏閣においては、今年も参拝客が激減しています。また参拝前に手口を清める手水舎では、本来あるべき水を貯めないで消毒液が置いてあったり、柄杓が撤去されて使えなくなっているケースが現在もまだ多くみられます。

手水とは禊（みそぎ）を簡略化した儀式で、身も心も清めて邪気を払い清々しい気持ちでお参りをするという意味があります。それだけに、手水を禁じることや柄杓を撤去することは神社仏閣にとっても断腸の思いでしょう。

こうした現状を憂慮し、この日本伝統の手水における柄杓文化を守り続けるために私たちにできることはないかと考えた末、マイひしゃくプロジェクトを立ち上げることを決断し、より多くの人々によってマイひしゃくを持参して参拝するという新しい文化を広げることができれば、私たちにとって大きな喜びとなります。

初詣やお宮参り、お遍路さんや御朱印巡りなどにおいて、参拝前の手水で感染しないように安心して手水をして頂くために、マイひしゃく「手水日和」を通じて新しい参拝スタイルを実現し、自分や大切な人の身を守りつつ、より多くの人々によって日本伝統の手水における柄杓文化を継承し続けてほしい。

一説によると江戸時代に流行した「お伊勢参り」で、伊勢を目指す旅人が柄杓を携える文化があったそうです。「マイひしゃく」を持参するという新たな参拝スタイルが根付くまでには時間がかかるかも知れませんが、全国の神社仏閣で各々がお気に入りのマイひしゃくで身を清める人の姿が見られるようになることを私たちは願っています。

利便性とデザインを追求した第二弾マイひしゃく「手水日和」

「マイ柄杓 HISHAKUん」改め、マイひしゃく「手水日和」に改名。

第一弾モデルを更に小型化！ 全長20cmのコンパクトサイズ

▼寸法

全長：200mm Φ67mm × 高さ45mm

重量：約45ｇ

柄杓にもいろいろ種類がございますが、一般的な神社用の柄杓は直径が約10cm前後で全長が40〜50cmと長く、持ち運びには不向きです。

マイひしゃく「手水日和」は、第一弾モデルでは全長約21cmで直径が7.6cmでしたが、第二弾モデルでは更に小型化を実現し、全長約20cmで直径を6.7cmで製作し、よりコンパクトにまとめました。

第一弾「マイひしゃく」プロジェクトで支援者の方々から頂いた多くの喜びの声やご感想を頂戴する中で、特にサイズ感に関しては、より持ち運びがしやすく使い勝手が良い大きさであることが重要であると認識し、第二弾モデルでは、柄杓としての使用感や雰囲気を残しつつ、更にコンパクトなサイズで設計し、利便性とデザイン性を兼ね備えた高級感のあるひしゃくに仕上げました。

丁寧に造り上げた高品質な日本製

素材はヒノキの銘木 岐阜県産「東濃桧」の削り出し加工

（東濃桧は、岐阜県木材協同組合連合会及び岐阜県森林組合連合会の登録商標です)

全国屈指のヒノキの生産地である岐阜県東濃地方を中心に産出されるヒノキの銘木「東濃桧（とうのうひのき）」を使用しています。

水を汲み上げる丸い器の部分は、従来品では薄板を曲げて製作されていますが、この柄杓は1本の木を削り出して円形の器を作る「挽物(ひきもの)」という技術で製作しています。

素材も技も宮師こだわりのクオリティで仕上げております。

長く大切に愛用して頂くため表面仕上げ

第一弾モデルと同様に、愛着のある自分専用の「マイひしゃく」として長く大切に愛用して頂くために、安心安全な表面塗装を施してあります。

含浸系ポリマー塗装仕上げ （※木製の食器や酒器に使用する塗装です）

表面仕上げに使用したポリマー塗料については、食品衛生法に適合しております。

また試験により・防水・防かび・日焼け防止・割れ防止・強度アップも期待できる仕上げとなっております。

長く大切に愛用して頂くために素材・品質にこだわった「日本製」です。

高級感漂う持ち手キャップ金具

第一弾モデルでは、持ち手の先端に木珠付きのストラップを取り付けましたが、第二弾モデルでは、持ち手にキャップ金具を取り付けました。シンプルな形で利便性を追求し、よりコンパクトで強度を保ち、高級感漂う仕様となっております。

キャップ金具は、真鍮製で本金鍍金とニッケル鍍金の2種類による仕上げを施し、真鍮地金の酸化を防ぎ、出来るだけ長く愛用して頂けるように致しました。

持ち手キャップ金具は２色よりお選びいただけます。

１．ゴールド（真鍮製本金鍍金仕上げ）
２．シルバー（真鍮製ニッケル鍍金仕上げ）

持ち運びに便利なナスカン付き専用ポーチ

撥水性・透湿性・通気性に優れた大和紡績（株）の「VENTILE®︎(ベンタイル)」生地を使用。

（「ベンタイル®︎」は大和紡績(株)の登録商標です。）

第一弾と同様に、生地に使用している大和紡績(株)の『ベンタイル®︎』は、綿100％素材で超高密度に織り上げ、しっかりとした風合いを保ち、撥水性・透湿性・通気性に優れた素材です。第一弾では巾着袋でしたが、第二弾では、持ち運びに便利なナスカン付き専用ポーチをご準備いたしました。

実は、マイひしゃくを持ち運ぶ際の袋に関しては、第一弾で多くのご意見やご要望を賜りました。その貴重な意見を基にして、社内で試行錯誤し改良を重ねた結果、様々なニーズにお応えできるように今回「ポーチ型」でのご提案をさせて頂きました。第一弾モデルの巾着袋と大きく異なる点は、袋の開閉をばねホック式にして、柄杓を取り出しやすくし、またナスカンを取り付けることによって、鞄やベルトなどに引掛けて持ち運ぶことができるように致しました。

※この写真の柄杓は、第一弾モデルです。

専用ポーチは、３色よりお選びいただけます。

１．ネイビー
２．カーキ
３．キャメル

※高密度に織り上げているため耐水性には優れていますが、素材の特性上、完全に水の侵入を防ぐものではありません。予めご了承ください。

マイひしゃく「手水日和」 付属品

マイひしゃく「手水日和」をより便利でお洒落に使用して頂くための付属品をご用意させて頂きました。

オプション① 専用スタンド

マイひしゃくの使用後に、ご自宅等で洗い終わった後の乾かす台として使用して頂けます。
また、普段マイひしゃく「手水日和」を飾っておくことも出来ます。
第一弾モデル、第二弾モデルのどちらでも対応しております。

（写真左：第二弾モデル 、 写真右：第一弾モデル）

オプション② 唐箕屋本店オリジナル手拭い

マイひしゃくと共に、唐箕屋本店オリジナル手拭いをご用意させて頂きました。

・岡晒生地 手捺染 (紺・白)
・約90cm×35cm

手水の後に使用して頂ける便利な手拭いです。
唐箕屋本店の歴史と宮師の心が描かれたデザインとなっております。

スケジュール

2021年09月13日(月) ： プロジェクト開始
2021年10月24日(日) ： プロジェクト終了

リターン発送について

プロジェクト終了後、2021年12月までの発送予定となります。
※ご支援の状況によってお届け時期が遅れる場合もございますので、予めご了承ください。

プロジェクト実行者の紹介

はじめまして。株式会社唐箕屋本店 四代目の小保田庸平と申します。

弊社は明治二十八年に農機具である“唐箕”の製作所として創業し、120年を経て現在では、神社や御堂の建築、神棚、御神輿等の製造、販売を承っております。

技術の進歩により大量生産品が普及し、ホームセンター等でも簡単に神棚を手に入れられるこの時代においても、変わらず弊社が多くのお客様に支えていただいているのは、「本物の、確かなものづくり」を受け継いでいるからであると私は考えています。

しかしながら、変わらないことが最善ではありません。

古来から続く伝統技術が優れたものであることは間違いありませんが、かけられる時間やご予算、その後の維持などの理由で、すべての方がその技術を選択できるわけではありません。

弊社では、守るべきものは守りながら、新しい技術も良いものは取り入れ、ご依頼主にとって最善のご提案になるように努めてまいりました。それが、初代より受け継いできた”信頼”を守ることでもあるからです。

先人への感謝の心を忘れず、日本のものづくりを支えてきた人、技術、精神を後世に伝え続け、お客様に貢献できる企業であり続けるために、これからも柔軟な発想と挑戦する心意気で精進を続けて参りますので、どうぞ末永くご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。

＜プロジェクトの実行者＞

・製造者（国）：日本
・プロジェクトの属性：純国産品(日本製)
・プロジェクト実行者：株式会社唐箕屋本店（岐阜県岐阜市美園町3丁目）