はじめまして。aoshi（アオシ）です。

今夏、紺碧の海と緑豊かな山々に囲まれた「奄美大島」を舞台に、南国素材を活かした飲み物づくりを探求するブランドとして立ち上がりました。

今回、新発売するノンアルコールを通じて、皆さまに「南国の美しさに浸る時間」をお届けしたいと思います。

ここ数年、酒離れや食の嗜好性に合わせるように、さまざまな飲み物が誕生しています。

その中で、お酒同様に複雑な香りや味わいを楽しむことができるノンアルコールとして注目を浴びているのが、オルタナティブアルコールです。

従来のアルコールを抜いたという発想とは異なり、さまざまな素材を組み合わせることで、酒類の代わりに食事とペアリングして楽しむことができる味わいに仕上げたという特長があります。

今回、aoshiでは、このオルタナティブアルコールと慣れ親しんだ南国果実を融合させることによって、お酒を嗜むような奥深い味わいの全く新しいトロピカルドリンクを実現しました。

新たに発売する商品は、南国の情景を想起させるような２種の「トロピカルレモネード」です。

イメージしやすい「レモネード」を題材に、南国果実、茶葉、ハーブ、スパイスといった数種類のボタニカルを編み込むことで、

ワインを彷彿とさせる複雑な味わいとトロピカルな余韻を愉しむことができる大人のノンアルコールへとアップデートさせました。

〈 Tropical Lemonade 〉

1. Flowery Passion（フラワリーパッション)

パッションフルーツの瑞々しい風味とジャスミンやエルダーフラワーのフローラルな香りが漂う、華やかなトロピカルレモネードです。

レモンとパッションフルーツのフレッシュな酸味を起点に、甘く優雅に香るジャスミンティーのまろやかさを程よく重ねることで、爽快ながらも厚みのある味わいに仕立てました。

また、特筆すべき点は、バランスの取れた味わいだけではありません。

ワインの香りにみられるようなフルーツ、ハーブ、スパイスを配合することで、レモネードながらお酒を飲んでいるかのような上品で複雑な奥行きを持たせているということです。

フラワリーパッションでは、レモンやパッションフルーツ、エルダーフラワーのニュアンスがある白ワイン(ソーヴィニヨン・ブラン)の特徴に注目。

アクセントとして、胡椒やコリアンダーシードのスパイス感、地中海沿岸を原産とするタイムの青々としたハーブの清涼感も微かに効かせることで、食前だけでなく、前菜や魚介料理といった淡白な味付けの料理と食べ合わせた際に美味しさが広がるよう仕向けました。

2. Spicy Pineapple（スパイシーパイン）

完熟したパイナップルの風味とオールスパイスやカルダモンの甘いスパイス感が漂う、エキゾチックなトロピカルレモネードです。

スパイシーパインでは、レモンやパイナップル、樽由来の甘い香りのニュアンスがある白ワイン(シャルドネ)の特徴に注目。

パイナップルの豊潤な甘みとレモンの酸味を起点に、味わいや香りの奥行きはスパイスと茶葉で表現することで、コク深さと後味に残る僅かな苦味がクセになる味わいに仕立てました。

今回使用した茶葉は、鹿児島県・徳之島で春摘みされた花や若草のような香りを感じさせるシングルオリジン緑茶「蒼風（そうふう）」。

そこに、蒼風のニュアンスに近い、まろやかな香りのカモミールと青く爽やかな香りのディルを組み合わせ、立体感のある味わいをつくることで、パイナップルの果実味やスパイスの甘い香りが一層引き立つようにしました。

こちらのフレーバーを食事のシーンで飲む際は、肉料理やクリームソース系の料理といった濃厚な味付けの料理と合わせていただければと思います。

〈 飲み方 〉

それぞれのフレーバーは、シロップの状態で小瓶に入っています。

シロップ１の量に対して、炭酸水３で割ってからお飲みください。

目安量として、シロップ（１本/１８０ml）を炭酸水で割っていただくと、ワイングラス約７杯分〜（ワイン約１本分）になります。

〈 アレンジ 〉

炭酸で割る以外に、簡単なカクテルづくりにも最適です。

甘味を抑えた味わいのため、スイーツのアクセントにそっと添えるのもおすすめです。

・パナシェ（ビール）

・アメリカンレモネード（赤ワイン）

・マンゴープリン

大人になった今、ノンアルコールのテンプレート的な選択肢に少し寂しさを抱え始めた人も多いのではないでしょうか？

ジュースは甘いし、お茶だけだと何だか物足りない。だからといって、特別アルコールを飲みたい気分でもないし、アルコールを抜いたノンアルコールで気持ちよく乾杯！というムードにもならない。

こんな時、飲む・飲まないという"極端な二択"ではなく、誰もが同じような開放感で愉しむことができる飲み物があれば…

そんな想いから、探求が始まりました。

本来、ワインを彷彿とさせる場合、ブドウ果汁をベースにつくられることが多いオルタナティブアルコールを、トロピカルフルーツで表現するのはチャレンジでした。

お酒好きの味わいに偏りすぎてもいけない。

ましてやトロピカルドリンクらしい主張で、料理の魅力を打ち消してもいけない。

そこで、斬新すぎて飲みづらくならないよう、イメージしやすいレモネードを題材に、ワインアロマらしい複数のボタニカルを加えることで、

お酒が好きな人も苦手な人も、その風変わりな味と香りをニュートラルな価値観で愉しめるような、"ちょうどいいバランス"の飲み物に仕立てることにしました。

アルコールの有無にとらわれず、おいしい料理とペアリングする体験や素材が織りなす表情の変化を愉しんでもらえたらと思います。

新たなトロピカルドリンクを開発するにあたり、

奄美大島で、若くから「青の景色」を謳歌してきた感性をいかして、どこかノスタルジーを感じてもらえるような飲み物づくりを心がけました。

例えば、ふとした瞬間の香りに記憶が蘇る。

そんな体験が、誰しも一度はあるのではないでしょうか？

旬のフルーツの香り…

海辺のレストランで感じた心地よい潮風の香り…

畑のふんわり柔らかい土の香り…

食べる機会や訪れる機会は減っても記憶に残る香りが漂うだけで、

「そういえば、あの時、〇〇食べたね」

「また行きたいな」と、

美味しかったり楽しかった思い出が呼び起こされますよね。

今回、独自の価値観を飲み物に反映する上では、トロピカルフルーツの香りだけでなく、南国の情景を想起させるような素材の香りも緻密に編み込むことで、「新しさ」と「懐かしさ」を調和させた、より記憶に刻まれるようなトロピカルドリンクへと昇華しました。

Flowery Passion

Spicy Pineapple

季節やシーンを問わず、

飲むことで、いつか見た南国の美しい景色とリンクさせて浸れるような時間もお届けできれば幸いです。

飲み物を通して、あなたの大切な時間に寄り添えることを願っています。

ここまで、プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。
aoshi代表の明山優作です。

新たに飲み物づくりを始める上では、日本茶ブランドを立ち上げた経験から「茶」に関する知見をいかすとともに、

レストランでも提供していただけるようなクォリティーを目指して、ドリンクブランドの『SHINRA』様にもアドバイスをいただきました。

記憶に残る、南国果実の香り。

産地や品種によって変わる、茶葉の個性。

わずか数gの配合で変化する、ハーブ・スパイスの繊細さ。

複数の素材の組み合わせを何度も試行錯誤することで、「南国の美しさ」を液体として抽出することができました。

今回のチャレンジを通じて、南国へ想いを馳せる誰かのストーリーをそっと紡いでいけますように。

ぜひ、おいしい料理やお気に入りの映画、

心を揺さぶる写真やエモーショナルな記憶とともに、

素敵なひとときをお過ごしいただければと思います。

aoshi

【 スケジュール 】

2022年10月：Makuake 終了

2022年11月：順次発送 予定

発送終了次第：一般販売 開始

【 Instagram（最新情報）】

https://www.instagram.com/aoshi.drink