関西のバレーボールをもっと盛り上げたい！なかなか見ることのない大学バレーを可視化して、2020年東京オリンピックの原石を育てたい！

はじめまして。㈲トライマックスの柏原と申します。

昔はもっと人気のあったバレーボールですが、今では注目される事が少なくなりました。

なぜ？

「競技人口が減ったから」

「弱くなったから」

様々な複合的な理由はあるかも知れませんが、私たちは一番の理由は「見る機会が減ったから」だと思っています。

プロスポーツ、トップスポーツと言えど、人気が無ければ見ることすらかなわないのが、今のテレビ界の現状です。プロ野球以外のスポーツ番組を地上波で見ることも、かなり少なくなりました。バレーボールはかつて、野球やサッカーに劣ることがない位の人気があったものです。

スポーツ団体の財政を支えるための施策・・公式戦という「財産」を可視化すれば？

大学バレーはトップカテゴリーのVリーグに続く実力を持ったカテゴリーで、関西でも1部から6部まで、実に多くの大学が参加しています。関西にもインターハイや春高バレーで注目された選手が多く在籍、10日間の熱戦を通じて、母校の名誉をかけて闘います。

地域のスポーツ団体は、こうした競技にかかる経費をチームの参加費とわずかなスポンサー費で運営しています。しかし、やはりスポーツにはある程度の資金が必要です。弊社のような映像を作る会社が、団体の財産である「試合」を映像化し、「コンテンツ」に加工、これに金銭的な価値をつけることで、団体の財政基盤を下支えすることは出来ないだろうか？この事業は発注者-受注者という関係ではなく、互いの財産を提供しあって、双方がWin-Winのカタチになるようなモデルを作れないかと考えたプランです。

男女1部リーグは今年の春季リーグからそれぞれ全12チームで争われています（昨年度まで全8チーム）。前半5試合はA/Bブロックに分かれた「ブロックリーグ」、その暫定順位で上位リーグ/下位リーグに分かれて5試合を闘う方式です。弊社はこの男女120試合をすべて収録し、先発メンバー、セット、点数などの試合情報を入れて編集し、DVD・ブルーレイに変換して商品としています。

実際の撮影では、ひとつの会場でコートを2面用意して、同時並行で2試合を実施する場合と、それぞれ異なる会場で1コートで3試合ずつ行う場合があります。週末に最大で4名のカメラマンを手配する必要があり、スタッフ配置の調整に苦労する事が多くなってきました。特に、秋のイベント時期は週末に撮影業務が入ることが多く、カメラマンを外部スタッフでまかなう必要が生じます。それらの経費がネックとなり、制作費が販売益を上回ってしまい、主催団体である関西大学バレーボール連盟（以下、関西学連）への還元という目標が達成できずにいます。

映像コンテンツの強みはスポーツとの親和性の高さです。実際に、弊社が撮影した映像は放送局の依頼を受け、スポーツ情報番組で放映されました。映像素材さえあれば、こうしたメディア露出も比較的簡単に行えますから、スポーツ団体にとっては大きな広告効果が期待できるのです。

この事業を軌道に乗せ、やがて各地域で弊社と同じような想いでスポーツ団体とジョイントしてくれたら、スポーツの魅力をもっと広げられたら・・そういう好奇心とチャレンジ精神でこの事業はスタートしました。コンテンツ販売の拡がりには、あともう少しの努力が必要です。もっともっとこの取り組みを知って頂きたい、そしてご賛同頂きたい。これが応募に至った経緯です。

スピード・パワーの男子、緻密で白熱するラリーの女子

男子はスピード・パワーを実感できる迫力のプレー、女子は緻密なプレーの積み重ねによる白熱するラリーの応酬が魅力です。

こうした映像は、写真ではうまく伝わりません。また、試合を見やすく、分かりやすく撮影するには、ある程度のスキルが必要です。学生アスリートが生み出す瞬間のドラマをあますことなく、迫力ある映像で伝えることが、このプロジェクトの魅力と言えるでしょう。

関西学連への還元を第一目標に掲げ、リーグ期間中、特に外部カメラマンの派遣費が発生した場合の経費等に充当させて頂く予定です。



左から

吉田武史（カメラマン）･･･あらゆるスポーツ映像を熟知したカメラマン。弊社の撮影技術を支える大ベテラン。どんな状況下でも安定した映像を撮る、信頼できるオヤジです（笑）。

柏原　誠（プロデューサー）･･･このプロジェクトの首謀者。撮影・編集・企画・帳簿つけ・子育て、今のところ何でも出来ると言われてますが、さてどうでしょう？

深川雅巳（エディター）･･･主に女子を担当する仕事屋。老眼と闘いながらも1日3試合を悠々と編集する男。

増田達也（エディター）･･･製品のパッケージング担当だが、現場に出ると撮影もこなす、なんだかんだでプロ意識の高いオヤジ。

高橋賢丞（カメラマン/エディター）･･･主に男子を担当。スピードバレーにも楽々追従する撮影技術は吉田直伝。編集能力も高い、ガンダム大好き人間。

㈲トライマックスWebサイト

http://www.trymax.jp/