このセットさえあればすぐに水彩画が始められます。

無心になれる趣味を始めてみたい。子どもに絵を始めさせてあげたい。なにか子どもといっしょに楽しみたい。そんな人に向けてお絵描きセットを作りました。筆洗いバケツ、パレット、スケッチブック、原色絵具セット、筆セット、えんぴつ、えんぴつ削りの7点セットで、これさえあればいつでもどこでも気軽にお絵描きを始められます。

スマホやゲームを置いて、絵を描きませんか？

絵を描くことは、現代に生きる大人にも子どもにも様々な効果が期待できます。

大人にとっては

・デジタル機器から離れ制作に集中することにより心身が休まる。

・脳が活性化して閃きやアイデア力、想像力がアップする。

・論理的に考える思考力、洞察力が培われることで問題解決能力が向上する。

子どもにとっては

・目で見て、脳で考え、手を使って創作することで豊かな想像力が育まれる。

・観察力が磨かれて、いろんなことに気付いたり考えたりする習慣が身につく。

・自分で感じたことを表現することでコミュニケーション能力が向上する。

近年アート思考をはじめ、様々な分野から注目されることが多く研究が進められているアートですが科学的にも有用なことがわかってきました。気軽にできる絵を通して身近なアート活動を始めてみませんか？

※不快や不安を感じると分泌される唾液コルチゾール値を、絵を描く前と後での増減を示したグラフ（学術誌「Art Therapy: Journal of the American Art Therapy Association」より引用）

あの黄色い水彩バケツメーカーが本気で作りました。

創業1949年の坪米製作所は「黄色いバケツ」を筆頭に
パレット、文鎮、カッターナイフなど創造の手助けをするツールを製造してきました。自らの手を動かして、物を作るというのは素晴らしいことだと思います。
しかし近年、様々な娯楽が溢れる中でわざわざ絵を描く人は減少しているように感じます。創造することの楽しさを一人でも多くの人に感じてほしい、そんな思いからより「絵を描くこと」を日常の暮らしに取り込んでもらえるようなお絵描きツールを作りました。

利用シーン

「ツボヨネクリエイティブBOX」老若男女、場所を問わず様々なシーンでご使用できます。

大人も

子供も

まだ小さなお子さんにも

家の中でも

外でも

キャンプなどのアウトドアでも

仕様

すべてのアイテムは日本国内、主に大阪で製造しています。

どこの工場も古くからお付き合いがあるところで、確かな品質のものを取り揃えました。

水彩バケツをモチーフにすべてのアイテムが収納できるバケツ型バッグです。外は8号の倉敷帆布、中には水や汚れに強いターポリンを採用しました。大阪の浪速区の町工場で製作しています。黄色いバケツモチーフのイエロー、大人も持ちやすいカーキグリーンの2色作りました。

3つのある水槽は「洗い」、「ゆすぎ」、「水つけ」と用途別に分けることができます。使わない時はひとつの水槽にまとめられる携帯にも便利な筆洗いです。大阪、平野区のツボヨネ製作所で製造しています。

大阪の平野区のツボヨネ製作所で製造しています。

大阪の住吉区でツボヨネ製作所の協力会社が作っています。

筆産地で有名な広島の熊野にある老舗製造メーカーに依頼しました。

鉛筆/木の端材をつなぎ合わせた再利用した鉛筆を東京の下町で作っています。

鉛筆キャップ/東京の下町の家族工場で作っています。

大阪の松原市で作っています。

大阪に本社を置く、絵の具メーカーが作っています。

原色を混ぜ合わせて色を作る目安になるカードが付属しています。

「絵を描くこと。」について

今回このプロジェクトを立ち上げるにあたり、「絵を描くこと。」について、日本人でただ一人、ウォルト・ディズニー・カンパニー契約アーティスト【カズオオモリ】さんにお話を伺ってきました。

【カズオオモリ】氏

美大を卒業後、日本のイラストレータープロダクションに就職。その後、夢を追いかけて23歳で退職し渡米。アート系の大学に通いながら、絵コンテからパース、スケッチ、 スーパーのチラシのキャベツなど幅広いイラストの仕事をこなし、アメリカでのキャリアを積み上げていく。
仕事の合間に時間を見つけては、映画関連のファンアート（他者が創作したキャラクターやストーリーなどを元にした作品で、基本的には報酬を得てない商業的ではない作品）を描きオリジナルwebサイトで紹介し続けた。
それがフランスの『Geek-Art.net（ギークアートネット）』というポスターアートサイトの目に留まり、 アメコミダークヒーロー『Hellboy（ヘルボーイ）』の映画ポスターアートを描いてみないかとの依頼が舞い込む。 自分の全てを注ぎ込んだ作品が『Geek-Art.net（ギークアートネット）』 にて販売されはじめ世界中の映画ファン、アートファンの目にとまることになり、続いて『エイリアンシリーズ』などのポスターアート作品も手掛けるようになる。
その活動を見たアメリカのエージェント『Poster Posse（ポスターポッセ）』からオファーを受けディスニー、スターウォーズなど数々の作品を手掛ける。 そんな中、映画『ベイマックス』用の作品で、記者会見用ポスターも含め全作品が採用され、その事をきっかけにディズニー専属のアーティストに、その後ウォルト・ディズニー・カンパニーから直接契約の打診があり今に至る。

絵を描く行為は自分の居場所

しんどい事つらい事があったら絵に逃げる事ができる（笑)、自分の世界に入り込むんそれで自分を落ち着かせてくれる、 そして描くことを続けていくことで特技になっていく、絵を描くことで自分が作り出した空想の世界に入り込める。 絵を描き続けている理由はたくさんあった。
絵を描くことはゲームの世界とは違い、クリエイションを生むという。
「ゲームの世界は誰かに作られた世界、誰かが作り与えられた世界に身を置くだけでは、クリエイションは生まれない」 スマホやタブレットの様な限られたスペースでは無く、白紙のキャンバスに無限に「自由」に書くことが大切だと。

今と昔では絵を描く環境が変わった

美術大学で教鞭を執るカズさんは、近頃の生徒達の姿勢に驚きを隠せないらしい。
以前は、それまで絵を描くことが好きだという子が美術大学に入学していたと思う。が、今は「ココで学べば絵が描けるようになりますか？」と生徒達から質問があるらしい。
絵が好きで絵がある程度描ける生徒が、更にスキルアップし絵をベースに将来の事を考えたいと勉強に来るのではなく、絵が描けない生徒が絵を描けるようになるために通う。

「今の子供達は自分達の頃と比べると絵を描く時間や環境が減ってきていますね」
現在は絵画の授業時間はプログラミングやPCの授業に取って代わり、自宅での遊び方はお絵描きよりもスマホやゲームになり、絵を描く時間や環境は少なくなってきている。

家庭にもよるが絵を描く環境が無くなってきているからこそ、本企画のクリエイティブボックスが必要で需要があると良い後押しをいただいた。
「いいですね、このボックスお絵描きキットがあるだけで空想の世界に入れる！」

インタビューの続きは下記リンクになります。

https://tsuboyone.com/interview/

倉敷帆布バッグ開発ストーリー

大人になると一部の方を除き、多くの人が絵を描かなくなります。その理由の一つとして、絵を描いて純粋に楽しむことや自己表現することよりも、目で見たものを写実的にとらえることを優先させてしまうからだそうです。そうなると目で見たものと自分が描い絵にギャップを感じ「絵がうまく描けない」という思考に陥り、子どもの頃はあんなに楽しかった絵を描くことが楽しくなくなってしまう・・・

「黄色の水彩バケツ」＿多くの方が小学生の頃、図画工作の時間に慣れ親しんだ記憶があるのではないでしょうか？その黄色いバケツをモチーフにバッグを開発することで、時間を忘れてお絵描きに夢中になったあの頃を思い出してほしい。そして上手い下手とか考えずに絵を描くことの楽しさを改めて見付けてほしい。そんな思いで企画開発を進めました。

実行者紹介

ツボヨネ製作所は、1949（昭和24）現社長の祖父大森米次が大阪市生野区勝山通りにて創業しました。1961（昭和36）に射出成型機を導入し、プラスチック製品の製造開始。それ以来、「黄色いバケツ」を筆頭にパレット、文鎮、カッターナイフなどの創造を手助けするツールを作り続けています。