広島市の小中学生が、殺処分から小さな命を救うために活動しています。

【命のつなぎば】ーー広島市安佐南区にある広島松陰塾という学習塾に通う小中学生が、自分たちの手で運営しています。

日々、インスタなどを通じて命を大切にしてもらうためのメッセージを配信したり、広島市内の保護施設へ募金の寄付などを行っています。

この動画は、実際にみんなで作成し投稿したものです。

「小さな命を助けたい。」この気持ちがもっとたくさんの人のもとへ届くように、クラウドファンディングで募金の輪を広げたいと思って今回プロジェクトを立ち上げました。

プロジェクト詳細

このプロジェクトでは、協力して頂いて集まった金額をもとに広島県内の捨て犬・捨て猫保護施設で必要とされている物資を購入、寄付することを目的としています。

これまで、子どもたちはみんなでお金を出しあって募金活動を行ってきました。しかし、今の状況ではなかなか外に出て募金をすることも難しくなってしまいました。

少し落ち着いてきてはいますが、それでもこの先どうなるかわかりません。

感染拡大の影響で多くの保護施設では譲渡会が中止となりました。それはつまり、捨て犬や捨て猫たちが優しい飼い主に出会える可能性を奪われたということ。

加えて、家で過ごす時間が増えた分新しくペットを飼う人も増えているそうです。今は良くても、もしその人たちがまた家にいる時間が少なくなったとしたら。世話をする時間が無くなったという理由でペットを捨てるようなことになったら・・・。

今保護されている動物たちはもちろん、これから保護されるであろう動物たちも含めて、引き続き保護施設でたくさんの命をつないでいかなければならない。そのためにはお金や動物たちの健康を守るための食事に薬、毛布、ペットシーツなども必要になってきます。

これらの必要な物資を、子どもたちの手でたくさんの施設へ届けることができるように、大人の私たちにもできる限りの支援をしたい。子どもたちの活動がたくさんの命をつなぐことになると信じてこのプロジェクトを実施します。

家庭の事情などで保護施設にいる動物たちを引き取りたくても引き取れない子もいます。そんな子たちが、「何とか自分たちにできることはないか」と考えて【命のつなぎば】を作りました。

プロジェクトが成功し、「動物たちのためにできることをやったんだ！」という自信を持つことは、これから先の未来を担う子どもたちの心を大きく成長させてくれるとも考えています。

動物たち、未来を担う子どもたちのために、ほんの少しずつでもいいのでご協力をお願いします。

リターンについて

ご協力いただいた皆様へのリターンについて、子どもたちが作成したイラストが入った絵はがきによるお礼状、実際にお使いいただける募金箱をお送りしたいと考えています。

※画像は実際に子どもたちが作った募金箱のサンプルです。

募金箱は身近なところへ設置していただくことで、「私たちの活動が日本中の様々な地域で広がって欲しい」という願いを込めて、このような形でのお礼とさせていただきます。

主な募金・物資の寄付先

●ピースワンコ・ジャパン広島譲渡センター

他、広島市内の保護施設への寄付を予定しています。

実行者紹介

プロジェクトの実行者の香川 智志（かがわ さとし）と申します。

私は、広島市安佐南区にて「広島松陰塾」という学習塾を運営しております。

【命のつなぎば】は、この「広島松陰塾」に通う小・中学生の子どもたちにより運営されています。

ことのきっかけは、「勉強ももちろん大切だけど、そのほかにも子どもたちには心の成長につながるような活動をしてもらいたい」と考えたことです。

様々な案の中から、子どもたちがSNSを使い自分たちの手で『命の大切さ』を呼びかける、この【命のつなぎば】を行うこととなりました。

子どもたちはInstagramのアカウント『inochino_tunagiba』に自分たちが作ったイラストや画像にコメントをつけて投稿しています。

私自身は、子どもたちが投稿する記事のアイデアや今回のクラウドファンディングをはじめとする企画を行い、彼らの補佐を行っています。

私たちにできることは本当に小さなことかも知れない。

それでも、その小さなことが『大きな輪』となって広がっていったとき、子どもたちの未来、そして動物たちの未来もきっと明るくなってくれると信じてこれからも活動を続けていきます。