タートレレは世界ではじめてすべてファイバーグラスで作られたウクレレです。

From Cebu.～セブからの贈り物～
タートレレはすべてセブのDWYC社でデザイン、製造されています。

特徴その1　バック（背中）ユニークな亀の甲羅の形をしています。
特徴その2　豊富なカラー、デザインで幅広い選択肢

特徴その3 プロも木製ウクレレに引けをとらないと評価するタートレレの音色 

特徴その４　水に強い！だからプールや海での演奏もＯＫ！

それはファイバーグラスで作られているから・・・
○軽量でコンパクト
○気温の変化に強い
○水、雨に強い
○耐久性に優れている

※ファイバーグラスはガラス繊維で特殊に強化されたプラスティックです。
※水、塩水に濡れた場合はチューニング部分を洗い流し、よく乾かして下さい

私たちはタートレレは単なる楽器、ウクレレではない！そんな想いでタートレレを作っています。例えば子供の情感豊かな成長を育んだり、老後の人生を豊かにするものであったり、大人の生活に活力を与えるものであったり、タートレレはあなたの心を豊かにするなにかなのです。そのなにかをぜひあなた自身で発見してください。

　その１　家族での団欒のひと時に。  

タートレレを奏でながらみんなで歌う。そんな家族での団欒のひと時を過ごしてみませんか？コミュニケーションツールとして家族の絆をより深いものに。

　その２　子供の情操教育の一環として

音楽は子供の情操教育に効果があると言われています。情操とは人間の情に関係するものです。美、匂い、味音であったりします。音を聴くことに関しては音楽が有効なのです。特に楽器の生演奏はより効果があると言われています。

その３　仲間と楽しむ！

いつでも！どこでも！だれとでも！タートレレの奏でる音に合わせて気の合った仲間と歌って！踊って！楽しもう！

その４　新しい趣味として

休日ウダウダと過ごして気がついたら一日が終わっていた！そんなお休みをすごしていませんか？タートレレの奏でる音に身も心も癒されて下さい！きっと仕事への活力も湧いてくるはずです。

最近のPETやMRIを用いた脳の研究によると
楽器を練習すると
１）手、耳、目を使い
２）右脳と左脳だけでなく脳全体を同時に活発化するため
３）集中力が増し
４）相互に関連する情報を同時に処理するので
５）記憶力の増進
６）問題の解決能力も効率的に
７）しかも、創造的に行えるようになるそうです。

※プレミアムモデルはこちらの中から選んでください。

※ＳＷＬ（マーブル模様）プレミアムモデルはこちらの中から選んでください。

※SWLプレミアムモデルにつきましてデザイン加工の工程が１本１本手作業となるため掲載の商品写真と模様が異なりますことをあらかじめご了承ください。あなただけのオンリーワンタートトレレとなります。

お子様、お孫様へのプレゼントにいかがでしょうか？きっとタートレレをマスターして素敵な曲のお返しがあるはず！

-セブに来たきっかけは？

引退してから英語を学びに来ました。学生時代には、ろくに勉強してこなかったので、引退して自由な時間ができたこの機会に少しはまじめに勉強しようと思ってやってきました。セブでマンツーマンで英会話を教えてもらえるというのが魅力でした。もっとも英語ばかり学んでも意味がないので、ついでにクラッシックギターを学ぼうと思いました。学生時代に２か月ほど先輩のアパートに居候していたことがあり、その時、会社員だった先輩からギターを教わっただけで趣味らしい趣味を持っていませんでした。引退した後は、「アルハンブラの思い出」（指先を連続で素早く弾き続けるので、美しい曲だが難易度は高い）をギターで弾けるようになるのが夢でした。ギターの先生も英語で教えてくれるから、それこそ英語を同時に習えるので実践的だと思ったからです。退職を機会に２０１１年以降、時々セブに来ては、英語学校に通いギターを習いました。

-セブはどんなところですか？

フィリピンという国は、人口が日本の８割で１億、面積も日本の８割ぐらいですが、平均年齢がなんと２３歳と非常に若いのです。トロピカルな観光地で世界的に有名なセブは、デパートへ行ってもどこへ行っても子供や若者達で活気にあふれています。彼らはみんなフレンドリーで、気軽に話しかけてきます。お祝い事はみんな好きで、お祭りや誕生日にはたくさんの人を集めて夜遅くまでパーティーを開いてカラオケをします。経済発展が著しく、ショッピングモールやマンションが方々で建設され、東京ドーム１０個分に相当する大型のショッピングモールも一昨年にオープンし週末のイベントで賑わっています。

毎回１００人ほどの知人友人を集めてバンド演奏付きのパーティーを開けるお金持ちもいれば、月１５，０００円ほどの給料で暮らす学校の先生もいたり、挙句の果てはわずかな給料で信じられないでしょうが８人ぐらいの子供を育てている人もいます。また交差点で信号待ちをしていると、強い日差しの中で水の入ったペットボトルをたくさん肩に担いで、売りに来る人や彼らに混じって、どう見ても小学校低学年の子供達が、学校にいる時間帯にもかかわらず水や窓拭き用の簡単に縫った雑巾を売りに来たりします。セブに来るまで、これほどまでに貧富の差をまざまざと見せつけられたことはありませんでした。

ショッピングモールでは、日本と変わらない製品が、高価な輸入品として並んでおり、海外へ出稼ぎに行っている人が身内にいる家族が、出稼ぎからの仕送りを受けて買いに来ています。フィリピンでは沢山の人（１０００万人ほど）が海外に出稼ぎに行っています。彼らの国内への仕送りが、国内の景気に与える影響も大きいものがあります。しかしその他の多くの人達は、地元の人が買い物をする破格な値段の市場を利用して、なんとか衣服や食料品を手に入れ生活してます。だから、現地の多くの人たちは、少しでも収入の得られる仕事があれば働きたいと思っています。

-どうしてビジネスとしてウクレレを？

２０１３年ころギターの先生のやさしい人柄も理解したころに、先生から、ウクレレのビジネスを一緒にやらないかと誘われました。私は、ウクレレについても、ましてやその製作やファイバーグラスの知識もありませんでしたし、ましてやウクレレが果たして売れるものなのかどうか、マーケットの知識もまったく何もありませんでした。セブは昔からギターやウクレレの産地として有名でたくさんの職人さんがいます。ギターの先生が学校などに強いコネがあり、作れば売れるというし、ビジネスを始めれば人を雇うので雇用のチャンスを与えることができ、少しは人助けになるのだろうと軽い気持ちでウクレレビジネスに足を突っ込みました。

-実際に、ウクレレを作り始められていかがでしたか？

知識の全くないビジネスの道はそう簡単なものではありませんでした。
先生は、一人の職人を紹介してくれ、その彼はファイバーグラスで亀の甲羅を作っていました。しかし、ウクレレを作るとなると板と木でどうしても作らないといい音が出ないといい、結局６つ作ったところで製作にあまりに時間がかかり過ぎ、しかも予定より大幅にコストが高くなってきたので、やめました。

-ええっ、やめられたんですか？

そうなんです。その職人さん人間的にはよさそうだったんですが、２００個の予定が結局６個しか作れなくて、こりゃあダメだと。

-それでどうされたんですか？

次はファイバーグラスの専門の工場へ製作をお願いしてみました。今度はどうせ作るなら、世界で初めてのオール ファイバーグラスのウクレレを作ろうと提案して、一から作り直し始めました。しかし彼らもファイバーグラスで楽器を作るのは初めてで、当初はとても楽器と呼べるものではありませんでした。品質にばらつきがあり、様々な問題を一つ一つ片付けながらさんざん試行錯誤を重ねていきました。試行錯誤を重ねるにつれてスタッフはだんだん暗い顔になり、やはりファイバーグラスでは無理。肝心なサウンドボード（音響用の表の板）だけは木で作りたいといってきた。でも、私はオール ファイバーグラス製にこだわって、様々な実験をお願いした。それ程に、製作は困難を極めたのですが、結局２０００個以上が無駄になったけれども、今や品質も安定し、ウクレレメーカーの人たちや音楽仲間からも評価されるまでになってきました。

-結構苦労されたんですね。

-ところで、ウクレレは売れているのですか？

今は、主に高級ホテルやリゾート地や空港で販売していますが、音がいいしカメの形がかわいいと言ってくださる外国人の観光客が買っていかれます。アメリカでは、昨今ウクレレがブームになってきており、２０１０年頃には５０万台だった販売数量が昨年には１５０万台に拡大しています。若い人たちが手軽に始められる趣味として仲間の間でウクレレを楽しんでいるそうです。楽器は、右脳と左脳を同時に鍛えられるというので、徐々に今度は家庭にも浸透し始めているらしいです。

-エピソードが何かあれば？

アメリカで有名な演奏家の方たちの、レコーディングをいろいろと手掛けている人が、最初はファイバーグラスのウクレレの話に何も興味を示されなかったのですが、お見せしたところ、すぐに音色を確かめて購入されていきました。また、１０歳ぐらいの少女が、以前はゲームばかりやっていたのが、タートレレに夢中になりきっぱりゲームをやめたとか、ある時、洪水で非難しなければならないときに、真っ先にタートレレを車に積みこんだという話もありました。
またアメリカで、コンクールに出場し、自作の歌をタートレレで演奏したビデオを送ってきた人もいました。

-日本の方に向けて一言。

日本では、楽器を演奏するといえば、持ち運びが難しいピアノとか演奏するのが難しいバイオリンやギターとかがすぐに思い浮かぶでしょうが、持ち運びと演奏が容易なウクレレが、早晩、気軽に始められる趣味として注目を浴びてくると思います。世界で初めてファイバーグラスで作った亀の甲羅に似せたウクレレ、「タートレレ」は、しかし単に楽器としてだけのウクレレではなく、亀の形をしたペットとして仲間とのコミュニケーションをよりスムーズにし、家庭になごみをもたらし、人生をより一層豊かなものにしてくれると信じています。