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小瓶6種で飲みくらべ!最古の中国地酒「黄酒」(ファンチュウ)入門セット

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ストーリー

もち米、キビ、古代米、麦麹に紅麹・・・など土地によって原料が異なる中国最古の 醸造酒「黄酒」(ファンチュウ)。原料が変われば、当然、色・風味も異なります。そのバリエーションの広さは他酒にはない、黄酒の個性。その魅力を実感して頂くために、何かいいアイディアはないものか、と考え、このプロジェクトが立ち上がりました。日本未流通の中国地酒を気軽に楽しめる「黄酒6種のみくらべ入門セット」をつくります!お酒が好きな方々、どうぞご支援の程よろしくお願いいたします。

 

黄酒とは穀物を原料とし、最も古い説として7千年の歴史をもつとも言われている中国最古の醸造酒です。代表的な黄酒といえば、紹興酒。日本でもお馴染みで、中国酒の代名詞ともいえますが、紹興酒は黄酒の一種でしかありません。広大な中国には、紹興酒だけでなく さまざまな黄酒が広く流通することなく地場で愛されるに留まっているのが現状です。

▼十人十色ならぬ"十酒十色"。色も味も大きく異なるお酒たちです

 

①江南派代表 『黄中皇(ファンジョンファン)』(浙江省 紹興酒)

▼酒DATA

 産地:浙江省紹興
 製造:中粮酒業
 度数:14.5度
 原料:糯米,麦麹,鑒湖水
 味わい:柔らかな甘味、旨味の中に紹興酒特有の渋味がよいバランスとなって味の広がりを演出

6つの味覚が心地よく均衡した、"紹興酒の皇帝"。古参紹興酒酒蔵がたどり着いた紹興酒造りにおける黄金比率は、紹興酒通だけでなく「紹興酒を飲んでみたい」という入門者までをも唸らせる芳醇な味わいを生み出した。紹興酒を知りたいなら、先ずはこの一本。

 

②江南派代表『女児紅(ニューアルホン)』(浙江省 紹興酒)

▼酒 DATA

 産地:浙江省紹興
 製造:紹興女児紅酿酒
 度数:14
 原料:糯米、小麦、鑒湖水
 味わい:甘・旨味の抑えられたシャープですっきりした味わい。王道中華はもちろん、優しく繊細な味付けの料理とも楽しみたい。

古くから紹興酒造りに携わる人たちにおける常識として密かに知られている、東西における紹興酒の風格の違い。西路紹興酒は"濃厚でふくよか"に対し、東路は"さっぱり辛口"。女児紅はその東路最大の紹興酒蔵、まさに"東の横綱"。黄中皇同様にかつての六大紹興酒に数えられた銘紹興酒。

 

③北方派代表 『即墨老酒(ジーモウラオジョウ)』(山東省 青島)

▼酒 DATA

 産地:山東省青島
 製造:山東即墨黄酒厂
 度数:11.5度
 原料:黍米,麦麹
 味わい:優しいほのかな甘味と、口内に一気に充満するスモーキーフレーバーがもたらす味わいは黄酒のみならず他ジャンルにも見られない唯一無二の個性。

主原料である黍米を発酵前に焦がすように熱入れする伝統"煮粥"製法で造られる。ビールで名が知られる青島(チンタオ)において、紹興酒と肩を並べるといっても過言ではない、歴史と名誉ある北方代表黄酒。独特な風味でどんな飲兵衛にも与えるインパクトは、大。

 

④北方派代表 『黒谷干紅(ヘイグー))』(陝西省 洋県)

▼酒 DATA
 産地:陝西省洋県
 製造:陝西朱鷺酒業
 度数:10度
 原料:水、洋県黒米、糯米
 味わい:まるみのある甘味に軽やかな酸と渋味。赤ワインを彷彿とさせながら、ベリー感漂うドライでフルーティな味わい。

日本酒やワインの製法を取り入れながら先進的な黄酒を醸造する酒蔵の銘酒。葡萄のようにポリフェノールを豊富に含む黒米。そのポリフェノールを高濃度抽出、濃い赤紫色の珍稀黒米ワイン。

 

⑤南方派代表 『缸缸好(ガンガンハオ)』(福建省 龍岩)

▼酒DATA
 産地:福建省 龍岩
 製造:福建龍岩沈缸酒業
 度数:12度
 原料:糯米,薬・紅麹,山泉水
 味わい:南方の特徴らしく、まろやかな甘味があるもののクリアで心地よい口当たりは"いい塩梅"(缸缸好)。

主原料の糯米を福建省の特産物である紅麹と漢方を混ぜ合わせ造った独自の薬麹で糖化発酵。全国評酒会で紹興の酒蔵を超える最多3度の受賞数を誇る南方代表「沉缸酒」。伝統銘酒の現代版。

 

⑥南方派代表 『客家 黒姜』(広東省 梅州)

▼酒DATA
 産地:広東省梅州
 製造:渊源客家酒業
 度数:14度
 原料:黒糯米,糯米,特製酒麹,黒豆,生姜
 味わい:蜜のような濃醇な味わいから広がる生姜の香りが、余韻をすっきりとなだらかにしてくれる。

原料を惜しみなく大量に使用し、コク増しの中で生姜の辛さが心地よいバランスを保ってくれる。生姜はひとつひとつ手剥きで丁寧に行う昔ながらの手造り製法を遵守。親族経営の小さな酒蔵による限定生産、希少黄酒。

 

黄酒は主に中国沿岸部の中央~南方を中心として造られていますがエリアによって3つの派に分類することができます。今回はそれぞれの派から代表する黄酒を厳選いたしましたが、この三大派の特徴について知ることで、より黄酒の世界を楽しむことができるでしょう

 

 

 

 

「中国では紹興酒なんて飲まないよ」

「それは料理酒でしょう」

「黄酒?え?・・・?(スルー)」

本場中国ですら、このように言われることがあります。紹興酒は上海周辺では身近なお酒ですが、他の地方ではレストランに紹興酒がない、というのはよくある話です。酒蔵さん自身が、「どうしたらもっと飲んでもらえるのか?」と悩まれる姿も目の前で目撃してきました。

それでも、僕たちは黄酒に可能性を感じています。ハーブやスパイスを多用する料理や、酸味・辛みのある料理をカバーできるたくましさだけでなく、ワインのおつまみとして定番のチーズや生ハムとの相性もよいものがあったりと、中国以外の料理でも楽しめる面があると思っています。

自分自身、直営の中華料理店にて7年勤務し、目の前で料理と黄酒で楽しむ方々を目の当たりにしてきました。旨仙ユーザーの方々やお取引頂いている店舗様から直接「おいしい!」「好評だよ!」というお話を頂くたびに、味も、面白さもあるお酒なのだと実感しています。世界の文化を受け入れて楽しむ、という日本ならではの感性がそこにはあるように思います。

黄酒は個性の際立つ銘柄が多数あります。さまざま飲みくらべて頂くことで黄酒の世界を楽しんで頂けるはずです。アジアを代表とする醸造酒としてもっと知られてもよいお酒ではないかと思っています。

 

▼黄酒のイベントも開催。黄酒と料理は十分に楽しめるという実感があります

 

黄酒に携わる中で、目の当たりにしてきた現実。それは「紹興酒が苦手」という方がとても多いということ。そして、日本の中華料理店で働く方々ですらも、中国酒に興味を持つ方が非常に少ないということ。

これまで中華業界は、主に料理が普及し、最近では地方の郷土料理を追求する傾向も見られ、その文化の発展にはさらなる明るい兆しを感じます。

しかし、お酒はどうでしょうか。

最も代表的な紹興酒ですら、メニューに銘柄で書かれるものは一部。コンビニやスーパーなどには、置いてあったり無かったり。あっても隅っこに1本だけ。白酒(主に高粱を原料とした中国を代表する蒸留酒)は、おすすめすると顔を歪めて嫌がられることもあります・・・。

紹興酒が好きな方はもちろんいます。それでも、家で中華料理をする人はいても、中国酒を飲む人は明らかに少ない

「周りに好きな人がいない」

「あの、養命酒でしょ?」

「味がきつい。おいしくない」

こういうとき、なんだか友達の悪口を言われて「まぁそういう一面もあるけど、アイツはこんないいところもあるんだよ」と訂正したくなる、そんな気持ちでいます。

黄酒のことを知っている上でなら「仕方ない」と、納得はできるのですが・・・認知度はまだまだ低いのが現状です。でも、だからこそまだやれることはあるのではないか、と考えるようになりました。


 

酒中旨仙(しゅちゅううません)は日本だけでなく中国でもあまりない、稀少な黄酒専門店です。黄酒の面白さに魅せられた"旦那さん"が直接現地の酒蔵へ訪問し、交渉し、直送してもらっています。 EC(個人の方)会員は約1000人、他飲食店へも卸事業を展開し、現在は中華というジャンルに限らず全国100ほどの店舗様にお取り扱い頂いております。ミシュラン獲得のレストランからご夫婦で経営されている個人経営のお店まで、幅広い業態のみなさまに楽しんで頂いております。

 

 

実際に現地へ赴き、味見をし、可能な範囲で見学させて頂きながら、仕入れの判断をしています。酒蔵の方々との宴会は関係性構築にあたり、とても大事!白酒合戦も良い体験です(笑)

▼さまざまな種類の黄酒を試飲。ボトルデザインも検討材料の大事な基準

▼訪問の際はいつも酒蔵の方々と宴に。このあと、紹興酒で乾杯合戦しました

黄酒に関しての情報は日本にはほとんどなく、まだまだ未知なことが多いのですが、ミステリアスな面も魅力のうち、と前向きに捉えています。僕たちも未開の地を開拓するつもりで歩んでいます。

最近では黄酒で団らんできるようなイベントやオフ会なども開催しています。旨仙は"黄酒屋"として、黄酒文化にいい影響を与えていけるような存在でいられるよう、みなさんに黄酒を販売するだけでなく、集めた情報を提供し、新たな楽しみ方の提案などもしていきます。

黄酒を通じて一緒に楽しんで頂ける方はいつでも大歓迎です。まずはぜひ飲んで、黄酒のおもしろさを体感して頂きたいです。一緒に新しいお酒の世界を創り上げていくような気持ちで、今回のプロジェクトをご支援頂けたら、嬉しい限りです。



まだまだ日本で馴染みの弱いお酒、黄酒。今回は身近に感じて頂けるセットをお作りしますが、ご支援頂いたみなさまによりしっかり楽しんで頂くため、旨仙オリジナルの各種解説資料、そして黄酒ってどんなお酒なの?に答えられるような基礎知識のまとめ『黄酒虎の巻』を一緒にお送りいたします!

※ただいま制作中です

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各地の黄酒小瓶6種小瓶飲みくらべ+各酒解説メモ+黄酒の基礎知識がわかる!虎の巻
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(更新日:2019年03月01日)

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【超早割!】【先行販売・送料無料】各地の黄酒小瓶6種+黄酒解説カード+黄酒虎の巻
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・旨仙オリジナル各酒解説カード
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