アドベリーとは、ボイセンベリーという日本ではほとんど栽培されていない果実を安曇川町の特産品とするため、多くの方に親しまれる愛称として命名したものです。

生果実の大きさは約１０ｇ前後で、葡萄茶（やや紫を帯びた暗い赤味色）をしており、口に入れた瞬間広がるフルーティーな香りと、爽やかな甘さと酸味が特徴です。

生果実は日持ちが難しく（１～２日で傷む）、収穫時期（６月中旬～７月上旬）と生産量が限られているため、市場に出回ることがほとんどないことから、幻の果実といわれております。

①アドベリージャム

健康に良い成分を多く含んだアドベリーだからこそ、丁寧に栽培したこだわりの果実。これの種を取って糖度46°の低糖度のジャムにしました。

甘さ控えめでアドベリーのフルーツ感を楽しんでいただけます。

パンとの相性も抜群！ 朝の食卓に是非置いていただきたい一品です。

●食パン×アドベリージャム

②とろーりアドベリージャム

「アドベリージャム」より甘い、糖度60°の中糖度のジャムにしました。

ジャムは甘い方が良いという方にはこれがお薦めです。

ジャムでありながら、とろみを残していますのでパンだけでなく、ヨーグルトなどにもお使いください。

●パンケーキ×とろーりアドベリージャム

③アドベリーソース

「アドベリージャム」よりもとろみが少ない、糖度43°の低糖度のソースにしました。

液体ですから、ヨーグルトやアイスクリームそれにグラノーラなどに掛ければ、アドベリーのフルーツ感が加わります。

●バニラアイス×アドベリーソース

●ステーキ×アドベリーソース

地域再生の切り札として、特産品開発に取り組んでいたアドベリーの産地、滋賀県安曇川町。

弊社の社長は、女性に人気のスイーツと健康の果物としてベリーの栽培を提案すると共に、これまで国内で栽培されることのなかったベリーでオンリーワンの取り組みをとボイセンベリーを特産品として育てることを提案し、平成１５年にアドベリー生産協議会を発足させました。

アドベリーの苗は、世界で一番の産地であるニュージーランドから苗を分けていただけるように交渉に赴きました。

ジェトロ（日本貿易振興機構）などのご支援をいただき、ニュージーランドに渡って、苗を分けていただく協定を締結すると共に、栽培指導を受けて安曇川町で栽培することになりました。

ニュージーランドを訪問するだけでなく、安曇川町に何度も訪れていただき、都度、講演や農園での栽培指導それに加工現場の見学などをしていただき親交を温めてまいりました。

安曇川町のアドベリー栽培農家は、教えていただいた栽培技術をもとに、

「ニュージーランドの友に感謝すると共に恥ずかしくないような栽培をしよう」

「”健康に良い果実”と聞いたから”健康に良いつくりかた”をしなければならない」

その想いがこだわりの栽培へとつながり、日本の気候風土や土壌に合うように独自の改良加えて自信を持った果実を栽培するに至ったのです。

『アドベリー』という名は、高島市に町村合併し、もしも安曇川町の名が消えても、このベリーに掛けた思いや安曇川町の仲間の絆を残そうと名付けたもので、高島市に合併した後も市の特産品として認知されています。

水に弱く、雨に当たると傷んでしまうようなデリケートで手のかかるアドベリー。

決して楽な農作物ではないけれど、この果実を作り続けたい。

「ふるさとの名を残したい」という想いを込めて名付けられたアドベリーは私たちの宝であり、誇りだからです。

今では地元の高校生にも摘み取りから販売までお手伝いをいただきながら、特産品が作る地域活性化を若者と共に実現できる事を夢見て活動を続けています。

今までアドベリーの産地である、滋賀県安曇川町の道の駅で限定的に販売しておりましたが、今回のプロジェクトをきっかけにアドベリーの事を知り、食べて、好きになる人が日本全国に１人でも増えてくれたら嬉しいです。

アドベリーにはポリフェノール・フェノリックス、葉酸を豊富に含んでいます。

１．ポリフェノール(アントシアニン・エラグ酸)

２．フェノリックス

３．葉酸

はなつむぎベリーファームでは環境にやさしい栽培をしています

農薬に頼らない栽培をしており、毎年冬を越え暖かくなってくると農園に雑草が生えてきますが、1本1本丁寧に抜いていきます。

手間がかかる作業ですが環境や果実を口にしていただける方々を想い、農薬を頼らないというこだわりを持っています。

また、刈り取った草を発酵させて堆肥にしています。良い環境で育った草もアドベリーの肥やしにし環境にやさしい農園づくりに努めています。

栽培の流れ

アドベリーの収穫時期は6月中旬～下旬のわずか2週間ほどで、その間に手摘みで摘み取っていきます。

収穫は涼しい時間帯で。朝5時から20人ほどが一粒づつ手摘みと選別をします。デリケートな果実だけに細心の注意と、暑くなるまでの作業で品質の高い果実をお届けします。

摘み取られたアドベリーは直後に手作業で選別されます。生果実は日持ちせず、収穫したその日にのみ道の駅で販売され、県外にはほぼ出回りません。

アドベリーを摘み取った後も、作業はまだまだ続きます。収穫し終わったつるはこれ以上結実しないので、新たに生えるつるの邪魔にならないよう全て刈り取ってしまいます。

刈り取ったつるは全て廃棄物として処理します。バラ科の植物なのでつるにトゲがあり、運搬のためのトラックに積むのも一苦労です。

伸びたつるの内元気な物を、事前に建てた支柱とワイヤーに掛けていきます。日当たりが良くなってより生長し、たくさん実をつけるようになる他、除草等の手入れがより楽になります。

この状態で越冬し、5月頃に白い花が咲きます。

病気や害虫被害予防から下50cmの芽をとり、風通しを良くします。

そして6月中旬頃から2週間ほどの間、赤黒い綺麗な実がつき、摘み取りが始まります。

【3000円コース】

アドベリージャム＆ソースセット

・アドベリージャム 150g×1

・とろーりアドベリージャム 150g×1

・アドベリーソース 150g×1

【6500円コース】

アドベリージャム8個入りセット

・アドベリージャム 150g ×８

【6500円コース】

とろーりアドベリージャム8個入りセット

・とろーりアドベリージャム 150g ×８

【6500円コース】

アドベリーソース8個入りセット

・アドベリーソース 150g ×８

【7500円コース】

【9個入セット】アドベリージャム＆ソース各種3個ずつ

・アドベリージャム 150g ×3

・とろーりアドベリージャム 150g×3

・アドベリーソース 150g×3

◆賞味期限について

・アドベリージャム：発送日から4ヵ月以内

・とろーりアドベリージャム：発送日から6か月以内

・アドベリーソース ：発送日から4ヵ月以内

◆アレルギーについて

・りんご（アドベリージャム＆とろーりアドベリージャムにりんご由来のペクチンを使っています）

はじめまして。株式会社梅久の梅村勝久と申します。

私は33歳で、それまで勤めていた建設会社を退社して独立して不動産と建築の会社として、株式会社梅久を興しました。ただそれまでは、兼業農家として米作りの農業にも携わっておりました。

独立して順調に社業を続けるなかで、仕事柄、地域が少しずつ元気をなくしていることに気付き、なんとか元気になれる方法はないのかと考えるようになりました。

商工会の仲間などと特産品について考える機会も増える中で、特産品の持つ魅力について考えつきました。それは、同じ方向で物づくりに協力しながら、地域の魅力として多くの方々に伝えていくことのできる物だということ。

そして、18年前にアドベリーに行きつき、アドベリー生産協議会の会長としてそれまで海外旅行に行ったことのない私がニュージーランドに３回も渡ることになったのです。

そこまでこの果実にこだわったのは、その味わいとアントシアニン、葉酸、エラグ酸等の成分の量が魅力的だったからでもあります。

そう、その頃には、「どうしてもアドベリーを安曇川町で栽培して日本に広めたい」という夢を大きく抱きながら。

アドベリーの農園も、平成30年に新たに3,300㎡の規模の農地を加えて、この農園では昨年から収穫が始まりました。こだわった栽培してきた自慢の果実は収量を大幅に増加することになりました。

規模の拡大に伴い課題としたのは、加工品への挑戦でした。

少しでも多くの方に、この果実の魅力を知っていただくためにジャムやフルーツソースを作ること。

時あたかも、私の双子の息子が会社に入社することになりました。

息子二人も私の思いを理解してアドベリーのジャムとソースを作り、多くの方にその良さ美味しさを知っていただきたいと力を合わせて一緒に働いてくれます。

私達の新たな一歩が皆さんに喜んでいただける物づくりになるようにと願うばかりです。