シンプル is BEST をアップデートしてみせます！

シンプルなコインケースをアップデートし、新しい定番スタイルを生み出せないだろうか？

魅力的でコンパクトな商品が多数ある昨今ではありますが、WING MAKERからもこの場を借りて新しい提案をさせて頂きます。

近未来デザインを追及するWING MAKERの新たなフラッグシップ商品。

SQUARE型コインケース『Necter』をご紹介します。

ミニマムでもちゃんと使えるコインケース、妥協なく追求し続けたスタイリッシュデザイン

ライターと同等サイズと記載しましたが、実寸としては85mm×11mm×31mm（W・D・H）になります。重量わずか10gと、とにかく小さく軽く薄いのが特徴です。

スタイリッシュさとシンプルさを高次元に実現するため、キーホルダーに接続するためのリングやホックボタンなどの金具類は一切使用していません（キーホルダーにつけて使いたい方々ごめんなさい…）

今回はシンプルイズベストを追及することに専念し、コンパクトながらメインでもしっかりと使ってもらいたい。長く愛用できる、愛せる製品を生み出すことにこだわりました。

どこから見ても四角いデザインをしています。後ほど解説しますが、糸を使わずに革だけを精密ピンセットで組み上げて生産しています。革だけを組み上げることでシンプルながら統一感のあるスタイリッシュなデザインを実現しました。

Necterはどの角度から見ても本当に美しいです。ミニマリズム哲学を徹底的にデザインに落とし込み、360度どの角度から見ても美しく、スタイリッシュさを感じ取れるよう徹底して研究しました。

500円玉がキレイに入る限界サイズで設計

試作段階の商品の耐久性を調べるために普段担当者はこの商品を使っているのですが、いろんな方から声をかけられます。

知人「その小さな革のケースは何に使うの？」
担当者「コインケースなんです！」

こんな感じで使用します↓

マチを採用せず、コインケースの両脇を指で押して広げる構造を採用しました。両脇を押すとコインが取り出しやすくなります。コンパクトですが、広げるとちゃんと使える構造になっています。

コイン収納部の奥には仕切があり、奥にもレシートなどを入れておくスペースがあります。

※購入時すぐは革がまだ馴染んでおらず、個体差の影響で硬い革もございます。手前側のレザーがうまく曲がらないときは指で少し曲げてクセをつけてからお使いください。

コインはケースの手前側に収納する仕組みになっています。

仕切りの外側はサブポケットとなっており、レシートや割引券を収納したり、薄い小物の収納が可能です。

※サブポケットが圧迫されると手前のコインの収納量が減ります。

内部の構造を見ていただくと、多くの方に驚かれます。

圧倒的にコンパクトなサイズながら、28mmの500円玉もキレイに収納されています。500円玉に合わせ内寸の高さを28mmで設計しています。

最大999円（合計15枚）の硬貨を収納することも可能ですが、基本的には12枚前後の収納を推奨するスペックになります。

木組み×レーザーカットが生み出すデザインの新境地

日本のモノづくりの文化を未来に継承したいという思いから日々、昔の日本の技術について調べているWING MAKERのデザイン担当。

ある日、伝統遺産にも数多く利用されている、古来から伝わる日本の木造建築の技術について調べていました。

木組みの技術。木材の一部を様々な形に正確に切り出し、それぞれを組み合わせていくことで釘を使わずに木材だけで建築していく技術。

『『コレだ！！！！！！！』』

気づいたときは思わず声が漏れました。

レーザーカットによる加工であれば、0.1mm単位で正確に複雑な形状を切り出すことが出来る、、、

これまで培ってきたレーザーによる皮革加工のノウハウで木組みを再現することで、全く新しいデザインとスタイリッシュさを獲得できる（はず…？）

偶然再発見した木組みに感化され、同じ仕組みを革で再現するべく約1ヶ月研究にのめり込み、遂にその技術を完成させることに成功しました（なかなか思うように形にならず本当に苦戦しながらの研究でした）。

※こちらは現在販売中のLumy Neo Wingで使用している木組み部分の画像です※

精密に切り出した小さな三角形のパーツと隙間をピンセットで組み合わせることで、無縫製化を実現しています。接続部分の断面をほんの少し表面をレーザーで削ることで、完成時の組み込み部分断面も美しく見えるように工夫しています。

WING MAKERでは近未来エレガントデザインを追及するブランドのスタイルから、木組み方式はとても相性の良いものでした。

また木組み方式には様々なメリットがあります。

立体的に作り上げることで収納スペースを最大化！また根本的にほつれの問題から開放されました。糸がない革だけの独特なデザイン体験も魅力です。

わずか10gの超軽量級レザーコインケース

金具なども一切使わずに、本革と芯材の使用を最小限に抑えることで圧倒的な軽量化を果たしました。

重量わずか10g！

本革を全面に使用しているとは思えないほどに軽い仕上がりを実現しました。

厚みがなく比較的薄い構造になっているため、ズボンやスーツのポケットに入れても膨らむ心配がありません。

こだわりの天然皮革を贅沢に使用

環境にやさしい天然タンニンを使用し、最大1年かけて鞣された切り出し1枚本革を使用しています。

こだわりの本革の表面には蜜ろうや植物性油をベースとしたワックスを丁寧に塗り込み、再度時間をかけて浸透させた肌に馴染む素晴らしい手触りを実現させたオイルヌメ革を使用しています。

革の裏側にも圧着処理を施すことで毛羽たちを防止しています。

天然タンニンなめしによる本革のため、時間をかけていくとツヤ感が増していきます。軽やかで上質な、素晴らしい手触りを実感頂けます。

コンパクトさを活かした様々な利用シーン

本来はコインケースとしてのご利用を想定していますが、絶妙なサイズ感を活かして様々なシーンでご利用頂けます。

自転車や自宅の鍵を入れてキーケースに

鍵なら2本まで収納可能！一般的に普及している住宅の鍵であればほぼ収納出来ます。

横幅28mm×縦幅75mm、厚さ5mmまでの鍵であれば収納可能です。内寸の範囲ないであれば鍵を2本まで収納可能です。

USBやSDカードなど、小物入れとして

内寸サイズ以上の厚みのものは収納出来ませんが、小さなガジェット類や小物を収納しておくケースとしてご利用頂けます。

サブポケットで区切って利用することも出来るので、アイテム同士がぶつかって傷をつける心配もありません。

キャッシュレス時代の予備のお財布として

普段の生活で現金をほとんど使わない方も増えているかと思います。

Necterのサブポケットに八つ折りに畳んでお札を収納しておけば、いざという時の現金決済に利用できる予備財布としてご利用頂けます。

お札を収納する場合は八つ折りまたは半分にしたものを3つ折りにして頂くと収納出来ます。

※999円と1万円札を両方とも入れるとさすがに膨らみすぎてしまうため、コインのサイズや収納量にはお気をつけください。

※サブポケット側にお札やSDカードを収納するとコインの収納量が減少します。使い方に合わせてご利用ください。

スマホの手帳型ケースを財布代わりにしている方や、マネークリップを利用している方との相性は抜群です！非常にシンプルなコインケースですが、ダブルポケットとコンパクトさを活かした利用シーンの多さは多岐に渡ります。

商品仕様

外寸…85mm×11mm×31mm（W・D・H）
内寸：78mm×6mm×28mm（W・D・H）
重量…約10g
メインポケット収納…硬貨の場合12枚前後、最大15枚。鍵の場合は2本まで。
サブポケット収納…薄いレシートやお札などであれば収納可能。
生産国…日本
※商品サイズと重量に関しては天然牛革のため、若干の個体差が生じます。
※サブポケットに関しては厚みのあるものを入れたまま放置するとコインケース表面に跡がつく可能性がありますのでご注意ください。

使用素材

・天然タンニンなめし本革オイルヌメ（姫路レザーを使用）
・芯材（樹脂フィルム）

※金具不使用のため、金属が苦手な方でもご利用頂けます。

スケジュール

・11月12日：プロジェクトSTART
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・11月13日～：商品の量産を開始
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・12月12日：プロジェクト終了日
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・12月11～12月15日：名入れ商品の生産を実施
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・12月20日まで：最速リターン品の発送を完了予定（最速プラン30名様限定）
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・2023年1月末まで：全リターン品の発送を完了予定

※追加のリターン品が発生した場合、来年の2月以降の発送になります。予めご了承ください。

リターン内容について（最速到着プラン＆名入れサービスなど）

マッドブラックとクラシックブラウンの2種類のコインケースご用意。

さらに今回、レーザーカットによる名入れサービスもオプションでご用意しています！1つ1つ丁寧にレーザーカット刻印による名入れを行います。

商品のイメージに合うスタイリッシュな英字での名入れは、商品の世界観とマッチするフォントを使用しています。ここにもWING MAKERのこだわりがギッシリ詰まっています。

商品は2023年1月までのお届けになりますが、2022年12月20日まで（到着日ご相談可能）に発送予定のMakuake限定割引＆最速到着リターンをご用意させて頂きました。すぐに使いたい！という方はぜひこちらもご検討ください。

！全力で商品の生産をさせて頂きます！

Makuake限定価格のレーザー刻印名入れサービス

通常1650円で実施しているWING MAKERの近未来エレガントスタイルを踏襲した名入れサービスをMakuake特別価格にて今回ご提供致します。

本来はWING MAKERのブランド名が刻印されている箇所になりますが、こちらを指定の氏名に変更させて頂きます。

名入れをしたい方についてはリターン品より追加の応援購入をお願いします。

小～中規模の企業様＆団体様のノベルティとしても！

団体様向けに名入れ数無制限の特別プランをご用意！5つ以上の名入れを行いたい方はお得にレーザー刻印を入れることが出来ます。

※刻印箇所&文字数についても制限があります。名入れサービス単品での応援購入は出来ません。

パッケージについて

商品は近未来をイメージし、アルミの真空パックに封入します。またその上からヴァンヌーボVGスノーホワイトという質感の高い高級紙を合わせます。

↑WING MAKERが各所で使用しているダイヤモノグラムデザインは日本の家紋をモチーフに、日本の伝統文化のDNAを未来に残していきたいという想いから、黄金比に基づいて設計されています。

※こちらは現在販売中のLumy Neo Wingで使用しているパッケージの画像です。同じパッケージを採用予定ですが、表面のサイズ感などに変更が発生する場合がございます。

資金の使い道と革業界の可能性について思うこと

資金はリターン品の生産に使用します。余剰資金については今後の研究開発費に使用します。

レーザーカットによる皮革加工の技術は非常に地味な研究の繰り返しになります。レーザーの出力を何度も調整し、革の厚みや状態にあわせて最適なパラメータを見つけていくということを繰り返します。

なかなか研究がうまくいかず、辛い日々を送るときもありました。それでも、革製品の表現方法については実はまだ、無限に広がっているのではないか？

そんなことをずっと考えながら、この道を信じて進んでまいりました。

日本のモノづくりに少しでも貢献したく、今回頂いた応援も日々の取り組みの原資にさせて頂ければと思います。

最後に

今回登場した『Necter』。本当に小さいですが、そもそもの収納量が少ないため、使い方を考える一品となります。

しかしこの小ささの中でも仕切を設けたり、マチを使わずに指で押して取り出しやすくする工夫を施すなど、可能な限りのギミックを搭載させて頂きました。

デザイン担当者が必死に魂を削って生み出した商品になります。どうかこのモノづくり精神に共感頂ける方からの応援購入を頂戴したく存じます。

応援購入のほど、よろしくお願い致します！！

実行者紹介

近藤裕太郎（河村ケンジロウ）

2019年～2020年：コンパクトウォレットの企画をスタート。独自のデザイン哲学を用いて製品開発＆販売を実施。過去2回Makuakeにてプロジェクトを実施。

2021年：レーザーカットによる皮革の加工技術開発をスタート。

2022年：令和の虎に出演。湘南の手触りを世界へ広めるべく、これまでにない近未来デザインをモチーフにしたレザー商品の企画・開発・販売を日々継続中。