つい触りたくなる　
木製ハンドグリップでいつでもニギニギ

今回のプロジェクトは、 リビングのテーブルやオフィスのデスクトップなど手近に置くことに最適化した、新潟県産の無垢材でできたハンドグリップです。

テーブルトップ・ウェルネス　
シリーズ第２弾は、手の運動に着目

第１弾の「片付けないダンベル」では暮らしに溶け込む質感とデザインで、リビングやデスクなど長い時間を過ごす場所で気軽に肩まわりや腕の運動に着手していただくきっかけをご提案し、短期間に多くの応援をいただきました。

そして第２弾はハンドグリップ

リビングでくつろいでいるときも、デスクで仕事しているときにも、気軽に取り組める手の運動に着目しました。企画会議ではスタッフから、実感を伴った次の様な事例が報告されました。

Scene 1：僕のハンドグリップどこ行った？

バイクが趣味のKさん。最近長時間のツーリングでグリップ力の衰えを感じるようになりました。とにかく長時間のにぎる緩めるの繰り返しに慣れることだとハンドグリップを買いリビングに置いて使っていたのですが、いつの間にか家族に片付けられてしまい使わなくなってしまったそうです。

片付けられてしまった理由は？

1.ガチャガチャ金属音が耳障りだった
2.リビングでの団欒の雰囲気が阻害される
3.テーブルに置きっぱなしで邪魔

というものでした。

Scene 2：手ざわりが好きじゃない…

Fさんは、お母様に「ペットボトルの蓋を開けて」と頻繁に頼まれるようになりました。握力が衰えると何かと不便だろうと思いグリップボールをプレゼント。初めは喜んで使ってくれていたのですが、いつの間にか見なくなりました。

その理由を尋ねると

1.手が汗ばむような手触りが好きじゃなかった
2.シリコンの質感が部屋に合わないから引き出しに仕舞うようになり忘れてしまった

とのことでした。

いずれも、その存在感や質感が暮らしのノイズとなったために、運動の習慣化が阻害されてしまった例でした。

この “ハンドグリップあるある”を
無垢材の強さと優しさで解決！

手ざわり・見た目といえば、木の質感。古来から日本では建具・家具・道具の柄に使われた材質です。

木の優しい質感とキリッとした佇まいは暮らしにしっくりと溶け込みます。

長く使用してもへたらず、変色や変質もありませんので、一生ものとして使っていただけます。

でも木製ってことは、折れてしまうんじゃないの？

他に類を見ない無垢材のハンドグリップ
その特徴

弊社試験機で10万ストロークを達成しています（※1日8時間連続で使用して3.5日で達成する回数です）。疲労試験の動画をご覧いただけます。

強さの秘密はゆきぐに育ちの材質に

毎年４mもの積雪に鍛えられながら育ったブナとカエデは剛柔を兼ね備えた材質です。

ストーリオではこれまでにも材質の特徴を活かしたステーショナリーや小物、インテリアなどを提供していますが、ブナとイタヤカエデの組み合わせは今回が初めてです。手に触れる部分をブナ、曲げの負荷がかかる部品をカエデにすることで、手になじむ質感と耐久性の両立を試みました。

ストーリオ独自の曲げ加工技術

端から端まで繊維のとおった１枚板を曲げることで生まれるバネ性が、一般的なハンドグリップにおける金属のスプリングの働きに当たります。
内側のイタヤカエデには強度・耐久性を上げるためポリマー処理を施し曲げています。
外側のブナは手触りを重視しポリマー処理はせず２箇所曲げることでかかる力を分散しています。

２つの部品のバネ性のバランスで心地よい負荷に調整し、２つを接合することで反りや捩れの発生を防ぎ形状を安定させています。

握る、開くの反復に最適

木製ハンドグリップの負荷は約5kgと、握力増強のためのグリップとしては一番小さい負荷に相当します。また負荷の調整機能もありません。せっかくの無垢材のさわり心地を楽しんでいただけるよう、にぎる、ひらくの反復運動に照準を合わせました。

機能性①手ざわり

無垢の木の心地よい感触が、気軽にはじめるエクササイズをサポートします。手にあたるブナ材の部品は、無垢材そのままの感触を残しながら汚れづらくするために、撥水機能を高めた塗料を使用しています。お手入れは乾いた布で拭くだけです。

機能性②手に収まりが良い

木製ハンドグリップはグリップ部に重心があるのでバランス良く手に収まります。

機能性③長く続けられる

クッション素材が無いので、握る力がダイレクトにバネにつたわり反発が帰ってきます。スムーズな伝達がここち良く、クセになる手応えです。グリップが太めで、指の曲がりにあった形状なので反発を受ける面積が広く、手のひらへの負担が少ないため長く続けられます。

使用シーン

アスリートでもない、モデルでもない
わたしたちの運動習慣を再考する

昭和・平成・令和にかけて、レオタードにジャズダンスやエアロビクスからはじまり、ヨガ、ピラティス、ジムでのトレーニングと、私たちのフィットネスのイメージは海外から取り入れたそのままのイメージを追いかけています。

ですがアスリートでもプロのモデルでもなく、仕事に家事に忙しい身の上では、辛いトレーニングに耐えることも、コストをかけて自宅に環境を整えることも、ジムに通う時間を作ることもままなりません。理想どおりに行かない現実を残念に思う日々です。

「フィットネスには、普通に健康で長生きしたい私たちのための独自の発展があっても良いのではないか」それがストーリオのテーブルトップ・ウェルネスシリーズの企画の始まりでした。コース料理に対する家庭料理のように、身近で気軽で一生続けられること。

利用方法・操作方法

グリップ部を持って握って緩めるを繰り返します。

仕様

材質｜ブナ、イタヤカエデともに新潟県魚沼市大白川
製造国｜日本（新潟県小千谷市）
パッケージ｜ギフトボックス入り

FAQ

Q.壊れてしまったらどうしたら良いですか。
A.ご購入から１年の品質保証をおつけしています。保証期間内に正常なご使用状態においてご使用に支障を来たしました場合にはご連絡ください。保証書を添えて弊社まで返送いただきましたら、無償にて修理または交換させていただきます。品質保証サービスをご利用いただく際には品質保証書が必要となりますので、大切に保管ください。

Q.負荷はどれぐらいですか
A.市販のハンドグリップで一番軽い負荷に相当する約５kgです。感触を楽しみながら長くニギニギしていただけるよう、心地よい程度の負荷に設定しました。

スケジュール

2023/8/31：プロジェクト開始
2023/9/28：プロジェクト終了
2023/11月より リターンの発送

実行者紹介

人の生活と自然の循環との調和を目指して

現代生活で里山の木製品を使うユーザーを増やしたい。そのためのデザインを、独自の加工技術と精密なものづくりで実現する、それが私たちストーリオのしごとです。

今回は木の心地よさを手がかりに心と体に快適な刺激を与えるアイテム、テーブルトップ・ウェルネスシリーズ第2弾としてハンドグリップを開発しました。

皆様に応援購入いただくことにより、このハンドグリップの量産に取り組み、ふるさとの森の健全化を推進するとともに、スタイリッシュで快適なウェルネスのためのアイテムを皆様にお届けしたいと考えています。テーブルトップ・ウェルネスについての皆様のご意見も頂戴できれば幸いです。

応援いただきますよう、よろしくお願いいたします。