お肉を味わうための、すき焼き専用鍋

お肉の旨味を引き出し、じっくりと味わえる「焼きすき」という調理方法。人気すき焼き店「ちかよ」と燕三条のブランド「ユニロイ」が出会ったことで、ご家庭でも手軽に、本当に美味しいすき焼きが楽しめる、鉄の鋳物のすき焼き鍋が誕生しました。

母の味を再現した「すき焼き ちかよ」

江ノ島に程なく近い地に店を構える「すき焼き ちかよ」は、特別に買い付けた最上級の特選黒毛和牛リブロースを目の前で一枚一枚丁寧に調理するスタイルで人気を博しているすき焼き専門店です。

お店の名前は、店主である藤原佑太さんのお母さんの名前からとったもの。実家でお母さんが作ってくれた、牛肉のうまみを引き出すシンプルでやみつきになる味を再現しています。

お店の味を、自宅でも。

今回お届けする「すき焼き鍋」は「ちかよ」のために作られ、実際にお店でも使われているのと同じ、鉄の鋳物のすき焼き鍋。

新潟は燕三条で鋳物をつくり続ける三条特殊鋳工所こと「サントク」と「すき焼き ちかよ」がたまたま出会うことで生まれた、極上のすき焼きを味わうためのすき焼き鍋なのです。

お肉が旨い「関西風」すき焼き

そもそもすき焼きはすき焼きでも、関東と関西では大きな違いがあるのはご存知でしょうか。

関東風は焼き、というよりも「鍋」に近い形で牛肉を煮込むのが主流な食べ方。

一方で関西風は、最初にお肉を焼き味を付け、溶き卵にとってまずはそのままお肉だけを味わうという食べ方。

まさにすき「焼き」と言える料理方法で、しっかりとお肉の旨味や脂、美味しさを味わうことができるのです。

簡単なのに、こんなにうまい。

一言で関西風と言っても細かな料理方法は実に様々ですが、私たちがおすすめするのは簡単でクセになりそうなほど美味しく召し上がれる方法。

昔から変わらず、お母さんが作ってくれるすき焼きの味を再現しているから、ご家庭でとても簡単にお楽しみいただけます。

1.火にかけ十分熱してから、牛脂をなじませたら弱火にする。

2.牛肉を広げて置き、砂糖と醤油をのせる。

3.ひっくりかえし、裏面も焼く

あとは溶き卵にとって、召し上がれ。

たったこれだけ、とてもシンプルなのに噛み締めた瞬間に思わず唸ってしまいそうなほど、口の中にじゅわっと牛肉の旨みがひろがる贅沢な食べ方です。

お肉を焼いたあとの鍋は、旨味や脂が溶け出した状態。

肉を焼くのに満足したら、葱や春菊などお好きな野菜をのせて割下を注ぎ、鍋を楽しんでもまた良し。

鍋になってからお肉を加えれば、関東風のすき焼きも楽しめて一石二鳥、というわけです。

すき焼きが美味しい、鍋の秘密

すき焼きの鍋といえば、鉄の鋳物。

高温でしっかりと熱を蓄えることのできる「鋳物」は熱が均等に伝わりやすく、熱ムラが生じにくいのが特徴。

さっと火を通すことで、素材の美味しさを閉じ込めることができるのです。

鍋のように、あれこれと素材を投入してもムラなく素早く火を通し、温度変化を少なく抑えることができるのもポイントです。

軽いのに、鋳物の性能を引き出す厚み。

「すき焼き鍋」は、厚みにもこだわりがあります。

鋳物の性能をしっかり引き出しつつも、扱いやすい軽さを実現するため、底は2.5mm、側面は1.5mmに設計されているのです。

世界でも類を見ない軽さを誇る鋳物ホーロー鍋としておなじみ「ユニロイ」を手掛けるサントクだから作ることができた、極薄なのに丈夫な仕様です。

「すき焼き鍋」は一般的なすき焼き鍋とは異なる、お皿のように側面がひろがっている形。

鍋を囲むみんなが隅々まで見やすく、料理を華やかに演出するデザインで、食卓にそのまま置いて使用しても見栄えのいいデザインです。

燕三条の鋳物屋と「ちかよ」の、偶然の出会いからうまれました。

製造を担当している「サントク」こと三条特殊鋳工所は、金物の街・燕三条で昭和36年に創業した老舗の鋳物屋です。

様々な機械部品の製造を主軸として成長し、近年になって半世紀以上もの時をかけて培ってきた技術を活かしたキッチンウェア事業部を立ち上げました。

部品作りの薄肉技術を応用し、軽くて便利な鋳鉄フライパンを製造。さらに世界でも類を見ない軽さを誇る鋳物ホーロー鍋「UNILLOY (ユニロイ)」を開発。「とにかく重い」が当たり前だった分野に一石を投じ、日本だけならず世界から称賛を頂きました。

そんなサントクと「すき焼き ちかよ」が出会ったのは、偶然のことでした。

「熟成兄弟」こと「ちかよ」店主の藤原さんが、熟成肉をつかったサウナ飯をサウナイベントで提供していたことがきっかけに。サントクの鋳物製品を使って何か面白い取り組みができないか、ということでお話を持ちかけさせていただきました。

「ちかよ」の開店を控えていた藤原さんは「だったらオリジナルのすき焼き鍋を作ろう」と意気投合。

検討を重ね、贅沢にお肉をひろげて使える内径25.8cmという大きさ、シンプルながら華やかな印象のお皿型デザインを開発するに至ったのです。

「三条特殊鋳工所」のロゴは藤原さんたっての希望でもありました。

「お店の名前を入れるのは、なにか違うと思ったんですよね。うちのお店のものというよりは一人のユーザーとして、鍋自体がかっこいいものになるよう作っていただきました」

鋳物の持ち味を活かしつつ、扱いやすい軽さの「すき焼き鍋」。サントクの技術がいかんなく発揮されている自信作です。お肉の美味しさを引き出す、すき焼きの新しい楽しみ方をぜひお試しください。

リターンについて

■すき焼き鍋 本体

サイズ：外径Φ283mm、内径Φ258mm、高さ29mm

肉厚底面2.5mm、他1.5mm、底面径Φ222mm

重量：1.1kg

容量：1.2ℓ

材質：ダクタイル鋳鉄（600度耐熱シリコーン塗装）

オール熱源対応：ガス、IH、シーズヒーター、ラジエントヒーター、直火、炭火等
（電子レンジはご使用できません）

■特選黒毛和牛

こちらのお肉は、店舗のモノと全く同じ特選黒毛和牛ロース肉となります。

東京食肉市場で旬のお肉を買い付けており、その時期に一番の和牛銘柄をご用意しております。

こちらの最上級の特選黒毛和牛リブロース厚みは2.9 ㎜。肉職人の手によって1 枚1 枚丁寧にフィルム梱包しています。

一般的なすき焼き肉は肩ロースを使用し、厚みは1.5 ㎜~2 ㎜と言われていますので、厚みのあるリブロースが特徴です。

賞味期限：お届け後3か月以内を目安にお召し上がりください。