プロジェクト概要

急須や湯呑みといった従来の陶器は売上が落ちており、三重県四日市市の伝統工芸品である萬古焼の窯元が新しくチャレンジして作り上げた新製品の遠赤ドリッパーの認知度をあげ、萬古焼を沢山の人たちに知ってもらうプロジェクトです。

特許申請中：特願2021−111177

プロジェクト詳細

濃いコーヒーが好きな方へ、美味しく入れられる遠赤ドリッパーが出来ました。

商品の仕様としましては、マクアケ専用に商品開発を行い使用する豆の粒度を中挽きまたは中粗挽きだったものを中細挽きまたは細挽き用になっております。これはペーパードリップ用を8としエスプレッソ用を4とすると6に対応するものです。

仕様としては、ステンレス製の極細線網（メッシュ部分）を使いペーパーフィルターレスを実現しました。これにより、ペーパーフィルターに油分が吸着されたり、ペーパーの雑味が出てしまうととがなく、豆本来の味わいあるコーヒーを淹れることができます。

しかしながら、ステンレス製の極細線網を使用しておりますので、エスプレッソ用のコーヒー粉を使いますと目詰まりしてしまいます。また、目詰まりして直接ステンレス製の極細線網に触れてしまうと変形したり、外れたりしてしまう可能性があるので、ご注意ください。

また、釉薬は「金結晶釉」を使い、落ち着いた陶器の味わいのディテールになっています。取っ手のデザインもより掴みやすい形状としました。

なお、金結晶釉の色合いは以下の写真でご確認ください。

メーカーは、山田セラミックスエンジニアリングになります。

陶芸家の祖父「山田昌仙」が始めた工房を引き継ぎ、父が個人で経営している会社です。昔ながらの商品では衰退していく陶器業界を立て直すべく、特許出願し新しいデザインの急須などをお茶屋さんを中心に製造・卸をしています。蓋の落ちない急須（マジック急須）は在京キー局の朝の情報番組にも取り上げられたこともあります。

ペットボトルの普及から、自分で家でお茶を淹れる機会が減少するとともに急須や湯呑みの需要も減少していき、新しい市場への第一歩として、知り合いのカフェーバウリスタの方からヒントを得て、遠赤ドリッパーの開発に至りました。

急須や湯呑みだけでない萬古焼の商品を手にとっていただき、コーヒー好きな皆様の声を沢山聞かせていただけると今後の励みになりますので、是非とも応援よろしくお願いします。

利用シーン / 利用方法・操作方法

16gのコーヒーを遠赤ドリッパーに入れ、マグカップにセットしたら、約90℃のお湯を250ml優しく注ぎ、４から５分かけて抽出してください。

およそコーヒーカップで1.5から2杯分になります。

また、最大50gは遠赤ドリッパーにセット可能なので、マグカップの代わりにコーヒーサーバーへドリップすることでコーヒーカップ6杯分のコーヒーを作ることもでき、サポーターの皆様のコーヒーライフにあわせてお使いいただけるのではないでしょうか？

もっと濃い味わいが好きな方は、コーヒー粉の分量を増やすか、お湯の量を減らすなどお好みで調整ください。

コーヒーと共に食べるパフェはたまりません。こんな感じで遠赤ドリッパーで淹れたコーヒーを楽しんでください。

なお、抽出が終わりましたら、なるべく早くコーヒーのかすを水道水で洗い流してください。遠赤ドリッパーのメッシュにかすが付着していないか確認してから乾燥させてください。

また、洗い流すのに時間がかかってしまった場合は、遠赤ドリッパーを充分水に浸してから水道水で洗い流してください。

仕様

従来のものより細かく挽いたコーヒー豆用で、マクアケ先行販売の遠赤ドリッパーです。

ボディが強い味わいを好まれる方向けに開発した「細挽き・中細挽き用」のドリッパーとなっております。

ペーパーフィルター用を8番、エスプレッソ用を4番とすると6番で挽いてもらうと丁度良いです。

なお、エスプレッソ用の極細のコーヒーを使うとフィルターに詰まってしまう可能性がありますので、お気をつけください。

また、極細線網（メッシュ部分）は触らないようご注意ください。メッシュが変形すると上手くドリップ出来なくなってしまう可能性があります。

マグカップの上に遠赤ドリッパーを乗せたまま移動させると遠赤ドリッパーが落下してしまうことがあるので取り扱いに注意してください。

サイズは、直径約100mm、高さ約85mm、重さ約200gです。

生産国は日本です。

スケジュール

2022年の4月のリターンに向けて、3月から少しづつ商品の制作に取り掛かります。

ひとつの窯で100個（1ロット）焼くことができるので、2〜3週間で生産することができます。そこから生産者から納品を受けて個別発送作業に入ります。

4月上旬に窯出し、4月下旬には第一ロットの発送を行う計画です。

リターンについて

遠赤ドリッパーの希望小売価格5500円（税込み）

・40個限定早期割20％OFF 税込み送料込み：4400円

・4月発送分60個 税込み送料込み：5500円

・発送5月以降 税込み送料込み：6500円

資金の使い道

生産者が先行投資した石膏型の型代の回収と生産者への現金還元。

テストマーケティングも兼ねているので、ネット販売準備資金として活用します。

実行者紹介

実行者の山田財士です。
父の生産する陶器を多くの人に知ってもらい、そして届けたいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。いわゆる親孝行プロジェクトです。山田セラミックスエンジニアリングで生産する「遠赤ドリッパー」を息子である私が宣伝し発送いたします。