日本のもの作りをもう一度考えた、

三角な焚き火台。「さんかっけー」

数ある焚き火台やBBQコンロ。デザインや、コンパクト、組み立て式、などの違いはありますが、ほかに大きな違いは？

いろいろな案が出尽くされてしまっている焚き火台に、

新しい何か、それを求めて、チャレンジすることにしました。

製作にあたり、要求条件は、

◆コンパクト

◆頑丈(すぐ壊れない)

◆使いやすい

◆日本のものつくりであること。

これが条件です。

出来上がったのが

三角な焚き火台、「さんかっけー」

「さんかっけー」6つのこだわりPOINT！！

1. 不思議な3という数。超簡単組み立て式

3は不思議な数字。物を固定するのに必要な保持数は３点(機械設計の基礎)。丸に続き、三角が一番少ない辺の数。3は幸運、安定、繁栄を表す吉数。3大○○～、三権分立、ベスト3、etc。3という数字は日本人になじみ深い数字です。

そんな3を取り入れた焚き火台が、焚き火台「さんかっけー」です。

上から見ればきれいな正三角形です。

材質はSUS304 板厚2mm。鉄よりも耐久性に優れております。

コンパクト、そして頑丈です。

2. なぜか話が弾む

向き合うとなぜかしゃべりにくい時ありません？仲良くても、なんだろう…。

焚き火を見ながら、ぼーっとしたいとき、正面に人がいるのも…。これなら、安心です。そう。正面に人がいないから。少しずれただけでこんなにも違うのかと驚くでしょう‼そして必ず3人の中心には火と、おいしい肉が。かといって周りの人が見えないわけではない。心地よい、スペースになります。話が尽きません。

3.ゆったり自分のスペース。

四角のバーベキューコンロに座った時、窮屈と感じませんか？

この図を見ると、いかにゆったりとしているかわかります。3人のメリットは自分のスペースがしっかり確保されていること。四角のものと比べて圧倒的に広くなります。また図からもわかるように正面に人がいない。それだけで圧迫感が全く違います。

だからまったりと、素敵な会話が続きます。これはぜひ体感してください。

4.炭の投入楽じゃない？

名前は焚き火台「さんかっけー」ですが、使っていただきたいのがBBQ。岐阜県のBBQコンロ購入率日本一とか。（※2015.07-2016.06 ヒマラヤスポーツ調べ）

確かに岐阜県民は川に行けばBBQ、みんな集まればBBQ。

さて、三角形の網はあるのか？といった疑問。申し訳ありません。ないです。

丸網と四角網を使ってください。おすすめは丸網。大き目の網を使えば、肉の避難場所にもなります。

この時、隅が空きます。そう。網をしたままでも、ここから炭を投入できます。

BBQをしているときに追加の炭を入れるとき、網を外す作業。これをなくします。

5.網がおちません。

載せただけの網、落ちるじゃないですか？そんな声が聞こえてきそうです。

網は落ちません。落ちないような工夫が施されています。

三角の各辺の中央に出っ張りがあり、網を引っ掛けられるため、落ちにくい構造となっております

6. 灰の処理いやだな…考え方をリセット。

「家がウッドデッキだから、そこでできるようにしてくれませんか？」

と作成途中にご要望を受けました。

確かにこれではできない。組み立て式だから、火の粉は少し落ちる。

足の長いタイプや、箱になっているタイプなら、芝生や、ウッドデッキの上でもまだ可能だ。

熱くない、高さ、灰…

考え方をリセット。

コンロと床との間に距離があり、下に水があれば…

悩んだ結果導き出したのがこれです。

そう。ペール缶の上に置けるようにしよう。これは弊社商品climbingDripperの応用です。

BBQをしているときに私が一番嫌なのは灰。

コンロにたまった灰。この処理も大変手間がかかる。

そう。灰をたまらなくすればそれは解決します。

ということで、上から見たときに、中心に穴が開くような形状に。

これなら灰は落ちます。ここに底板を配置すれば灰だけが自然と落ちていきます。

直接地面で行うときはもう一枚下の板を入れます。ペール缶を使う場合と使わない場合。

どちらもできます。

下にペール缶を置くことで、灰はペール缶にたまっていきます。

ペール缶に水を張っておけば落ちた灰は消火。これなら、ウッドデッキでも、芝生の上でも快適に使用いただけます。

ペール缶を置くことで高さも高くなります。

灰が落ちていくことで、コンロの中は常に新鮮。

炭を消化したいときは、上から水をかければ、ペール缶にそのまま流れ込み、床を汚しません。

通常のコンロに比べて圧倒的に手間が減ります。

もちろんペール缶の上で安定します。落ちません。

さらに、ばらばらにすればペール缶に収まります。

最後に。。

この商品の名前

焚き火台「さんかっけー」には

1.見たまんまの三角形状

2.○○さんかっけー(かっこいい)

3.参加

を含んでいます。

特に3の参加。

日本でのものつくりにチャレンジしたい。

そんな思いで皆様が参加してくださり作り上げたものです。

企画設計する者、ものつくりのスペシャリスト、実際に使用するお客様。この3つの要素がうまく機能したとき、素晴らしいものつくりができるのではないでしょうか。

このプロジェクトを始めとして、日本で我々中小企業が勝てる新しいものつくりの仕組みを作っていきたい。

1社で行う物つくりには限界があります。製造業だけの物つくりは自分よがりの製品に。だからこそ生の声を取り入れたものつくり。

この焚き火台「さんかっけー」にはそんな思いをのせています。

ぜひこの日本での物つくりに応援をよろしくお願いいたします。

2022年7月27日（水）マクアケ スタート

2022年8月21日（日）18:00 応援購入期間終了

2022年11月 商品お届け

※「さんかっけー」には網はついておりませんのでご用意をお願いいたします

セット品のご紹介

①ククサマグ（名入れ有）

アウトドアで人気のククサカップ。

特別なマグカップで特別な一杯を堪能ください。

私のお勧めはウィスキーをロックで。

おうちで、アウトドアの雰囲気も味わえます。

珈琲の味の決め手は、気持ちと、雰囲気？

●材料：ラバーウッド

●サイズ：外寸約15.5cmx8.5cmx高さ6.5cm

●注意：

製品本来の用途・目的に沿ってお使いください。 火のそばや直火・オーブン等の使用はしないでください。 電子レンジや食器洗浄機・乾燥機の使用はしないでください。 水またはお湯（ぬるま湯）に長時間浸すのは厳禁です。（つけ置き洗い）​​

②ステンレスマグ（名入れ有）

名入れ付ステンレスダブルウォールマグ。

無駄のないマグカップ。オフィス、登山、キャンプ、アウトドア活動にもピッタリ。名入れ付だからプレゼントにも最適です。

溶接構造だから頑丈です。

◆材料

ステンレス

◆サイズ

飲み口部8.5cm高さ8.5cm

◆注意

食洗器可/電子レンジ不可/直火不可

今回の商品開発の動機は、ただ私(和田)がBBQ好きで、もっとこう、自分が使ってワクワクするものが欲しいというのが始まりなのかもしれません。

話は変わりますが、

最近、コロナの影響や世界的な情勢、ウクライナの戦争、円安。半導体不足、輸入品の停滞と高騰。不安なことばかり。

私たち日本のものつくりは一体どうなってしまうのか？私は機械の設計屋であるためそんな危機感がすごくあります。海外に頼るのではなく、日本で持続可能的にものを作ること、このことはとても大切なことなのでは。日本産業の空洞化を真剣に考える必要があるのでは。

そんな時に同じ思いの方々が共感してくださり、プロジェクトがスタートしました。

ものつくりの地、愛知県から2社、アウトドア好きから一人。

ものつくりの専門家 ㈲榊原工機 ㈱旭金属

アウトドア好き Ichie 代表

設計屋 ㈱やらせっけい

ただやはり私たちのものつくりは自分達本位のものつくり。できたものを売るというダメな典型でした。そんな時に、焚き火とキャンプ好きの会(Facebook)管理人さんも参加してくださり、お客様、使用者目線での開発が始まりました。

こうして出来上がったのが

焚き火台「さんかっけー」です！

会社名：株式会社やらせっけい

代表者：和田 尚己

所在地：〒509-6114
岐阜県瑞浪市西小田町1丁目75番

事業内容：

機械設計
FA設備全般
レーザー刻印
UVプリンター
CO2レーザー

D2C事業 Gifu-Gift

Gifu-Gift 「やらせっけい」とは

株式会社やらせっけいは2018年岐阜県瑞浪市でスタートしました。

お会いした多くの方が やらせっけい って何？と言われます。

やらせっけい の由来は、大学時代に方言丸出しの私につけられたあだ名です。私の住む地方 東濃地方 では語尾に ～やら とつけます。

それがおかしかったのか、私は やら と呼ばれるようになりました。

最初は嫌でしたが、愛着がわいてきました。

そんな私が、地元で仕事を始めたらやはりこの やら をどこかにつけたいと思い、取り入れることにしました。

やらせっけいでは、地元岐阜県の魅力を発信できるよう、地域密着型の商品を主に展開していきます。

岐阜県には雄大な自然があります。この自然を生かした商品を開発していきます。

岐阜県の魅力的なメーカー様と協力しながら、

皆様がワクワクできるような商品を、おとどけいたします。