旨味がギュッとつまり、身入りは抜群。豊前海が育んだ『豊前海一粒かき』を贅沢に使った、簡単便利な“混ぜご飯の素”が出来ました。

旨味がぎゅっと詰まった『豊前海一粒かき』とは？

『豊前海一粒かき』とは、福岡東部から大分北部にかけて広がる“豊前海＝周防灘”で育てられているブランド牡蠣のことです。この豊前海は遠浅が広がる好漁場で、栄養豊富な海は牡蠣の養殖にも適しています。

身がギッシリ詰まり、旨味たっぷりの『豊前海一粒かき』を贅沢に使った混ぜご飯の素。それが、私たちよかろうが作った『豊前海一粒かき 牡蠣ご飯の素』です。

創業から60年。培ってきた、混ぜご飯の味

私たちよかろうは、福岡県豊前市で昭和34年から食堂や仕出し、お惣菜のお店などを営んできた会社です。

看板商品は『かしわ飯』。鶏肉をベースに、ごぼうやこんにゃく、人参、椎茸、油揚げなどを醤油・みりん・砂糖などで甘めに味付けしてご飯と炊き込んだ郷土料理です。

味付けの決め手はお醤油。地元豊前市にある複数の醤油蔵から3種類のお醤油を仕入れ、試行錯誤の結果たどり着いたオリジナルの配合で、コクや深みを出しています。

近年では自宅で手軽に楽しめる“混ぜご飯の素”を開発し、かしわ飯の素・はかた地どり飯の素・牛すじ飯の素など、九州の美味しい食材を主役にした商品を年間約15万袋、手作りにこだわり続けて製造しています。

特産の牡蠣で、美味しい混ぜご飯が作りたい

「こんなに美味しい牡蠣なのに、加工品がない…」

『豊前海一粒かき』が本格的にブランド化されたのは、1999年のこと。そこから20年以上が経ち、直売店での販売や牡蠣小屋など、たくさんの地元の方・観光客の方が牡蠣を味わってきました。

ですが、加工品はあまり開発されていませんでした。

『豊前海一粒かき』は身入りが良く旨味も強いため、加工品にしても美味しいのが特徴。この牡蠣をもっと沢山の人に知ってもらいたいという想いから、私たちよかろうは“混ぜご飯の素”の開発に着手しました。

ついに出会った、うめざわ水産の絶品牡蠣

混ぜご飯に合うような、味わいや旨味が強く、しかもサイズもベストな牡蠣を探し、豊前市や漁協の協力を仰ぎながら漁師さんを探しました。そして出会ったのが、地元豊前市で牡蠣漁師をされている『うめざわ水産』の楳澤健さんです。

試しに頂いた牡蠣は、身がギッシリ入り、ぷりぷりで美味。旨味や出汁もしっかりと感じられ、『これだ！』と思いました。

手間と時間を掛け、豊前の沖で育てる牡蠣

商品に使うからには、納得できるものを選びたい。うめざわ水産の楳澤健さんにお願いし、牡蠣の筏（いかだ）に連れて行ってもらいました。

豊前沖に大きな牡蠣の筏が6基。栄養豊富な豊前海で、時間と手間を掛けながら牡蠣を育てられています。

ロープに種付けした牡蠣が、順調に育っているそう。牡蠣を持ち上げているのが、漁師の楳澤健さんです。

6基の筏の下には、合計3トン分もの牡蠣が。生育状況を逐一見守り、手入れをしながら、冬の水揚げを待っています。

大雨や台風、海の栄養の状態など牡蠣養殖は難しいことも多いのですが、そんな中でも身入りが良く美味しい牡蠣を手間を掛けて育てていることが分かりました。

楳澤さんの牡蠣は評判が良く、遠方から買いに来られる方や通販で購入される方も多いのだとか。同じく福岡県内の牡蠣産地である糸島からも、「ここの牡蠣が美味しいから」とわざわざ買いに来られるお客様もいらっしゃるそうです。

牡蠣の味わいを活かす味付けを、試行錯誤

味付けは本当に苦労しました…。

これまでのよかろうの商品は、どちらかというと濃いめの味付けが中心でした。しかし醤油が濃いと牡蠣の風味や出汁が生きない。また、ただ薄くするだけでは美味しさが足りない。

よかろうの調理・開発担当である田原は、割烹や料亭、ホテルのレストランなどで腕を磨いてきた職人。何度もリテイクを出し、素材や配合を変えながら、牡蠣を活かす味付けを探し続けていきました。

ついに出来上がった、自信を持てる味

そして数ヶ月の試作を終え、ようやく一つの味にたどり着きました。

牡蠣の出汁や旨味を活かす、醤油の配合。牡蠣を邪魔せずに食感を加える、脇役のえのき。おいしさを引き立てながら、後味に絶妙な風味・香りを残す柚子と針生姜。

よかろうが、今作れるベストな味が出来ました。これなら自信を持って、皆様にお届けできます。

※パッケージや成分検査などはまだまだこれから。追って続報としてお伝えさせていただきます！

≪食べ方や利用シーン≫

①ご飯を炊く（2合）

まずは通常の水加減でご飯を2合炊いてください。

②パウチを湯煎する

炊き上がる5分くらい前から、牡蠣ご飯の素のパウチを湯煎して温めてください。もちろん湯煎しなくても大丈夫なんですが、温めるとよりご飯に馴染みやすくなります。

③パウチを開ける

ご飯が炊き上がったら、温めたパウチの中身をご飯の上に出し、炊飯器の蓋を閉めて3分ほど蒸らします。

④ご飯に混ぜ込む

蒸らし終わったら、ご飯に混ぜ込んでください。ムラなく混ぜ込むのが美味しく召し上がって頂くポイントです。

“混ぜ込みご飯”の素なので、炊き上がったご飯に混ぜるだけで簡単に召し上がって頂けるのが特徴。

「牡蠣の混ぜご飯を作りたいけど、手間が掛かる…」「もう一品加えたいけど、時間がない…」「お客さんが来るから、ちょっと豪華な食事を出したい」「手軽にこだわった美味しいご飯を食べたい！」

そんなときに、ぜひお使いください！

≪仕様≫

内容量は170gで、ご飯2合用です。高圧・高熱によるレトルト処理を掛けておりますので、常温（直射日光を避け）にて製造から180日間の保存が可能です。（今後の検査状況で賞味期限はさらに長くなる予定です）

≪スケジュール≫

商品の発送は1月末～2月を予定しております。

牡蠣の水揚げは12月から始まるため、年末から水揚げされる新鮮な美味しい牡蠣を使い、商品を作らせて頂きます！

≪リターンについて≫

牡蠣ご飯の素はもちろん、よかろうの各種混ぜご飯の素や、うめざわ水産の生牡蠣なども組み合わせて、様々なリターン商品をご用意しております。ぜひお好みのセットをお選びください！

※webサイト上・店舗での正規販売は、全てのリターン発送が終了し、かつ在庫状況を見てスタート致します。

◆かしわ飯の素

よかろうが昭和34年の創業時から味を変えずに作り続けてきた看板商品です。かしわ飯とは福岡の郷土料理で、かしわ（鶏肉）とごぼう、人参、椎茸、こんにゃく、油揚げなどを、甘めの味付けでご飯と炊き込んだ家庭料理です。よかろうのかしわ飯はお醤油にこだわっており、地元福岡県豊前市の2つの醸造元から3種類のお醤油を仕入れてブレンド。他では出せないコク深い味わいや甘みを生み出しています。

◆はかた地どり飯の素

よかろうの看板商品であるかしわ飯の素の鶏肉を、福岡の地鶏『はかた地どり』に変えて作りました。福岡は地域柄、筑前煮や水炊き、焼き鳥、かしわ飯など鶏料理が多く、これらに合うように作られた地鶏です。地鶏ならではの出汁や旨味がしっかりと出ており、かしわ飯と比べると贅沢な味わいに仕上がっています。

◆熊本県産 牛すじ飯の素

熊本地震の復興支援を目的に作った商品です。熊本のあか牛や黒毛和牛などの牛すじを使っており、牛すじ独特のしっかりとした出汁・風味が特徴。隠し味に少量の唐辛子と生姜を入れており、すっきりと後味に香ります。牛すじはアキレスではなく挽きすじを使っており、かつ高温・高圧で調理しているため、お子さんやご年配の方でも召し上がって頂けます。

◆豊前海産 鱧飯の素

豊前海一粒かきと同じく、豊前海で水揚げされる高級魚『鱧』。大分県の中津市や京都・大阪などでよく食べられている魚です。鱧は淡白ながら旨味が強く、骨から上品な出汁がとれます。この出汁を活かし、薄味ながら香りが良い、料亭の〆の御飯をイメージした味に仕上げました。隠し味に少量の柚子胡椒を加えており、ほのかに柚子が香ります。

◆黒胡椒香る 鶏きのこ飯の素

香りの舞茸・旨味のしめじ・食感のエリンギ。3種類のきのこを贅沢に使った混ぜご飯の素です。味付けの決め手は黒胡椒。ピリッと大人の味に仕上げています。胡椒が好きな方は、“追い黒胡椒”もオススメ。またご飯に混ぜ込む際にバターをひとかけ（10gくらい）入れて混ぜて頂くと、コクや風味がプラスされてより美味しくなります。

◆うめざわ水産の生牡蠣（チルド発送）

豊前市の牡蠣漁師さん、『うめざわ水産』が手間と時間を掛けて丁寧に育てている牡蠣です。豊前海の牡蠣は身入りが良いのが特徴で、殻の中に身がぎっしりと詰まっており、殻付きで出荷されることから“一粒かき”と名付けられています。旨味が強く、濃厚な味をぜひご自宅でお楽しみください。生牡蠣は専用の箱に入れ、食べ方が記載された紙と殻を開けるためのナイフを同梱しております。（生ものですので、到着後は早めにお召し上がりください）

≪資金の使い道≫

皆様からお預かりした資金は、商品の量産やパッケージデザイン、製品検査などに活用をさせて頂きます。

≪実行者紹介≫

◆うめざわ水産

楳澤健

◆有限会社よかろう

白石雄大（商品開発・マーケティング責任者）

田原伸二（調理・開発責任者）

◆開発担当の想い

「商品開発担当の白石です。今回の『豊前海一粒かき 牡蠣ご飯の素』は、過去の商品の中でも特に開発に苦労しました。

牡蠣を使った炊き込みご飯や混ぜご飯の素は、世の中に多々あります。その中で、よかろうならではの味や牡蠣の美味しさを活かせる味を探すことに時間が掛かりました。

醤油が強すぎれば牡蠣の風味が生きず、かと言って薄くてもよかろうっぽさが出ない。いい塩梅の配合を何度も繰り返し、薬味に柚子とはり生姜を加えることで牡蠣が生きるベストな味付けが仕上がりました。

また、豊前海一粒かきの出汁・味は素晴らしく、他に出汁を加えずともご飯全体を牡蠣の旨味と香りが包んでくれます。牡蠣好きの方にはきっと喜んで頂ける商品が出来上がったと、自信を持ってお届けできます。

春先にはよかろうの定番季節商品として展開する予定ですが、まずはMakuakeで応援してくださった皆様に、この美味しい牡蠣ご飯を味わって頂きたいです」