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奈良県・吉野町の本気。米生産者と3つの老舗酒蔵がつくる新清酒ブランド「吉野正宗」

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ストーリー

  1. 人口減少による遊休農地の増加に歯止めを。土地の魅力を新たに発信する町おこしプロジェクト
  2. 米の生産者、町内の3つの老舗酒蔵が初めて連携し、町役場の協力得て新銘柄「吉野正宗」誕生
  3. 同じ米を使い、それぞれの蔵の醸造方針によって造られた味の違いを楽しめる3本セット発売

奈良県・吉野町は、かつて「神仙境(=神様や仙人が住むような理想的な土地)」と呼ばれ、不老長寿伝説が生まれたほど豊かな自然に恵まれた場所です。

この町では、大峰山系を中心とする豊かな水を活かした米作りが行われております。また、町内には100年以上の歴史を持つ老舗酒蔵が3蔵あり、吉野の歴史と自然を背景にした酒造りが続けられています。

今回のプロジェクトでは、米の生産者と吉野を代表する3つの酒蔵が手を組み、町の協力のもとに吉野正宗という新たな清酒ブランドを立ち上げました。

吉野正宗の酒は、狭くて活用しづらい吉野町の「遊休農地」を利用し、そこで育てた酒米を使って3つの酒蔵がそれぞれの味に仕上げています。

味わいを楽しめる3種の飲み比べセットを通じて、吉野町の魅力を感じていただきたいです。

町長 中井 章太

「本プロジェクトを立ち上げた背景には、町が抱える悩みがあります。吉野町は、2000〜2020年の20年間でじつに44%もの人口減少が起きています。もともと町内の農家は、販売目的ではなく自分たちで消費するための自給的農家が主だったため、それに伴い耕作を放棄されてできてしまった「遊休農地」が増えてきました。そういった農地は田んぼ自体の面積が狭く、広大な農地で米作りをしている地域とは勝負になりません。

だからこそ、農協に納めるのではなく、地元の酒蔵に買い上げてもらっているという状況があります。そういったこともあり、平成26年に遊休農地の解消を目的に、このプロジェクトをスタートしました。

はじめは酒米作りに苦労しましたが、次第に作付け面積も増えてきましたし、なにより農家と3つの酒蔵、町が協力してお酒を作っていけるようになったのは、吉野町にとっても大きな意義があることだと思っています。

ただ、当初は単に遊休農地を活かして作った酒米のお酒を売っていこうという考えで、商品そのものの魅力を伝えることしかしませんでした。ですが、本来は酒蔵の杜氏や蔵元のこと、作付けを担う米生産者のみなさんの顔、街を取り巻く風景など、この活動の背景とストーリーが見えることで、日本酒の価値が高まるはず。そう思いましたのでパッケージを一新し、今回のプロジェクトを立ち上げることにいたしました。

この取り組みが酒米農家の方々のやりがいにつながり、吉野町の魅力や若い世代が頑張っていることを知ってもらえたら嬉しいです」

酒米作りを通じて
吉野を盛り上げるために活動する生産者

米の生産者
左から靏井
昌幸(山口絆会営農組合)、中井宣雄、渡邊寛之


近年では後継者がいなくなり耕作放棄となる畑がほとんどです。

耕作放棄された田んぼは木が生えたりしていることもあり、時に再耕起するのが非常に大変なこともあります。
また、鳥獣害も多い地域なので対策が大変です。
昨年は鹿の食害に何度も合い、減収となりました。

そんな中でも、耕作放棄された遊休農地をなるべく少ない労力で解消していくには、米が一番効率が良く見た目も美しいです。

このプロジェクトを通じて吉野に賑わいが作れたらいいと思っています。

01 株式会社北岡本店

約400年前、吉野が山林労働に従事する人たちの宿場町であり、大和から伊勢、熊野に抜ける交通の要として栄えていた頃に創業。古金屋(換金・手形の取り扱い)を経て、明治元年(1868年)に酒造り専業に切り替える。「日本古来の酒造り技術を伝承し、おいしい酒を通じて心温まる人間関係の成立に寄与する」がモットー。

YOSHINO MASAMUNE
YATAGARASU
ラベルは吉野の深い山々、自然豊かな土地を表現しています。

「当蔵の『八咫烏(やたがらす)』は、林業従事者の方々を癒していたお酒がルーツ。私が杜氏に就任した3年目からは、入り口はやさしく、口の中で米の旨み・酒の香りが広がり、後口はすっきりキレが良い、飲み飽きないお酒を目標に醸しています。吉野川の伏流・千股川の上流で汲み上げた仕込み水はミネラル分が少ない軟水なので、口あたりがやさしく、穏やかな酒質になるのが特長です。」

杜氏
夏目 大輔

- Profile -
1988年生まれ。岐阜県岐阜市出身。奈良県立大学を卒業後、2011年より株式会社北岡本店に入社。2015年に27歳で杜氏に就任する。

【サポーター様へのメッセージ】

吉野にはすばらしい観光資源があり、気候風土も良いということを多くの方に知っていただきたいです。ゆくゆくは支援者の方をお招きして、酒造り体験や酒蔵の見学、酒まつりなどのイベントも行ってみたいです。

02 北村酒造株式会社

吉野山のふもと、吉野川の川沿いの吉野上市で約230年前(1788年)に創業。この地の大山林家・木屋又左衛門の12番目の末子・初代宗四郎が、大和国の百済村より、酒造株と酒槽を買ってもらい、この地に分家を許されたのがはじまり。山間の傾斜に合わせて階状(きざはしじょう)になった土蔵造りが特徴。

YOSHINO MASAMUNE
SYOUJYOU
※ラベルは吉野の豊かな水の煌めきを表現しています。

「当蔵のモットーである、『流行や時代に媚びない酒づくり』を体現するお酒です。 『猩々(しょうじょう)』の由来は、謡曲より。 「よも尽きじ。萬代までの竹の葉の酒。酌めども尽きず。飲めども変わらぬ。」にならい、 いつまでも変わらないおいしいお酒を造り続けていく想いを込めています。 吉野の米の旨みを最も大きく引き出し表現するように心がけました」

蔵元
北村 亮平

- Profile -
1986年生まれ。京都工芸繊維大学・大学院を卒業後、数社を経て、2019年に北村酒造株式会社へ入社。蔵元として、杜氏が丹精込めて作ったお酒の管理・販売に従事する。

【サポーター様へのメッセージ】

吉野は春の桜が有名ですが、冬の日本酒の仕込み、夏の前の田植え、秋の紅葉なども美しいので、ぜひ一度訪れてみていただきたいです。いずれは、たとえば「桜」のようなテーマを決めて、各酒蔵がイメージした酒を造るというのも面白そうですね。

03 美吉野醸造株式会社

1912年創業。時代の流れとともに、お酒の味わいの基準を風土の解釈から紐解いていこうと考えるように。吉野の風土に寄り添う酒作りで、酸と旨み両方のバランスが取れたお酒を目指している。2017年からは、すべてのお酒を自然醸造に切り替える。その翌年には、奈良県内の契約栽培米での酒造りにシフト。現在は各地域や販売先と共に歩むための酒造りに精力的に取り組む。

YOSHINO MASAMUNE
HANATOMOE
※ラベルは吉野山に広がる山桜を表現しています。

「弊社の代表銘柄である『花巴』は、明治時代まで吉野山にある蔵元で醸されていたそうです。その後火事で蔵が焼失し、銘柄が途絶える危機を迎えましたが、先代をはじめとする4軒の合名会社を設立し、1912年に現在の吉野川のほとりに拠点を作って引き継いだと聞いております。代々受け継いできたこの銘酒を、ぜひ味わっていただきたいです。」

杜氏・専務取締役
橋本 晃明

- Profile -
1978年生まれ。奈良県吉野町出身。2001年に東京農業大学・醸造学科を卒業後、剣菱酒造株式会社に入社。2004年に同社を退社し、美吉野醸造へ。2005年より蔵人として山廃酒母を担当。2008年に杜氏に就任する。

【サポーター様へのメッセージ】

農業、林業、酒蔵など、吉野という土地に根付いたものに共感していただける方にとって、興味や好奇心を刺激するプロジェクトになれば幸いです。酒蔵ごとに良しとする酒が違いますので、今回のように同じ酒米で別の酒を造るというのは面白い試みだと思います。

吉野正宗は吉野町内で作られた酒米「吟のさと」を使用し、精米歩合60%で作られた純米吟醸酒です。 3蔵同じ条件で造った日本酒ですが米の解釈の仕方、各蔵の醸造方針に沿って造られ、それぞれの蔵の特徴がしっかり出た味わいに仕上がっています。

今回は、日本酒ソムリエの千葉麻里絵さんにテイスティングしていただきました。

北岡本店
YOSHINO MASAMUNE
YATAGARASU

パリパリの林檎の蜜の香りが空間いっぱいに広がってるような、華やかな香りが特徴。口の中でジューシーな甘みが広がってスーッときれいに消えていきます。キンキンに冷やしてシャンパングラスで飲むのがおすすめです。乾杯酒にもいいですし、ペアリングを楽しむならジャガイモを使った料理がおすすめ。ポテトサラダ、じゃがいものグラタンがGOOD。

北村酒造
YOSHINO MASAMUNE
SYOUJYOU

軽やかで口あたりがふわりと優しく、心地よいミネラル感が広がります。若いバナナのような甘さが見え隠れ。ゆっくりホッとお酒に身を預けて飲んでみてください。うすはりで冷たくして飲むのがおすすめ。きのこのうま味と相性抜群です。チーズと山椒をきのこ料理にプラスするとさらに料理と日本酒が手を繋ぎます。

美吉野醸造
YOSHINO MASAMUNE
HANATOMOE

子供の時にちょっぴり背伸びして舐めた、バタースカッチ飴を思い出します。バターのような香りと甘みとコクのバランス感がクセになる味わいで、ずっと口の中で転がしていたくなる魅力的なお酒です。キーマカレーとのペアリングがおすすめ。温度帯は常温か55℃が気持ち良く味わえます。

まだまだ小さな取り組みですが、この取り組みが火種となって林業、農業、酒造り、それを評価してくださるお客様の輪が広がって本当の意味で吉野が大きな村になる様を観られる未来が楽しみでなりません。


千葉麻里絵

- Profile -
日本酒ソムリエ・恵比寿 GEM by moto・第14代酒サムライ

岩手県出身。日本全国の酒蔵とともに、専門知識と化学的知見から一人ひとりに合わせた日本酒を提供する日本酒ソムリエとして活躍。口内調味やペアリングというキーワードで新しい日本酒体験を作り、国内外の日本酒ファンを魅了している。2019年には酒サムライに叙任。 オンラインサロン「まりえ実験室」 https://www.marie-lab.com/

世界遺産の山々に囲まれた吉野町。古い歴史を刻むその町で、一途に酒造りに向き合う職人たちがいます。このたび、彼らのふるさとを活気づけ次世代へ繋げてゆく試みとして、3社の老舗酒造の職人によって新たな日本酒「吉野正宗」が創られました。

「YATAGARASU」は吉野の豊かな自然で育ったお米の旨味が広がり、「SYOUJYOU」はみずみずしい輝きが穏やかな吉野川を思わせます。「HANATOMOE」は吉野山に咲く桜を連想させるパッケージでいて、ふくよかな香りと甘みが口に広がります。

一口飲むと、それぞれの違いを感じるこだわり、想像を超えた鮮烈な味に、プロの意気込みを感じます。

この日本酒が創られた理由は、愛する故郷を想うがゆえ。

悠久の時を経て大切に守られてきたこの土地が、人々の想いと共に、これから先もずっと繋がれてゆくことを願っています。

河瀨直美 映画作家

- Profile -

生まれ育った奈良を拠点に映画を創り続ける。
一貫した「リアリティ」の追求はドキュメンタリー、フィクションの域を超えカンヌ映画祭をはじめ、国内外で高い評価を受ける。D J 、執筆、出演、プロデューサーなど表現活動の場を広げながらも故郷奈良にて「なら国際映画祭」を立ち上げ、後進の育成にも力を入れる。

東京2020オリンピック公式映画監督、2025年大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー(シニアアドバイザー兼務)、バスケットボール女子日本リーグ会長。野菜やお米をつくる一児の母。

吉野正宗
facebook:https://www.facebook.com/yoshino.seishu
instagram:https://www.instagram.com/yoshino_masamune/

リスク&チャレンジ

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【飲み比べにおすすめ】「吉野正宗」720ml3本(猩々、八咫烏、花巴)×2セット(計6本)+お猪口2個

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「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するクラウドファンディングプラットフォームです。このページは、 地域活性化カテゴリの 「奈良県・吉野町の本気。米生産者と3つの老舗酒蔵がつくる新清酒ブランド「吉野正宗」」プロジェクト詳細ページです。

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