ゆびパフとは？

やわらかく、指にフィットして自由に操作ができる
指サックのようなシリコーンパフ！

使用用途は、主に「メイクアップ」と「セルフケア」の
2つがあります。

材質には、従来の使い捨てパフとは異なり、何度も洗って使い続けることができるようにエコフリーな素材であるシリコーンゴムを採用しました。

更に、老舗ゴム企業のモノづくり技術を活かして硬さや表面状態が異なるシリコーンゴムを数種類作成し、その中から

「肌当たりの良さ・化粧持ちの良さ・匂い・速乾性」

という点で最適なものを選定しました。

こだわりポイントは、3つあります。

①マルチな使用用途がある

こんな思いをしたことはありませんか？

そんなみなさんのお悩みを解消してくれるのがこの「ゆびパフ」！

持ち運びはコンパクトで指を汚さずに化粧直しできたり、ニキビに直接触れずにスキンケア商品や塗り薬を塗布できます。

そのため雑菌の繁殖を防ぎ化粧品やスキンケア用品を衛生的に使い続けることができます。

②形状

指型になっているため、自由に操作することが可能です。

このパフの特徴の一つとして指先に凸になった部分があります。

この凸部分は、指先でメイクアップやセルフケアをする際、より細部まで使用できるように設計されました。使用感は、凸部分が裏のフラットな部分に比べてもちもちとした触感になっているので、肌に触れる際にシリコーンゴム特有のもちもちとした触感をお楽しみいただけます。

その他に使用中に指から抜けにくくする内側のくびれや、指で触れている・触れられている感覚になる指先0.7㎜の厚さも特徴です。

また、このゆびパフは持ち運びの際ポーチが汚れることを防ぐために、裏返すことが可能です。そのため、ポーチを汚す心配なく、外出時も持ち運びしていただけます。

③洗い回しが可能なため、環境にやさしい！

素材にエコフレンドリーなシリコーンゴムを採用することで何度も洗い回しができ、従来の使い捨てパフよりも長く使い続けることができる、今までにないサステイナブルな仕様になっています。

また、洗い終わったゆびパフを乾燥させるためフック等に引っかけることもできる穴も開いています。

錦城護謨株式会社と近畿大学経営学部松本研究室の取り組みは2020年から始まりました。

近畿大学経営学部の松本ゼミでは大学生ならではの着眼点を生かして、様々な企業や自治体と共創し産官学連携の取り組みを行っています。

今回松本ゼミがコラボしたのは、創業87年目を迎える老舗ゴムメーカーの錦城護謨株式会社です。

錦城護謨株式会社は近畿大学の近くである、モノづくりの街・八尾市の企業であり、錦城護謨株式会社が手掛け、Makuakeをきっかけに正式商品化したシリコーンロックグラスはSNSで「14万いいね」を記録するなど大反響を呼びました。

そんな錦城護謨株式会社と私たち松本ゼミが出会ったのが、近畿大学で行われた課題解決型ビジネスコンテストです。

錦城護謨株式会社の太田社長は私たちと同じ近畿大学経営学部の卒業生であり、その繋がりからコラボが実現しました。数々の企業や自治体と価値共創を行っている私たち松本ゼミとタッグを組み、大学生ならではの感性と老舗企業のモノづくり技術を掛け合わせ、新しいプロダクトを開発するための「共創」が始まりました。

新しいプロダクトの開発にあたり、私たちが着目したのはメイクツール分野です。

それは、1人の女子大生の声がきっかけでした。

化粧をする際に下地やファンデーション、アイシャドウのラメが手についてしまうこと、また手や指についた汚れを洗い流す作業が煩わしいと感じていたのです。

一見小さな悩みですが、下地やファンデーションは水洗いで完全に落とすことが難しく、化粧落としを使わなければいけないこと、また、急いでメイクをしなければならないときに手間や時間がかかってしまうことは大きな負担になります。

実際に、私たちが化粧に関する悩みについて大学生を対象にアンケートを行ったところ、「アイシャドウやファンデーションのラメが手に付着してしまう」という悩みが一番多く寄せられました。

▲化粧品の悩みにまつわるアンケート(2021.6.26~6.28日実施 n=170)

そこで、私たち松本ゼミと錦城護謨株式会社は「アイシャドウやファンデーションのラメが手に付着してしまう」という悩みを解決するため、指にかぶせるシリコーン型のパフ「ゆびパフ」を考案しました。

「ゆびパフ」という今までにない新しいプロダクトを、どうすれば同じような悩みを抱えている方に届けることができるのか、私たち松本ゼミの学生は試行錯誤を繰り返しました。

大学生の声だけでなく、社会人として活躍している松本ゼミのOGにメイクや化粧についての悩みや価値観をヒアリングするなど、消費者のニーズを探ったり・・・

より専門的な美容部員や美容学生にヒアリング調査を行ったり・・・

時には息詰まり、ミーティングが日をまたぐこともありました。

約2年間、試行錯誤を繰り返し、何度も打ち合わせを行いました。

「ゆびパフ」をたくさんの人々に使ってもらいたい！

「ゆびパフ」で多くの人々の悩みを解決したい！

そのためには、メイクアップや化粧直しという用途以外に違う用途を見出すことが必要なのではないかと考えました。

そこで発案したのが「セルフケア」の用途です。

新型コロナウイルスの影響でマスク生活を余儀なくされてしまったことから、多くの人がニキビや肌荒れをストレスに感じていることが判明しました。

「ゆびパフ」を使うことで、ニキビに直接触れることなくスキンケア商品や塗り薬を塗布できるだけでなく、雑菌の繁殖を防ぎスキンケア用品を衛生的に使い続けることができます。

また、学生は素材の選定にも携わりました。

従来の使い捨てパフとは異なり、何度も洗って使い続けることができるようにエコフリーな素材であるシリコーンゴムを採用しました。

さらに数種類のシリコーンゴムを比較し「肌当たりの良さ・化粧持ちの良さ・匂い・速乾性」という点で最適なものを選定しました。

素材の選定に始まり、数種類の形状の使用感のテストや、機能性の提案・改善など試行錯誤を重ねました。

このようにして、老舗企業の技術と大学生の新しい感性を活かして「ゆびパフ」が完成しました！

サイズ：外観高さ47ｍｍ、底面外径Φ22mm、底面内径φ19mm

穴5ｍｍ×7ｍｍ、凸部分Φ10ｍｍ、最薄部分0.7ｍｍ

重さ：3g

製造者： 錦城護謨株式会社

【お取り扱い上のご注意】

・ご使用前には中性洗剤やパフ洗浄剤でよく洗ってください。

・ご使用後は色の吸着を防止するためにアルコールタイプのウェットティッシュなど

で軽くオフすることをおすすめします。

・洗浄剤などへの長時間の漬け置きはおやめください。

・製造時に発生するにおいが残っている場合がありますが人体には影響なくお使い頂けます。

・お肌に異常が生じていないかよく注意して使用してください。

・お肌に合わないときは、ご使用をおやめください。

・商品に亀裂や欠けが生じた場合は、ご使用をおやめください。

資金の使い道

今回応援いただいた資金は開発資金とさせていただきます。

2023年2月1日 クラウドファウンディング開始

2023年2月27日 クラウドファウンディング終了

2023年3月上旬より順次商品を発送予定

● 錦城護謨株式会社 代表取締役社長 太田泰造

こちらは、古いものと新しい感性を掛け合わせたプロダクトです。まだまだスタートラインですが、このプロジェクトをどのようにアップデートしていくかが大切だと思っています。このプロジェクトやプロダクトをメンバーみんなで一緒になって育てていってほしいと思っています。また、沢山の方に応援していただくだけでなく、共に取り組んでいただくことでそれぞれの持つ可能性が広がると感じています。今回はその足がかりになる取り組みになると期待しています。

● 錦城護謨株式会社社員

普段は企業様とお取引することが多く、消費者の方から直接お声をいただくという経験は初めてなので緊張していますが心待ちにしています。使用シーンやフィット感を想定して様々な形状を考案するなど、今までになかった製品を生みだしていく中で学生の方とお話しでき多くの刺激や学びがありました。

材料の選定から形、表面状態などプロジェクト全員で試行錯誤して取り組んできたため、使用した際に満足していただける結果になれば嬉しいです。この経験を通して、このプロジェクトや会社に興味を持ってもらい応援していただければと思っています。

● 近畿大学経営学部松本ゼミ 大谷愛華

私たちは、「化粧品に関する悩みを解決したい」という想いのもと、メイクアップやセルフケア用途を持つ「ゆびパフ」を開発しました。この商品を使用することで、毎日のメイクアップやスキンケアの時間をストレスなく、楽しんでもらえたら嬉しいです。

この「ゆびパフ」はまだまだ可能性を秘めている製品だと思います。皆さまと「ゆびパフ」を共創していきたいと考えておりますので、応援の程お願いします。

錦城護謨株式会社（http://www.kinjogomu.jp/）