ZUIKOUは1867年から続く京都の老舗窯元「瑞光窯」が手がける陶芸ブランドです。

今回は、マクアケプロジェクト第3弾として

印象派絵画のような色彩が特徴の『Impression』シリーズから

「Tool stand 〈L〉」

「Tool stand 〈M〉」

「Hashioki」

をお届けします。

陶磁器の「色」となる釉薬は、草木の灰や土石類、金属酸化物からなり、
高温で焼成することでガラス質のコーティングとなります。

過去プロジェクトでご紹介したオリジナルの釉薬で新たな表現を探る中、

特殊な技法を用いて複数の釉薬を施すことにより、美しいグラデーションを再現することに成功しました。

モネの絵画を彷彿とさせる、美しい色彩を多くの方へ届けるにはどのようなプロダクトがふさわしいか。

考える中で、キッチンは食卓に比べ、装飾的なデザインの選択肢が少ないことに着目しました。

実用性が重視されるキッチンではステンレスや琺瑯（ほうろう）などシンプルな表情の素材が多くなり、陶磁器製品も白やネイビーなど無難で単色のものが目立ちます。

そこで、ZUIKOUは「絵画を飾るような」収納を叶えるツールスタンドをはじめとした『Impression』シリーズを提案します。

陶磁器は、密度が低いため水分を吸収しやすく比較的繊細な「陶器」と

密度が高くほとんど水を吸収しない強度のある「磁器」に分かれます。

ツールスタンドはキッチンでの使用を想定し、より清潔に使うことのできる

「磁器」を選びました。

※テーブルで使用する箸置きのみ、軽さや形状面から「陶器」としています

こだわりの釉薬の表情を際立てる、クセのないシンプルなフォルム。

口が広がっていないので、キッチンツールを入れてもバラけることがなく

美しい収納を叶えます。

フチは強度を残しながらも薄く、下に重心のある構造で

見た目の美しさと毎日の使用を考えた丈夫で使いやすい設計です。

繊細なグラデーションは複数の釉薬を特殊な技法を用いて施すことにより生まれます。

同じ釉薬の掛け合わせでも、些細な違いで表情は大きく異なります。

膨大な釉薬の掛け合わせテストから始まり、微調整を重ねた結果辿り着いた

「No.201Dawn」「No.202Noon」。

理想の色彩を再現するには、作品一つにつき通常の2倍以上の工程と時間が必要となります。

”非効率を極める”をコンセプトとするZUIKOUならではのプロダクトです。

さまざまなキッチンツールにちょうど良い深さ。

真っ直ぐの形状は左右への広がりを抑え、すっきりとした収納を実現させます。

リネンの収納やフラワーベースにも。

キッチンでは軽量スプーン、キッチン鋏など小さめツールの収納に、

食卓ではカトラリーのセット、

デスクではステーショナリーの収納と、

置く場所に合わせてさまざまな用途でお使いいただけます。

現代のライフスタイルに合わせ、洋食器とも合わせやすいデザインに。

片側のさりげない窪みはお箸やティースプーンを安定させ、

見た目にも可愛らしいアクセントになっています。

ミニサイズの豆皿として、角砂糖やバター、ちょっとした薬味を盛り付けたり。

小さいながらも存在感のあるカラーはいつものテーブルにときめきを与えます。

釉薬色をあしらったこだわりのパッケージは

ご自身へのご褒美や、ギフトにもぴったりです。

パッケージはブランドカラーのグレー。

それぞれの釉薬色が差し色になったデザインです。

メインではないけれど、まるで嗜好品のように日々の暮らしを彩る「Hashioki」は

2つの不思議な色合いをセットにして、洋菓子をイメージしたパッケージへお入れしました。

ZUIKOUは1867年から続く京都の老舗窯元「瑞光窯」が手がける陶芸ブランドです。

「非効率を極める」をコンセプトに、アナログならではの“ゆらぎ”を持つ高品質なプロダクトの創造を目指しています。

10月27日：プロジェクト開始

11月29日：プロジェクト終了

〈配送〉

12月末までにお届け予定

天然の原料を使用した陶磁器のため、発色(釉薬の濃淡による色ムラや結晶)に個体差がが生じる場合がございます。

世界に二つとない景色をお愉しみいただけましたら幸いです。

Q1 色味の個体差は指定できますか？

個別のご要望には対応できかねますのでご了承ください。

Q2 お手入れ方法は？

通常の陶磁器のように洗ってお使いいただけます。

※食洗機対応

Q3 メッセージカードなどは入れられますか？

申し訳ございませんが、現在のところ対応しておりません。

Q4 プレゼントにしたいのですが、パッケージの中身の作品は事前に確認できますか？

事前にお客様自身でパッケージを開け閉めし、中身の作品をご確認いただけます。