居酒屋でビール、イタリアンやフレンチではシャンパンで乾杯をする光景が浮かびますよね？
日本酒メーカーとしては日本酒で乾杯！してほしいですが、私も乾杯のビールは大好きです。
ビールやシャンパンのような華やかでさわやかに飲めるお酒がお米からもつくれないかと思い、スパークリングの日本酒を造りたいと思うようになりました。
小さな活動ですが、飲み手や飲食店さまの意識がこれから少しずつ変化していけば乾杯の風景が変わっていくのではないか考えました。

 

・酒米の王様「山田錦」でスパークリング日本酒をつくります。

・最高の素材自社契約栽培千葉県匝瑳市佐藤農園産化学合成農薬不使用・化学農薬不使用の山田錦(精米歩合55%)を使用します。

・シャンパンと同じ瓶内2次醗酵製法で醸す事で酵母の出す自然な炭酸でキメの細かいスパークリングの日本酒に仕上げます。アルコール度数は14-15%程度を予定しております。

・旧式の槽しぼり(フネシボリ)と呼ばれる圧力の弱い搾り方で雑味の少ないお酒に仕上げます。

他にも紹介しきれませんが小さい酒蔵だからできるこだわりの酒造りをしています。興味のある方は旭鶴HPをご覧ください。

ただ！今回のプロジェクトは、ただ単に「新しい日本酒を醸造するので飲んでください」というプロジェクトではありません。

千葉県での山田錦の銘柄設定の後押しを一緒にして頂きたい！というプロジェクトになります。

どういうことかと言いますと、今回の「新世界」は千葉県産の山田錦を使用しておりますが、山田錦は千葉県で銘柄設定をされておらず検査を受けられないため、お米に産地や品種、等級などを記載できない事がわかりました。
つまり、酒米の王様である山田錦を使用していても、無名米になってしまうのです。
そのためお酒にも「千葉県産山田錦一等米使用」などの表示ができない事がわかりました。
現在開発しているスパークリング日本酒に、是非この千葉県産の山田錦を使用したいと考えております。間違いなく千葉で育った山田錦ですので、お客様にもそのストーリー感じてお酒を飲んで頂きたいと考えています。

そこでリターン商品に開発中の「新世界」限定版(ドライ系スパークリング日本酒)をお届けし、さらにマクアケの支援者数・支援金額が目に見える形にして、千葉山田錦の銘柄設定の達成を後押しして欲しい！というプロジェクトです。

※銘柄設定の達成、未達成にかかわらずリターン商品は醸造・発送いたします。
※この商品は開発中の製品になります。今後商品名や内容が変更になる場合がございます。

お米のDNA検査を民間の分析会社で行った結果は99.9%山田錦ですが、山田錦は千葉県で銘柄設定をされていないので、農産物検査を受けられませんでした。
千葉県産山田錦と判子をもらえず、お酒にも千葉県産山田錦使用と表示ができない事がわかりました。
そこから2年間千葉でも栽培ができると実績をつくり、3年目の2017年10月に関東農政局千葉支部に銘柄設定の申請を行いました。

みなさまのご支援がより登録を後押しいたします、よろしくお願いいたします。

12月に選択銘柄意見聴取会が行われ、結果は年内に決まる予定です。

※支援者数や支援金額が一定を超えると登録されるという基準ラインはございません。選択銘柄意見聴取会での印象に効果があると信じてこのような署名活動をしています。

山田錦は全国利き酒鑑評会などのコンテストでは9割以上のお酒に使用されている事から、酒米の王様と呼ばれています。

50年以上前に兵庫県で開発され、主に西日本でつくられていますが、関東圏では神奈川茨城栃木などでも銘柄設定され、栽培されています。

旭鶴でもキレイに仕上げたい吟醸酒を醸す際は兵庫から山田錦を仕入れていましたが、できれば地元千葉県の米で吟醸酒が造りたいと考えるようになりました。(2015年時点で千葉県の酒米は総の舞、五百万石のみ登録されています)。

2014年に匝瑳市の有機農家佐藤真吾さんから「五百万石をつくるので買いませんか？」と聞かれ、無理を承知で千葉県産山田錦が欲しいとお願いしたところ、やっていただける事になり契約栽培がスタートしました。

木戸泉酒造：木戸泉　荘司勇人さん

「木戸泉では看板商品である醍醐に山田錦を使用しています。千葉県でも山田錦が銘柄設定されれば選択肢が広がるので良い事だと思います。千葉の若い農家や若い醸造家のがんばりがこれからの千葉県を支えていくと感じています」


藤平酒造：福祝　藤平典久さん藤平淳三さん　

(旭鶴での醸造感で、兵庫県産の山田錦よりも佐藤農園産の方がお酒にボディがでやすいと説明したところ)「福祝の造り方だとボディのある米の方が良いですね。銘柄設定されれば一度使ってみたいです」

小泉酒造：東魁盛　小泉章文さん

「遺伝子が古く栽培が難しいと言われる山田錦を農薬を使わずに育てている事におどろきました。匝瑳市は栽培環境もよさそうですね」

・新世界限定版をお得な複数本セットで！

商品規格　純米吟醸無濾過生酒発泡性含有(瓶内二次発酵)　容量300ml
商品が発泡性という事もあり扱いやすい300mlにしております。
2本セット、6本セット、12本セットを用意しました。
300mlという事と送料の関係で、複数本の方がより割引率が高くなります！
2019年10月末まで使える見学招待券(4名様分)を同封いたしますので、千葉に御用事があれば是非お立ち寄りください。
※見学には事前予約が必要です。詳しくは旭鶴HPをご確認ください。

・大人の食育！旭鶴主催の雫搾り体験

日本酒の最高の搾り方法であるしずく搾りは、布袋に入れたもろみに圧力を加えず、自然の重力だけで垂れてきたお酒だけを集めたもので、とてもキレイな味わいになるのが特徴です。
作業中から新酒の華やかな香りだけで酔ってしまいそうになる贅沢な体験です。
垂れてきたお酒をその場で瓶詰めし、世界であなただけの最高の一本(1.8ℓ)をお持ち帰りいただけます。
※体験会の参加は代理人でも構いません。都合が合わずお越しいただけない場合は雫搾りのお酒1.8L×1本をご自宅へ発送いたします。
※雫しぼり酒は千葉県産総の舞を使用した精米歩合60%の純米酒の予定です。
※具体的な開催日時は1月中にご連絡いたします。
開催場所　旭鶴蔵内(佐倉市馬渡918)　日時 2018年2月の土曜日(3.10.17.24)のいずれか
　

・山田錦を生産している佐藤真吾さんのお米(飯米)セット！

アルコールはちょっと飲めないけど田んぼや農家を応援したいというお客様に、佐藤農園のコシヒカリ・ゆうだい21を用意いたしました！
さらに栄養価の高いとされる古代米3種セット(黒・赤・緑)もお付けいたします！
使い方は簡単で、通常の白米に古代米を少しブレンドするだけ（おおさじ2杯程度）で通常の炊き方と同じ要領でご使用いただけます。
食卓に是非新世界と一緒に並べてみてください！

2015年・2016年産の千葉県産山田錦を仕入れ、純米吟醸 新世界(火入版・生版)また旭鶴 純米吟醸として醸造し販売しております。
千葉県匝瑳市(そうさし)にある
佐藤農園の山田錦は、山田錦のキレイな香りや味わいがありつつ、良いふくらみが出やすい特徴があると感じています。
また2017年はリカー・イノベーション(株)(店舗名：KURAND SAKE MARKET)と「ぼくとオカン」を共同開発しました。
旭鶴の家族経営のストーリーが伝わるようなラベル・味わいに仕上げ、日本一銘柄の長いお酒として好評をいただいております。

旭鶴は千葉県佐倉市で手造りの日本酒を日々みなさまにお届けしております。
近年はなるべく千葉県産の米を使いたいと考え、兵庫県発祥の酒米の王様「山田錦」を2015年から匝瑳市(そうさし)の佐藤農園と契約栽培を始めました。　

日本酒は現在の言葉を借りると農業の6次産業化商品であるといえます。

さらにそこから「商品」や「製品」ではなく、価値のある日本酒を造り「作品」にしていく事でみなさまや外国の方に購入して頂き、地元の経済も良い形で回す手助けになると考え日々酒屋を営んでおります。
農業のもつ文化的地域的な目に見えにくい財産を、日本酒を通してこれからもお客様にお届けしたいと思っております。

プロデューサー　旭鶴 蔵人　田中淳平　

佐藤農園　佐藤真吾