創業20年ベアードビールが関西へ初出店！

20年前に静岡・沼津で始まったブルワリーパブ「ベアードビール」

現在は静岡・修善寺に自社工場を構え、オンラインショップと国内7箇所の直営店にてお楽しみいただいていましたが、関西初のベアードビール営業所兼アンテナショップ「ベースステーション関西」の開設が決まりました！

私たちの造るビールをより多くの方に楽しんでいただけるよう、Makuakeに挑戦します。

ベアードビールのこだわり

①香りと風味、フレーバーの違いを愉しむ

ベアードで醸造するビールの特徴は突き詰めると香りと風味・フレーバーを経験することだと考えます。

ビールの製造過程でのこだわりは、モルト、ホップ、酵母などの原材料をできるだけ加工せず、それぞれの素材の素晴らしさを最大限に引き出すこと。

私たちは、目の届く規模のブルワリーで丁寧に情熱をこめ、伝統を重んじながらも新しい発想でビール造りに携わっています。

②高品質で最低限に加工された原材料

伝統的なフロアーモルテッドバーレィ、ホールフラワーホップ（生ホップ）のみを使用しています。原材料は我々が「最高品質」だと考えられる素材を集め、ビール造りをしています。

ビールにとって最も大切なのは水。
伊豆の大自然によって育まれた自然敷地内の地下水を使用しています。ソフトで最低限の処理のみを加え、そのままの美味しさを体感していただけるようなビール造りを行なっています。

③ドライ・ホッピンング製法へのこだわり

私たちはホップの持つスパイシーでフルーティーなアロマがビールの魅力だと考えています。

この素晴らしい香りを生かすために、一次発酵を終えた冷たいグリーンビール（若ビール）に豊富な量の生ホップを投入しています。この製法は「ドライ・ホッピンング」と呼ばれ、ビール造りの伝統的な製法として知られています。

ベアードビールの最大の特徴である素晴らしく漂うような香りを生む理由がここにあります。

ビールの種類も、定番だけで12種類。

季節限定は年間50種類以上と、多種多様なビールを造っています。
これ以外にも数々のフレーバー作りに取り組んでおり、今回のプロジェクトでも限定醸造のビールをリターンにご用意しています。

ベースステーション関西について

※こちらは別店舗となりイメージです

私たちにとっての初めての関西店舗が今回オープンする「ベースステーション関西」です。今回の店舗は、関西エリアにおいての旗艦店として捉えており、大阪だけに留まらず、広く関西にベアードビールを届けるための大切な拠点だと考えています。

私たちのこだわりや、ビールに対する愛を実際にお越しいただくみなさまにシェアしながら、よりベアードビールを愛していただけるようにイベントなども実施していく予定です。

ベアードビール ベースステーション関西

住所：大阪市北区浪花町3-2-1Ｆ

営業時間：平日13時から22時。土・日・祝：12時から22時。定休日なし

オープン予定日：2020年1月6日
※現在工事を進めており、オープン日が遅れる場合がございます。

ベアードビール直営店
直営店で利用可能なチケットは以下の店舗で有効となります。東京・神奈川・静岡県内に店舗がございますので、お近くの店舗でぜひご利用ください。各店舗の営業時間などはこちらをご確認ください。

・沼津フィッシュマーケット店（静岡県沼津市千本港町19-4）
・中目黒店（東京都目黒区上目黒2-1-3 中目黒GTプラザ C棟２F）
・原宿店（東京都渋谷区神宮前1-20-13 ノーサレンダービル2F）
・高田馬場店（東京都新宿区高田馬場3-2-14）
・吉祥寺店 （東京都武蔵野市吉祥寺南町2-10-15嶋田ビル1Ｆ）
・馬車道店（神奈川県横浜市中区住吉町5-63-1）
・修善寺店（静岡県伊豆市大平1052-1）

キャンプベアード

住所：静岡県伊豆市大平1052-1

ベアードビールの歴史

アメリカ出身のブライアンと奄美大島出身のさゆりの夫婦チームで、2000年に静岡県沼津市の沼津港の目の前に、一度の仕込が30Ｌという日本で一番小さいブルワリーパブとして誕生しました。

当時、地ビール解禁から6年経っていましたが、今でこそクラフトビールとして親しまれているエールスタイルのビールがまだほとんどない状況でした。

私達は創業当初からＩＰＡやポーターなど日本に馴染みのないスタイルばかりを造り、しかも醸造方法にもこだわり、モルトは伝統的な製法で造られたもの、ホップは生ホップだけを使用、若ビールを樽に詰めて樽内二次発酵・熟成、自然発泡させ完成させるという、日本では誰も行っていない製法でビールを造っていたため、最初はお客様に理解されず、お客様が1名もいらっしゃらない日も何度も経験しました。

それでも、自分たちのビールにかける情熱と信念を貫き、ビールについて丁寧に説明をし、多様性とおいしさを伝え、ひとりひとりファンを造ってきました。その甲斐あって、少しずつ口コミでファンが増え、週末には関東圏内からいらっしゃるお客様でお店が賑わっていきました。

創業当初の様子（右側の２人が、さゆりとブライアンです）

それから20年、ビールの製法も哲学も貫き通し、3度の醸造規模拡大を経て、現在は伊豆・修善寺にブルワリーを移転。この場所はもともとはキャンプ場だったため、昨年クラウドファンディングを行い、270名ほどのサポーター達の支援を得て、キャンプ場を復活させました。

清流・狩野川のほとりで皆さんとても気持ちよさそうに1年中キャンプを楽しんでいます。

また敷地内では無農薬でホップや果実、野菜なども育てており、ビールの副原料として使用したりと、少しずつですが、私達の理想のビールの楽園がここ修善寺に出来上がってきています。

直営店は、静岡・関東を含め7店舗展開し、各お店では料理のコンセプトを変えて、ビールとフードのマリアージュも提案しています。

プロジェクトを応援くださる方へ

日本市場ではビールの販売数量は過去20年間で3分の1まで下がっています。

その中でもクラフトビールの市場は1％足らず。しかし私達はクラフトビールの市場はまだまだこれから伸びると信じています。まだ知られていないだけ。

本当に美味しいお酒を知っている人には、クラフトビールの良さがわかるはずです。そんな思いで、輸出ではなくもっと国内での市場開拓に注力すべく、この度関東の次に大きな商圏である関西・大阪に営業所兼テイスティングルームを開店することになりました。

実は、ブライアンが30年前に初めて日本を訪れた時、3年間住んでいたのが大阪でした。それから30年。また素敵なご縁で繋がり、大阪に戻ってきました。そのため、このお店にかける思いもひとしおです。大阪にはお世話になった方も大勢います。その方たちとまたビールを飲みながら、一緒に楽しい時間を過ごせることを光栄に思います。

20年前に沼津フィッシュマーケットタップルームを開店した時、開店資金が足りず、ブライアンが大工さんの弟子として、壁のレンガ貼り、壁のペンキ塗りなど、自分ができることはすべて行い、お店を仕上げました。今回も同じです。初心に帰り、大工さんと一緒に二人だけでお店を仕上げています。

またここから、新しい1ページが始まります。大阪そして関西地域の皆さんと温かいページを綴っていけることを楽しみにしています。