「懂」（ドン）が展開するハンドメイドのオーダーヴィンテージ仕様シューズがついに登場！！

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男女共通のオーダーヴィンテージ仕様シューズ、

【界】（Low-cut shoes）と【戎】（High-top shoes）日本上陸。

　多くの人々は服のコーディネートを愉しんでいます。自分の個性を表現し、『ブランド品』などで着飾るだけではなく、周囲からも憧れとして映るような『センス』の持ち主もいるでしょう。

    そんなオシャレを愉しむ人々に、男女共通、コーディネートに柔軟性のある靴を作ろうと考え、誕生したのが【界】（カイ）と【戎】（エビス）です。

今回は、靴職人の程 美惠（チン メイフェイ）氏と、工房「懂」（ドン）のご紹介もあわせて、【界】と【戎】の魅力をお伝えしていきます。

【界】（カイ）と【戎】（エビス）の特徴について

　牛の本革を使用。新品ですがヴィンテージ感も備わっており、気ままな個性を持ちながら、立派な存在感があります。

◆ハンドメイドのこだわり◆

    製作には160もの工程を経ており、さらにその大半は、手で仕上げられています。

機械で計算されたフィット感の上に、ハンドメイドがもたらした上質感も、より体現できています。

   またデザインした質感を保てるよう、布の色と革の個体差にフィットさせるため、必ず職人自ら選別し、カットをおこなっています。

    そして縫う作業は一番繊細で飽きっぽいと、職人、程氏は語る。

「どんな人をも興奮させるようなデザインでも、根気よく、ひと針ずつ縫っていくことが、より上出来な作品を完成させるための要となります。」

◆デザインのこだわり◆

    布の部分は色の擦り付けや、革の部分のシワに至るまで、最善を尽くすためにも、ヴィンテージ感を再現できるように完全に手で仕上げています。

   敢えて荒っぽい感じを醸し出していますが、機械と手の融合で織り成す繊細な作業で、全体のラインを引き立てています。

◆靴底のこだわり◆

    靴底を付ける作業は力仕事。“釘打ち”、“糸付け”、この基本作業に力を入れるほど、靴をより遠くへ歩かせることができます。

   そして靴底には、改良に改良を重ね、ナチュラルゴムを使用。

更に麻を加えることで、滑り止めや耐久性を大幅にあげることができました。

ーー『尽己之心，推己及人』 【自分を尽くし、他人に影響する】

ーー『宁静致远』【心を落ち着かせ、学ぶことに没頭し、冷静に世間の変化を見定めることで遠く、広く見えるようになれる】

ということに由来します。

※品質向上のため、予告なしにデザインを改良する場合がございます、ご了承ください。

◆インソールのこだわり◆

豚革の最上層を起用。空気穴がやや大きいのに、滑らかな触り心地で、換気性にも優れています。活性炭を組み込んでおり、ニオイや湿気が有効に抑えられます。

◆カラーバリエーション◆

　【戎】

墨色

亜麻色

デニム

ボトルグリーン

アッシュグレー

【界】

墨色

亜麻色

デニム

ボトルグリーン

アッシュグレー

付属品について

付属品一覧

ーオーダーメイドシューズ
ー手入れブラシ
ーロゴ入り靴ベラ
ー記念しおり

※ー【戎】のみシークレットインソール（三段高さ調節可能）付属しております。

付属品の記念しおりのイメージになります。

採寸の仕方

　足長の採寸はカカトの一番出っ張っている部分から、最も長い足指の先端までの長さを測ります。

測定値　25.3ｃｍの場合　➡　印足長25.5cm

になります。

※下の「靴のサイズ表」を参照ください。

製造スケジュールに関して

今回即時支援型(All In)を採用し、注文時に色とサイズをお選びいただきまして、すぐに製造を開始します。

発送予定につきましては、5月のクラウドファンディング掲載終了後、順次に発送致します。

※輸送の都合上、天候などの関係でやむを得ず遅れる場合がございます。あらかじめご了承ください。

資金の使い道

皆様からの資金は、材料の購入、及び製造費用に使用致します。

また、今後のプロモーション活動と、商品開発のために充てさせて頂きます。

※商品はご注文を頂いてから全てハンドメイドでお作り致します。一足ずつ手で仕上げますので、製造にはお時間がかかりますことをご了承頂きますよう、お願い申し上げます。

アフターサービス

長らくご愛着いただいたお客様に、状態が古くなった靴底の交換サービスをご提供致します。（2021年8月31日迄有効）

通常交換料金3000円になります。

※先着20名様に初回のみ無料でご提供致します。

着用イメージ

職人についての紹介

靴職人、程 美惠（チン・メイフェイ）氏と、工房『懂』（ドン）の誕生

　『懂』は中国語で【分かる、理解する】という意味。

後に『懂小姐』（ミスター・ドン）と呼ばれるようになった経緯をご紹介します。

　幼い頃から、人々が履く靴をよく観察するのが趣味だったチン氏。

ーー靴は嘘をつかないし、いろんな事を教えてくれる。

“色鮮やかなものを履く人は、まわりに見られるのが恥ずかしくない人”、“古いものをよく履く人は、自分の気持ちに忠実に生きている人”、“靴紐を結ばない人は、大体せっかちな人が多い”、などなど…靴から人がどういう人生（ミチ）を歩いてるのかを読み取っていたようです。

    チン氏は自分のミチを歩み始めるなかで、自分が気に入る靴がなかなか売っていなかった当時、「いっそのこと、私が人々のために靴を作って差し上げましょう」と思い、2015年、単身広州に向かいました。

   最初は宛てもなく、いろんな工房や工場を尋ね、少しずつこの業界のことを理解していきました。「流した汗や涙、馬鹿正直さは親に怒られるため、ここでは細かい説明はしないようにします（笑）」とチン氏。

　その10ヶ月後、初めての作品が完成し、クラウドファンディングから、初めてパートナーとなる人と知り合え、そして初めての顧客を獲得しました。

   最初は顧客の半分以上は、様々なデザイナーさんだったそう。それからどんどんお客様は増えていき、「１人の犬のトレーナーさんが、わざわざ二足買ってくれて、一つはコレクション用に、と。あるお客様はアパレル店の買付けで、一気に三色も買ってくれたのですが、韓国にライブを観に行ったあと、クリーニングもせず壁に飾ったらしいんです。またあるインテリアデザイナーさんは、新婚旅行のペアルックにと、旦那さんに２人分買ってもらったんです。お客様から聞く様々なストーリーは、とても楽しいです。」

    その人達のおかげで、チン氏らは『懂』への目標が見えて来たと言います。

ーー様々な人と一緒に、共感のできる作品を仕上げていきたい。

   2016年の3月、チン氏らはとある古い工場の二階を貸し切って、自分たちの仕事場にしたのです。広い場所が確保でき、何をやっても自由。その反面、やることはいっぱいだったそうです。

　「工具や壁や天井も、全部自分たちの手でなんとかして、既存のものはいらない」昼間に通常の仕事を終えて、夜は工房のデコ作業。いつも朝の4、5時までクタクタになるまで作業する日々。

ーーそういう時こそ閃くことがある。

　オリジナルを作ることは馬鹿正直でなければやっていけないもの。そして頑張って来たからこそ、とっても楽しいと思える。

　今までおおよそ60人が工房に遊びに来たことがあるのだとか。その人達から感想や意見をいただき、チン氏は、デザイナーとしてこんなに身近にお客様とお話ができて、とても誇らしいことだと思っていると話しています。