夏場の雑草には非常に悩まされますね。

知らぬ間にグングン成長して見苦しいだけでなく、蚊などの生息地になるともいわれています。

年に何度も除草するのって本当に大変ですね。

特に高齢者の方には非常に過酷な重労働になっていると思います。

そして刈った草の処分にも悩まされます。

そんな時に非常に役に立つのが防草シートです。

薬剤等を使用することなく物理的に光を遮断する事により防草するシステムです

ので環境汚染や動植物への影響を気にすることなく安心して使用でき数年間ほと

んどメンテナンスも不要です。（環境により差があります。）

環境配慮型防草シートの特徴

①光を遮断することで雑草の発芽が起こりにくくなっております。

　除草剤（環境ホルモン含有）を使用せず、シートを敷いて草が生えるのを防止

　します。（遮光と防根による防草）

　光は通しませんが、水は透過可能であるために水溜りができにくいので蚊の

　幼虫であるボウフラ等の発生の恐れがほとんどないと言われています。

　たまに雑草の種が飛来してきて防草シートの上で発芽することもありますが、

　根が貫通しにくいために容易に引き抜く事が可能です。

　道路脇、高架下や公園等の除草が不要になります。（メガソーラでも使用）

　高齢者管理地や荒地対策（夏場の除草が不要）に使えます。

②耐久性があります。

　防草シートは、使用条件により異なりますが３～５年くらい使えることが多い

　です。長期使用して紫外線などにより劣化した場合でも、古いシートを撤去し

　ないで、上に新しいものを重ねて使用することもできます。

　長期に使用していると、埃がついたり紫外線により多少色の変化があるかもし

　れませんが使用上問題ございません。

③マイクロプラスチックの発生しにくい素材を使用しています。

　繊維が脱落しにくい高強度の連続長繊維を使用しており雨水などで海に流れ込

　む可能性が低く環境に優しい防草シートになっております。

④景観に調和しやすい色彩になっております。

　ボタニカル柄（迷彩柄）を施すことにより廻りの景観になじみやすく違和感が

　少なくなる様にしております。

　気分転換に玉砂利などを上にばらまけば、ちょっとした日本庭園のようなアレ

　ンジもできるかもしれません。

　最近はメガソーラー設備の下などで防草シートが使用される例も増えているよ

　うです。

　雑草でソーラーバネルが陰になって発電効率が低下したり故障したりすること

　を防止する目的で使用されています。

　注意してみると高速道路や鉄道線路脇に防草シートが敷かれている例も多くみ

　られます。

　最近は、防草シートをホームセンターやネット販売で入手可能になりました

　が黒色や緑色といった単色のシートがほとんどです。

　単色のものよりもより周りの雰囲気になじむような他の色合いの要望もあるの

　ではないかと考えました。

　そこで、今回はボタニカル柄（迷彩柄）にすることで周りの景色に調和して、

　少し遊び心を持って楽しんでもらえるようにしています。

　もっと、デザインに留意した防草シートが増えていく事を期待しています。

また、最近関心の高まっているマイクロプラスチックの発生しにくい素材とし

て、繊維末端がほとんどなく、雨水などで海に繊維屑が流れ込む可能性が低い

（連続）長繊維を使った環境に優しい防草シートとなっています。

［今回使用している長繊維不織布の特徴］

・切断端の少ない連続したフィラメントで構成

（改良品）　　　　長繊維不織布　繊維脱落可能性が低く、高強度

（一般的なもの）　短繊維不織布・反毛フェルト（30~60㎜の短繊維を加工⇒嵩高

　　　　　　　　　不織布）

・熱融着により形態安定⇒繊維脱落しにくい（リントが発生しにくい）

・高耐久性（長期使用実績）

※海の土木工事では、波により繊維が流出する恐れがあり主に長繊維不織布が使用されています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（東洋紡（株）での社内試験により）

［使い方］

　①あらかじめ草を刈ります。草の生えてない時期や伸びていない夏前に施工す

　　れば手間がかかりません。

　②防草シートを敷きます。

　　比較的風の弱い暖かい日に、できれば２人以上で敷設すれば結構な面積を施

　　工することが可能です。

　　風があるとシートがめくれあがることがあるので注意が必要です。

　③防草シートを固定します。

　　ポイントはシートの端や重ね合せた繋ぎの部分をしっかり固定して、光や風

　　が入り込まないようにすることです。

　　上に石やブロック、竹など重石となる物を置いたり、少し土を掘って端部を

　　土に埋め込んだりすると安心です。

　　防草シート用の繋きのテープや押えピンのような物も市販されていますで、

　　上手に活用してください。

　　市販のボンドなど接着材でシート同志を繋いだり、コンクリートに貼りつけ

　　ることも可能です。　　

本企画は以下のような人に参加してもらえれば　うれしいなと思って計画しました。

是非、一度トライしてみてください。

『環境意識の高い人』

・遮光と防根による防草なので除草剤不使用

・マイクロプラスチック対策（長繊維＝繊維脱落が少ない）

・リサイクル素材（PETボトル）も原料

『田舎にいる両親等に親孝行をしたい人』

・高齢化対策（炎天下での防草作業を省力）

『デザインにこだわりがある人』

・環境調和（迷彩柄で廻りの景観に違和感がない）

・迷彩柄なのでレジャー用途で使用可能（キャンプ、リアルシューティングバトル等）

・鋏でカットしたり、家庭用ミシンでの縫製可能

　Ｑ．防草シートは、水を通しますか？防草シート上に水が溜まりませんか？

　　Ａ．防草シートは通気性、透水性があり水を通します。

　　　　水が溜まにくくなっております。

　Ｑ．防草シートの耐用年数は、何年ですか？

　　Ａ．使用条件により異なりますが３～５年くらい使えることが多いです。

　　　　長期使用して紫外線などにより劣化した場合でも、古いシートを撤去し

　　　　ないで、 上に新しいものを重ねて使用することもできます。

　　　　長期に使用していると、埃がついたり紫外線により色の変化がある

　　　　かもしれませんが 使用上問題ありません。

　Ｑ．防草シートの上を歩いても支障ないですか？

　　Ａ．歩いても問題は、ございません。

　　　　ただし、自転車、バイク等重量物が通るとめくれや破れの原因になりま

　　　　す。

　Ｑ．雨の降った後防草シートの上は滑りますか？

　　Ａ．靴の裏に泥などが付着していると滑ることがあります。

　　　　コケなどが生えていても滑ることがありますのでご注意ください。

　Ｑ．除草剤を散布した上に防草シートを敷いたり、防草シートの上から除草剤

　　　を撒いても問題がありませんか？

　　Ａ．通常の除草剤であれば化学変化等の問題はありません。

　Ｑ．防草シートは、ハサミ等で切ってもほつれませんか？

　　Ａ．不織布でできていますのでほつれにくく簡単にカットできます。

　Ｑ．防草シートは、分解しますか？

　　Ａ．ポリエステルでできているため分解いたしません。

　　　　燃えるゴミ、プラスチックごみとして処分できます。詳しくは自治体の

　　　　指示に従って処分してください。

　Ｑ．防草シートが飛ぶことはありませんか？

　　Ａ．防草シートがめくれる主な原因は、シートの端部から風が入り込む事で

　　　　す。だぶつかないようにしっかりと張って敷いてください。

　　　　端部は、石、ブロック等でしっかりと固定してください。

　　　　土で覆うと覆った土の上より雑草が生えてきますので注意が必要です。

　　　　ホームセンター等で販売している固定用ピン等も有効です。

　Ｑ．防草シートより化学物質が流出することはありませんか？

　　Ａ．防草シートに流出するような化学物質は使用しておりません。

　　　　安全で環境を汚染することもありません。

　Ｑ．植木や障害物の周りに使用したいのですができますか？

　　Ａ．ハサミ等で簡単に切れますので加工して敷くことは可能です。

　　　　しかし、露出した切込み部より雑草が生えてきますので注意が必要で

　　　　す。

　Ｑ．砂利の上からでも設置ができますか？

　　Ａ．平坦に圧設されていれば設置できますがとがった石などがあると穴が開

　　　　いたり破れたりするので注意が必要です。

　　　　防草シートの上から砂利を敷く際も注意が必要です。

　Ｑ．防草シートを敷く前の処理はどうしたら良いですか？

　　Ａ．柔らかい雑草は、根元まで刈り取るだけで施工できます。

　　　　ただし、イネ科の植物など、先の鋭い雑草の場合は根元まで抜き取るか

　　　　除草剤で根まで枯らす事をおすすめします。草を刈り取った後、石等が

　　　　ある場合は取り除いて下さい。凹凸が激しい時は、整地してから施工下

　　　　さい。

　Ｑ．生えている雑草が少ない場合、草刈はせずそのまま施工できますか？

　　Ａ．防草シートを敷く際に草丈の低い柔らかい雑草のみの場合は、草刈は不

　　　　要です。

　Ｑ．初めてでも簡単に設置ができますか？

　　Ａ．最初は多少時間がかかりますが、慣れてくると簡単に設置できます。

　　　　出来れば、めくれ上がりを防ぐためにも２人以上で作業される事をおす

　　　　すめします。

［リスク＆チャレンジ］

私たちは、このプロジェクトを機会にして従来の機能だけを追求した産業資材

の商品からデザイン、環境調和等をプラスアルファした商品の開発をすすめてい

きたいと考えています。

尚、商品の品質向上のためデザインや仕様が変更になることや製造工程や発送状

況のやむ負えない事情に伴い商品のお届けが遅れる場合があります。

もし、プロジェクトに変更がある場合は速やかに活動レポートでご報告させてい

ただく予定でございます。