HANJO NORI～繁盛海苔～プロジェクト

2021年1月に摘みたての新海苔をお届け致します！新海苔の風味をご堪能下さい！！

海苔の単位で、全形（縦約21cm、横約19cm）10枚分を１帖（じょう）と呼びます。HANJO NORIは焼海苔、味海苔、塩海苔の３種類、それぞれ全形５枚分が入っております。

１帖の半分なので半帖（HANJO）分が入っています！ここもネーミングの由来となっております。半帖分の海苔と繁盛を願う想いが入っています！！

海苔は昔から縁起物！？“繁盛”の想いを大切な全ての方へ！

旨味・風味・クチドケ三拍子揃った佐賀海苔！

焼海苔・味海苔・塩海苔が一度に味わえる！

◆焼海苔（BASIC）・・佐賀海苔一番摘みを弱火でじっくり焼き上げました。味付けは一切しておりません。味付けされたような『旨味』が味わえます！ポテトサラダ・カプレーゼを巻いて食べると相性が良く美味です！

◆味海苔（SOY SAUCE）・・佐賀海苔一番摘みを弱火でじっくり焼き上げ、醤油ベースのタレを塗り味を付けております。弊社のタレは甘すぎず唐辛子がピリッときいたあと引く旨さが特徴です。アダルト向けな味付け。ビールのお供にもぴったり！

◆塩海苔（SALT）・・佐賀海苔一番摘みを弱火でじっくり焼き上げ、高知県室戸岬近郊の海洋深層水の天然塩を良い塩梅でまぶしてあります。数種類をブレンドしている拘りの植物油も使用しております。チーズやお野菜を巻いて食べても美味です！あと、日本酒のお供にもぴったり！

●３種類とも全形５枚分（４切20枚）入りとなります

昔から海苔って縁起物だったのです！

海苔の歴史を辿っていくと、なんと奈良時代以前から存在していたそうです！今でこそコンビニ、スーパー、ドラッグストアなど、どこでも手にすることが出来ます。

ですが、昔は『運草』と呼ばれるほどなかなか採れる物ではなかったと云われています。海苔の生態も分からず、養殖技術も確立されていない時代の漁師さん達は『多分この辺にあるはず』と冬の海へ繰り出してたそうです。運任せだったんですね。

※イギリス人植物学者【海の母】キャスリーン・メアリー・ドゥルー＝ベーカー博士。彼女の論文がキッカケとなり日本の海苔養殖技術が確立され安定的な生産が可能となったのです！

なので海苔が採れた年は運が良い！縁起が良い！！となり、幅広く贈答品として重宝される事となりました！

『HANJO NORI』は手に取っていただいた皆様の『繁盛』を願い作って参ります。あなたの大切なあの方へ『繁盛』を願い贈答品としてもお遣いいただければと思います。“縁起良い商品”と呼ばれることが目標です！

なぜ佐賀海苔って美味しいの？

※本当に美味しい海苔食べていますか？

福岡県、佐賀県、熊本県、長崎県、熊本県にまたがる有明海。いわずと知れた美味しい海苔を育む宝の海です。

では、なぜ有明海で作られる海苔が美味しいのか？ここでは３つの大きな要素を解説していこうと思います。

①大きな干満差

有明海は最大で６ｍの干満差があります。有明海苔は『支柱方式』という養殖の方法がとられています。支柱を海に差し込みその支柱と支柱の間に網を張りその網に海苔の胞子を付着させ育てていきます。

※干潮時はこのように完全に潮が引いてしまいます！この干潮時に海苔網は外に出て、光合成を行い旨味成分を作り出します！

※潮が満ちれば海水へ浸かり旨味をギュッと閉じ込めます！

その成長の過程において有明海の干満差が味に大きく作用する事になります。潮が引いた時、海苔網は海面から出ることによって、さんさんと日光を浴びて光合成を行います。

この光合成によって旨味成分であるタンパク質が沢山作られます。そして潮が満ちた時、海苔網は海中へ浸かり生成した旨味成分をギュッと閉じ込めていきます。

②大きな河川が流入している

九州の一級河川である筑後川・矢部川ほか複数の河川からミネラル分を豊富に含んだ山水が有明海へ大量に流れ込んできます。真水と海水が混ぜ合わさり海苔の養殖に適した低塩分濃度の海水に変貌します。栄養豊富且つ低塩分濃度という黄金の海水を持つ有明海ならではの美味しい海苔が育まれます。

※熊本県の阿蘇山を水源とする九州地方最大の河川『筑後川』

③海苔師が手塩にかけて育てる佐賀海苔

海苔に限らず、作り手がいるからこそ市場へ流通するものです。海苔師（海苔生産者の事を海苔師と呼びます）の仕事はとんでもなくハードです。海苔の漁期は11月下旬～３月くらいまでで、一番寒い時に行われます。しかも海苔は明るくなると細胞が開き旨味が若干逃げてしまうため夜中～朝方に海上で作業します。そんな過酷な労働環境下でも毎年『どうしたら美味しい海苔が採れるだろうか？』と試行錯誤し、愛情を注いで美味しい海苔を作って頂いてます。

※実行者の同級生の海苔生産者です！いつも海苔に関する有益な情報を教えてもらっている大事な仲間です！！（オレンジの方です！）

『HANJO NORI』はこの美味しい佐賀海苔の一番摘みのみを使用して作ります！圧倒的な風味・旨味・クチドケを味わう事が出来ます。

※一番摘み海苔とは？ 海苔の養殖で一番最初に採れる若い芽の事で、風味・旨味・クチドケが優れている海苔の事を指します。

ですが、地球温暖化の影響で海水温が上昇し海苔の生産量も年々少なくなっているのが現状です。生産量全体に占める割合が低い一番摘みですので希少価値も年々上がっています。

プロジェクトスケジュール

【応援購入期間】 2020年12月10日～2021年1月30日

【リターン発送】 2021年3月31日～発送開始させていただきます

資金の使い道

①『HANJO NORI』の広告宣伝費として使用させていただきます。

②自社HP、ECサイト作成に係る費用として使用させていただきます。

制作の裏話

ヤバイ…もうダメかも知れない…2020年2月、病魔と新型コロナウイルスが実行者に牙をむきました…

昭和44年私の祖父が佐賀県鹿島市にて有明海苔の加工販売会社『山本陽一商店』を創業致しました。私の両親も働く小さな会社でした。

※厳格な祖父と世話好きな祖母。二人がいてこそ今の仕事がある事に感謝！

※子供の頃、海苔が焼ける匂いが好きでした！

※右に写るのは実行者の父。祖父の会社で働いている頃のワンショット。幼心によく会社で宴会をやってる記憶が残っています！笑

今はいとこが『不知火海苔』として経営を引き継ぎ昨年まで私も働いておりました。そして昨年、海苔の卸・小売業として独立開業させていただきました。

自分の商売が繁盛しますように！お買い上げいただく皆様も益々繁盛しますように！と願い『HANJO NORI～繁盛海苔～』を作ります！！

しかし、その８か月後、脳梗塞を発症。無事退院を迎えますが、ちょうどその頃新型コロナウイルスが猛威を奮っており、催事・イベント販売がメインの売上はどんどん激減し家族三人路頭に迷ってしまうのではないか…と不安な毎日を過ごしました。

10月1日。商売繁盛を願う毎月恒例の『お一日参り』の日。実家のお墓参りへ向かう途中の車内で、この『HANJO NORI～繁盛海苔～』の商品化を思い付き再起をかける決意を致しました！

実行者紹介

恵鳳　田口陽介

海苔屋の孫として産まれ、物心付いた時には両親も祖父の会社で働いていました。小さい頃から身近にあった海苔。正直あんまり好きではなく、音楽好きな少年として育ちました。高校を卒業後一年間祖父の会社でアルバイトし、単身上京。

プロミュージシャンを目指しバンド活動に勤しんでる最中、なくなく地元佐賀へ帰る事になります。

帰ってすぐ、東京と田舎のギャップに耐え切れなくなり鬱を発症。家に引きこもり毎日泣きながら過ごします。叔母の紹介で漸く地元の清掃会社へ就職します。しばらくして祖父の会社を引き継いでいた、いとこから『うちへ来ないか？』と誘いを受け約15年振りに海苔業界へ戻ることに。

そこから６年間佐賀海苔の本当の美味しさを知り、がむしゃらに働きました。製造・販売・営業など沢山学ばせていただき令和元年６月に独立開業させていただきました。

令和２年から売上も軌道に乗せようと思っていた最中、脳梗塞を発症し緊急入院する事になります。そして退院する頃には新型コロナウイルスが猛威を奮っており見る見るうちに売り上げは急降下していきました。

家族を養う為、いろんな事業をやってみますがどれもシックリ来ず、メンタルも崩壊しきった頃、今年10/1のお一日参りの最中に、この『HANJO NORI』の商品化を思いつきました。ご満足頂ける縁起の良い商品にできるよう精進致します。

※商品化を決めてから、毎朝自分、皆様の益々の繁盛を祈願し氏神様への参拝を継続しております。

今回初めてのクラウドファンディングの挑戦となりますが、応援して下さる皆様へ素敵な商品をお届けできるよう精一杯精進いたしますので何卒よろしくお願い申し上げます。