「あなたの一票で、勝敗が決まる」

この戦いの火蓋となったのは、

新しい純米吟醸酒の完成だった。​

​この新たなる純米吟醸酒は、これまでの日本酒とは違い、香りと味が全く違うものだった。​新しい酵母から生まれた、「純米吟醸酒」。

この日本酒の誕生が、一つの戦いを生み出した！!

日本酒のラベルを手書きで作成、新鮮な酒粕を使用した週末ランチを実施するなど、独自性溢れる発想力を発揮。酒蔵の新たなる息吹を感じる「純米吟醸酒」こそ、

蔵で最もおいしいと、主張する妻「智子」

田中酒造株式会社 五代目杜氏として明治44年から受け継いできた伝統を大切に、丹精込めて醸造し杜氏歴25年目を迎えた。蔵で長年愛されている「楓葉」こそ、

蔵で最もおいしいと、主張する夫「重哉」

​独自の思想で、革命を繰り返す妻​

伝統を愛し、一切の妥協がない夫​

今ここに、蔵一番の味を決める熱い戦いの火蓋が切って落とされた！！​

そして、この熱い戦いに決着をつけるのは、リターン商品に入っている投票手紙。

あなたの舌と鼻でどちらが美味しかったのかを決め、清き一票をご投票ください。

あなたは、妻派か夫派どちらになるのでしょうか？

「新たなる酵母から生まれし 純米吟醸酒 春乃峰（はるのみね）」​

今年も醸造する時期がきた。妻「智子」は何か新しいものが、この蔵には必要だと感じていた。

今まで、作り上げてきたものも重要だが、新しくこの蔵に革命を起こさなければ時代にのまれると思い、これまでにない新商品ができないかと考えていた。

醸造作業に入るその時、妻「智子」は閃いた！!

その閃きとは、新たなる酵母で醸造すること。

この酵母は、これまで使っていたものと違いがハッキリと判るものだった。

その違いは、「香り」

これまで使っていた酵母は、バナナのような甘い芳醇な香りを放つものだったが、

この新たなる酵母は、リンゴのようなサッパリとしていながらも甘みのある香りだった。

この「香り」に惚れ込んでしまった一人がいた。

それが、妻「智子」なのです。

この新しい酵母と出会ったきっかけ

それは、杜氏25年10年越し悲願の大吟醸の完成だった。

大吟醸に挑戦したのは、10年前になり当時の私は腕に自信があり、知識も十分と思っていた。だが、出来上がった大吟醸は、思い描いた味ではなかった。

原因は、私の力量不足と材料の「米」の品質。原因がわかったとしてもどうすることもできず、ほとんどが文字通り「御蔵入り」となった。

それから、知識を増やし試行錯誤の上、出会った新しい酵母と共に誕生したのが、悲願の大吟醸だったのです。

その悲願の大吟醸で使った同じ酵母と妻の閃きによって誕生したのが

この「純米吟醸酒 春乃峰（はるのみね）」なのです。

この「純米吟醸酒 春乃峰」で、蔵一番に挑む。

​「ステータス」​

商品名​：「火入れ」純米吟醸酒 春乃峰​

原材料​

米：滋賀県甲賀市産「玉栄」​精米歩合55%​

水：鈴鹿伏流水の自社地下水​

酵母：きょうかい酵母1801号

アルコール度数：15度​

賞味期限：2021/8/1​

保存方法：直射日光を避けた冷暗所​

「偶然の産物 楓葉（かえで）」

今では、この蔵の看板商品となっている「楓葉」

この日本酒の誕生は、様々な偶然が重なって誕生したものだった。

14年前の春、毎年販売している「搾りたて純米酒」の売れ行きが全く予想できずにいた。表舞台に立たずに終わる「搾りたて純米酒」があってはならないと夫「重哉」は考えていた。

そこで考えついたのが「熟成」。

蔵で熟成という名の眠りにつき、磨かれた味にすることだった。

そこから順調に「搾りたて純米酒」は売れていき、30本分の「搾りたて純米酒」が熟成の眠りについた。

熟成期間は3年、ゆっくりと蔵で眠るかに思えた。

しかし、熟成から目覚めるのは予想よりも早かった！！

春から秋に移り変わった時期、ふと、熟成させていた純米酒が気になり様子を確認することに。「売ることができない状態になっているのではないだろうか」という嫌なイメージが頭の片隅によぎった。

しかし、これまで作ってきた経験をもとにそんなことはあり得ないと思い蓋を開けてみることに

その瞬間芳醇な香りが、夫、重哉を包み込んだ。

その香りは、この蔵では今まで感じたことのない香りだった。期待を胸に試飲したところ、酸味がありながらも芳醇で魅惑的な日本酒となっていた。

これが、「楓葉」の誕生の瞬間でした。

この「楓葉」の評価をいち早く聞きたくなった夫「重哉」は、滋賀県でおこなわれていた地酒の祭典に試飲のみで出した。

そこで、「これまでに味わったことのない日本酒だ」と好評を頂いた。

好評を頂き、翌年に商品化、それからも試行錯誤し味に磨きをかけた

6年後の2015年に滋賀県でおこなわれた地酒の祭典で、

純米部門で最も高い「びわこ賞」を獲得した。

そこからも日々試行錯誤をし続け、

蔵一番の看板商品であり、毎年、楽しみに待っている方がいるのが

この「特別純米酒 楓葉（かえで）」なのです。

この「楓葉」は、新参者には絶対に負けません。

「ステータス」​

商品名​：「無濾過生原酒」特別純米酒 楓葉​

原材料​

米：滋賀県甲賀市産「玉栄」​精米歩合60%​

水：鈴鹿伏流水の自社地下水​

酵母：きょうかい酵母9号

アルコール度数：17度​

賞味期限：2021/8/1​

保存方法：要冷蔵​

妻「智子（ともこ）」によるオススメの飲み方と肴の伝授

私、智子のオススメの飲み方は、「花冷え」です。

「花冷え」とは、冷酒の一つで10℃まで冷やした日本酒のことを指します。この温度で呑むと「春乃峰」が持っている純米吟醸酒の甘い香りが際立ちます。

スッキリとした甘みを堪能し、時間が経つにつれて訪れる濃厚な味と香りを楽しむのが「智子流」です。

私、智子のオススメの肴は、「チーズやスイーツ」です。

スッキリとした甘みと酸味の効いた香りは、白ワインを彷彿とさせ、チーズの濃厚な旨味との相性が抜群です。また、甘いスイーツなども肴にしていただきたい、意外な相性ですが美味しいので是非ともお試しください。

写真の肴は、チョコケーキタルトとクリームチーズになります。

夫「重哉（しげや）」によるオススメの飲み方と肴の伝授

私、重哉のオススメの飲み方は、「上燗（じょうかん）」です。

「上燗」とは、燗酒の一つで、45℃まで温めた日本酒のことを指します。この温度によって酸味が程よくあり、「楓葉」の芳醇で魅惑的な香りが一番発揮されます。

ちろりでじっくりと湯銭し、温めていくさなかに訪れる魅惑的な香りを楽しみ、適温の45℃のお酒を楽しむのが「重哉流」です。ちろりが無ければ、徳利（とっくり）で湯銭しても楽しめます。

私、重哉のオススメの肴は、「煮物や醤油漬け」です。

芳醇で魅惑的な香りが特徴で酸味があるので、あっさりとしたお刺身などでは日本酒の味に肴が負けてしまいます。ですので、味の濃い目な煮物や醤油漬けとの相性が抜群です。また、少しピリッとした辛味のあるものとも相性がいいのでお試しください。

画像の肴は、大葉チーズの豚肉巻き醤油甘麹絡めと湯葉の醤油麹になります。

・米：滋賀県甲賀市産「玉栄」

「玉栄」は、滋賀県で多く栽培されている代表的な酒造好適米になります。​

契約栽培農家の方に栽培していただいており、同じ水流系で栽培されているので、自社地下水との相性がとても良く仕込みでの調整が上手くでき、とても美味しい日本酒が出来上がります。​

​・水：鈴鹿伏流水の自社地下水​

この水は、創業当時から安定し金気などの不純物がなく、全硬度3.2の弱軟水で滋賀県甲賀産の「玉栄」で作られた麹の力が存分に発揮されるので、若干甘めながらスッキリとした味わいになり、飲みやすく米の風味を存分に感じられる日本酒になります。​

近年、この業界もほとんどの作業を機械でおこなう酒蔵が多くなってきています。しかし、私達の酒蔵は先代から受け継いだ道具を使用し手間暇をかけ醸造します。​

​大型な機械は、昭和中頃に製造されたものになり2点しかありません。​

一つ目は、「ヤブタ式」と呼ばれる自動圧搾ろ過機になります。

これがなければ一人で絞りができません。ですので人手が少ない私達の酒蔵にとっては、なくてはならない大切な機械です。​

​二つ目は、蒸煮原料冷却機になります。

敷地が狭くどうしても自然冷却というわけにはいかないので使用しています。昔は、外にあった風車からの風を取り込む仕組みで使用していましたが、風味が悪くなる原因となりますので、現在は冷却機のみで蒸した米を冷やしています。​

その他の機械はなく、すべて手作業で醸造をおこなっています。​

ちょっとした温度の違いや米の具合はすべて手でしか感じることができません。米を洗った状態を感覚や目で見て加減し、米の冷まし具合を手からの情報を頼りに加減していくといった様々な工程をこれまでに培ってきた経験と感覚で醸造しています。​

​大量生産はできませんが、情熱と愛情をもって醸造しています。

たっぷりの情熱と愛情、人の感覚によって生み出される旨さを感じられる

希少価値が高い日本酒を 是非堪能していただければと心から思います。​

明治44年（西暦1911年）創業​

現在は、5代目 田中 重哉（ﾀﾅｶ ｼｹﾞﾔ）がオーナー杜氏をしております。​

杜氏は雇わずにオーナー杜氏・家族・仲間達で営んでいる小さな酒造になります。​

酒造の経営理念​

「和醸良酒」​

良酒は和を醸す・和は良酒を醸す​

人の和を大切にして酒を造り、和をもって商いをしていきたいを経営理念としています。​

私達夫妻だけでは、どうしても仕込みでは手が足りないのが現状です。アルバイトを雇うことも可能ですが、それはせず、地域の皆様に手伝っていただいています。​

毎年、朝早くから日替わりで5人以上が手伝ってくれ、もうこの関係が10年以上あり慣れた人になると言わずとも予定を空けていてくれ作業もしっかりとやってくれています。仕込みが終わると地域の皆様と一緒に食事をするのが例年の楽しみでもあります。

​その他にも、米を栽培している方も手伝ってくれたりと多くの方に支えていただきながらこの小さな酒蔵を営んでおります。​

今回のMakuake様でのプロジェクトを通じて​

新しい和ができることを楽しみにしております。​

【Makuake限定販売】妻派vs夫派 呑み比べセット

数量限定200セットのみ

内容物

・新酒先行販売「火入れ」純米吟醸酒 春乃峰 720ml ×1

・新酒先行販売「無濾過生原酒」特別純米酒 楓葉720ml ×1

​・妻派vs夫派 投票手紙 ×1

詳細

・新酒先行販売​「火入れ」純米吟醸酒 春乃峰 720ml​

使用材料​

米：滋賀県甲賀市産「玉栄」精米歩合：55%​

水：鈴鹿伏流水の自社地下水​

酵母：新酵母​

アルコール度数：15度​

賞味期限：2021/8/1​

保存方法：直射日光を避けた冷暗所

・新酒先行販売​「無濾過生原酒」特別純米酒 楓葉 720ml​

使用材料​

米：滋賀県甲賀市産「玉栄」​精米歩合：60%​

水：鈴鹿伏流水の自社地下水​

酵母：既存酵母​

アルコール度数：17度​

賞味期限：2021/8/1​

保存方法：要冷蔵​

※無濾過生原酒となりますので長期保存はできませんご了承ください。​

・妻派vs夫派 投票手紙

妻派か夫派かどちらか投票お願い致します。

投票結果をホームページに掲載させていただきます。

結果に応じた返礼も考えていますので、是非ご投票お願い致します。

田中酒造株式会社 5代目 田中重哉（たなかしげや）​

滋賀県甲賀市甲賀町の酒蔵「田中酒造株式会社」で生まれ 小学生～高校生までは酒蔵の長男として、 仕込みを手伝い学校へ行くのが日課だった。​

平成4年4月 東京の酒類問屋に入社 入社後、利き酒師の資格を取得​

平成8年4月 家業へつき、能登の山下杜氏と出会い仕込みを教わる。​

平成11年1月 蔵入り直前に山下杜氏が胃がんのため倒れそのまま帰らぬ人に、 急遽杜氏のいなくなった蔵は大変な危機に立たされました。杜氏がいない中、試行錯誤し仕込みをおこなった結果、この年の日本酒が初めて造ったものとなりました。​

平成12年1月 当時70歳は越えておられる能登の熟練 玉川杜氏に来てもらい杜氏になるための修行を２年間していただきました。

平成14年〜 杜氏に来てもらう事なく家内で仕込みをおこない​

現在は妻と2人でオーナー杜氏として酒造りに取り組んでおります。