ソリッドなデザインと充実した機能。
火力を考えると、薪ストーブは縦型になる。
冬のキャンプが格段に充実する薪ストーブ。今では寒い季節の必須ギアとも言えます。その薪ストーブの機能性をゼロから見直して生まれたのが「HODO/FLAME CHEST(フレイム チェスト)」です。火が回りやすい予熱室、省スペース化、追加しやすい薪、炎の見やすさ、取り扱いやすさなど...。冬をもっと楽しくしてくれる薪ストーブが、縦型構造にすることで実現できました。

キャンプファンが作ったキャンプファンのためのストーブ。
結論は「縦型」だった。
炎を見る楽しみ、強い火力、暖房力を極めた1台。
縦型だからしっかり見える!上に伸びる揺らぎ、踊るように燃える炎。
炎の揺らぎを見つめることも、薪ストーブの魅力。FLAME CHESTは大面積のガラス扉から、上に伸びる炎の揺らぎがよく見えます。ゆらゆら揺れる炎が、安らいだ気持ちを引き出してくれます。

予熱室から生まれるガンガンに強い火力。暖房力で選ぶなら縦型です。
薪が燃えやすい構造を追求すると、ストーブは縦型になりました。燃焼室の下に空気の予熱室を設けることで、熱い空気が供給されて火が回りやすくなり、二次燃焼も起こりやすくなります。しかも、FLAME CHESTはオールアイアン製。どんどん薪が燃えて厚さ1.2mmの鉄板から輻射熱が発生。薪ストーブの扱いは慣れるまで案外難しいものですが、FLAME CHESTなら初心者にもおすすめです。



焚き口の付いた天板、調理もできる優等生。
上部の天板に調理スペースを備えています。天板部には焚き口を設置、背面には空気の流入調整口も装備し、火加減を調整しながら直火調理が可能です。


ムダを省いたソリッドなデザイン。使い込むほどアイアンの深みがでる。
FLAME CHESTに無駄な装飾はありません。鉄の素材感を生かし、機能性を追求したソリッドなデザインです。使い込むほどにアイアンの深みが出てきます。


薪をくべるのも、灰の処理も簡単。
場所を選ばず、持ち運びがラク。
縦型にしたら、こんなに使い勝手が良くなった!
市販の薪を上からストン。薪をくべるのも、灰の処理も超カンタン。
市販されている薪(〜約40㎝)がそのまま入る設計です。最大で5~6本ほど。前面の扉をガバッと開けて、上からストンとラクに薪を追加できます。また、一番下に灰受けを備えているので、手間のかかる灰の処理も簡単です。



煙突は上でも横からでもOK。排気方向を選択可能。
FLAME CHESTは上方排気と後方排気を選択可能です。煙突をまっすぐ上に出すことも、横にも出してからL字に曲げることもできます。


縦型だから設置面積が小さい!縦型だから片手で持ち運べる!
縦型ストーブのメリットは、設置面積が小さいこと。FLAME CHESTはコピー用紙B4サイズほどの設置面積、高さも64㎝なのでスペースを広く使えます。また、アイアン製ながら11.4㎏に重量を抑えており、そのまま片手で持ち運ぶことができます。


Made in Niihama Japan!
作ったのは鉄と炎を知り尽くしたガチキャンパーの職人。
自分がほしい機能と工夫を、すべて取り入れています。
品質にこだわる鉄の職人がつくっています。
FLAME CHESTをつくっているアウトドアブランド「HODO」は、瀬戸内の愛媛県新居浜市にあります。新居浜市は、江戸中期に別子銅山が開発されて以降、鉱山の機械・器具づくりから発展した、ものづくりの街。もちろん金属の加工技術も一流です。HODOは、この新居浜市にある鉄工会社「(株)タステム.」が運営・制作しています。スタッフは全員が精密な加工技術を持つ鉄工職人。HODOは、職人技によって鉄から生まれたアウトドアギアを届けています。


ここにも、あそこにも職人技あり。使いやすさを徹底したディティール。
FLAME CHESTをつくったのは、精密な鉄製品を製造している職人集団。溶接の精度、美しい曲げ加工をはじめ、細部へのこだわりが違います。ちょっとした違いの中に、職人の技を感じられます。


曇りにくいガラス扉
前面のガラス扉の下に小さな給気口を設け、ガラスがススで曇りにくいように工夫しています。

ピタッと閉まる扉
ガラス扉のヒンジにバランサーをかませて、ピタッと閉まるようにしています。一番よく使う扉が、気持ちよく開閉できます。

ワンタッチのスタンド
ストーブを支えるスタンドの展開と折りたたみはワンタッチ。これだけでも、準備や片付けがラクになります。


オプションでさらに使えるストーブに!カスタムも使う人のアイデア次第。
FLAME CHESTはオプション装備を利用することで、さらに使えるシーンが広がります。現在用意しているのはサブテーブル。持ち運び時にはガラス扉のカバーになり、使用する際にサイドハンガーに設置する仕掛けです。オプション装備に限らず、サイドハンガーを活用すればアイデア次第でいろいろな使い方ができます。



火力の強いストーブがあれば、遊びの選択肢が広がる。
コンパクトな縦型だから自由が広がる。
結局、スペースを広く使えることが大正解。
火力で選んでも、機能で選んでもFLAME CHESTは後悔させません。結局のところ、コンパクトな縦型であることが、一番の魅力かもしれません。仲間で集まるときも、一人で充実した時間を過ごすときも、圧倒的に自由です。


仕様
【本体】
素材/Sheet Metal Iron
寸法/W240mm × H640mm × D375mm(展開時)
寸法/W240mm × H550mm × D375mm(脚収納時)
重量/11.4kg
塗装/シリコン系耐熱塗料吹付
ガラス/テンパックスt2
【煙突】 ※4本+煙突カバー付属
素材/sheet metal iron+SUS304
寸法/1本 W60mm × H300mm(有効長250mm)
企画・設計・製造・生産/日本(愛媛県新居浜市)

※掲載の写真は、全てプロトタイプになります。
※現在開発中の商品につき、デザイン、仕様については変更になる場合がございます。
使用上の注意
テント内での使用は使用者の責任と判断で行なってください。
使用方法を誤ると、火災や火傷・酸欠や一酸化炭素中毒の恐れがあります。
初回使用時は塗料より薄く煙が出ますので、慣らし運転をしてから使用してください。完全に塗料が焼けると煙は出なくなります。また塗装にはシリコン系耐熱塗料を使用しております。塗料の特性上、擦れ跡、剥げは使用に伴い発生してしまいますので、ご了承ください。
構造上、燃料投入時は煙が投入口から出ますので、素早く燃料補給を行ってください。
正面のガラスは急激な温度変化、燃えている薪が直接触れ続けるなどにより、割れる場合がございます。使用中に汚れを取る際は、乾燥した布などで拭き取ってください。
保証
ご購入いただいた製品に不備または損傷がある場合は、お手数ですがまずマクアケメッセージにてご連絡ください。製造過程で製品に細かなキズ等が付く場合があります。品質上は問題ありません。
以下の場合は修理実費をいただき、故障の状況によっては修理できないこともございます。また修理の際HODOの判断で製品交換をさせていただくことがありますのでご了承ください。落下・圧迫・衝撃などによる損傷、変形。取り扱いの誤りによる故障。ごみや錆による故障。本製品以外の機器が原因となって生じた故障。当社以外で行なわれた修理や改造で生じた故障粗雑な扱いによる故障。設置場所の移設・輸送・移動・落下などの故障。消耗品の劣化、破損、故障および付随する不具合。天災など、不可抗力による故障。製造上の欠陥以外による製品の故障。素材の経年劣化による製品の寿命。そのほか当社の合理的判断に基づき有料と認められる場合。
修理・検査のために製品を送付される場合は、お客様に送料をご負担いただきますのでご了承ください。
実行者紹介
「HODO」は株式会社タステム.が立ち上げたアウトドアブランドです。
弊社は昭和29年より、薄板板金加工の職人集団として ものづくりの街・新居浜から鉄工製品を供給しています。スチール加工技術で大手重工メーカー様ならびにゼネコン様より、クレーン運転室、産業機器部品、スチールサッシ、スチールドアを主力製品とし、金属加工製品を納入しております。設計から塗装据え付けまで一貫体制でお客様の想いを形にしています。
HODO statement
鐡で、世界をもっと楽しく。
溶かし、固め、切断し、削り、抜く。
様々に姿を変える鉄には、無限の可能性があります。
私たちは「鉄工」という技を磨き上げ、 産業の発展と人の暮らしを支えてきました。 70余年、鉄に向き合い、培った技術をもっと役立てたい。
鉄は、そして私たちの技は、もっと世界を楽しくできるはず。
人類の知恵である「火」、強さのシンボル「鉄」。
これらの最高の相性をデザインし、みなさまにお届けします。
新居浜が生んだものづくり企業、タステムの新しい挑戦。
HODO(ホド)、技ありのキャンプギア。
※ブランド名は「火床(ほど)」から名付けました。いろりの中央にある火を焚くための窪みや鍛造用の炉のこと。
tkdl
2024.12.10
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2024.12.09
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2024.11.23