日本の伝統文化のひとつ「水引」

その「歴史」は１４００年前、隋よりもたらされた献上品にさかのぼります。

伝統工芸とは人に愛され、使われてこそ、その価値がある。

手のひらの中で端末を使用し世界とつながる時代に

つくり手たちが手仕事で一つずつを結び完成させる繊細な美しさの中に

日本の手仕事、伝統工芸の魅力が秘められています。

その誇るべき「水引」が、皆様の暮らしを彩る逸品となりますように。

飛鳥時代から続く、おもてなしの心が生んだ「水引」

水引の歴史には諸説ありますが、古くは今から約１４００年前、飛鳥時代（６０７年）に聖徳太子の命を受けた遣隋使小野妹子が帰朝の際に隋からの献上品にかけられていた「クレナイ」と呼ばれた紅白の麻紐が起源とされています。これは帰途の海上の平穏を祈願すると共に、贈り物が真心のこもった品物である事を表したと言われ、現代も贈答品や祝儀の際に欠かせない水引は、日本人が大切に受け継いできたおもてなしの心の象徴と言えるでしょう。

和紙からつくられる「水引」

紙のイメージが強い水引ですが、強度も強く様々な用途に使われています。和紙を撚って作った紙芯に直接着色したり、蒸着フィルムや飾糸を巻いたもので、太さは約１mm、長さ約90ｃｍにカットされているものが多いです。自遊花人で使用している「飾り糸巻き水引」は日本国内で作られており、「曲げ」や「水ぬれ」にも強く、色も鮮やかです。

160色の自遊花人オリジナル「水引」四季の糸

水引への情熱、色へのこだわり、安定した品質を追求し、2015年「日本製」の自遊花人オリジナル水引「四季の糸」が出来あがりました。従来ではあまり見られなかった細やかなグラデーションを描いた表現が可能となり、新緑や紅葉、冬景色など、色彩にあふれる古里の四季も水引で表すことができます。

様々な用途に使われる「水引」

もともと熨斗袋にかけられる水引は和紙をこよった紐で、人の心や、絆を結ぶ思いが込められたもの。お正月や冠婚葬祭などハレの日のイメージが強い水引を、自遊花人では「日常で楽しめる水引に」と、身近なアクセサリーやインテリアにアレンジにし、暮らしに寄り添うアイテムを提案しています。

＜水引トレー/イヤリングアクセサリー＞

＜自遊花人制作/水引の空間装飾・演出＞

手仕事の愛と技がこもったものづくり

「水引」制作は、一つひとつを手作業で行います。手仕事の基本は「人」です。「愛の心で」を社訓に掲げ、互いを思いやり、作品に注ぐ愛情を大切にしています。そして、制作に関して決して妥協することなく、隅々までこだわっています。見えないところや裏側こそこだわって作っています。

同じ水引でも、色や種類によって素材感や軟度が違います。その異なりを熟知して、さらに上手く生かすためには熟練の技が必要です。想いを込めて技を駆使して努めてまいります。

一つひとつの結びが味となり、＜かたち＞を彩っています。

手仕事ならではの、温かみある＜かたち＞をお楽しみいただけますと幸いです。

「暮らしに寄り添い、未来に結ぶ水引」として

3種のインテリアライトを制作しました。

光が水引の結びを通ることにより、幻想的であたたかくやわらかになります。

「灯り」として使わない時間も、インテリアとしてのデザインを追求しました。

自遊花人が自信を持ってお届けする、工芸品「水引ライト」をお楽しみください。

■リターン商品1 「雪あかり」

キャンドルスタンド付きで、インテリアとしてもオシャレに。

手のひらサイズの小さく可愛らしいキャンドルは、置き場所を選びません。

選べる6色。色違いで並べても可愛い。

■リターン商品2 「柔和」

＜ライト以外の使い方も！＞

美濃焼の一輪挿し用の陶器付き！グリーンを添えて、お部屋を彩ります。

敷き飾りは、コースターとしてもご利用いただけます。

選べる4色。シックで深めの色合い。

■リターン商品3 「キャンドルライト」

＜ライトを5色に変化させる、2つの楽しみ方！＞

①付属の飾り棒でスイッチを押し、色が変わる。

②振動で、色が変わる。

＜ライト以外の使い方も！＞

敷台の水引は、コースターや飾りとしても使えます。

付属の飾り棒は、かんざしとしても使えます。

選べる5色。それぞれの色の濃淡で水引2色使い。白色と茶色は水引3色使いです。

■リターン商品4 「ポストカード」

プロジェクト、作品3種の「ポストカード」を5枚セットです。

■ラッピングについて

お箱に入れて＜水引花＞で可愛く、一つひとつラッピングいたします。

（水引花の色指定はできません）（ペア商品/セット商品も一つずつ箱に入ります）

※ご希望がございましたら「のし掛け」納品も可能です。

自遊花人（じゆうかじん）… https://www.jiyukajin.net/

石川県金沢市で、＜身近に楽しむ水引＞をコンセプトに

Wadern STYLE（ワダンスタイル）和とモダンを合わせた水引作品を作っています。

美しい日本の水引を伝統文化として残すために、

水引の内にある日本の心を広く世界に伝えるために。

より良いものを創り出すことに喜びを感じ、

特に色遣いにこだわりながらモダンなインテリアや可愛らしいアクセサリーなど、

水引アートの可能性に挑戦した作品を金沢から発信しています。

そして、一番大切にしていることは、想いを込めて結ぶこと。

機械ではなく、手仕事だからこそできる「愛情」を込めて結ぶこと。

日本人の手仕事の技から生まれるライトを日常に楽しんでみませんか。

ここまでご覧いただき、誠にありがとうございます。

初めてのクラウドファンディング挑戦で、とても緊張しておりますが、

美しい水引の魅力をお伝えでき、身近にたのしんでいただければ幸いです。

どうぞ応援をよろしくお願いいたします。

■いただいた資金の使い道

クラウドファンディングでお預かりした資金は、水引制作・当プロジェクトを国内外に届けていくための活動資金にさせていただきます。また、集まった金額によっては、次回のプロジェクトへの資金として使わせていただくこともございます。