皆さま、はじめまして。私たちは、小さなファクトリーKINOSHA（きのしゃ）です。

今回、「日常にそっと寄りそうことを大切に、長く愛せる品々を提供したい」という思いのもと、ブランド初のトートバッグを企画、制作いたしました。

『質の良いものを長く使いたい』

あなたは、このような思いはありませんか？

「大人だからこそ、質のいいバッグを長く使いたいなぁ。」

「流行に左右されない、使いやすいシンプルなデザインのバッグがいい。」

という思い。

その思いに見合ったバッグとは？

私たちが考えいきついたのが、「長く愛せる」「機能的」なもの。

この二つをコンセプトに、KINOSHAのトートバッグが完成しましたのでご紹介します。

　KINOSHAの
　 トート　

長く使える、ずっと愛用していたいものとは、どのようなものなのか？、と考えを巡らせていました。

私たちなりに考えいきついたのは、お手入れや、修理しながら使い続けられる、経年変化を楽しめるもの。

イメージとしては、ヴィンテージのミリタリーバッグみたいに、クタクタになっても愛用したくなるものを目指しました。

味のでる素材

素材は天然素材を採用して良い味のでるバッグを目指し、耐久性はもちろん、仕上がりの美しさやその佇まいにおいても、こだわりました。

国産綿１００％防水帆布

防水（パラフィン）加工とは、パラフィン＝蝋、実はお誕生日ケーキにさす”ろうそく”の原料である蝋を、生地に染み込ませています。

それ故、通常の帆布と比べると、パリッと張り感がでて生地自体も固くなります。

パラフィン加工をした生地は、使っている間にどこかに擦ったり、折り畳んだ時にできるシワにチョークマーク（白い線）が入ります。

このチョークマークが、バッグの使い方や使う人、例えばお出かけ用に使うのか、アウトドアシーンで使うのかだったりで、風合いが変わってくるのです。

人間も、色んな人がいるように、バッグもバッグの生き様を感じられる、最初ある張り感も、使い込むうちに柔らかく、経年変化を楽しめる素材となっています。

国産ヌメ革

持ち手、正面と裏面ポケットの内側に、ベルトを留めるために使っています。

大人が持つのにふさわしいように、ツヤをおさえたマットな革を採用。

日本でタンニン鞣し（※）された牛の革を使用しており、ヌメ革特有のエイジング（経年変化）を楽しむことができます。上品で落ち着いた雰囲気をもちつつ、革本来の素材感も楽しめます。

※植物性の材料をつかい、皮から革にする工程

また、持ち手のベルトに使用している革は牛の背中からお尻にかけての部分で「ベンズ」と言われており、密度が高く厚みがあり耐久性に優れた部位となっており、負荷のかかる持ち手はこの部分のみを使っています。

また、厚みのある革をセレクトして、一枚革にすることで、クタクタになっても使いたくなるようないい味の出るバッグに仕上げています。

タイムレスな
デザイン

トレンドに流されず、時間とともに良い雰囲気を醸し出すようなデザインを目指しました。

ミリタリーと日本建築の融合

ヴィンテージのミリタリーバッグや、昔からある日本建築に着想を得て、一見はシンプルながらも、時間とともにエイジングを楽しむことができます。

経年変化を楽しむ

使い始めは張りのある帆布も月日とともに、クタっと、防水帆布ならではの表情に変化していきます。

バッグの使い道でも表情が変わってくると思いますので、ぜひあなたならではの使い方で、エイジングをお楽しみください。

職人がデザインするからこそ
細部にもこだわりを

持ち手の付け根を見せないデザイン

持ち手の付け根部分はポケットで隠れるデザインです。

上から見たときに、縁取りテープが見えないように

生地のほつれが出ないように巻いている縁取りテープ。
これをパッと見たとき、美しく見えるように縫製する順番を考えました。

手書きのラベル

画像はサンプルになりますが、お届けするバッグには、手書きでシリアルNo.と職人のサインを書いてお届けします。

一点一点、革の仕上げにこだわりを

上の画像の塩昆布のようなものが、革の角を落としたものです。

革部分、すべてのフチに、線を入れることによって、革の表情が引き締まり、高級感がでて見栄えが良くなります。また、熱した道具で線を入れていますので、革の繊維が引き締まり耐久性も上がります。

革の切り口には、海藻の「ふのり」を煮立たせて、液体にしたものを塗り、滑らかな仕上がりにしています。

「え、海藻を塗るの!?」と思われた方。安心してください。(笑)

このやり方は、日本の革小物の伝統技法で「切り目本磨き(きりめほんみがき)」という仕上げ方です。

磨きすぎるとツヤツヤになってしまうので、KINOSHAトートの雰囲気に合うようにややマットで上品に仕上がるように、この技法をつかい革を磨いていきます。

このような、言われないと分からないぐらい小さなことではありますが、バッグが仕上がったときには、大きな違いになってくる作り方をしております。

アフターケアとリペアもお任せください

メンテナンスが得意でない方は、KINOSHAまでバッグをお送りください。オイルメンテナンスを無料でさせていただきます。（往復送料はご負担ください。）

また、リペアしながら長くお使いいただけるように、今後、修理・補修等お困りのことがございましたらKINOSHAまでお問い合わせください。

職人が喜んでリペアさせていただきます。

※有償になってしまう場合もございます。一度お見積りさせていただきますので、お問い合わせください。

スタイル＆アイデア

大容量、だけど日常で使いやすい大きさ

13.3インチのノートパソコンも余裕で入る大きさ

外側全面に、合計４つポケットがあるので、小さな物も仕分けがしやすく使いやすい

" ON&OFF " どちらでも活躍

クラシックな雰囲気も持ち合わせているので、大人スタイルにもハマります

ショルダーベルトが絶妙な長さで、荷物にアクセスしやすいです

遊びでも大活躍 !!

日常になじむデザインで普段使いにも

６号帆布という体育館のマットに使われている生地を使用しているので、アウトドアでも

女性が持っても違和感ない、かわいいデザインです

着ている服のボリュームにもよりますが、ななめ掛けにしても持っていただけます。

製品仕様

-サイズ

高さ35cm × 幅36.5cm × マチ15cm
持ち手71cm

※若干の誤差があります事、ご了承ください。

-素材

ヌメ革・綿100％(パラフィン加工)

-企画・デザイン・生産

日本

-カラー

ブラック・ベージュ・カーキ、３色の中からお選びいただけます。

※モニターによって実際の商品の色味と若干異なる場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

-お手入れ方法

【 革の部分 】
柔らかい布やブラシで表面の埃を取り除いてください。そして乾燥が気になるようでしたら、革用のオイルやクリームで保湿してあげてください。

【 帆布の部分 】
柔らかいブラシで、目に詰まった汚れを落としてください。もしも汚れが気になる場合は、固く絞った布でたたくように拭いてください。あまりやりすぎると、パラフィン加工が落ちてしまったり、色落ちする場合がございますので、ご注意ください。

雨などで濡れた場合は、乾いている布で水分を拭き取り、通気性の良いところで陰干しをしてください。

よごれや傷さえも、経年変化の味わいとしてお楽しみいただくコンセプトとなってます。

－特性

天然素材になりますので、極度の水ぬれ・汗・摩擦によって色落ちする場合がございます。
ご理解いただきたい革のこととして、変色・退色・色移り・オイル移り等の可能性があります。

また、革には小傷、シミ、トラと呼ばれる模様等がございます。
できるだけ、目立つところでの裁断はしていないのですが、 天然皮革であるがゆえのそれぞれの個性としてお受け入れくださいますようお願いいたします。
天然皮革の特徴として、どうかご理解いただけますと幸いです。

スケジュール

2024/05/15　プロジェクト開始
2024/07/17　プロジェクト終了
2024/07/18　先着購入順に発送準備を開始します
2025/01/17までにリターンのお届け完了を予定しています

リターンのご紹介

KINOSHAより

私たちは、「日常にそっと寄りそうことを大切に、長く愛せる品々を提供したい」という考えのもと、ブランドを立ち上げました。

今回、ブランド初の品として企画・デザインしてまいり、ようやくリリースすることができます。

小さなファクトリーではございますが、ひとつひとつ丁寧におつくりすることを大切に、また、皆様の手に渡ってからもアフターケアやリペア等も喜んで対応させていただきます。

そしてこの場をお借りして、皆さまに知っていただこうと本プロジェクトを立ち上げさせていただきました。

小さなファクトリーゆえ、量産はできません。ですが、小さなファクトリーならではの手書きのラベルをお付けしていますので、ぜひそちらもお楽しみください。

最後まで読んでくださりありがとうございました。