プロジェクトの概要

栃木県茂木町役場の職員有志で令和２年４月１日に一般社団法人Social Up Motegiを設立いたしました。２０年後の子ども達に住みよい環境を創るため、地域商社として町の資源に価値を生み、町の財源を生み出すことを目指して運営していきます。

茂木町には豊富な山、川、田畑の資源が多くあります。これらを今以上に生かしていくためには、地域商社による内需、外需をさらに活性化させる機能が必要です。その機能を生かすことで、２０年後の子ども達がもっと住みやすくなる環境を創り出していきたい。それを地方公務員がこれまでの職務で培ってきたノウハウと掛け合わせ、職務外で生かすことが、今までにない機能を生み出せるのではないかと考えています。そして、得た利益を町の財源とすることで、町の負債を返済（減債基金）もしくは、貯金（財政調整基金）にすることなどで、相殺していくことができれば、未来の子ども達にかかる将来の負担も軽減できます。東京一極集中、過疎化、この状況を脱却するにはどうしたら。地方が存続するためには何をしたら良いのか。誰のために何のために何をするのか。自問自答を繰り返しながら、たどり着いたのは、子ども達の未来のため。できることから始めていきたい。まずは、役場職員が税金を使うことだけでなく、ビジネス的感覚を持ち、町の資源を活かして、自ら財源を稼ぐことに挑戦します。それが今回、私たち自らが住む地域の資金を稼ぐために役場職員の立場以外の副業で地域商社として働く母体「一般社団法人設立プロジェクト」です。

地域商社とは、農産品、工芸品など地域に眠る魅力ある産品やサービスの販路を、生産者に代わって新たに開拓し、1円でも高く生産者から産品を買い取れるよう、市場から従来以上の収益を引き出す役割を担います。地域への投資を集め、地域の稼ぐ力を強化していくことを目的としていきます!

茂木町間伐材を材料とした「もっくいっく」と「ログトーチ」に「Social Up Motegi」のロゴで茂木町産材であることをブランディングし、地域に根ざした地方銀行様との連携による新たな販路の開拓や、これまでにご縁があったマスコミ関係者様を通じた情報発信をしていきます。今後の商材としては、茂木町で育った牛で「もてぎ牛」のブランド化を計画中です！

Makuakeを実施する理由について

本プロジェクトを成功させ、未来の茂木町そして日本全国の自治体を創生していくためにはサポーターが必要です。このプロジェクトをきっかけに、一人でも多くの皆さまに公務員が副業で地域商社として地域の財源を稼ぐ仕組みを知っていただき、応援をしていただきたいという想いからMakuakeでプロジェクトを実施する運びとなりました。皆さまのご支援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

一般社団法人の定款中に余剰金の分配の禁止事項を定めることで非営利型の一般社団法人となります。当法人の定款中の第２５条で「当法人は余剰金を分配することはできない」と定めています。また公務員の副業に対応するために、第２４条において「理事は無報酬とする」と定めています。

市町村には、地域振興課や商工課など、地域の商工業者に対応する課がありますが、主な役割は、公平に商工業者を支援することとなりますので、市町村が主体的に商いを行うことはできません。

森林資源を活用した商品リターン

当法人の地域商社商品である、茂木町の間伐材を材料とした「もっくいっく」と「ログトーチ」をリターンとします！

①茂木町産檜でできた香り豊かな積み木「もっくいっく」

本商品は無垢材でできた防腐剤等不使用の檜の香り豊かな自然素材の積み木です。天然木そのものの手触り、自然な香り、様々な木目、心地よい音を、積み木とともに楽しむことができます。

木育とは木と触れ合い、木に学び、木と生きる取り組みのことを言います。身近に木育を感じることができる積み木「もっくいっく」。

12mm✖︎24mm✖︎120mm と 24mm✖︎24mm✖︎120mm（2つのサイズの「つみ木」）

ただの木片にも見えるシンプルな形が、プレイヤーの創造力を刺激します。シンプルだからこそ、積み上げるだけで様々なものを造形できます。木育とは「木とふれあい、木に学び、木と生きることを学ぶ活動です。子供の頃から、木を身近に使っていくことで、森や木と、人との関わりを考えられる心を育みます。

②茂木町産檜もしくは杉でできた「ログトーチ」

フィンランド、スウェーデンをはじめとする北欧、スカンジナビアの木こりたちは、古くからログ（丸太）にひと手間を加え、森での生活の様々な場面に、それらを活用してきました。そのひとつログトーチを茂木町の間伐材で作りました。道灯りとしてのたいまつや山中での暖とりに使うのはもちろんのこと、炊事用コンロやビバーク時の動物除け、季節の祭礼時などにも利用します。ログの中心を抜けるたて穴に、下方の吸気口からエアが入り込み、効果的にドラフトを発生させます。森と共に生きてきた彼らの知恵は、アウトドアライフの原点そのもの。今の私たちのアウトドアライフを、よりいっそう素敵なものにしてくれることに違いありません。

法人設立費用を クラウドファンディングします

法人設立に要した費用は、登記に関わる手数料など約150,000円です。国・県・町からの補助金はありません。当法人の収益は50%を町の一般財源（町のお金）、40%を次年度事業費、10%を経費とします。その仕組み作りの第一歩とさせていただきます。

一般社団法人Social Up Motegi

地方創生から茂木創生へ

東京一極集中、地方過疎化、この状況を脱却するにはどうしたらよいのか、また、地方が存続するためには何をしたらよいのか、できることから始めていきたいです。

令和元年６月から地方創生とは何か、私たちにできることは何かなどを考える勉強会を毎月開催し、それらを実行する場として、今回のプロジェクトの実施を選びました。

20年後、茂木町に住む子供達を考えた時に、現在の町の負債を少しでも無くしたいという想いから始まりました。町の負債を少しでも無くすため、町の資源に付加価値をつけて収益をあげ、町の財源とすることで実現させたいと考えています。

設立以前に茂木町産材積み木「もっくいっく」の開発に携わってきましたが、地方公務員の立場では、販売は携われなかったので、一般社団法人の無報酬の理事という立場で、販売にも携わり、事業収益を生み出していきたい。また新たに商材として加わった「ログトーチ」を皮切りに、今後は「もてぎ牛」などの開発も事業化していく予定です。

代表理事 為永 崇志（茂木町役場職員）

職員でありながら、清流那珂川のカヤックインストラクターもライフワークとしています。

理事 小河 明美（元茂木町役場職員）

現一般社団法人もてぎツーリスト事務局長 茂木町の花の山をご案内しています。

理事 田中 のり子（茂木町役場職員）

英語に堪能で茂木町と姉妹都市のアメリカ インディアナポリスを結ぶ通訳として活躍しています。

理事 東海林 帆（茂木町役場職員）

茂木町の間伐材積み木「もっくいっく」の開発をしました。これからも地域資源から新たな商品開発をしていきます。