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日本の伝統工芸を身近に。野崎ふみこ先生イラスト入り 輪島本漆塗り箸 【桐箱入り】

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ストーリー

  1. 輪島の匠による手塗り
  2. 有名作家の描下ろしイラスト入り本漆塗り箸
  3. 3年間無償修理保証

Muscat Trading が企画制作する有名作家のイラスト入り輪島本漆塗りのお箸です。

イラストは、月刊 「JOUR」(双葉社)にてレギュラー連載中「ホスピめし」「たまこ定食」「心のイタリアごはん」などの人気漫画の作者である野崎ふみこ先生にお願いいたしました。

そして、漆器の聖地とも謳われる“石川県輪島”の漆塗り工房の輪島 塗太郎様の協力を得て、実現いたしました。

Makuakeだけの三年間無償修理保証

「漆器のお箸は折れやすいでしょ?」

漆器の産地を観光で回られると、お土産屋さんには安価な漆器の箸が並んでいて、デザインも多種多様です。お土産で買ってきて、使ってみると半年もしないうちに折れてしまった。そんな、残念な経験をお持ちの方が多いのではないかと思います。

それは、観光用に作られたリーズナブルな塗箸は、本体の木地には間伐材などを使用します。また、漆の塗工程も簡素化されて機械塗りが大半。

したがって、コストパフォーマンスが高い観光用の製品になるのです。

すると当然のように、耐久性の面では弱くなりますので、匠の手作業による本塗りの製品とは差が歴然に出てしまうのです。

今回、本プロジェクトでは、次の3つのコンセプトに基づき製品開発にあたりました。

1. 箸本体の素材を厳選し、耐久性を重視

2. 伝統と現代のデザイン性を重視

3. 信頼性を重視

その結果、今までの伝統や習慣などを一切排除し、これまで漆器業界になかった発想を持つことで、お客様の信頼を得て、この製品に興味を持っていただこうと考えました。

そこで、「お箸は折れるもの」だから「折れたら買い替え」という概念を覆し、「お箸は折れても直して使うもの」として考えることに。

そして、3年間の無償修理保証 となりました。

送料は返送時のみお客様負担ですが、定型郵送物で送っていただけますので、わずか切手代84円。修理完了後の送料は弊社が負担します。

もちろん、Makuakeだけのオリジナル(通常、工房の輪島 塗太郎さんの商品では、1年間の保証になります)

<保証の条件>
・通常の食器として使用していること
・食器以外の用途に使用しないこと(例;ものを突き刺す、こじ開けるなど)
高熱(特に電子熱)に弱い為、電子レンジを使用した場合は対象外
調理に使用した場合は対象外
・直射日光に当てないこと
・たわし、クレンザー、さび落とし、激落ちなどを使用しないこと
・他の食器と一緒に洗わないこと

<ご留意>
レンジや加熱調理などの高熱でお箸が損傷した場合、製造元の輪島 塗太郎にてすぐにわかります。また、不用意な力が加わり、お箸の持ち代(上部)が折れた場合には、修理可能かどうかは現物を確認後の判断になります。

今回、イラストをお願いした野崎ふみこ先生のプロフィールをご紹介いたします。

野崎ふみこ/江里碧乃(AOHNO ERI)

漫画家歴45年。現在、「JOUR」(双葉社)にて連載中。また、直感でエネルギーを描くドットアート・パステルアートアーティスト「江里碧乃」としても個展、アート教室主宰。漫画の代表作に、『ホスピめし』『たまこ定食 注文のいらないお店』『心のイタリアごはん』(いずれも双葉社刊)、『神さまの贈りもの』(小学館刊)等々。

Ameba https://ameblo.jp/ffuuffuu/entry-12724892473.html

Instagram https://www.instagram.com/fumikonozaki/

・野崎ふみこ先生の描き下ろしイラスト入り
・輪島の本漆塗り
・漆職人、上塗り師による本手塗り
・3年間無償修理
・豪華な桐箱入り
・ご入学、ご進学、ご就職ギフトに最適

商品開発秘話

2021年12月

暮れも押し迫った師走の半ばころ、弊社は急遽、野崎ふみこ先生へイラストの描き下ろし原稿をお願いしました。突然のDM、断られるか無視されても仕方ないと思いながらも、「ダメ元でも、ひと声かけなければ、何も生まれない」そう考えていました。

ところが、先生から、Muscat Trading の電話に。「お久しぶりです。うれしいですこのお話し!」と。

まさかまさかが、とんとん拍子に進み、第1作目の原稿は2021年12月下旬、輪島へ送られました。

そして試作品ができましたが、先生より「イラストの一部に修正を・・・」とのコメント。修正が完了して、再度版下、、、、大みそかの除夜の鐘の音。

2月3日(木)節分

ついに、完成いたしました。「宝さん」のイメージが輪島の本漆塗りの上に金地で浮かび上がりました。「野崎ふみこ」のサインと2022の文字もくっきり。

輪島 塗太郎オリジナル

半球状の天

手作業での削り出しを施すことにより、箸の天が優しい半球のフォルムを描いております。

あたかも、丸箸のように柔らかな曲線を描いておりますが、実は「角ばし」です。実に、手間のかかる手作業を経ることによって、このようになめらかで優しい曲線を描き出すのも、匠のこだわりが込められています。

ところが、一般的な「天丸」と呼ばれるお箸の場合、ほとんどの場合は機械で1度削り出すだけなので、ふもとの部分が角ばっていてなんとなくしっくりとなじみません。

漆黒

月明かりのない真っ暗な夜を”漆黒の闇” と表現することがあります。これは今回のプロジェクトで採用した漆の黒色に由来します。漆を塗った表面は艶やかに光沢があり、光を反射するためほかの塗料を使った場合とは異なる状態に仕上がります。

ところが、光を反射しないように傾けると不思議なことに光を吸収し、まさに真っ黒になります。

実際に、このイラスト入り輪島本漆塗りの箸とスマートフォンの画面の上にかざして黒さを比較してみてください。するとスマートフォンの画面がむしろ白っぽく見えてきます。

この漆黒の黒が本漆塗りの魅力の一つでもあります。

箸先

箸先の部分には、古代朱の違い塗りを施してあります。地色が明るいため、食事の後には、この箸を洗う際にも汚れていればはっきりとわかります。

古代朱は普通の朱色よりも落ち着いた色で、平安の時代から日本の文化の中で使われてきた伝統的な色合いです。飽きの来ない、日本人ならではの風情をお楽しみください。

金環

また、黒の漆と古代朱の漆の境目には金地の環を手塗で施してありますが、これも匠の技で、このように「スッ」と環を入れられるようになるまでには10年かかるといわれております。(実際に、Muscat Trading のスタッフが油絵の顔料などで割りばしを使ってやってみますと、左右均等には描けませんでした。実に難しいです。)

豪華桐箱

お箸のセットは豪華桐箱に詰めて配送します。

親しい方、ご進学、ご就職など、、贈り物にも、そのままでお使いいただけます。

・中学から高校卒業までの給食や弁当とともに
・入学祝、就職祝いの贈り物として
・野崎ふみこ先生のファンの方々へ


輪島塗は石川県輪島市の伝統工芸品です。

本物の輪島塗とは「輪島の職人の手により、輪島地の粉(わじまじのこ)を使い、布着せ本堅地(ぬのきせほんかたじ)を施し、手作業で塗り上げられた塗り物のみ」につけられる総称です。 自然素材のみを使用し、手作業・手作りで、天然木を使った天然漆塗りのもので、丈夫さと仕上がりの美しさに加え、修繕のしやすさも兼ね備えた素晴らしい伝統工芸品です。

製品が仕上がるまでの工程は20~30以上におよび、ひとつの製品が仕上がるまでに、最低でも4~6ヶ月ほどかかります。 各工程によって職人さんは変わり、木地は木地の職人さんが、下地は下地の職人さんが、塗りは塗の職人さんが…と、ひとつひとつの工程で手がける人間が変わるのが一般的です。

しかしながら、輪島 塗太郎ではこの工程をほぼすべてを自社工場で行っております。

製造工程

今回のプロジェクトのベースとなる『輪島の本漆塗り箸』の製造は、まずは箸本体に使われる「木地」を作ることから始まります。

木地専門の加工職人さんによって、まず原型の木地が作られます。そして、出来上がった木地を今度は塗職人の手で下地を塗ります。

さらに、下地の塗られた箸を下地研き。

下地研きが終わると、いよいよ上塗り師の出番です。

中塗>上塗り>塗立て という工程、塗りと乾燥を繰り返します。

乾燥の妙

本物の漆は、いわゆる乾燥室のような機械的な施設では乾かすことができません。一般的な塗料の概念では、「湿度が低く、高めの気温」となります。ところが漆は湿度70~80%程度の状態で、気温24~28℃ が適しているとされます。この一般的な塗料と漆の根本的な性質の違いは、漆に含まれるラッカーゼ酵素が空気中の水分から酸素を取り込み、ウルシオールを酸化重合させて硬化するという点にあります。このため、適当な湿度と酸化重合するための温度が必要となるのです。

つまり、漆は空気中の水分と化学反応を起こして硬化するということです。漆はとても不思議な塗料で、一回ごとに違う乾き方をします。

長年漆塗りを手がけている塗り師でも、とっても神経を使います。輪島塗が漆塗りの中で最も丈夫であるといわれるのは、漆塗りをする上で一番最適といわれる輪島の気候にあります。漆の乾き方は温度と湿度に関係し、輪島はそれに世界一適しているのです。塗太郎の商品で「輪島塗」と銘打つ商品はすべて「天然漆塗り」です。
輪島塗特有の「厚みのある塗り方」は輪島でしか出来ない手法です。

輪島では、この自然環境を備えているために、漆塗りが盛んになりました。漆が硬化するまでには時間がかかります。

目安としては、指で触れるまでの乾燥までに24時間程度、お椀の様に熱い食材が入る器の場合は、少なくとも1ヶ月位は自然に置いた方が良いとされます。

まとめ

製造工程はこのようになります。

というように、実に手間のかかる、そして時間のかかる作業を経ています。

なぜ輪島で漆器が伝統となったのか?
漆器の産地は全国にたくさんありますが、年中通して安定して上塗りが施せるのは輪島をおいてありません。

塗あがった漆が乾燥して、アノ艶やかで上品な風合いを出すためには、気圧や気温、湿度といった自然現象に左右されます。

実際、湿度と気温が上昇する3月4月に漆は乾きにくくなります。また、大陸からの高気圧が接近しているときなども乾きにくくなります。輪島は西からの気圧の影響を最も早く受けそして漆もそれに応じるかのように反応します。

このような自然に左右されて醸し出される風合いこそが、この輪島において漆器が盛んになった理由であると考えられます。

上塗り師の伝統について

輪島塗太郎の中宮社長より、輪島塗りの伝統で、世間の一般常識では考えられないような習慣があることを伺いました。

それは、漆職人のなかでも、「上塗り」を専門にする「上塗り師」には、自分の意志ではなれないということです。これは、野球でいうと「ドラフト制度」と同じです。

下積みの漆職人を最低でも10年やってきて、上塗りの仕事を手伝いながら技量を高めてゆきますが、“親方”から声がかからないと「上塗り師」にはなれないということです。

伝統の輪島漆器が、世界にその名を響かせる。

その舞台裏には、漆器職人たちのたゆまぬ努力と、地道な作業、そして常に己の技量を高めて行く研鑽があるからこその結果にほかなりません。

輪島の漆器

ご使用方法について

市場では「輪島塗はとても強い器」というイメージがあるようです。
輪島漆器の木地は天然木。どうしても合成樹脂などの強度には敵いません。
しかし、正しく使用していただければ、飽きが来ることなく、愛着もわき末永く使うことができるとってもエコな器なのです。以下に正しい使用方法をあげましたので、ご参考にしていただければ幸いです。

購入した直後の取り扱いについて

新しい漆器はうるし特有のにおいがします。このにおいを抜くのは、数ヶ月かかります。応急処置として、米ぬかに数日間入れておくか、もしくはぬるま湯で二、三度洗い、その上に酢を柔らかい布によくしめし、充分に拭くと、ある程度においが抜けます。

使用上の注意

塗太郎の輪島塗は内側にも布着せが施されている為、比較的熱には強く、普段の食事(お味噌汁やお吸い物、コーヒーなど)にご使用される分には強度は大丈夫ですが、高熱(特に電子熱)に弱い為電子レンジのご使用は避けて下さい。ひび割れや変色の原因となります。

熱いお湯を使う食洗機や、熱風の出る食器乾燥機のご使用は避けて下さい。

輪島漆器は紫外線に弱く、太陽や紫外線に長時間さらしたり、直射日光のあたる場所で保存したりすると変色することがあります。直射日光の当たらない暗所にて保存して下さい。

磨き粉(クレンザーなど)やたわしのご使用は厳禁です!表面に傷が付きます。

落としたりぶつけたりするなど強い衝撃を与えると破損することがあります。器を洗う際には、漆塗りとは異なる素材の製品(ガラスや陶器など)と一緒に洗う場合は、十分に注意して下さい。(ほかの食器とは別々に洗うことをおすすめします)

使用後のお手入れ

ご使用後は、漆器をまとめて洗い、柔らかい布で水気を拭き取り、乾いた布で拭いておきます。洗剤を使う場合は、中性洗剤を薄めてご使用下さい。

長期保管する場合

しばらく使わずにしまっておく場合は、他の素材の製品とは別にして漆器のみ集めてしまって下さい。長期にわたり使用せず保管する場合は、汚れや水気をしっかりとってから箱に入れて保管して下さい。(汚れが付いたままだと傷みの原因となります)

その他注意点

漆の表面は酸にもアルカリにも強い強固な素材になっていますが、漆器の色・つやを長く保つ為に、強い酸やアルカリ、漂白剤のご使用は避けて下さい。

通常、毎日汁椀にお味噌汁を入れている位では変色はしませんが、極端に熱い汁物を入れるなどを繰り返すと、変色することがあります。

本体のイラストには、野崎ふみこ先生のサインの下に”2022”の数字が入っております。これは、この製品の補償開始年度を意味しております。

保証の規定にある通りのご使用状況で、漆の塗装が剥がれたり、箸先が折れてしまった場合には、2025年3月31日まで3年間無償修理をいたします。

直接、輪島の工房 ”輪島 塗太郎” へ、折れた場合にはお箸の本体と一緒に折れた部分を定形郵便で郵送してください。(桐箱は送らなくて結構です)

尚、修理期間として1か月前後いただくようになりますので、あらかじめご了承ください。

<送り先>
〒928-0001 石川県輪島市河井町1部95番地
輪島 塗太郎
0120-19-1128

「輪島塗太郎」は石川県輪島市にて「輪島塗の製造、店頭販売・体験工房・漆蔵喫茶」を運営しております。
現在、総勢10名のスタッフが在籍しており「自社で本物の生漆」を取り扱い、「本物の輪島塗を製造・検査」をし、「製造元がはっきりとしている本物の輪島塗の提供」を、比較的低価格で提供させていただいております。

輪島へお越しの際には、是非お立ち寄りください。

仕様

・品名 漆器
・本体の材質 天然木
・顔料 天然漆
・長さ 約23cm
・太さ 天の巾 約9mm
・1パターンのイラスト入り
・桐箱入り
・生産 石川県輪島市
・生産国 日本
・予定販売価格 6,000円
・3年間の無償修理保証(送料はお客様負担になります)
尚、破損個所により修理できない場合もあります。

スケジュール

2/16 公開
3/6 終了
3月中旬 リターン開始予定
3月末日 リターン終了予定

リターンについて

・イラスト入り輪島漆塗り箸 1膳
・特製桐箱
・3年間の無償修理保証

実行者紹介

日本製へのこだわり

このプロジェクトの魅力は、日常的に使うことができるところにこそ「本物を」というコンセプトが根底にあります。私たちは、日本に住んでいても“純粋な日本製の製品”を、あらゆるシーンで使っていることは、きわめて稀ではないでしょうか?

「コストパフォーマンス」

この言葉が時代の代名詞のように使われてから久しいですが、この言葉の意味は、一つには、投入される費用・作業量に対しての成果の割合であり、もう一つは性能と価格の比です。そして、比較対象となるのは技術を柱とした本物の持つ機能性であり、磨き抜かれたデザイン性ではないかと考えます。

東南アジアの諸国に行くと、「日本製はとても良い」「日本の製品は強い(壊れない)」と絶賛されます。

それは、日本がこれまでに培ってきた技術の裏付けによる信用と言えます。しかし、私たちは日本に住んでいながらも、本物の日本製をどれほど理解しているのだろうか?そんな疑問をずっと持ち続けておりました。

「いつか、日本の伝統を新しいカタチにしたい」長年の想いが、ようやく実を結びました。

リスク&チャレンジ

Makuakeの「野崎ふみこ先生のイラスト入り 輪島本漆塗り御箸」は、100セット限定とさせていただきます。掲載された画像と異なる仕様が発生した場合には、随時レポートさせていただく所存です。 本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から3ヵ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。 最後に、私共のご提案させていただくイラスト入り漆塗り箸を通して、本物の日本製品を提案させていただきたいと存じます。万一、製品到着時の不具合やご意見・ご要望がございましたならば、どうぞお気軽にご連絡いただけますようお願い申し上げます。

サポーターからの応援コメント

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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2022年03月06日までに支払いを完了した時点で、応援購入が成立します。

「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 プロダクトカテゴリの 「日本の伝統工芸を身近に。野崎ふみこ先生イラスト入り 輪島本漆塗り箸 【桐箱入り】」プロジェクト詳細ページです。

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