岐阜中津川蒸留所で初めて造るオリジナルクラフトジン「NAKATSU GIN」を発売します！！

無限の魅力を秘めるクラフトジンに魅了され、主原料や素材にこだわり納得のいくジンを造りたいと素材を探し続け、郡上八幡の辰巳蒸留所 辰巳祥平さんとの出会いや、地元で美味しい果実を生産している農家さんとの出会いを経て、やっと辿り着いた納得のいくクラフトジン「NAKATSU GIN」が完成しました。

主原料のボタニカルである苺やマイヤーレモンは地元中津川産をはじめ、なるべく地元に近いものを探して選定しています。

生産者の顔が見えるようにその生産者の方と直接お話をして、納得のいくものを厳選しました。よって、小規模な生産者の方とのお付き合いになりますので、あまり大量のボタニカルは手に入りません。

しかし、きめ細かく丹精込めて育てていただけるので、品質の良いものを使うことができました。

中津川のフカミファームさんでじっくりと育てられた、完熟した苺「紅ほっぺ」をボタニカルとして仕込みます。

収穫後、実が真っ赤に色付き、なるべく限界まで追熟させ、香りと甘みを引き出します。心地よい酸味がやや感じられ、甘さとのバランスは抜群で、生でそのまま食べておいしい苺です。

【NAKATSU GIN いちご】 おすすめポイント

いちごのクラフトジンは、ボトルの蓋を開けると重厚感のあるドライ苺を思わせる香りが漂います。アルコール度数 50 度。

原料に苺をたっぷりと使っているので、深みのある香りが感じられます。風味としては苺のフレッシュ感を凝縮したような深い風味があり、爽やかさというよりもどっしりとした苺のジャムにも似た奥行きがあります。

甘みを感じますが、蒸留酒なので実際はそこまで甘くはなく、、、、ジュニパーベリーの針葉樹林を思わせる 香りが加わることで、まるで初めて出会ったかのような、“斬新な風味”と表現するのがいいかもしれません。

「フカミファーム」 深見さんご家族

中津川の自然豊かな環境で30年にわたり、こだわりの苺「紅ほっぺ」を栽培しておられます。

1．苺作りは苗作りから

健やかで、大きく、長い期間収穫ができるよう苗から14ヶ月かけて苺を栽培しています。害虫による食害やうどんこ病などの病気を抑制するための管理を徹底しています。

2．湧き上がる天然水をたっぷり使用

日本百名山の一つである恵那山の麓・岐阜県の中津川市にあります。いちご栽培に山々から湧き出るミネラル分たっぷりの天然水を使用するのが、フカミファームで販売する完熟「紅ほっぺ」のおいしさの秘密です。

3．「紅ほっぺ」の鮮やかな赤はお日様の力

「紅ほっぺ」は、太陽の熱と光を浴びることで赤くツヤのある実をつけます。栽培はビニールハウスで行っていますが、いちごが生きられる程度の加温に留め、じっくりと完熟するまで育てているのが特徴です。そうすることで、深みのあるいちごを作ることができます。

4．農薬はできる限り少なく

30年にわたりいちご栽培を行ってきた経験があります。その経験によって培ってきた、農薬を出来るだけ抑えた栽培方法を実践しています。独自の換気方法や自然物質を燻煙することで天敵防除を行っており、摘み取ってそのまま食べられるいちごが栽培されています。

中津川の隣り、南信州の喬木村のヤナギファームさんでハウス栽培される国産マイヤーレモン。

オレンジとレモンの交配種で、通常のレモンに比べ、実は丸みを帯び、色はオレンジ色がかったレモン色です。レモンの酸味と、どこかしらオレンジのような風味がミックスされ、刺激が柔らかいく、香りも優しいシトラスといった感じです。

【NAKATSU GINマイヤーレモン】おすすめポイント

マイヤーレモンの優しい柑橘系の香りがしっかりと出ています。

ジュニパーベリーの独自の針葉樹の香りも加わって、爽やかさと深みが一体となった香りです。

味もとても爽やか、レモン感はそこまで強くなく、どちらかというとオレンジっぽさがレモンの風味を優しく包み込んだような、夏によく合うジンです。アルコール度数50 度。

中津川の隣り、南信州の喬木村のヤナギファームさんでハウス栽培される国産ピンクレモネード。

小さなハウスの中で愛情込めて育てられるレモンですが、ピンクレモネードは更に生産量の少ない貴重なレモンです。実の表皮には縦に縞模様が入っていて、熟すとややピンク色をまとい始めます。

果肉がピンク色のため料理やスイーツのアクセントにもピッタリです。この収穫量が少ないピンクレモネードを、今回ボタニカルに使うことができました。

【NAKATSU GINピンクレモネード 】おすすめポイント

「NAKATSU GIN」 の中でも生産量が少ない貴重なジンです。マイヤーレモンに比べ、爽やかにレモンの特徴が強く出ています。

一口飲むと、まずレモンの刺激の強い香りが感じられ、次にハーブにも似たような清涼感を感じます。どこかグレープフルーツを思わせる甘みを少し残しています。

マイヤーレモンよりもはっきりとしたレモン風味があり、レモン感を味わうにはピンクレモネードジンがおすすめです。アルコール度数50 度。

中津川の隣り、南信州の喬木村のヤナギファームさんでハウス栽培される国産バレンタインライム。

そのヤナギファームさんのハウスの中でも本当に少量しか作っていないバレンタインライム、今季は1 回限りのボタニカル使用でした。

マイヤーレモンとスイートライムの交配種で、完熟するとレモンのような黄色になります。実の形がややハート型に近いものが多く、切った時のかわいらしさから、料理やスイー ツの材料に使われています。果肉はやや緑がかった神秘的な色です。

【NAKATSU GIN バレンタインライム】おすすめポイント

通常のライムには柑橘系ならではの強い刺激があり、お酒や食材のしっかりとしたアクセントになっています。

このバレンタインライムはボタニカルとして、ライムにはない甘さが感じられ、香りも程よく抑えられ ています。

爽やかさでいうと「NAKATSU GIN」の中では一番出ている感じです。これこそ 夏の暑い昼下がりに木陰で飲みたいジンです。アルコール度数は50 度。

「ヤナギファーム」栁坪さんご夫妻

ヤナギファームさんは、元々カーネーションを栽培する農家さんでした。カーネーション農家を８年位やっておられ、その後、将来の事業を考えられた時に、趣味で行っていた熱帯果物や柑橘類の栽培を始めようと、思い切って生産するものを切り替えたそうです。

もちろん、長野県で熱帯果物や柑橘類を育てている所は無く、またマニュアルも有る訳では無いので、大変なご苦労の連続だったとのこと。

当初の熱帯果物中心の栽培から現在の柑橘栽培へと移行。農薬や化学肥料を出来る限り使わない栽培にこだわり、現在は、酵素等を使用した堆肥等を使用しての栽培です。収量や大きさは、少なめ小さめになりやすいのですが、味は１番だと確信、丹精込めて栽培をしています。

「NAKATSU GIN」は、苺やマイヤーレモンなど素材そのもののボタニカルの個性を引き出したジンです。

その個性を味わうには、グラスに氷をたくさん入れて、炭酸ソーダ割で割るのが一番のおすすめです。ジンそのものに素材の風味がよく感じられ、他のものを加えなくても、十分個性を味わうことができます。

炭酸ソーダでないものを使うとしたら、トニックウォーター割りをおすすめします。トニックウォーターとは爽やかな甘みと植物由来の独自の苦みなどが特徴の炭酸飲料で、「ジントニック」というカクテルがよく飲まれていますね。これは素材のボタニカルの風味を損なうことなく、また適度な甘みが加わることで口当たりが優しくなり、普段ジンをあまり飲まない方でも美味しく飲んでいただけると思います。

面白い飲み方としてはジンを冷凍庫でキンキンに冷やして飲むのもおすすめです。ボトルごと冷凍庫に入れ数時間冷やします。アルコール度数が強いので凍ることはありません。小さめのグラスにそのまま何も加えずにジンを注ぎます。アルコール度数 50％のジンの力強さと－20 度以上の普段味わうことのない刺激が一瞬にして体中を支配。最初は、香りはあまり感じないと思いますが、のどを通るときに温度が上がった瞬間、アルコールの刺激とともに一気に香りが花開くのを体感するはずです。アルコールが強いのでくれぐれもゆっくりと少しずつ飲んでくださいね。非日常を感じる飲み心地、是非楽しんでみてください。

原酒はピスコというブドウが主原料のスピリッツを使います。

ピスコは非常に個性のあるスピリッツで干しブドウのような香りとブドウの甘みがよく出ています。この特徴を生かしつつ、ボタニカルとの相性を見極めながら仕込み、蒸留しています。

今回のジンは主原料のボタニカルを一つに決めて、種類を少なくすることで特徴を思いっきり引き出すようにしました。

苺はより苺らしく、レモンはよりレモンらしく…。よって、ボタニカルの比率もかなり多めに使うことで、よりジンの特徴を際立たせるようにしています。

常温では透明に近いジンですが、氷や冷たい炭酸水などで割るとかなり白濁してきます。これはボタニカルの量が多いから。是非、それぞれのボタニカルがもつ個性、楽しんでください。

また、隠し味としてチコリルートを使っています。

これはヨーロッパの野菜でもあり、ハーブでもあるチコリという植物の根の部分で、中津川市や長野県、北海道などで栽培したものです。このチコリルートを使うことで、ジンに奥行きを与えどこかしら甘みも加える効果を期待しています。

チコリにしかないまろやかさが加わり、いいバランスのジンが出来上がったと思っています。

クラフトジンのファンの中では全国的にも有名な辰巳蒸留所 辰巳さん

辰巳蒸留所のアルケミエジンには私たちが造っているチコリの焼酎をベースの一部として採用いただいています。辰巳さんいわく「今までたくさん見て、味わってきた海外のジンにはボタニカルの一部として、植物の根（ルート）由来のボタニカルをほとんどの蒸留所が採用していたようです。ジンには様々なボタニカルが使われていますが、主要のボタニカルの風味をしっかりと支える何かがないと何となくぼやけてしまうようです。そこで、チコリの焼酎にはチコリルート（根）が主原料として使われているため、これをベースの一部に使うことでぼやけることなく、しっかりとした骨格が生まれるようです。」とのこと。

酒食堂 虎ノ門蒸留所の一場さんのジンの中にも、辰巳さんと同様の理由で、チコリ焼酎の主原料であるチコリルート（根）が使われています。

実行者の自己紹介

岐阜県中津川市で野菜を生産販売しているサラダコスモという会社が運営している小さな蒸留所です。

お酒の仕事に携わって16年目になります。もともとは全く関係のない仕事でしたが、社内新規事業として、焼酎造りを始めるということで、これは自分がやるしかないと直感し、手を挙げました。芋焼酎の本場、鹿児島のある蔵で修業をさせてもらい、中津川へ戻り、小さい蒸溜蔵を立ち上げました。焼酎の原料として、チコリ芋という日本では珍しい素材を使うということで、かなりの試行錯誤がありました。実は今でも完成されたとは思っていませんが…

今回造り上げた「NAKATSU GIN」は、中津川の自然、人との出会い、丹精込めて作られた苺やレモン、それらすべての出会いにより、そのすべてがボタニカルのように作用して生まれたジンのような気がしています。

焼酎造りの修行をさせていただいた小さな蔵をモチーフに設計しました。仕込み甕は昔ながらの陶器の甕を使い、もろみが気持ちよく発酵できるように地中に埋めています。貯蔵用にも陶器の甕を用い、じっくりと時間をかけて熟成させています。陶器の甕には焼酎を美味しくする不思議な力が備わっているようです。蒸留機はずっと使われずにいた古いものを探し出し、メンテナンスして今でもピカピカの現役です。非常にコンパクトな蔵ですが、隅々までよく目が行き届くので、見えないところはありません。その設備を使い、今回、ボタニカルの抽出、ジンの蒸留を行っています。

岐阜県中津川 ちこり村 - ちこちこ焼酎 (chicory.jp)

何年か前からジンを造ってみたい気持ちはありました。色んな人と出会い話を聞き、ジンというお酒の魅力は無限であるという想いがあったからです。イメージによってさまざまな素材がジンの原料となり得るのです。別に食品じゃなくてもいいですしね。そしてある時、地元の苺と出会い、お隣の長野県のマイヤーレモンと出会い、イメージがはっきりと描けたのです。

まず、国産ジンのパイオニア、辰巳蒸留所の辰巳さんに出会ってなければ、ジンづくりは始まっていませんでした。様々なお酒に関するお話を聞き、時にはジンづくりのアドバイスもいただき、大変感謝しております。

地元中津川に、こんなにおいしい苺があるのかと知った時、これはジンにできると直感したのが事の発端でもありました。フカミファームの「紅ほっぺ」、地元の飲食店、スイーツ店にはなくてはならない素材になっています。この苺は香りがとにかく優しく、甘さと酸味のバランスが絶妙。食べておいしい苺がジンになったらだどうなるんだと、イメージは膨らみました。

そして、国産のレモン、すぐ隣の長野県喬木村で作っていたんです。本当に小さなハウスでじっくりと育てているヤナギファーム。見た瞬間、これで作るしかない、そう思いました。数量が少ないので全部をジンに使うことはできません。多くのホテルやレストランでも愛されていますから、、、オレンジとレモンの交配種マイヤーレモン、香りがレモンより優しいミカンの香りがあり、かじるともちろん酸っぱいんですが、どこか甘さを感じます。さらに希少な果肉がピンク色のピンクレモネード、ハートの形をした黄色い色のバレンタインライム、それらをおすそ分けしていただき、ほんの少しだけジンにしました。

郡上八幡の辰巳蒸留所 辰巳祥平さんとの出会い、地元で美味しい果実を生産している農家の皆さんとの出会い、それらのいくつかの出会いにより、新たな取り組みとしてクラフトジンを醸造しようということになりました。

地元農家の皆さんが生産する農産物や果実を、ジンの特徴となるボタニカルとして使用、オール地元で生産農家の皆さんのことも応援、地域全体の活性化につながるような取り組みにしていきたい、そんなことが「NAKATSU GIN」発売の後押しとなりました。

ジンの中身を入れるボトル、ラベルのデザイン、それらに想いを乗せるのって、本当に難しいことです。

今までたくさんラベルを作ってきましたが、なかなかしっくりくるものができません。地元に非常に個性的な絵を描く方がいることを知り、その絵を見たときに「これだ！」と直感しました。すぐに会い、自分の想いをすべて伝え完成したのがこのラベルです。

一見、恐ろしいような、怖いような（笑）印象を受ける人がほとんどでした。それでいいんです。このラベルは何なんだ！ まさにジンも何がどうなるか分かりませんからね。

このラベルにはいろんな想いが詰まっています。

ジュニパーベリーの故郷である北マケドニアに降り注ぐ太陽（実は国旗でもあります）。

素晴らしいボタニカル素材を手にしてもなお、あふれ出る果汁は故郷の恵那山の峰にまで注がれ、大地を潤している。

その麓には古くは三つに分かれていた中津川の村々が、恵那山より流れ出ずる清流中津川の清らかな水の恵みの象徴である渓流魚「天魚（アマゴ）」によって一つに結ばれ、大切な糧（ジュニパーベ リーをイメージ）の中を元気に泳いでいる。

そして山の神のようにあがめられるカモシカは 森羅万象すべてを司るが如く「阿吽（あうん）」の二対となって、そのすべてを静かに見守っている。

遥か昔から脈々と続く自然の営みと恵みに感謝してこそのお酒造りだということを決して忘れてはいけない。

そんな想いがこのラベルには乗っているのです。

先着合計100名様

---早期応援特典のクラフト焼酎---
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通常価格2,600円
ドイツ製のかわいい100mlのミニボトル焼酎
心華やぐ芳醇な香りと、単式蒸留焼酎ならではの"のどごし"
「Endive Grappa44°100ml×１本」をセットでお届け！

---応援してくださる皆さまへの特典---
■ 完熟苺「紅ほっぺ」の苺ジャム

今回、いちごジンにボタニカルとして使用した完熟苺「紅ほっぺ」を生産している岐阜県中津川市のいちご農家フカミファームさんのこだわり苺ジャムです。ジャムとしてはもちろん、ジンに溶かしても、、、

完熟「紅ほっぺ」の販売を行う岐阜県中津川市のいちご農家・フカミファーム

スケジュールのご案内

2021年5月 Makuakeプロジェクトスタート

2021年6月 Makuake掲載終了、リターン発送順次開始

2021年7月初旬頃 ECサイト「NAKATSU GIN」一般販売スタート

資金の使い道

寄せられた資金は、醸造に必要な原料の購入と応援して下さる皆様へのリターン配送料などに充当させていただく予定です。

よくあるご質問のご案内

Q：白く濁っているのですが飲んでも大丈夫ですか？

A：「NAKATSU GIN」は主原料を多めに仕込んでいる為、品温が下がる季節には白 く濁ることがあります。また、氷を入れたり、水やソーダで割るとかなり白く濁りますが品質には問題ありません。