苦手な方にも楽しんでもらえる新しい日本酒造り

1677年創業の京都伏見の酒蔵「神聖」を代表とする山本本家が日本酒に魅せられた男女20代～50代の企画メンバーと意見交換を繰り返し、今回新たに「初心者の方も楽しめる日本酒」をコンセプトに醸造しました。

地元で愛される日本酒、「神聖」を造り続ける山本本家。

企画メンバーが酒造りの責任者である杜氏さんと共に初心者でも飲みやすい日本酒を企画。Makuake限定「のんべぇ猫ラベル」にてお届けします。

多くの方が最初に出会う日本酒はアルコール感が前面に出る飲みにくいものかと思います。今回お届けする日本酒は、飲む瞬間には華やかな香りが感じられ、ほどよい酸味があり、美味しいお米を食べた時のような甘み、まろやかな旨味が口いっぱいに広がり、初心者の方でも楽しめます。

▶京都伏見の名水が生んだ、食中酒として寄り添う日本酒

酒処として名高い伏見の名水は、次のように紹介されています。

“伏見の地下水「伏水」（ふしみず）は、酒造りに適した水で、鉄分が極めて少なく、カリウムやカルシウムを適度に含む中硬水であって、発酵もおだやかに進み、きめの細かい、伏見酒独特のまろやかな風味を醸し出す源となっています。”

出典：伏見醸友会HP（http://www.fushimi.or.jp/joyukai/history/water.html）

酒処として名高い伏見の日本酒は、上記の通りのまろやかな風味などが特徴。

この口当たりの良さこそ、苦手と思われやすい一般的な日本酒のイメージを覆す重要なポイントです。

▶地元伏見で愛される「鳥せい」と行列が出来る「酒粕」

山本本家は、日本酒だけではなく、おいしい食事、おいしいお酒を一緒にかつ気軽に楽しめる場を提案したいという思いから、1980年代に酒蔵を改装し居酒屋「鳥せい」を開業。

伏見で蔵元が料理とお酒を一緒に提供するお店を運営するのは、当時珍しい試みだったようです。今では「鳥せい」は伏見では知らない人はいないほどの有名店。粕汁は人気メニューのひとつだとか。

そんな鳥せいで使われている山本本家の酒粕はやわらかいのですぐに溶け、味もまろやかで料理に使いやすいです。

地元伏見の酒蔵のイベント「蔵開き」では、酒粕目当ての人で開店前から長蛇の行列。開店とともにあっという間に売り切れる地元で大人気の商品です。

今回はMakuake限定で「のんべぇ猫ラベル」の日本酒と酒粕をセットでお届け。しぼった日本酒とその酒粕とのセットは相性バツグンです。

※板状にならない場合はパッケージが異なりますが品質には問題ありません。

これまでの経緯

2016年から京都伏見で山本本家が主催した一般人が酒造りを体験できる「酒米の会」。私たちは会への参加をきっかけに日本酒に魅せられた仲間と出会い、改めて日本酒の持つ美味しさ、美味しい物を分かち合う贅沢な時間を体験しました。

そして、これまでお酒といえばビールというイメージがあったなか、こんなにも美味しい日本酒があることに感激。日本酒好きの輪がもっと広がることを切望するようになりました。

そのためには、普段からお酒は飲むものの日本酒の美味しさに目覚めていない人に、これなら飲めると思ってもらえるような日本酒があればと考えるようになりました。

▶消費者からの目線を直接取り入れての酒造り

加藤杜氏とは酒米の会を通じて知り合い、酵母の違いや酒米の違い、お米を磨く割合（精米歩合）の違いによって、多種多様なお酒ができることを、後に企画メンバーとなる私たちは実際に味わいながら教わりました。

また、加藤杜氏と企画メンバーとで勉強会を開催。様々な日本酒をとりよせ、先入観に左右されないように新聞紙で瓶を隠して皆で試飲。

消費者として最近日本酒を好きになった私たちなら、初心者でもこれなら飲めるという味わいがわかると思い、どの番号の日本酒が純粋に美味しいと感じるか、加藤杜氏と意見交換しました。

▶ALL京都府産へのこだわり

京都・伏見のお水と相性が良いのは、同じ京都府のお米です。

今回使用する酒米「京の輝き」は、京都府でしか作っていない希少な限定米。大粒、低タンパク質、吸水性が穏やかという酒造りに適した特徴をもち、あまり磨かなくても雑味が出にくいという性質があります。

日本酒造りにかかせない麹菌（こうじきん）は、京都・東山の老舗種麹屋である菱六（ひしろく）さんのものを使用。麹菌は、酵母がアルコール発酵できるように、お米のでんぷんを糖分に分解する大事な働きをします。

そして、酒造りに大事な役割を果たす酵母（こうぼ）も京都府産であれば相性は言うことなし。（地独）京都市産業技術研究所が開発し、2019年に実用化した新酵母「京の恋（こい）」を使用します。

この酵母で発酵させた日本酒は、香りが華やかで白ワインのようなすっきりした酸味があるのが特徴です。

仕込み水は伏見の名水、白菊水。伏見はかつて伏水（ふしみず）とも言われていたほど、良質の地下水（伏流水）で有名な地域です。

全て京都府産にこだわった日本酒を是非ご賞味ください。

Makuake限定「のんべぇ猫ラベル」

今回の日本酒は、日本の伝統である日本酒の美味しさを、よりたくさんの方に知っていただくために企画しました。普段からお酒は飲むものの、今まで美味しい日本酒に出会えなかった方、初心者の方にこそ飲んで頂きたいです。

もちろん、既に日本酒の美味しさを知っておられる方にもご満足いただけます。

また、お酒だけ飲んでも美味しく料理とともに飲むとなお引き立つ食中酒です。

お好みの食事とともに是非。
“いつもの食事をちょっと贅沢に”
“いつもと違った組み合わせを楽しむ”
おうちにいながら、すこし特別な時間を楽しんでいただけます。

Makuake限定セットの酒粕とのマリアージュも絶品です。

※酒粕ディップのレシピも公開予定です。

ラベルデザイン

お届けする日本酒は先入観にとらわれず飲んでほしいという思いから商品名をあえてつけず、日本酒と共に贅沢な時間を過ごすイメージでラベルを作りました。

京都市伏見区在住の酒好きな作家ミキミナミのMakuake限定特別書下ろしラベルとなります。

山本本家の代表銘柄「神聖」は稲の花言葉なので、稲の花をラベルにあしらっています。白くて小さいのが稲の花です。

リターンについて

１月中旬頃にしぼる予定の、出来立ての新酒を１回加熱処理（火入れ）して４号瓶（720ml）に詰めてお届けします。

①：【10%OFF】Makuake限定「のんべぇ猫ラベル」日本酒 720ml ×１本

価格：3,000円(税込)

②：【10%OFF】Makuake限定「のんべぇ猫ラベル」日本酒 720ml ×１本 +「のんべぇ猫ラベル」の酒粕１パック（600g）

価格：4,320円(税込)

③：Makuake限定「のんべぇ猫ラベル」日本酒 720ml ×１本

価格：3,300円(税込)

④：Makuake限定「のんべぇ猫ラベル」日本酒 720ml ×１本 + 「のんべぇ猫ラベル」の酒粕 １パック（600g）

価格：4,800円(税込)

⑤：Makuake限定「のんべぇ猫ラベル」日本酒 720ml ×２本

価格：5,500円(税込)

⑥：Makuake限定「のんべぇ猫ラベル」日本酒 720ml ×２本＋「のんべぇ猫ラベル」の酒粕 １パック（600g）

価格：6,600円(税込)

※発送は２月中旬を予定しておりますが、ベストな状態で出荷するため、時期が多少前後することもございます。ご了承ください。

※受取人様の宛名誤り、長期ご不在等、受取人様のご都合により返送されてきた場合、再発送、返金等の対応はいたしかねますので、悪しからずご了承ください。

わたしたちが実行します

私達は純粋に日本酒の美味しさに魅かれ集まった生まれも育ちも、年齢も性別も異なる男女20代から50代で構成された同志です。

年間100種類以上飲む大の酒好き実行者、有名食品企業勤務の経験豊富な頼もしきダンディ、冷静で聡明なバランサー、お酒を学術的に研究する才媛など、多種多彩な仲間が心をひとつに実行します。

写真左側が山本取締役、右側が企画メンバーです。

山本本家 取締役 山本晃嗣さんについて
謙虚で優しいお人柄で、酒米の会の開催にあたり、中心的な役割を果たしてくださっております。山本本家の重役として、まだお若いのに大いに活躍しておられます。今回の酒造りにあたり、All in 型で行うことができたのは山本晃嗣さんのご決断のおかげです。

杜氏 加藤直樹さんについて
従来は常識とされていたようなことでも、他に新しく良い方法がある時は果敢にチャレンジされます。もちろんお酒の造詣も深く、頼れる杜氏さんです。加藤さんが試験的に醸造されたお酒があまりに美味しく、感動したことが今回の酒造り企画のきっかけです。

最後に

昨今の大変な日常の中、今回の企画がこのように形を結べたのは山本本家様をはじめとして、お力添えいただいた皆様のおかげです。

この場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

なかなか外に出られないご時勢ですが、自宅に居ながらもこの日本酒が贅沢な時間を過ごす一助になれば幸いです。

【Nonbeizu企画委員会メンバー一覧（※順不同）】

南田（代表） / 高橋 / 国広/ 沼本 / オカノ / アヤネ / ミキ ミナミ

Q＆A

Q：発送はクール便ですか。

A：酒粕入りのリターンはクール便です。酒粕のないリターンは通常便で発送しますが、冬季の発送であることと、１回火入れであることから、品質に影響はございません。また、到着後に冷蔵保存していただければ、数か月経っても味の劣化はほとんどありません。

Q：１回加熱処理（火入れ）とのことですが、生詰ですか。

A：はい、生詰です。生詰とは、通常２回加熱処理（火入れ）を行うところ、貯蔵前の最初の１回のみ火入れしたという意味です。

２回火入れに比べてお酒のみずみずしさが残るほか、一度も火入れしない生酒に比べて貯蔵や輸送による劣化を防いでくれます。

Q：酒粕は板状のものですか。

A：お酒の出来具合によっては、一般的にイメージされている板状の粕ではなく、もう少しやわらかいバラ粕になる可能性がございますのでご了承ください。もちろん、風味、品質は折り紙つきです。