特徴①子供から大人までどなたでもたのしめる、
ノンカフェインの赤紫のお茶

cotonasi(コトナシ)の「まるごと黒米ほうじ茶 」は、玄米を焙煎してつくった、ご高齢の方から小さなお子さまで楽しんでいいただけるノンカフェインのお茶です。原料は、自然循環農法で栽培する契約農家さんの古代米「黒米」。お茶を味わった後は、お好みで「お粥」としてお召し上がりいただけます。茶殻を残すことなく、旬をまるごとあじわうことにこだわりました。プロジェクト達成後は、毎年、収獲の秋から、梅春までの数量・期間限定販売でご用意いたします。
今回はMakuakeのみの先行発売として、サポーターのみなさまに味わっていたけるセットをご用意させていただきました。

【豊かな栄養素と”ほんのり赤紫”の秘密とは？】

黒米のぬかはビタミンB1、マグネシウムなどのミネラルを含み、滋養のある食材として古くから愛されてきました。急須からあらわれるのは、黒米のほんのりとした赤紫。ほんのり赤紫の正体は、「アントシアニン」というポリフェノールの一種。抗酸化作用のある食材としても広く知られています。

【黒米＝古代米の歴史。さまざまな名称で古代から珍重された品種】

古代米は、中国で「紫米」「紫糯」「黒糯」などと呼ばれ、古来より栽培されてきた品種です。お酒に加工したり、漢方薬や産婦の栄養食品としても用いられてきました。黒米は古代米の一種で、稲の原種である野生稲の特徴を受け継ぎ、多くの栄養成分が含まれることから別名「薬米」とも呼ばれています。また不老長寿の米として中国歴代の皇帝に献上された「献珍米」として喜ばれました。現代でも黒豆は神様への捧げものとして親しまれています。

特徴②冬季限定・年４回の受注生産。
むだなく、まるごといただく季節を感じる贈り物に

【黒米(＝古代米)をまるごと味わえる「冬から春先限定」のおくりもの】
cotonasi(コトナシ)の「まるごと黒米ほうじ茶 」は、おいしいお茶をご自身へのささやかなご褒美に、また大切な方への贈り物としてお楽しみいただけます。住まいは遠く離れていても、旬な味わいを同じ時期においしくいただく楽しみがあります。また、お茶を飲むたびにお互いを思い出しては、ほっこりする。ささやかだけどちょっと贅沢なひとときを分ちあえるよう、大地の恵をまるっと堪能していただけるギフトセットでご用意しました。

＜ギフトセット内容＞

お茶が届いたらすぐ、どなたでも手軽に「おいしい」を再現できるよう、「ロゴ入り保温ボトル」と「ボトル専用の軽量スプーン」をおつけしました。お茶の入れ方やお作法なんてかたくるしい説明は不要なのです。

＜飲み方＞

飲み方は二通りお楽しみいただけます。

【飲み方①】急須で約5分。スッキリ香ばしいほうじ茶に。

【飲み方②】保温ボトルなどで密閉し10〜20分蒸らす。こっくりとした自然な甘みを含んだ味わいに。

味わった後は、「お粥」としてお召し上がりいただけます。捨てるものは何もない。豊かな栄養と旬をまるごといただけるお茶です。

＜冬から梅春まで。年4回の限定販売＞

cotonasi(コトナシ)の「まるごと黒米ほうじ茶 」は収穫を迎えた秋以降、熟成のため２ヶ月程度、低温で貯蔵後、焙煎を行い11月〜２月の間４回の販売を行います。

11月「初物」その年の収穫を共に祝う贈り物
12月「お歳暮」年末の大切な人（自分）への贈り物
1月「お年始」新年を寿ぐご挨拶の品として
2月「立春」春先にカラダをいたわる方への贈り物

2021年8月から情報を公開する通販の販売スタイルです。配送期間も予約注文時公開し、配送期間内に随時配送する形式で予約生産いたします。予約販売の順序は、前年度にご購入いただいたお客さまを優先的に告知。その後、一般公開を行ってまいります。
これは作りすぎず、無駄をなくす環境保全の活動として、また契約農家が大切に育てた生産量の少ない黒米を大切な贈り物として、いつでもどこでも買えるものより、大切に育てられたものを欲してくださるお客さまの元へと、しっかり届け続けるための仕組みと考えこの方法を守ってまいります。

特徴③まるごといただける原料を
提供くださる農家さんたちとの協業。
こだわったのは、日本の伝統的な農法。

cotonasi(コトナシ) は、地球の環境に意識の高い農家さんと共に生産数を確保し、お客さまへ安定供給することを第一義と考えております。協業する農家さんには、生産に専念していただけるように毎年春に契約を行ってまいります。

＜契約農家さんのご紹介＞

黒米の仕入れはバグラスファーマーズさんにお願いしています。バグラスファーマーズさんは、栽培地域に生息する雑草などを発酵させた「ぼかし」という堆肥と畑の微生物を活性しながら土のバランスを整えて野菜を栽培しています。

「Bug（虫）＋Grass（草）＋Farmers（人）が共生する畑」を目指した自然循環農法で作られた土は、ミネラル・カルシウム・酵素がたっぷり。また「農薬・化学肥料不使用」で野菜づくりをしています。(※バグラスファーマーズコンセプトより一部抜粋）

またバグラスファーマーズさんは、東京青山の国連大学前（東京・港区）で行われているファーマーズマーケットで開催当時から出店し、循環型農法を行う日本全国の農家さんとネットワークを通じて、毎週末元気なお野菜を届けています。

◆大人のBarで楽しめるようなノンアルコールのおいしい飲み物をつくりたい

私はあまりお酒が得意ではないのにBarが大好きです。家路の途中に立ち寄り、仲良くしてもらっているお店で、気持ちを切り替えて帰る時間が、私にとっては心とカラダを健やかに保つ上でとても大切でした。ただ、アルコールに強くないため、仲良くしているところではお茶やコーヒーを、またそうではないお付き合いの場では、しっかり醸造されたお酒をゆっくりいただくことにしています。お酒に弱くてもバーテンダーさんによって丁寧につくられたお酒やその原酒の味わいは格別です。香水のような華やかな香りが鼻をくぐり「香りに酔いしれる」という言葉がしっくりきます。

Barにいる時間は、私にとって宝物の時間です。次第に、お酒の変わりとしてではなく、お酒を嗜むように味わえる「おいしい飲み物」をいただいてみたいと思うようになり、これが「まるごと黒米ほうじ茶」を作ってみたいと思ったきっかけでもあります。

◆どなたに送ってもよろこんでいただける。お相手を気づかう「心」が伝わるものを

「まるごと黒米ほうじ茶」を作りたいと思った理由はもう一つありました。高齢の両親が重い病を抱え、闘病中にお世話になった方々へのお礼の品を思案したことから始まります。両親と同じように年を重ねた方々の無事を願い、おいしい食材や飲料をお届けしようと思ったのですが、いざお店に行くと、イメージに合う品に出会えない。おいしくて評判の良い緑茶や紅茶はいくつも知っているけど、「お体の調子はどうだろうか」「味の好みはどうだろうか」なんてことが気になって、お相手の心に寄り添うお品選びに非常に苦労したのです。

ちょうどその頃、仲良くさせていただいている農家さんから紹介されたのが、黒米（古代米）でした。初めて古代米の存在を知り、焙煎してみたところ、印象的な赤紫のお色で抽出され、親みやすいほうじ茶ができたのです。さらに、黒米にふくまれる栄養の豊かさを知ると、より一層「おいしい」と感じられたのは不思議な体験でした。

◆おいしいものを、大切な人といただくかけがえの時間

「おいしい」ものをいただくと、心とカラダが生き生きとしてきます。「お茶の時間」は、世界共通で一息ほっとする場で用いられますが、それは、おいしいものを大切な人と分かち合うかけがえのない時間でもあります。この「かけがえのない時間」を演出する何かをギフトボックスに詰めてお届けできないかと考え「まるごと黒米ほうじ茶 」が誕生いたしました。

茶道の席で年末に飾られる軸に禅語を用いた「無事是貴人」（読み方：ぶじ これ きにん）という言葉があります。

「ぶじ これ きにん」の意味は：人として貴ばれる人物とは、良いこと悪いことどちらの原因も他に求めず、常に気持ちにゆとりを持ち、ありのまま等身大で自然に生き、他の人ともそのように関われる。貴人はまた仏のありようを例える言葉でもあります。

他にも年末「事無」とかかれて漢詩のように(ぶじ)と読んだり、一筆で「◯」を描いたりした軸が飾られ、一年元気に過ごせたことを喜ぶような意味合いで用いられたりします。

また漢字も漢詩も弱い私がありのまま「コトナシ」と読み間違えたのは内緒ですが、読み間違えた音からこんな一節を思い出しました。「神、そらにしろしめす。すべて世は事も無し」。これはロバート・ブラウニング著の 春の朝（あした）詩を上田敏氏のが和訳した言葉です。英文からそのまま直訳すると「神が空に（いるべきところに）いるから世界は大丈夫です！※google翻訳」なんともシンプルで頼もしい言葉です。

無事（ぶじ）と読む軸を拝見しつつ、年末のお稽古で居合せたみなさまと笑顔でお茶をいただきながらお互いの顔を見合う場はとても印象的で、無事とは本来ありがたく、無事であることは難しいことなのだと身を持って知ることになりました。

お茶の時間は抹茶にかぎらす、世界共通で、一息ほっとする場でもちいられます。自身に立ち返る、あるいは誰かと穏やかな時間を分かち合える。このようなシーンにふさわしい商品づくりをしたいと願い「cotonasi(コトナシ)」をブランド名にいたしました。

ロゴは八つ藤という家紋をベースにしています。藤の花には、心の邪（鬼）を払う意味があります。また日本古来の言葉にあやかり、藤を（ふし）と読み、不死とみたて、中央には再生の意味を持つ蝶をあしらっております。季節を繰り返し生きる中で、微細に変化しながらも大枠では心のバランスをとりつつ変わりなく過ごす。ロゴにはそんな願いも表されています。

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達成した資金は、原料の黒米の次年度以降の契約資金の他、11月に開催を予定しているお披露目のお茶会の費用とさせていただきます。

「カラダと心にやさしいことをする」きっかけを提供したい

50代となり、自分のカラダに訪れる変化を実感してまいりました。できれば今後、病院のお世話になることなく、自分自身でカラダを整えたい。整体、ヨガ、ホリスティック栄養学、漢方、アーユルヴェーダなどを通して精進を続けてまいりました。しかし頑張れば頑張るほど、「“やらなきゃいけない”ではなく“手軽につづけられていつでもはじめられる”」ことの大切さを思うようになりました。

その気持ちは、お仕事を通して一つの確信に変わっていきました。私のお仕事は健康食品や美容にまつわる商品のPRをすること。健康意識が高いお客さまと接する中で、「カラダに良いとされる健康法・美容法を知っていても、なかなか続かない」といったお悩みをたくさん耳にするうちに、やはり「楽しく手軽に続けられることが一番なんだ」という確信に変わって行きました。

＜おいしいは健康の入口＞

それには、なによりもまず「おいしい」と思えることが大切です。ヒントは長く続けている茶道から得ました。お茶の時間は私に特別な安らぎと充足を与えてくれます。難しいことは何もなく、おいしいお茶でほっこり笑顔になる体験そのものが、心とカラダを元気にしてくれるというシンプルな答えにたどりついたのです。

＜やさいもカラダも天然もので＞
「おいしい」の概念は人によって様々です。年を重ねてたくさんものを食べるより、旬をいただくことを大切にするようになりました。自然の中で元気に育った食べ物は、その時期、人が必要とする大切な栄養素を保有していることが多いのです。旬を知って取り入れる。季節を感じる楽しさがそこにあります。
季節は変わらず巡りやってきます。でも全く同じ条件にはなりません。採れる量が変わったり、その年の日射量や降雨量など天候によって味も微細に変化します。季節と共にそうした変化を感じとると、自然と自分のカラダの状態をより深く感じられるのではないかと思っています。番外ですが、旬のお野菜のお話しをラジオで隔週５分ほどお届けする「やさい予報」の活動もこうしたことから始まっています。

今後も、カラダのために無理なく継続できることをテーマに、私たちの探求はこれからも続きます。Makuakeサポーターのみなさま、cotonasi(コトナシ)まるごと黒米ほうじ茶の応援、どうぞよろしくお願い申し上げます。