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SAGYOの風を生む現代の貫頭衣、現代の和服で日本の夏を涼やかに

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ストーリー

  1. 動くたびに風を起こす衣服です。
  2. 貫頭衣を現代的な形に手直ししました。
  3. 墨染の伊勢木綿と明治40年創業の老舗タオル工場の2重ガーゼによる夏の服

日本の夏の気候に合った貫頭衣をつくります

SAGYOの小幅貫頭衣は、弥生時代の「貫頭衣(かんとうい)」を現代的に再考しました。体に沿い、動くと風が起きる日本の夏の衣服です。


開発しているのは「風景をつくる」をテーマにする野良着メーカーSAGYOです。和服の形を元に、体に沿い腰や肚がきまる日本的な衣服を日夜開発しています。

これまで、野良半天、伊達羽織、もんぺなどを開発し、直近ではたためる和紙の麦わら帽をリリースしました(MAKUAKEにて2020年4月に達成率214%)。

形で涼しさを出す現代の和服

現在の夏の衣料は、高性能素材で涼しさを生み出す方向性が主流です。一方、SAGYOでは、形と天然素材の効果で涼しさを出すことを考えました。

寒冷地で生まれた洋服のような形ではなく、もともと高温多湿な日本で発達した和服の形を活かします。今回はなんと弥生時代までさかのぼって、貫頭衣です。

まず、夏の衣服は肌触りが体感の快適性を決めます。そこで目をつけたのが素材の風合いが優れた和服の反物です。

ところが、和服は洋服の生地より幅が小さい“小幅“というサイズが一般的です。都合のいいことに、貫頭衣ならこの生地幅を活かせます。

貫頭衣の形自体は平面的な布に穴を開けたシンプルなものです。ざっとかぶれて、ゆとりがあるので体に張り付きません。これだけでも快適ですが、弱点があります。

前後対称の形ゆえ身頃が後ろに下がって、首が詰まりやすい。俊敏に動きやすい形ではありません。さすがに弥生時代のままだと現代では使いにくい。

そこで、工夫しました。

ポケットが一石二鳥の効果

SAGYOの小幅貫頭衣は、前身頃に大きなポケットを配置しました。どでかいポケットです。これで前身頃が重くなり、頭を通す穴が前に落ちて首詰まりが起きにくい設計にしています。

なぜ弥生人がこの工夫をしなかったのか。想像するしかないのですが、ミシンが無いのでポケットに耐えうる縫製ができなかったのかもしれません。

ポケットつくってみると、副産物がありました。モノを入れても体全体で支えるので負担が小さいのです。釣り人や戦場写真家の方が着ているチョッキに近い効果でしょうか。

恐ろしいことにサイズだけなら13インチのノートPCも入ります。

またポケットの口が大きいので、投げ入れるようにものを入れることができます。モノを入れるたびに1-2秒ずつ時間が節約できる。2日で1分ぐらい生み出せそうな気がします。

風だけじゃなく時間を生む衣服です。

そうです。タイトルの通りこの貫頭衣、歩くたびに布が前後に動いて風を起こします。自分の動きで自然の風が生まれます。これが心地いい。

ご覧の通り、身頃(本体)が袖の一部で、ゆとり大です。

よく暑いときに服をバタバタして風を起こしたりもしますが、体に密着気味の服だとあんまりできません。しかし、貫頭衣はゆとりがありまくりなので、うちわを着ているかのように風が起こせます。

農業フィールドテスト済みです。果物の収穫作業中に採った実をポケットに入れるのにも使えて便利でした。

布をまとうシンプルな形のため、性別年齢問わず着られます。貫頭衣を弥生時代から現代に適合させられた思っている次第です。

伝統を現代化する難しさをクリアできるチーム

古来の和服を現代に着られるように、と簡単に言いましたが、デザインとしてけっこう難易度が高いものです。昔のままだと現代生活に合わなかったりコスプレぽくなってしまいます。

逆に現代に合わせようとしているうちに中途半端な和服風の洋服になって失敗するパターンにも陥りやすい。作家ものではなく、製品として成立させるのは簡単ではない道のりです。

しかし、SAGYOはそれらをクリアできるチーム編成です。メンバーは、かれこれ20年近く生活着としての和服を研究してきていてそれらの経験をもとに開発しています。そしてあくまで仕事着として成立させられる能力を持つ生産パートナーをコツコツと発掘してきました。

また、農業に携わる開発メンバーもいます。あくまで野良着なので農業現場でのフィールドテストをクリアしたものを製品化しています。

本件の貫頭衣も最も厳しい農作業の一つ、梅収穫でのフィールドテストを実施しました。写真のように2-4メートルぐらい木登りもします。

本来は休息着よりの仕様ですが、野良半天という羽織るものと合わせて試用し、問題なく使えることを確認できました。作業中は羽織類と合わせて使い、休憩中はさっと羽織を脱いで貫頭衣単独で涼む、という使い方を推奨したいです。

(SAGYOの羽織類はさっと脱げます)

素材について-ハイテクよりも野良向きな自然素材

今回の小幅貫頭衣では二種類の生地を採用しています。

1つ目は墨染の伊勢木綿です。三重県産の経(たて)糸と横糸に柔らかめの弱撚糸※1を使用したガーゼのような手ぬぐい生地に、倉敷市児島の職人が1枚1枚独自の技法で染め上げています。

墨染は、皆さんご存知の墨汁です。生地を染めて特殊加工で色を固定しています。
※1 弱撚糸...撚り(より=ねじり)を弱くして作られた糸、毛羽立った見た目のソフトな質感になる。

2つ目は、泉州綿紗(生成)です。明治40年創業の老舗タオル工場がつくる二重ガーゼを使用しています。二重なので、透けにくくなり吸湿容量も大きくベタつきにくい素材です。

速乾を謳うハイテク素材の多くは素早く蒸発させることを狙っていますが、空気の湿度が100%に近づくと水分の行き場がないので、どんなハイテク素材でも蒸発しにくくなります。

ローテク素材ながら二重になっていると生地そのものが水分をある程度貯められるので、ベタつきにくいわけです。夏の高級掛ふとんにガーゼが使われるのはそういう理由です。

この2つのいずれも、夏にふさわしい風合いと肌ざわりの生地です。和服の小幅の生地なので、無駄なく使うのに貫頭衣は最適でした。

散歩や休憩はもちろん作業にも

海や森などアウトドアであれば、これ一枚を直接着るのもよいかもしれません。街で切る場合はTシャツの上から着ても良いかと思います。

フリーサイズですが、着る人によって雰囲気が変わるのも面白いところです。

仕様

<サイズ>男女兼用フリー
<素材>綿100%

<取扱注意>
摩擦に強くない素材ですので、強くこすれる使い方は避けてください。墨染は濃淡が不均一に出る染料なので、その風合いを楽しんでいただけるとうれしいです。

スケジュール

7月12日より順次発送予定

リターンについて

第一陣リターン)
先着10名 10%OFF 伊勢木綿(墨染)貫頭衣1つセット
先着10名 10%OFF 泉州綿紗(生成)貫頭衣1つセット
先着10名 10%OFF 泉州綿紗と頭巾セット(貫頭衣+頭巾)
先着10名 10%OFF 伊勢木綿と首巻セット(貫頭衣+首巻/藍染)
先着10名 10%OFF 労帽と首巻と野良着上下と貫頭衣(墨染)の5点セット
第二陣リターン)
先着30名 6%OFF 伊勢木綿(墨染)貫頭衣1つセット
先着30名 6%OFF 泉州綿紗(生成)貫頭衣1つセット
を用意しております。

SAGYOは、もともと製造原価が高いためめったに割引しません。めでたい新作お披露目の特別割引です。その代わり、興が湧いたらぜひいろいろな意見フィードバックをいただけると嬉しいです。

SAGYOとは

SAGYOは2015年に伊藤洋志、岩崎恵子、長山武史の3名でスタートした野良着メーカーです。それぞれ農業現場テスト担当、生産担当、オンラインシステム担当と異なる分野のスペシャリストが別拠点で連携しながら、プロダクトから流通までを一貫して研究開発しています。

インディーズメーカーとして小資本で製造と流通を賄う手法も研究し、小さい挑戦的なメーカーが増えるための技術の蓄積にも取り組んでいます。


本文章の担当は、伊藤洋志です。SAGYO以外には、遊撃的農家や全国床張り協会などのDIYサポート事業と著作業に従事しています。6月は梅とさくらんぼ農家をしていました。
主な著作は「ナリワイをつくる」(単行本東京書籍/文庫版ちくま文庫)など。

以上です!よろしくお願いします。

リスク&チャレンジ

現在、生産の進行を準備しており、試作品フィールドテストも終え、仕上がりも問題なく進んでいます。一刻も早く皆様にお届けしたい気持ちでおります。 しかしながら、生産中の工程においてデザイン・仕様が一部変更になる可能性もあります。スケジュールについては、現在プロジェクト成功を想定した数で調整しておりますが、想定を上回る応援購入の申し込みがあった場合、生産工程上の都合や配送作業に伴う止むを得ない事情によりお届けが遅れる場合もございますこと何卒ご了承ください。

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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2020年07月13日までに支払いを完了した時点で、応援購入が成立します。

8,632(税込)

【先着30名】6%OFF 泉州綿紗(生成)貫頭衣1点
【先着30名】6%OFF 泉州綿紗(生成)貫頭衣1点

SAGYOの新作 小幅貫頭衣(泉州綿紗 生成)×1点
予定価格8800円の10%OFFの7920円でお届けします。
※表示は送料360円を加えた合計金額です。
※フリーサイズです。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。

のサポーター

残り

2020年07月末までにお届け予定

10,260(税込)

【先着10名】10%OFF 貫頭衣(泉州綿紗)と頭巾の生成セット
【先着10名】10%OFF 貫頭衣(泉州綿紗)と頭巾の生成セット

SAGYOの新作 小幅貫頭衣( 泉州綿紗 生成)×1点と同じ素材の作業頭巾×1点
予定価格11000円の10%OFFの9900円と作業頭巾定価2200円の10%OFF1980円でお届けします。
※送料360円を加えた合計金額です。
※フリーサイズです。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。

のサポーター

残り

2020年07月末までにお届け予定

50,990(税込)

【先着3名】10%OFF貫頭衣(墨染)と帽子首巻き野良着上下の5点セット
【先着3名】10%OFF貫頭衣(墨染)と帽子首巻き野良着上下の5点セット

SAGYOの新作 小幅貫頭衣( 伊勢木綿墨染)×1点とたためる和紙の麦わら帽「労帽」×1点
藍染首巻×1点、伊達羽織×1点、もんぺ×1点
定価合計56100円を10%OFFの50490円でお届けします。
※送料500円を加えた合計金額です。
※羽織ともんぺはサイズをご指定ください。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。

のサポーター

残り

2020年07月末までにお届け予定

8,280(税込)

【先着10名】10%OFF 泉州綿紗(生成)貫頭衣1点
【先着10名】10%OFF 泉州綿紗(生成)貫頭衣1点

SAGYOの新作 小幅貫頭衣(泉州綿紗 生成)×1点
予定価格8800円の10%OFFの7920円でお届けします。
※表示は送料360円を加えた合計金額です。
※フリーサイズです。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。

のサポーター

残り

2020年07月末までにお届け予定

10,260(税込)

【先着10名】10%OFF 伊勢木綿(墨染)貫頭衣1つセット
【先着10名】10%OFF 伊勢木綿(墨染)貫頭衣1つセット

SAGYOの新作 小幅貫頭衣(墨染 伊勢木綿)×1点
予定価格11000円の10%OFFの9900円にてお届けします。
※送料360円を加えた合計金額です。
※フリーサイズです。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。

のサポーター

残り

2020年07月末までにお届け予定

10,340(税込)

【先着30名】6%OFF 伊勢木綿(墨染)貫頭衣1つセット
【先着30名】6%OFF 伊勢木綿(墨染)貫頭衣1つセット

SAGYOの新作 小幅貫頭衣(墨染 伊勢木綿)×1点
予定価格11000円の6%OFFにてお届けします。
※送料360円を加えた合計金額です。
※フリーサイズです。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。

のサポーター

残り

2020年07月末までにお届け予定

14,715(税込)

【先着10名】10%OFF 貫頭衣(伊勢木綿墨染)と藍染首巻セット
【先着10名】10%OFF 貫頭衣(伊勢木綿墨染)と藍染首巻セット

SAGYOの新作 小幅貫頭衣( 伊勢木綿 墨染)×1点と藍染首巻×1点のセットです。
予定価格11000円の10%OFFの9900円と首巻定価4950円の10%OFF4455円でお届けします。
首巻は、倉敷市児島の職人が印度藍で染めています。濃い藍染のため雑菌臭が出にくいです。

※送料360円を加えた合計金額です。
※フリーサイズです。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。

のサポーター

残り

2020年07月末までにお届け予定

「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 ファッションカテゴリの 「SAGYOの風を生む現代の貫頭衣、現代の和服で日本の夏を涼やかに」プロジェクト詳細ページです。

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