食べログ JAPAN RESTAURANT AWARD 2016のイタリアン部門にて全国１位を獲得、ミュランガイドビブグルマン受賞歴もあるイタリアンレストラングループ「SALONE GROUPE（サローネグループ）」が山形県南陽市で運営するワイナリー「GRAPE REPUBLIC（グレープリパブリック）」。

2017年に設立された新しいワイナリーながら、都内の多数の有名店で展開され、毎年発売される完全自園の葡萄で作るワイン「Cuvee Shinden」は数時間で完売するなどの人気を博しています。

その「グレープリパブリック」が新たな挑戦として展開するのが洋ナシ（ラ・フランス）とりんごで醸すお酒「シードルポワレ」。

まだ日本でもあまり馴染みのないこの「シードルポワレ」を、ご自宅でもカジュアルでも愉しんで頂きたい！と、今回スタイニーボトル（300mlのミニボトル）での先行販売を決定しました。

リンゴとラ・フランスで作るスパークリングアルコール飲料

「Nanyo Cider」（ナンヨーサイダー）

日本のワイナリーでも貴重な試みとなる、山形県南陽市のリンゴ(ふじ)と洋梨(ラ・フランス)を使ったスパークリングアルコール飲料シードルポワレ『Nanyo Cider（ナンヨーサイダー）』を2018年より開発。

2018年から醸造スタートで、国内外より高い評価を受けているナンヨーサイダーは、2020山形のうまいものファインフードコンテスト アルコール部門で最優秀賞を受賞致しました。

2020年3回目の生産となる今回、より多くの方にカジュアルに楽しんでいただきたいという想いで、飲み切りサイズのスタイニーボトルで発売を決定しました。

山形県のリンゴやラ・フランスは、日本だけではなく国外からも評価をされるほどの名産品である。そのリンゴとラ・フランスの両方の良さを１つに凝縮した、渾身の希少酒が誕生。

100％リンゴのシードルでは再現する事が不可能な、ふじのフレッシュさとラ・フランス特有の香りの良さやボディーを合わせ持つオリジナルスパークリングアルコール飲料。。

南陽市産のリンゴ(ふじ)65％と洋梨(ラ・フランス)35％を使用。 圧搾したジュースはふじとラ・フランスの混醸とふじのみの2タンクに分けて別々に醸造。発酵中は1日2回のポンプオーバーを行いアルコール発酵が終わる直前に4000Lのステンレスタンクで合わせ、取り置いていたふじのジュースを戻し入れ糖度を調整し、瓶内にて発酵を続ける。

甘さを補填するような、糖分や酵母添加は一切せず、素材だけで作ったナチュラルな味わいが特徴。

イタリア郷土の料理とイタリアナチュラルワインのアッビナメント（ペアリング）を掲げ、全国１位やミシュランを獲得したレストラングループの新たな挑戦。

2007年より、月替りのイタリア郷土料理の再構築をテーマに作るコースとイタリアのナチュラルワイン（＝自然派ワイン）のアッビナメント（ペアリング）を続けるイタリアンレストランSALONE2007（サローネ2007）、その後同様に月替りのコースとアッビナメントをコンセプトとしたレストランを東京、大阪とオープンを続け、現在全国に6店舗のレストランを運営するレストラングループへと現在も進化を続けている。

ワインは食中酒をコンセプトに、お客様の半数以上がお食事と一緒に楽しむ、「ナチュラルワインのアッビナメント」

月変わりのコース料理一品一品に合わせて、イタリア全土のナチュラルワインを１杯ずつ提供し料理だけでは到達出来ない味覚の頂点を口内調理によって完成させるSALONEグループの代名詞とも言われるワインペアリングです。

このワインペアリングを通じ、多くのイタリアを始め世界のナチュラルワインメーカーと繋がる中、代表の平は、イタリア現地でも見たナチュラルワイン造りの素晴らしさと、生産者の情熱に触れ、日本ならではの風土を生かしたナチュラルワイン造りを決意しました。

そして、自身の故郷でもあり3代続くぶどう農家を営んでいた所から、山形県南陽市に拠点を置き、2015年ゼロからワイン造りをはじめました。

2017年より、山形県南陽市にて自園の葡萄栽培から醸造まで全てを自社で行うワイン造りをスタート。

山形県南陽市から日本だけではなく、世界へ発信するワインを通し、将来、山形県南陽市がブドウ共和国（＝GRAPE PEPUBLIC)として世界に発信していく地域となるよう目指しています。

現在、国内だけではなく、アジア、オセアニア、ヨーロッパ、カナダ、アメリカなど、世界１０カ国以上で楽しまれているワインメーカーとなりました。

2020年には第27回東北ニュービジネス大賞奨励賞受賞致しました。

山形県南陽市で地元の葡萄を使ったワイン造り

山形県南部に位置する南陽市（旧赤湯町）でのぶどうの栽培の歴史は古く、約300年前から甲州種が栽培されていた。その他、ブラック・ハンブルク、マスカット・ハンブルクなどが植えられ、1895年（明治28年）頃には、全国屈指の欧州種の露路栽培の産地として発達した。古くからおいしい葡萄の産地と言われ、寒暖差が大きい気候で、日当たりの良い急斜面は水はけが良く、ミネラルを多く含む土壌や常に吹き続ける強い風によって病気になりにくく、高品質な葡萄を作るための条件が揃った土地。

また、ワイン作りの歴史も長く、1892年（明治25年）頃からワイナリーは設立されており、現在も同エリアに６軒以上のワイナリーが軒を並べています。

しかし、実は戦前は６０軒以上ものワイナリーがあった。ぶどう作りに適した土地にもかかわらず、現在ここまで縮小してしまったのには訳があります。

今の日本を体現する山形の農業事情

・就農者の高齢化

→現在、全国の就農者の平均年齢が65歳を超え、就農者の高齢化が進んでいる。高齢化した就農者の後継者不足や、若者の就農人口も少ない状況で高齢化は年々上昇しています。

出典：農林水産省HP（https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h26/h26_h/trend/part1/chap2/c2_1_03.html）

・耕作放棄地

→就農者不足により、耕作放棄をせざるを得ない農家さんが沢山いる。農作物にとって恵まれた環境があっても、手を付けられない土地はどんどんと荒れたままになってしまいます。

グレープリパブリックでは、農業やワイン造りを次の世代へと繋いでいけるよう、様々な取り組みを実施しています。

ぶどうの買い付け

山形の生食ぶどうは１キロ100円〜350円で取引されているが、加工用のぶどうは1キロ50円以下で取引きされていました。

1本のワインに必要なぶどうは1〜1.5kg。

そのために、沢山のぶどうを作る必要があり、日々の生産効率をあげる、手の行き届かないぶどうを減らすために、大量生産型の農家が増え、

丁寧にぶどうを育てる小さな農家がどんどんと少なくなっているのだ。

そんな現状が南陽市のぶどう農家にも直面している。

グレープリパブリックでは、１kg250~350円の金額を提案しぶどう農家さんの生産環境を応援すると共に後継者不足や耕作放棄地を軽減し、より高品質の有機栽培の醸造用ぶどうを生産出来る環境作りを働きかけている。

地域や人とのつながり

グレープリパブリックでは、「人と人」がつながるワイン造りを目指している。

まだまだ小さなワイナリーのため、ぶどうの栽培、収穫、ワインの醸造、全て人の手で一つ一つ丁寧に行っている。

南陽市の山の斜面を活かしたぶどうの栽培は、環境の良さと裏腹に、収穫はもちろん、草刈りなど全ての作業を機械を使った作業はできず、春は誘引作業や新たな苗木の植えつけ、夏は草刈りや間引き作業、秋は収穫、冬は剪定作業や除雪等で中でも収穫期＝醸造期には手摘み収穫よる収穫作業と同時に醸造作業が必要です。

そこでは、スタッフだけではなく、地域のボランティアスタッフや、過去には県外からも沢山の方々の協力のもと、毎年ぶどうを収穫しながらワイン作りをしています。

また、ワイン造りにおいても、創業時よりニュージーランドネルソンのナチュラルワインメーカー「DON & Kindeli」の代表アレックス クレイグヘッド氏とパートナーシップ協定を結び醸造責任者の矢野氏と共に、山形から世界に発信できるワイン造りを続けている。

そんな沢山の方々の想いが詰まったワイン造りの中で、2018年から毎年続けているのが、地元の名産品でもあるリンゴ(ふじ)と洋梨(ラ・フランス)を使ったシードルポワレ『ナンヨーサイダー』なのだ。

新開発「ナンヨーサイダースタイニーボトル330ml」スパークリングアルコール飲料 シードルポワレ

今回、沢山の方にグレープリパブリックの(ナンヨーサイダー)シードルポワレを飲んでいただきたい！という思いの元、通常750mlのフルボトルから330mlのスタイニーボトル（ミニボトル）を開発！ 手軽に楽しめるサイズでのご用意がついに実現！

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■製品情報

【Nanyo cider 2020】

果実酒(発泡性)
リンゴ（ふじ）65% / ラ・フランス 35%
内容量 330ml
アルコール分 6.5%

※注意事項

・未成年者の飲酒は法律により禁止されています。
・飲酒運転は法律で禁止されています。
・妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。
・製品の性質上、オリ（沈殿物）がありますが品質には問題ございませんのでご安心ください。

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醸造責任者 矢野 陽之(やの はるゆき）

1989年 兵庫県神戸市出身

2009年 調理師学校を卒業後、イタリアン レストランにて料理とワインを学ぶ。

2014 年 単身イタリアのボローニャに渡り、イタリアンレストランで調理とソムリエに従事する中で、ナチュラルワインと出会う

2016年、オーストラリアのモーニントン・ペ ニンシュラとシドニーに行き、ぶどう作りやワイン造りを学ぶ。

2018年、ニュージー ランド・ネルソンの「Kindeli」アレックス・クレイグヘッド氏のもとで、ナチュラルワイン を学び、アレックスの紹介でグレープリパブリックにジョインした。

2019年 同社醸造責任者へ就任

最後まで、お読みいただき本当にありがとうございます。

ご支援いただいた方も、今回は至らなかった方も、

今回のプロジェクトを通して、グレープリパブリックの活動を少しでも知っていただければ幸いです。

今回のプロジェクトで集まったファンドにつきましては、

全て今後のグレープリパブリックへの更なる成長、夢の実現へ利用させて頂きます。

耕作放棄地の再生、開墾地の買入整備、ぶどう農家さんへの有機栽培の醸造用ぶどうの購入など、日々、山形県の農業活性化への尽力を続けております。

また、グレープリパブリックの公式LINEアカウントを開設しております。日々最新のお知らせ、商品情報、醸造家の話などLINEだけでしか見れない情報も公開しますので、是非ご登録もお願いいたします！

GRAPE REPUBLIC 公式LINEアカウント：https://lin.ee/BWNeajZ

今後とも、何卒ご支援のほどよろしくお願いします。

グレープリパブリックスタッフ一同