-100年続く水炊きをご自宅で -

開業わずか8年、たった2店舗の水炊き店に、年間約12万人にお越しいただいています。選ばれる理由は、味へのこだわりと楽しくて新しい食べ方に。
ミシュランガイドのビブグルマンにも選出いただいた。こだわりが詰まった水炊きセットをご自宅にお届けします。

とり田のこだわり

味へのこだわりと、楽しくて新しい食べ方がミシュランガイドのビブグルマンにも選出されました。（ミシュラン2014 福岡佐賀版にて）

とり田の水炊きは「スープ・鶏肉・ぽん酢と柚子胡椒」、そして食べるための「器」にこだわりを持っています。

■スープ

九州産の若鶏を水だけで6時間、身も骨もほろほろになるぐらいまで炊きこんだ深い味わいのスープです。鶏ガラではなく丸鶏から作るスープは白濁していて鶏の身の味がしっかりと感じられる贅沢な味わい。

まずはスープそのものの味わいをたのしみ、
ぶつ切り・もも肉・むね肉を「博多のネギしゃぶ」で食べるのがとり田流。

■鶏肉

九州産の朝引きの新鮮な若鶏を使用。むね肉は驚くほどやわらかく、ぶつ切りならではの濃い鶏肉の旨味、ぷりっとしたもも肉、それぞれの違ったおいしさを楽しめます。

九州産にこだわった上質な鶏に とり田秘伝のタレで下味を漬けています。
お肉本来の味を引き立てるタレで漬けられた鶏肉は口の中でほどけるような柔らかさと身のプルプル感、ジューシーさが別格の逸品です。

■つみれ
もも肉と砂肝を山芋でつないでおります。
今までのつみれにない絶妙な食感をお楽しみいただけます。

■ぽん酢と柚子胡椒

ぽん酢といえば「黒い色」「酸味や塩味が強い」というイメージがあるのではないでしょうか？

とり田のぽん酢は、丸鶏と水だけで炊いたスープをどうやったらさらに美味しく美しく食べることはできるだろうか？と考え、

醤油をほとんど使わず、出汁と橙酢で作った美しく輝くぽん酢を開発しました。

鶏の味を引き立たせ、さらに香り高く深い味わいにしてくれます。このぽん酢のファンも多く、ぽん酢だけ購入される方も多くいらっしゃいます。

■黄柚子の柚子胡椒

柚子胡椒は「緑色で辛みや塩味が強いイメージ」がありませんか？

とり田が開発した柚子胡椒は、大分県産完熟「黄柚子」を贅沢に使用。

辛みや塩味がやわらかく、柚子の新鮮な香りが水炊きをさわやかに仕上げます。

そして食事をさらに楽しく美しくしてくれるのが「器」です。

とり田ではすべて「有田焼」でそろえております。有田焼の魅力の１つは透き通るような美しさ、薄く、軽く、そして滑らかな肌触りは大きな特徴です。

伝統食を伝統的な器で食す。これこそが受け継がれていってほしい食文化です。

とり田の博多本店には「博多祇園山笠」の各流れの手ぬぐいもあり、博多の文化を感じながら水炊きを楽しんでいただいております。

今回はおうちで博多の食文化を体験していただけるように、

水炊きだけではなく、非売品のオリジナルの有田焼のとんすい、そしてお店と同じ水炊き用の鍋をご用意しました。

普段はおうちの鍋や器で食べている方も多いと思いますが、

器や鍋が違うだけでもこんなにも美味しさは違うのか！

と必ず驚いていただけると思います。

ご注意点

水炊きの「鍋」はIH非対応です。コンロは付いておりませんのでご注意ください。

とり田の想い -100年続く水炊きを -

博多といえば何を思い浮かべるでしょうか？屋台、水炊き、もつ鍋、焼きとり、山笠…

人が集まり活気ができ、食が人と人を繋いできました。

「食べること」が「食文化を守ること」

「お店づくりは街づくり」だととり田は考えています。

本来ならば県外や海外のお客様が水炊きを囲む風景で埋め尽くされるはずのお店にも影響が出はじめました。

博多に来て体験することができたはずの皆様にも「おうちで体験すること」で博多の伝統食文化を守るための応援していただきたく実施する運びになりました。

～博多祇園山笠との深いつながり～

水炊きを食べたことがない人もまだまだ多いと思います。

まずスープ、次にお肉。そして、つくねや野菜、豆腐などの具を煮て、すべての具材の旨味が染み出したところで麺や雑炊で締める。
鍋料理なのにコース料理のような流れで食べるのが、博多の水たきならではの特徴です。

博多祇園山笠は、博多の総鎮守として知られる櫛田神社の奉納神事。

毎年7月1日から15日にかけて開催される700年以上の伝統のある祭で、正式名は櫛田神社祇園例大祭。

各地に伝わる素戔嗚尊に対して奉納される祇園祭の一つ、博多どんたくとともに博多を代表する祭りです。7月になると博多の街が活気づきそわそわとわくわくした空気が博多の人たちを包み込みます。

博多山笠ついて興味が沸いた方はこちら⇒https://www.hakata-yamakasa.net/

山笠と水炊きの深いつながりとは？

博多の総鎮守として、「お櫛田さん」の愛称で広く市民から親しまれている櫛田神社。

博多祇園山笠の直会（なおらい＝集会）では、決まって「水炊き」が食されています。かなり昔から脈々と受け継がれてきた食文化だといわれています。

神社では、四つ足を食することが御法度です。しかし、重い山笠を昇く男衆たちは、体力をつけなければいけません。そこで、「鶏肉」が選ばれたのだと言われています。

櫛田神社では、10月の博多おくんち（秋祭）、12月の恵比須大祭、2月の節分大祭、どの祭の終了後にも直会で「水炊き」を食します。まさに一年を通して、博多の祭のときには「水炊き」を囲みながら互いの絆を深めるのです。