Bespoke Shoesの魅力を伝えたい

初めまして。Shoemakerの斎藤融（サイトウ トオル）と申します。
私が靴に魅了されたのは「靴」というファッションアイテムがその人の「人となり」を表している！と実感したからです。

靴というアイテムは他のファッションアイテムと違いどんなに高価な靴でも、日頃から手入れをしないとたちまち見窄らしくなり、反対に安価な靴でもきちんと手入れをしていれば「この人は細やかなところまで目が届いている」という印象を与えてくれます。



大学卒業後、一般企業に就職し、足元に気を使うことの大切さを学び、やがて靴に魅了され「これを生涯の仕事としたい」と感じ靴の世界へ飛び込みました。
その後、靴の技術を習得し麻布十番にある靴修理『Spica』にて2014年にオーダーシューズをスタートさせました。まだまだ未熟ではありますが、お客様にも評価していただきオーダーの数も年々増え少しづつ認知していただいております。

「靴」というアイテムは今日の日本において生活に密着した必需品となりました。
そんな靴を「安心して預け、相談できる店」を開きたいと思い、本年度より自身の店舗を構える決心を致しました。その土地に根ざし、その地域の人々の足元を見守る店舗。そんなお店をお客様と共に作っていければと願っております。



日本人らしい「力強いフォルム」を活かして

靴とは元々欧米の文化です。
長い年月をかけて作り上げられた形があり、足幅が細く踵が広い
全体的にスリムなものが特徴とされています。

しかし、日本人は当然特徴が異なり
足は幅広、甲高、そして踵が狭く、欧米の方とは似て非なる形です。



私は日本の風土に適応するために進化してきた日本人の足に
他の国では出せない「力強さ」が秘められていると感じています。
「幅広、甲高」ではなく、
「幅があり、厚みをもった足」そして「たくましく、大地を捉える足」



この力強いフォルムが評価され、
欧米のラスト（足型）の美しさと肩を並べられるよう
日々の靴作りに取り組んでいます。



「誂え（あつらえ）靴」ではなく「ビスポークシューズ」

ビスポークとはその語源が「be speak」からきており、お客様と職人が語り合い、共に一つのものを作り上げていくことを意味します。



日本にも「誂え靴」という似た意味の言葉はありましたが、「誂え靴」の多くは
販売員とお客様とがやり取りをして、そこから出た数値や情報を元に職人が作り上げていくというスタイルが主流であったと聞いております。



私はビスポークの一番の魅力とはお客様の理想と職人の知識、技術が「会話」を
通じて混じり合い、理想の一足を導き出していく過程にあると考えます。
その意味で、職人がお客様とが直接やりとりをする機会の少ない「誂え靴」はビスポークとは異なり、本来のビスポークの魅力はまだまだ日本に広まっていないのではないかと感じておりました。



横浜に本格的なビスポークの文化をつくりたい

「本来のビスポークの魅力を広めていきたい」という想いから2014年に都内の靴修理店でオーダーサービスを開始し、少しづつではありますがお客様からご注文をいただけるようになりました。そんな中で強くなっていった出店への想い。



落ち着いた空間の中でお客様にリラックスして理想を語っていただきたい。
こだわりの詰まった空間を見ていただくことでお客様の感性に合う人物なのかを見極めていただきたい。ビスポークの本来の魅力を伝えていく為にも安心して長くお付き合いいただける自身の店舗を構えることの必要性を感じ始めました。

「横浜」への思い

神奈川で生まれ育った私にとって横浜は馴染みの土地であり、憧れの場所でした。
そんな横浜が、くしくも靴が日本に入り始めてきた明治初期、その中心地であったとも言われております。



当時は貿易で栄え、多くの外国人が行き来していた横浜港周辺には、舶来品の靴を揃えたお店が並び、各地からその靴を買い求めに多く人々で賑わっていたと伝えられています。そんな日本の靴文化発祥の地、横浜をもう一度盛り上げ、新たな靴の文化を作り上げて行きたい。そして横浜から世界へ発信できる傑作を生み出していきたい！そんな想いから横浜での出店を決意しました。

【出店予定地】　横浜市青葉区柿木台
【出店時期】　2017年9月下旬
【店舗業態】　
・ビスポークシューズ　￥250,000(税抜)〜
・パターンオーダー　　￥160,000(税抜)〜
・靴修理
・革小物販売

「お客様と共に育てていく」スタイルこそ私の靴作りのテーマです！

大学を卒業後、営業マンとして企業へ５年間勤めました。その就職先で学んだことは『会話』です。近年の情報伝達の発展は目を見張るばかりで、次々と新しい機能、新しい方法が生み出されています。しかし、ここ一番で大切なのは「会話」。

つまり「会って話す」こと。

それは相手の表情、その場の空気感など、物事を伝えるには言葉や文字だけではない多くの要素が含まれているからです。
新入社員でまだ知識も経験も浅かった私は多くの失敗を経験しましたが、お客様に誠意を伝える時。また、ここ一番の商談はアポイントをいただいて、しっかりと話し込むことの大切さを学びました。
そこで得た経験は「話すことの楽しさ」を教えてくれ、現在のBespokeにもしっかりと活かされていると感じております。



靴の世界に飛び込んでまだ10年足らずで、知識・技術も未熟ではありますが、雑誌等にも掲載していただいております。

雑誌掲載
※雑誌『THE RAKE issue02』にて掲載

Web掲載：三菱地所ホーム ORDER GRAN

http://www.mitsubishi-home.com/oneorder/special/ordergran/features/01/index.html


「履き捨てる」のではなく「履き育てる」靴

ビスポークメーカーとして大切にしたいのことは
「製作過程でお客様を理解し、納品後も靴を見守り続けていくこと」です。



その為、店舗では靴のオーダーのみならず、店内でのメンテナンス講習会や靴に関わる勉強会を行い、多くの方々に気軽にご来店いただけるように考えております。



また、オーダーに関心のある方は勿論、まだ靴への興味が湧いていないお客様へ靴の楽しみ方を知っていただく為に、修理も受け付け定期的なメンテナンスの中でお客様とコミュニケーションを図り、安心して靴をおまかせいただける店作りを心がけます。

FB:https://www.facebook.com/torusaito.shoemaker/
HP:http://www.toru-saito.jp

①携帯型シューホーンを特別価格にて

一般販売価格￥4,320円（税込）　→　￥3,780円
10色のカラーよりお好きな色をお選び頂けます。

②紳士靴鏡面磨き3足分のチケット

一般販売価格￥6,480（税込）　→　￥5,000円

③オールソール修理チケット

一般販売価格￥12,000〜￥20,000（税別）のオールソール修理を特別価格￥10,000円にてご対応させていただきます。

※ただし、ダブルソールやリウェルトが必要な場合には別途必要となります。

④【先着５名様】パターンオーダーシューズ製作

一般販売価格￥172,800（税込）のパターンオーダーシューズを先着5名様に限り特別価格の￥130,000（税込）にて販売

※オーダーの受付開始は2018年度からになります。

⑤パターンオーダーシューズ製作

一般販売価格￥172,800（税込）のパターンオーダーシューズを￥150,000(税込)のにて販売

⑥【先着３名様】フルオーダーシューズ製作＆メンテナンスチケット

一般販売価格￥270,000（税込）のフルオーダーシューズを先着3名様に限り特別価格の￥180,000（税込）での販売と靴磨き１回分チケットのセット

⑦フルオーダーシューズ製作＆メンテナンスチケット

一般販売価格￥270,000（税込）のフルオーダーシューズを特別価格の￥220,000（税込）での販売と靴磨き１回分チケットのセット

Q1.フルオーダーとパターンオーダーの違いはなんですか？
A1.フルオーダーではお客様一人一人に合わせた木型を製作いたします。対してパターンオーダーはあらかじめ準備されたフィッティングシューズを履いてお好みのサイズ感を選んでいただくという違いがあります。
また、製作方法もフルオーダーが全て手製なのに対して、パターンオーダーは手製を機会を交えた9部仕立ての仕様となります。

Q2.フルオーダーでは特殊な革（爬虫類など）を使用することは可能ですか？
A2.可能です。ただし、その場合は別途費用が必要となります。

Q3.オールソール修理チケットはレディスも対応してますか？
A3.対応しております。

Q4.オールソール修理でレザーソールからラバーソールへの変更はできますか？
A4.可能です。ただし元々の靴の仕様や状態にもよります。

Q5.靴磨きチケットの「靴磨き」はどのような仕上げになりますか？
A5.主に「鏡面磨き」仕上げとなります。ただし、靴のデザインや革質などに応じてお客様にその靴に適した仕上げをご提案させていただきす。