欧州を代表するバッグブランドBACH（バッハ）が提案する最新ウェアBACH garments （バッハガーメンツ）。リバーシブルにポケッタブル機能も備えた機能美溢れるガーメンツです。

「軽量、保温、撥水、防風、速乾、リバーシブル、ポケッタブル、そして大容量ポケット」という、同ブランドで今までにない盛り沢山の機能性と、トラベル、タウンユースからアウトドアまで、あらゆるシーンで使えるデザイン性を兼ね備えています。

1979年アイルランドにてBACH（バッハ）の原型となる会社を設立。 2000年に入り、ヨーロッパアウトドアメーカーでは数少ないEU圏内に生産拠点を構える。その後工場はベトナムへ。現在本社はスイスへ移し、ヨーロッパを中心に世界各国に展開するグローバルブランドへ成長しています。

昨年、Makuakeでプロジェクトを行ったDr.Duffel は、バッグ業界がコロナの影響でダメージを受け、また外出自粛の中において、開始わずか3日で約200個が完売となり（追加リターンも含む）、その後の一般販売でBACH取扱店舗においても即完売となりました。お陰様で現在も尚、オーダーや問い合わせが続く状況となっています。

■Makuakeページ https://www.makuake.com/project/drduffel/

BACH garments は、長年アウトドアやトラベルフィールドで培った経験や機能をウェアに流用し、デザインは日本企画で進められた欧州×日本の合作。トラベルシーンを主軸とし、機能性はアウトドアからタウンユースまで対応できるラインナップ。まるでバッグを羽織るかのような収納性と、スマートに気回せるデザイン性と機能性を兼ね備えています。

新型コロナウィルス問題以前は、毎年4-5回程の頻度で海外出張へ行っておりました。「家～空港～機内～現地着」という工程だけでも、温度も湿度も違います。

■ 海外出張（冬） 例

家～空港 → 気温10℃

機内 → 気温20℃

現地 → 気温-3℃

展示会場内 → 気温25℃

こういったシーンで、どれを着て、何を持っていくのか？どういうモノが使い勝手がいいのか？を考えるようになりました。

例えば現地「-3℃」と見れば、ダウンジャケットが必要と思い浮かぶ方は多いと思います。そして逆に「25℃」を見て、薄手のカットソーも着ると想像できると思います。

ダウンジャケットは、保温性というポイントでは間違っていませんが、我々の場合、そのポイントを踏まえ、いかに荷物を少なく、気温の変化に柔軟に対応でき、そして邪魔にならないか。をベースに考えた時、ユーティリティなアイテムが必要ということに辿り着きました。よって、

必要としない場合は携帯性に優れ、

天候や気温によっては着回しができる柔軟性があり、

尚且つ保温性も備えている、ということがキーポイントになります。

この出張例は特殊じゃない？？？と思われるかもしれませんが、意外と皆さんの身近にも、似た状況はありますので、思い浮かべてみてください。

■ お出かけ（冬） 例

家～駅 → 気温5℃

電車内 → 気温20℃

街中 → 気温10℃

お店 → 気温23℃

家から駅まで歩く間寒いので、ダウンジャケットを着て外出したが、歩くことで体温上昇。ジャケット内の熱は上がり、そして街へ向かう電車内も暖房と熱気で暑く、お店の中も暑いので、ジャケットを脱いで手で持つことに。。 冬のおでかけ"あるある"ですね。

単に携帯性や柔軟性、保温性があるウェアということであれば、他にもあるかもしれませんが、それらの機能を「デザイン」として落とし込み、「機能美」として見せることがファッションとして重要です。（モデル：182cm,90kg/Lサイズ着用）→※本来はXLで程よいサイズ感です

1枚持っておくだけで使い勝手の良いウェアが、尚且つシルエットも良くてカッコイイ！というのが我々の理想です。

それでは、その「BACH garments」のマテリアルと機能性を見ていきましょう。

8本足のOCTA®（オクタ）が凄い！帝人フロンティア®の機能性起毛フリース（全型共通）

裏地に採用している素材「OCTA®（オクタ）」は、毛足が短い機能性起毛フリース。オクトパス状に8本の突起を持つ中空糸で、同じ直径のポリエステル繊維に比べて、2分の1程度の軽量感を実現しています。

水や汗、蒸気が通りやすくなり、サラッとした快適な着心地を感じることができる吸汗速乾性と、中空部と8本の突起による空間に含まれる※デッドエアーにより遮熱効果があります。肌触りも良く、毛も抜けにくいため、環境汚染にも強いといった特徴を持っております。世界的にも注目されている素材です。

※ デッドエアーとは衣服の内部に抱き込まれる動かない空気のこと。

OCTA®は帝人フロンティア株式会社の登録商標です。

急な雨も対応！高い撥水性を持つポリエステル素材（全型共通）

表地のタテ糸には透け防止機能のあるフルダル、ヨコ糸には柔らかく天然繊維のような自然な風合いが特徴のタスラン糸を採用。日本を代表する繊維メーカーの１つ「小松マテーレ」によって、高密度で織ることにより防風性を高め、ヴィンテージ加工、撥水加工も施してあります。

薄いのに独特のハリコシと艶があるので、高級感もあります。質感はザラっとしており、肌面側に使用の時、肌への張付き感が少ないというのが、快適に過ごす大きなポイント。made in Japan.

今日はどっちだ？これ全部リバーシブルで使えちゃいます！

外は寒いのに室内は暖房が効いて暑いとか、日常生活でも良くあると思います。OCTA®フリースとポリエステル側の両面を使い分けできるので、温度調整も裏返すだけと容易です。

またカラーは両面ブラックですが、素材はフリースとポリエステルという事で見た目は全然違います。デザインも両面で異なりますし、色んな組み合わせが出来ますから、機能としてだけでなく、コーディネートの幅も広がりますね。（モデル：174cm,65kg/Mサイズ着用）

全部小さく収納できるんです！全型ポケッタブル仕様（全型共通）

全ての型に共通している機能として、搭載しているポケットに収納ができます。冬のおでかけ"あるある"でもお伝えしたように、暑くなって脱いだジャケットやベストって手に持っていると邪魔。。。かと言ってバッグに入れると、逆に出すのがめんどくさくないですか？

そんな時はポケッタブルにしてコンパクトにします。ジャケットはなんと！ショルダーバッグにトランスフォーム。手ぶらにできるのが良いですね。しかもフロントにはポケットも１つ搭載。スマホ入りますよ。

ベスト、キャップ、チューブは三角錐型にトランスフォーム。軽量なので、バッグに入れなくてもカラビナでベルトループやバッグに引っ掛けるなんてこともできます。

パンツは円錐にトランスフォーム。外装に各モデルの画が入っており、見分けがつくようにしています。

因みに各モデルのポケッタブルとなる箇所は、ファスナープルタグに白いステッチが入っており、それが目印となっています。どこのポケットに入れるか分からなくなったら、このプルタグを探してください。

それでは次に機能性デザインを見ていきましょう。

大きいサイズも入りますよ～。ビッグポケット+サブポケット+３Dポケット

ジャケット左右のポケットは、チェスト位置から大きくとったビッグポケット。iPad Proも入るこの大きなポケット内部にはメッシュポケットも配置されています。そのビッグポケットの横にサブポケットがあります（左側だけメッシュ素材）。例えば右のサブポケットにはグローブ、左はペットボトルなど入りますよ。

ジャケット（ベストも）を裏返すと左右にはマチのある3Dポケット。厚みのあるモノまでしっかり収納できます。ポケット上部のフラップは、スナップボタンで留められ、雨などの侵入を防ぐことができます。サイドのファスナーを開ければ、もちろんハンドポケットも配置。因みに手を入れても、フラップポケットとは別のポケットになっています。

これらの他に、ジャケット、ベストのフリース側チェスト位置にもポケットが配置されています（ベストはポケッタブル仕様のポケットでもあります）。

上からも下からも開け閉め自在なYKK®製のダブルジップスライダー

ジャケット（ベストも）のフロントにはYKK®ダブルジップスライダーを採用しています。やや暑い時はベストを脱がずとも、下から開けることができるので、空気を取り込んで体温調節に使うことができます。

また、ファッションで言えばレイヤリングしたインナーのデザインをチラッと見せるポイントにも使えるので、このダブルジップは必要ですね。

※ジャケットのフロントはファスナーの他、スナップボタンでも留められる仕様になっています。

YKK®はYKK株式会社の登録商標です。

襟立ちが男前なスタンドカラーフード収納型システム

ジャケットの機能性スタンドカラー。フリース側OCTA®を内側にすると、もちろん首元の保温性は高まります。表側首回りにはファスナーが施されており、開けるとフードが収納されています。

スタンドカラーのファスナーを開け、フードを取り出した状態です。着用したままでも、慣れれば5秒ほどで取り出してフードを被ることができます。これで急な雨にも対応可能ですね。

もちろん風が強い時にもフードを被って、アジャスターコードを絞れば中に入る風もシャットアウト。これで首や耳もあったかです。

依存性の高いベスト。深いVネックは何にでも合わせやすい！

ベストはなんと言ってもサッと羽織れる手軽さが良いです。秋頃や春先、胸～お腹にかけて+アルファの防寒になりますね。ロンT、シャツ、タートル、パーカ、どれを選んでもこのVネックゾーンとの相性が良いのでレイヤリングを楽しめます。

秋、気温が落ち着き始める前、フリース側を外面にして外見は季節感を出し、（ポリエステル側を肌面にすることで暑くなりすぎないようにし）、逆に春先まだ気温が上がらず寒い時は、フリース側を肌面にして保温し、外見はポリエステル側を外面にしてスッキリ見せるのが良いと思います。

もう1点、このモデルのようなオジサンには朗報！？です（笑）。カットソー1枚ではポッコリしたお腹、バスト隠すこと難しいですよね？ベストは、すこーしなら！？紛らわせることができますよ。因みにこのモデルも必死に隠しています（笑）。

手が冷たくても大丈夫！2段ポケットは保温性もあるよ

パンツ両サイドのポケットはどちらも2段ポケットになっており、外側のポケットに手を入れると手のひら側が機能性起毛フリースOCTA®になるのでぽかぽか。寒い日はついつい手を入れたくなっちゃいます。

内側にもう1段ポケットがあるので、使い分けができますね。また、右ポケット部にはポケッタブル用のファスナーがあり、着用中はこちらに貴重品を入れることもできます。

程よくテーパードが効いたパンツはどんなシューズにも相性抜群

パンツは細すぎず、太すぎない。丈はシューズに被らないよう、全体が見える程に設定し、バランス良く仕上げています。OCTA®フリース側を内側にすると、足全体はぽかぽか。

逆にOCTA®フリース側を外側にすると、もこもこしたフリースにより、視覚的にボリュームがあるように見えるのが良く、今年の冬は重宝する1本になると思います。

リバーシブルは自由自在⁉ 画期的なチューブ（ストール）です

このチューブ（ストール）はリバーシブルにするために筒状になっています。軽量で、保温性のあるOCTA®（フリース側）を肌面にすると温かく、ポリエステル側にすると防風性を高めることができます。

このチューブが面白いのは、表地、裏地をどこまで裏返す状態にするか自由自在なところです。全て裏返すこともできますし、途中で止めどちらの素材も表面にするというハイブリッドな巻き方もできます。筒状なので、デッドエアーによる保温性も高いです。もちろん暑くなれば、ポケッタブルにしちゃいましょう。

寒い日は耳まで覆ってね！BACH刺繍ロゴがポイントのキャップ

ウィンターシーズンはとても重宝する耳当て付きキャップ。内側はもちろんOCTA®のフリース素材。これさえあれば、自転車での移動で冷たくなる耳をガードしてくれます。

逆に耳当てが必要ないシーンでは、折り曲げて、コードを帽子のテッペンに持っていき、アジャスターを絞れば垂れてくることはありません。そしてもちろん、必要のない時はポケッタブルに。

それでは、次にマテリアルの組成とサイズスペックです。

・GETAWAY JACKET R/P（ゲータウェイ ジャケット）

カラー：Black
マテリアル：ポリエステル100％DWR加工、OCTA®フリース ポリエステル100％
サイズ：S , M , L , XL
重量：770g（Lサイズ）

・SLING VEST R/P（スリング ベスト）

カラー：Black
マテリアル：ポリエステル100％DWR加工、OCTA®フリース ポリエステル100％
サイズ：S , M , L , XL
重量：315g（Lサイズ）

・SLING PANTS R/P（スリング パンツ）

カラー：Black
マテリアル：ポリエステル100％DWR加工、OCTA®フリース ポリエステル100％
サイズ：S , M , L , XL
重量：400g（Lサイズ）

・SLING CAP R/P（スリング キャップ）

カラー：Black
マテリアル：ポリエステル100％DWR加工、OCTA®フリース ポリエステル100％
サイズ：one size ／ 頭周り60cm～63cm
重量：55g

・SLING TUBE R/P（スリング チューブ）

カラー：Black
マテリアル：表/ポリエステル100％DWR加工、裏/OCTA®フリース ポリエステル100％
サイズ：one size ／ 長さ115cm x 幅24cm
重量：120g

※ DWR = 撥水加工
※ R/P は Reversible / Pocketable 略です。

Q：保証はありますか？

A：人為的な摩耗、裂傷、事故、誤用、破損等、初期不良以外に関しましては、保証対象外となります。初期不良の場合は、バーリオにて交換対応いたします。

Q：防水対応ですか？

A：こちら防水ではありませんが、ポリエステル生地には撥水加工が施されています。

Q：サイズは選べますか？

A：ジャケット、ベスト、パンツにつきましては、S,M,L,XLと4サイズからお選びいただけます。キャップ、チューブはワンサイズとなります。

Q：他にカラーはありますか？

A：ブラック1色となります。

Q：生産国はどこですか？

A：ベトナムです。

Q：洗濯はできますか？

A：できます。中性洗剤を使用し、ネットに入れて洗ってください。濡れたまま使用されますと、色落ち、色移りする場合がありますので、ご注意ください。可能であれば単体での洗濯をオススメします。洗濯後は風通しの良い場所で、日陰干しして下さい。濡れたままで放置しないでください。

Q：身長、体重からの参考サイズを教えてください。

A：Sサイズ→160～170cm、55～65kg、Mサイズ→170～175cm、65～70kg、Lサイズ→175～180cm、70kg～75kg、XLサイズ→180～185cm、75～85kg ※あくまでも参考となります。

2021年11月頃に発送予定です。
※ 現在、工場があるベトナムが新型コロナウイルスによりロックダウン状態となっております。状況によりましては、予定よりも遅れる可能性がございます。予めご了承いただきますよう、お願い申し上げます。工場の状況につきましては、報告が入り次第「活動レポート」にて随時お知らせいたします。

株式会社バーリオと申します。2007年京都にて創業。ヨーロッパブランドを中心とした輸入代理店業務を全国200店舗に及ぶ小売店へ卸業務しております。取扱いアイテムとしては、機能的且つデザイン感度のある製品に特化したセレクト。

現地まで出向きブランドの持つ背景、ストーリー、最終的にはブランドに関わる人達とビジネス以上にファミリーとして付き合えるのか？という密な関係性を重要視しております。

今回は、昨年Makuakeプロジェクトにてデビューし、バッグ業界に衝撃を与えたバッグ「Dr.Duffel」でお馴染みのBACHから、世界的に注目されている生地を採用したウェアBACH garmentsの最新モデルをご提案させていただきます。

なかなか旅行や出張が行けない日々が続いており、BACH garmentsの機能を活かせる機会が少ないかもしれませんが、もちろんデイリーでもご使用いただける、、、というか、デイリーでガンガン着用してもらって、いつか訪れるその日までに、どれくらいの気温の時、どういったシーンで持っていくのが良いかをパッと判断できるようになる期間にしてもらえればと思います。

近年温暖化をはじめとする気候変動の問題もよく感じます。せっかくダウンジャケット買ったのに暖冬とか、春が来たと思ったら冬空だったり。数十年に一度の大雨という言葉もよく耳にしたり。異常気象を普通のように感じてしまう昨今。

昔から言われるあの「備えあれば～」という言葉の「備え」は、これまでは有時でのイメージでしたが、現代においては、常に身の近くにある「常備あれば」とする方が良いんじゃないでしょうか。しかも、それが見た目もカッコ良ければ、備えるモノのではなく、普段のモノ「通常」になります。通常着用しているモノが備えになる。コレがまさに我々が思い描く、究極の機能美ガーメンツです。

日本でも急ピッチでワクチン接種が進む中、年末年始辺りには皆さまが楽しめる環境が整っている事を信じて、我々はこのBACH garmentsを自信をもってオススメいたします。