【時代乃雫-じだいのしずく-】とは？・・・
前回大好評で多数の御支援頂きました、長期熟成古酒【since】【https://www.makuake.com/project/since/】より約半年。
新潟の各酒蔵様協力の元、直接交渉を繰り返しようやく販売へと繋げる事が出来ました。

今回ご紹介する【時代乃雫】は、平成元年醸造より4年連続で全国新酒鑑評会金賞受賞続けた今代司酒造の大吟醸酒です。

この時代の今代司酒造は地元新潟の最も有名な居酒屋界隈ではどこの店も置いてあることがデフォルトであり、また新潟県の地酒が幻の酒として全国からもっとも脚光を浴びていた時期に醸した実力酒です。
 

※この当時は全国新酒品評会で4年連続金賞を取得を達成した実力蔵は全国でもほとんどありませんでした。当時の大吟酒造りの伝説的な実力を物語っています。

そして、この金賞の大吟醸酒を低温貯蔵庫で寝かせる事30年・・・
風味、味わい共に一般の日本酒とは一線を画す状態に仕上がりました。利き酒師お墨付きの数量限定のヴィンテージ日本酒です。

江戸時代より続く今代司酒造の酒造りの精神は、時代を超えて、受け継がれ、現在も続く銘家になったと云われております。(創業1767年)

今回販売許可を頂いた長期熟成酒は、雪国新潟の土地、米、水からなる極工芸品とも云える日本酒であると全国の日本酒を網羅してきた利き酒師は語っております。

※全国新酒鑑評会金賞受賞時の当時の30年前の造りの写真です
 

出来上がったお酒を杜氏が確認したところ、酒質が長期熟成に向いているタイプであったので、金賞から更により美味い酒の追及として、約1度の低温（氷温）長期熟成を開始しました。

本来秘蔵酒は酒好きの特別なお客様にお出しする目的で始められたもので、その貯蔵量も毎年一升瓶十本位ずつの微々たるものでした。のちに、その酒をお飲みいただいた方々より是非譲ってくれと言うお言葉をいただき、極少量ですが、限定販売用に貯蔵製造を行う様になっていきました。

時代乃雫は平成元年(1989年)2月に瓶詰めされ、酒蔵の専用冷蔵庫でゆっくりと年を重ね、30年の時を経てまさに今、ヴィンテージ秘蔵酒として目覚めました。

今回の「幻の酒×今代司酒造」の企画で実現したのが、30年ヴィンテージ長期貯蔵日本酒の「時代乃雫 1989（写真左より順に）」、「時代乃雫 1990」、「時代乃雫 1991」「時代乃雫 1992」です。

時代乃雫は平成元年(1988年）～平成4年(1991年)に醸造が完了し、2019年で30年間貯蔵した大吟醸酒になります。

驚くことに火入れについては、30年前に瓶詰の際の１度だけ。
その後30年間、酒蔵の低温貯蔵庫で大切に熟成された、正に奇跡の味わいの長期貯蔵大吟醸酒です。

※まずこの奇跡の30年物の秘蔵酒について、説明を簡単に書きますと
製造当時と姿を変えず薄い藍色の入った透明性を保っています。

なぜこの様な色を保っているかといいますと、
秘蔵酒の保存方法には、二つのやり方があります。一般的に多いのが【濃熟型】。これは純米酒や本醸造酒を常温（15～25゜Ｃ程度）で熟成させるものです。酒自体の変化が大きく、年数に比例して、赤みを帯びた濃い褐色に変化していくのが特徴です。字のごとく香りは濃醇でまろやかな酒が一般的な特徴。

　もう一方は【淡熟型】といいます。こちらは米を極限まで磨き、雑味を取り除いて醸した吟醸酒を低温（およそ15゜Ｃ以下）で貯蔵熟成すするやり方です。低温により酒への変化が少ない為手間暇と時間が必要となります、吟醸酒の形や味を残しながら、色合いは無色に近く年数に合わせてじっくりと深みを増してゆきます。

今回の【時代乃雫】は淡熟型に属し、更に氷温近くの1度に近い温度でじっくりと保存した秘蔵酒なので一般的な淡熟型より保存に期間を要するかが伺えると思います。

気品のある微芳醇な香り・・・
その遥か彼方からの微香りは、あたかも幻の果実の如く鼻腔をフワッと通り抜けます。

次に、口に含みます。
雪国新潟ならではの雪解け水の清軟水と、御当地名産の米が相成って舌の上を
すべります。長い年月じっくりじっくり造られた事がわかる
一切角のないツルンとした滑らかさ、舌触り、芳醇さと味の極細粒さ、そして今まで味わった事のない30年の歳月が備わって初めて完成する芸術の悟りをひらいた逸品。

30年経過しないと得ることが出来ない仏教用語の解諾（げだく）がここにある。貴重な品であるのにクイッと次を次をと、口に含みたくなる魔性性も備わっていると言っても過言ではありません。
これ程までに貴重な長期秘蔵酒は唯一無二といっても過言では無いでしょう。

利き酒コメント：SSI認定21239 利き酒師 松本伸一

ご支援いただいたお金は主にリターンのお品物の費用と今後のヴィンテージ日本酒の開発費に充てられます

Q：大吟醸と吟醸の違いってなに？

A：「吟醸酒」「大吟醸酒」は特定名称酒のひとつです。２つの違いは 精米歩合 にあります。吟醸酒は60%以下、大吟醸酒は50%以下でなければ特定名称を名乗れないという決まりがあります。
※特定名称酒はあくまで原料・製造方法のちがいを示すものです。ランク付けや酒の優劣を決めるものではありません。

Q：リターンの品物定価23,760円（税込）の根拠を教えてください

A：この秘蔵酒は10年前（H21年）に20年秘蔵酒として720ml（四合瓶）として10万円で限定販売いたしました。
20年秘蔵酒の当時に10万円で7本の販売実績があります。
今回は容量が300MLと半減以下となり、容器、パッケージ、ブランド、全てを斬新して更に30年の時を経てのお披露目となります。その背景から1本5万円を超える価値ある秘蔵酒です。

Q：お酒はいつ頃届くの？

A：2019年4月24日ごろ発送となります。（本州の方は4月25日ごろ、北海道・九州地方・沖縄県の方は26日以降のお届けを予定しております）

※リターンのお品物は、プロジェクト終了後の発送となります。予めご了承くださいませ。
 

Q：お酒の保存方法は？

A：冷蔵庫での保管をお願いします
 

Q：国内離島の発送や、海外への発送はできるの？

A：ヤマト運輸にて発送いたします。離島等の一部地域は航空便・船便での配送になる為、配送に+１日ほどかかる場合がございます。
なお、お酒の海外発送は出来かねます。何卒ご了承くださいませ。

Q：企画者はどんな人？

私たちは「株式会社 幻の酒」と申します。
蔵元数日本一である新潟県に拠点を置く酒屋です。

※ 株式会社幻の酒　代表取締役　松本伸一（ＳＳＩ認定21239利き酒師）

「新潟のお酒の美味しさを、全国のみなさまに再発見していただきたい！」
という思いから、活動拠点の新潟地酒を中心に日本酒の販売を行っております。

これまで3回のクラウドファンディングでは皆様のご支援のもと、最高の日本酒を世に出すことができました。
沢山のご支援をありがとうございました。

【前々回プロジェクト】
「世界初の“クラシックコシヒカリ”から造った純米大吟醸「幻の酒」を広めたい！」最高の新潟コシヒカリでつくる純米大吟醸酒

【クラシックコシヒカリURL】https://www.makuake.com/project/maboroshinosake/

「最高級の日本酒である純米大吟醸の＜本当の味＞なまの味を広めたい」なまの純米大吟醸を絞った当日に酒蔵から直送する"ゆきしずく"

【ゆきしずくURL】https://www.makuake.com/project/yukishizuku/

成人のお祝いに！20年貯蔵された特別なヴィンテージ日本酒「since(シンス)」

【sinceURL】https://www.makuake.com/project/since/