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純米大吟醸 蔵人考(くろうどこう)を皆で造ろう!〜酒米栽培と大吟醸醸造の体験〜

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ストーリー


純米大吟醸 蔵人考(くろうどこう)プロジェクト

このプロジェクトは、純米大吟醸酒「蔵人考(くろうどこう)」を参加の皆さんと一緒に作っていこうというものです。

日本に住んでいる者として、一度は農耕のカレンダーで一年を見てみたい。そこには春の田植えがあって、秋の収穫・稲刈りがある。そしてその米で寒い冬に酒を醸す。この一連を体験するたくさんの気づきと美味しさにあふれたプロジェクトです。

皆さんと育てるお米は「さわのはな」という品種です。昭和30年代に山形県尾花沢市で作られた酒米の源流でもある「亀ノ尾」を親にもつ品種です。この「さわのはな」は粘りがある美味しさで、収穫された翌年の夏になっても味が落ちないと農家の皆さんの間では大変評価の高いお米ですが、稲の背丈が高く、ちょうど収穫の時期の台風の風に弱く、倒伏してしまうなどの欠点があり、1997年以降奨励品種から外れ、現在は栽培する農家さんも少なく、「美味しいけれども幻」のお米になっています。このプロジェクトではあえてその幻の米に挑んでいます。

その「さわのはな」から造るお酒は純米大吟醸「蔵人考(くろうどこう)」です。精米50%まで磨き、江戸古来の生酛造りでゆっくり・じっくり・丁寧に醸していきます。吟醸香が華やかすぎるお酒ではなく、しっかりとした香りと味でありながら、一緒に食す酒菜(肴)とのマッチングを壊さない、本当のお洒落な日本酒です。

田植え・稲刈りの農作業、そして寒仕込み・蔵出しの蔵元での作業の体験を一緒にして頂きますから、その結果であるお酒「蔵人考」を味わう瞬間は感動ものです。

その各作業の後の直会(なおらい=交流会)では、汗する労働には慰労の歌有り。「今様田楽(いまようでんがく)」として音楽ライブをお楽しみ頂きます。古くから日本の各地には「田植え踊り」が伝わっています。それは、現在のように農耕機械が無い、全くの人力での重労働を労うために行われました。労働に歌舞音曲有り。このプロジェクトは、農耕・酒蔵の体験に音楽が伴います。

 

舞台は山形県白鷹町(しらたか まち)。

山形県の県都・山形市の南西、山に囲まれた人口約14,000人の小さな町ですが、古くは最上川舟運の船着場であり、米・生糸・紅花・和紙の生産地として京とつながっており、栄華を極めた時代の名残を今に残す町です。

「日本の原風景」との言えるこの町で、酒米を作る田んぼの作業からやって、自分達で飲む美味しい酒を自分達の手で作ろう!と「第一次・蔵人考」プロジェクトがスタートしたのは、平成8年(1996年)のことでした。

まだ一般家庭にはパソコンが無く、携帯電話はありましたがスマホの無い時代に、まだまだ速度の遅い環境のインターネットで情報を発信しながら150人の人の協力を得てのスタートでした。

 

当初からフォーク界のレジェンド・小室 等さんに組頭をお願いして、我々は見よう見まねで農家の方の指導を仰ぎながら手植えの田植えをし、秋には手刈りで稲刈りをしました。

年を越し、酒蔵に持ち込まれた我々の米は、不揃いな形でしたが味は良く、酒蔵の杜氏(加茂川酒造の先代社長)の手によって、美味しい酒になりました。

 

そのお酒の味は、誰もが初めて自分で手がけた米であり、そして自分たちで洗い・蒸米を冷やすなどの酒蔵の作業も手伝った結果でありましたから、何物にも例えきれないものでした。

また、田植え・稲刈り・寒仕込みと、繰り返し会い、作業を共にし、作業の後の交流会でお酒を学び・語り合った方々との共同体験でしたので、連体感も有り感動はひとしおでした。そんな「第一次・蔵人考」の活動でしたが、先代の加茂川酒造社長の急逝も有り、平成26年を持って、一時休止しておりました。

*写真は圧力をかけずに自然落下する雫酒をいただくための作業。感動直前の最後の作業風景です。この体験、ご一緒しましょう!!

 

さて、時は回り、平成の年号も今年30年をもって終わり、新たな時代に移り変わっていきます。

インターネット・SNSをはじめとするweb情報が主流となった現在、新たに米作り・酒造りを自分たちの手で行う、とびきり美味しい純米大吟醸酒「蔵人考」造りを再開したいと思います。

ぜひ、田植え・稲刈り・寒仕込み・蔵出しの4回の作業を体験してください!

参加パターンはいろいろ。4作業のうちいずれか1回に参加いただいても、もちろん全部にご参加いただいてもOK。

「作業はちょっと無理かな!?でも交流会は出たい!」という方も大歓迎です。

白鷹町という最上川の流れる「日本の原風景」の町を訪れてくださるだけで何かの感動があり、そこのある田んぼや酒蔵を見ていただくだけで何かの気づきがあると思います。そこにあるお酒。味わうお酒、格別です。

 

組頭に第一回目から関わってくださっている小室 等さんに改めてお願いをし、加えて今回からは、ご自身が蔵元(宮城県栗駒市 はさまや酒造店さん)のお生まれで、音楽家である かの香織さんにご参加いただきます。

 

組頭の小室さんは本当に気さくなお人柄で、一緒に作業をしてくださった後の交流会でも歌ってくださいました。今回も期待しましよう。

また、かの香織さんからはお酒のお話、またお酒とお料理のお話など聞かせていただけるものと思います。

 

 

*小室 等さんからコメントをいただきました。

白鷹町には孤塁を守る酒蔵があり、味噌蔵がある。

それって、かっこよくないですか。

町(街)でも、施設でも、店でも、大きいことはいいことだという昨今。

規模を大きくしようということよりも、まずはうまい酒をつくること、うまい味噌をつくることに心をくだく、それゆえに孤塁を守ることに。

でも、そこには守っていくべき、継続していくべき、かけがえのないものがある。

孤塁を守っているのではあるのだが、その人たちの仕事をよーく見てもらえれば、その守りは、実は攻めなんだということが分かるはず。

ね、かっこよくないですか。

ぼくの家の味噌は白鷹から取り寄せ、孤塁のうまさを味わい続けている。

そしてもう一つ。

地元の食米“さわのはな”を田植えから始めて、秋に収穫。このプロジェクトをはじめるとき、鍬頭の紺野喜一さんは作ることの少なくなった地元米“さわのはな”の復活に農民としてのプライドをかけると言い放ち、見事に復活させた。

その米を、蔵元「加茂川酒造」に持ち込む。

蔵元は冬を待って寒仕込みをする。

そして春に蔵出し、もちろんみんなでいただく。

今は亡き一代前の蔵元当主で杜氏でもある鈴木七四郎さんは勝算ありと言い切り、事実、初回から吟醸酒を作ってしまった。

技能伝統は受けつがれている。

孤塁から生まれる美酒“蔵人考”。

かっこいいと思いませんか。

 

(Photo by Mari Horiuchi)

(Photo by Kiyotaka Shishido)

*かの香織さんからのコメント

日本酒の新しい時代の到来、華やかな時代になってきた今日、
酒米作りから日本酒の完成まで実践するこの試みは
私も心が躍りそうになってしまうスペシャルなアグリツーリズム。
日本酒はアルコールということだけでなく、米という食文化、
聖なる場所・酒蔵で清らかな心で魂を込めて醸す、
私たちの宝物と言える文化そのものではないでしょうか。
五感の全てを研ぎ澄ませ、土に触り、田植えをし、稲刈りをし、
そして浄らかな気に溢れる酒蔵で醸す伝統の極み、
私たちだけの特別な日本酒を手塩にかけていく。
これを一緒に体験できる貴重な経験は
またひときわ、出来上がった酒の味を引き上げることと思います。
私も東北の醸造元に生まれ、日本酒造りにこれまで触れてきたのは
日本酒の蔵元さんを応援するとともに、
言葉では言い表せないほどの素晴らしさを
少しでもみなさんにお伝えできたならと思っているからです。
歴史と伝統の加茂川酒造様のお蔵での酒造り。
その幸ある世界を一緒に体験し、忘れられない日にしていただけたなら。
お会いできるのを楽しみにしています。

かの香織

 

今まで「今様田楽」にご出演いただいた方々

リクオさん・友部正人さん・あがた森魚さん・epoさん

これからの蔵人考プロジェクトでもお酒造り・田んぼと酒蔵体験・に加えて音楽と交流も大きな魅力としていきたいと考えています。

 

美味しいお酒をつくり・味わう体験「純米大吟醸酒 蔵人考」プロジェクトにぜひご支援・ご参加ください。

 

■返礼品のご案内

純米大吟醸「蔵人考」720ml / 1800ml (2019年3月蔵出し/4月発送の新酒)

■小冊子

お酒の話、お米、酒蔵の話、白鷹という土地、音楽などなどをご紹介するオリジナル小冊子。「蔵人考」を味わいながらお読みいただくのがベスト!?

■田植え体験のご案内

2018年6月2日(土曜日)開催予定 13:00〜16:00

いよいよ「蔵人考プロジェクトのスタート」です。

初めての町で、初めての田んぼ体験、終了後は温泉と交流会!ぜひご参加ください!

*場所:山形県白鷹町

山形県白鷹町へのアクセス

JR: 山形新幹線 赤湯駅下車・乗り換え→ フラワー長井→*終点「荒砥」駅下車。

山形新幹線 東京→赤湯 約2時間20分 / フラワー長井線 赤湯→荒砥 約60分

荒砥駅でお迎えいたします。(交通費はご負担ください)

*作業時間と宿泊について

作業は13時〜16時です。作業のみご参加の方その日のうちにお戻りいただくことも可能です。

18時〜直会(交流会)があります。(参加費別途¥5,000)お酒の席になりますので、必要な方はご宿泊ください。

宿泊施設のご案内も致します。

*当日のお持ち物について

田んぼの作業になりますので、汚れてもいいお召し物をご用意ください。

田んぼにお着替えの施設はありませんが、宿泊施設(日帰り温泉利用可)まで車で10分〜15分程度です。ご希望の方はそちらまでお送りいたします。

■稲刈りについて

開催予定:2018年9月下旬

詳細は追ってご連絡いたします。

 

今回の募集は以下の2回のご参加分です。

田植え :2018年6月2日(土)

稲刈り :2018年9月末(予定)*詳細後日ご連絡

 

次回の募集(2018年10月予定)

寒仕込み:2019年2月    *開催詳細後日ご連絡

蔵出し :2019年3月    *開催詳細後日ご連絡 

となります。

文責:早坂 実(はやさか みのる)

山形市生まれも12歳で実家を離れ茨城・千葉・広島そして東京と全寮制ミッションスクールに学ぶ。1980年音楽スタジオスタート。コンサート・放送の音響、映像、企画・演出を手がける。

この「蔵人考プロジェクト」は、私が1995年(平成7年)に発想して書き上げたプラン。翌1996年から第一回の「しらたか平成 蔵人考」がスタートした。(2014年で一旦休止)

「農耕の暦で一年を見てみたい」「田んぼという一点から一年を定点観察してみたい」のようなイメージと、稲作・醸造・音楽というそれぞれの深遠で長い歴史を垣間見たい、そこには必ず何かがある!という思い。最後には何より「自分たちで作った美味しいお酒を飲みたい」という思いからのものでした。

間もなく年号が変わるこの時期に、再スタートしたいと考えました。

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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2018年05月30日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。

御礼メール

1,000円(税込)

0人のサポーター
2018年05月末までにお届け予定

御礼メールをお送りいたします。

「蔵人考720ml」1本と小冊子

4,000円(税込)

23人のサポーター
2019年04月末までにお届け予定

(更新日:2019年05月01日)

・純米大吟醸 蔵人考720ml×1本
・お酒・田舎・音楽などについての小冊子
・お礼メール



田植えと直会体験!小冊子+蔵人考720ml×1本

6,000円(税込)

2人のサポーター
2019年04月末までにお届け予定

(更新日:2019年05月01日)

・田植えと直会体験。
・お酒・田舎・音楽などについての小冊子
・純米大吟醸 蔵人考720ml×1本


※田植えは2018年6月2日を予定しております。
13時〜16時
※プロジェクト終了後、Makuake内メッセージにて、詳細をお伝え致します。
※田植え体験のみになりますので、現地までの交通費や宿泊費等はご負担ください。町内の宿泊施設はご案内いたします。
※体験作業後の直会(交流会)参加費は実費(5,000予定)ご負担ください。
※持ち物:タオル/軍手 *長靴は会場でお貸ししたします。
※お送りするお酒は皆さんで作った酒米を皆さんで作業した酒蔵(加茂川酒造)で造った純米大吟醸”蔵人考”2019年の新酒です。

稲刈りと直会体験!小冊子と蔵人考720ml×1本

6,000円(税込)

5人のサポーター
2019年04月末までにお届け予定

(更新日:2019年05月01日)

・稲刈りと直会体験。
・お酒・田舎・音楽などについての小冊子
・純米大吟醸 蔵人考720ml×1本


※稲刈りは2018年9月後半を予定しております。
13時〜16時
※プロジェクト終了後、Makuake内メッセージにて、詳細をお伝え致します。
※稲刈り体験のみになりますので、現地までの交通費や宿泊費等はご負担ください。町内の宿泊施設はご案内いたします。
※体験作業後の直会(交流会)参加費は実費(5,000予定)ご負担ください。
※持ち物:タオル/軍手 *長靴は会場でお貸ししたします。
※お送りするお酒は皆さんで作った酒米を皆さんで作業した酒蔵(加茂川酒造)で造った純米大吟醸”蔵人考”2019年の新酒です。

体験1「田植えと直会」と体験2「稲刈りと直会」と小冊子と蔵人考1.8L

12,000円(税込)

21人のサポーター
2019年04月末までにお届け予定

(更新日:2019年05月01日)

・体験1=田植え+直会
・体験2=稲刈り+直会
・お酒・田舎・音楽などについての小冊子
・純米大吟醸 蔵人考1.8L×1本



※田植えは2018年6月2日、稲刈りは2018年9月後半を予定しております。
13時〜16時
※プロジェクト終了後、Makuake内メッセージにて、詳細をお伝え致します。
※稲刈り体験のみになりますので、現地までの交通費や宿泊費等はご負担ください。町内の宿泊施設はご案内いたします。
※体験作業後の直会(交流会)参加費は実費(5,000予定)ご負担ください。
※持ち物:タオル/軍手 *長靴は会場でお貸ししたします。
※お送りするお酒は皆さんで作った酒米を皆さんで作業した酒蔵(加茂川酒造)で造った純米大吟醸”蔵人考”2019年の新酒です。

体験1「田植えと直会」体験2「稲刈りと直会」蔵人考1.8L×1+720ml×1本

18,000円(税込)

2人のサポーター
2019年04月末までにお届け予定

(更新日:2019年05月01日)

・体験1=田植え+直会
・体験2=稲刈り+直会
・お酒・田舎・音楽などについての小冊子
・純米大吟醸 蔵人考1.8L×1本
・純米大吟醸 蔵人考720ml×1本

※田植えは2018年6月2日、稲刈りは2018年9月後半を予定しております。
13時〜16時
※プロジェクト終了後、Makuake内メッセージにて、詳細をお伝え致します。
※稲刈り体験のみになりますので、現地までの交通費や宿泊費等はご負担ください。町内の宿泊施設はご案内いたします。
※体験作業後の直会(交流会)参加費は実費(5,000予定)ご負担ください。
※持ち物:タオル/軍手 *長靴は会場でお貸ししたします。
※お送りするお酒は皆さんで作った酒米を皆さんで作業した酒蔵(加茂川酒造)で造った純米大吟醸”蔵人考”2019年の新酒です。

体験1「田植えと直会」と体験2「稲刈りと直会」と小冊子と蔵人考1.8L×2本

24,000円(税込)

2人のサポーター
2019年04月末までにお届け予定

(更新日:2019年05月01日)

・体験1=田植え+直会
・体験2=稲刈り+直会
・お酒・田舎・音楽などについての小冊子
・純米大吟醸 蔵人考1.8L×2本

※田植えは2018年6月2日、稲刈りは2018年9月後半を予定しております。
13時〜16時
※プロジェクト終了後、Makuake内メッセージにて、詳細をお伝え致します。
※稲刈り体験のみになりますので、現地までの交通費や宿泊費等はご負担ください。町内の宿泊施設はご案内いたします。
※体験作業後の直会(交流会)参加費は実費(5,000予定)ご負担ください。
※持ち物:タオル/軍手 *長靴は会場でお貸ししたします。
※お送りするお酒は皆さんで作った酒米を皆さんで作業した酒蔵(加茂川酒造)で造った純米大吟醸”蔵人考”2019年の新酒です。

「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 プロダクトカテゴリの 「純米大吟醸 蔵人考(くろうどこう)を皆で造ろう!〜酒米栽培と大吟醸醸造の体験〜」プロジェクト詳細ページです。

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