プロジェクト概要

驚きの新食感！ナッツ感覚で食べる大豆

奈良平群の里の豆腐工房「我流」が、奈良県内の大学が作った大豆でつくる新商品、大豆のピクルスを開発。その名も「すもーくソイピクルス」。歯応えのある食感が癖になる、ヘルシーで栄養価の高いソイピクルスは、燻製加工で香りが楽しめる手作りの美味しさ。お酒のアテにも、料理のアクセントにもなる優れた大豆加工品。将来は、地元の大豆を使って豆腐づくりに発展させたいという地域プロジェクトの一翼を担う。

プロジェクト詳細

豆腐づくりのプロが再び挑戦！

地域の豆腐屋として、手づくり豆腐は今や当たり前の時代。量産はできない。でも、個人店経営だからこそできることは何か。8年前には豆腐の燻製に成功し、お酒好きがこうじて2年前にはヘルシーな豆腐珍味シリーズを開発。珍味シリーズは、ふるさと納税の商品としても人気があります。

珍味シリーズ

「継続は力なり」という言葉通り、豆腐工房「我流」の店主「お酒好きの豆腐職人のんべえ」は、またもや新たな挑戦へと足を踏み入れました。

「我流」のある奈良県平群町は、農産物や加工品などの地域が誇れる一定の基準を満たした“良いもの”を認定する「平群ブランド」づくりに力を入れている地域です。「平群ブランド」は生産者の活気にも繋がっているプロジェクト。その一環で、平群の大豆をつくろう！と奈良県内の大学が平群町内の遊休農地を利用して大豆づくりを行っています。この大豆を使った新商品が、今回ご紹介する「すもーくソイピクルス」です。

日々、豆腐を作りながら思っていたことがあります。大豆そのものを、もっと美味しく食べられないだろうか。

大豆の食べ方は限られています。シンプルな煮豆か加工食品にするか。

2年前に開発した「豆腐珍味シリーズ」は、豆腐を加工したお酒のアテでした。男性ウケするかと思いきや、意外にも女性リピーター続出。ヘルシーという点がやはり大豆の魅力なのでしょう。

珍味シリーズ

豆腐の原料である大豆の美味しさをもっと女性に味わっていただきたい。お酒のシーンだけでなく、日常の食卓にその美味しさをお届けしたい、そんな想いが芽生えだしました。

素材そのままの味を楽しめ、保存できるもの。「ピクルス」しかない。酢と大豆。体によいものとは誰もが知っていること。これをいかに美味しくするか。「お酒好きの豆腐職人のんべえ」の試作の日々が続きました。

驚きの新食感！ナッツ感覚で食べる大豆

瓶の中身を覗くと、見た目はふっくらしていると思うでしょ？実は、意外にもしっかりとした歯応え。この食感が命の逸品です。イメージは、ナッツのやや柔らかい感じ。コリっとまではいきませんが、しっとりとした歯応え。

では味はどうでしょうか？

生の大豆やただ煮たものを酢に漬けるだけでは、おいしく仕上がりませんでした。添加物は極力少なくしたい、できるだけ素材の味を生かしたい。大豆としては、一番自然に近い状態で味わってもらえるように。生でもなく、煮豆でもなく。

そして、大豆と長年向き合ってきた経験からたどり着いたのは、やはり「燻す」ことでした。これが全てを解決してくれました。

一手間が生み出す極上の「香り」

もともと燻製豆腐をやっていましたし、珍味シリーズも燻製が決め手でした。燻すことで香りがつきます。香りをつけてあげると、塩だけでも、シンプルに大豆の美味しさをそのまま味わえます。チーズも燻すだけで風味がぐっと味わい深いものになります。

味も、香りも、食感も。歯応え抜群の粒っこたちが仕上がりました。

これぞ「お酒好きの豆腐職人のんべえ」のこだわり。お酒のお供は、しがみながら、ちびりちびりとお酒をすすめる。噛めば噛むほどに味わい深い。この感覚を大切にしています。

その工程は、まず煮る。

煮すぎると風味が損なわれます。その加減は長年の勘も大切に。

そして燻す。

薬品添加物の入っていない桜チップをベースに、ならの木などをブレンド。隠し風味付けには、奈良の吉野杉の削り粉。これがいい仕事をしてくれます。吉野杉を加えると、ほんのりと色づいて、香りが一段とアップします。味の決め手と言っても過言ではありません。

燻製から乾燥までは約1時間。かみごたえも香りも、手作りだからなせる技です。

そして生まれた商品がこちらの3種類です。

プレーン 400円／シンプルな酢漬け。唐辛子が酸味をやわらげ大豆そのものの美味しさを味わえる一品。

原材料：国産大豆・酢・唐辛子
内容量：60g
保存方法：涼しい所・開封後要冷蔵
賞味期限：製造から6か月

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カレー風味 400円／お子様が大好きなカレー風味。ほんのりスパイシーな一品。

原材料：国産大豆・酢・カレー粉
内容量：60g
保存方法：涼しい所・開封後要冷蔵
賞味期限：製造から6か月

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発酵黒にんにく風味 600円／国産の黒大豆使用。まるやかなにんにく風味。食欲をそそる一品。

原材料：黒大豆（国産）・酢・にんにく（国産）
内容量：60g
保存方法：涼しい所・開封後要冷蔵
賞味期限：製造から6か月

常備食に！毎日少しずつ

ピクルスは、野菜そのものの美味しさを味わえ、お酢の効果も取り入れることができるとあって、特に健康志向の女性に人気です。

毎日たくさん食べることは難しい。でも、大豆なら毎日数粒ずつでもいただけます。何より、食感がナッツに近い、程よいかたさに仕上げているので、食べ応えもあります。お料理にそのままかけたり、サラダのドレッシングのアクセントに加えたり。お料理にちょっと一手間加えるだけで美味しさをアップしてくれます。もちろん忙しい時にはそのまま1品にしてもOK。おすすめのレシピをご紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください。

アレンジいろいろ！ソイピクルス特別レシピ！

「冷やし五目そうめん中華風」

具材に、粗刻みしたプレーン大豆をトッピング。刻むことで、より具材や麺と絡まりやすくなります。食べる直前にかけるスープは、めんつゆにゴマ、ゴマ油、プレーン大豆のお酢も加えて中華風にアレンジ。大豆の香ばしさとお酢のさっぱり感で、食欲が増す味わいに。

「箸やすまめ」

肉厚な豚ロースをソテーし、おろし大根を添えてさっぱりといただける肉料理。その箸休めとしてカレー風味の大豆ピクルスをアレンジ。カレーマヨネーズと合わせた、やさしくもメリハリの効いた一皿。

「スモークサーモンの前菜〜クラッカー添え〜」

発酵黒にんにく大豆をアレンジした一品は、和とイタリアンのコラボ。サーモンの上にオリーブやピンクペッパーと一緒に大豆ピクルスをトッピング。スモーク同志で相性もバッチリ。パンチの効いた味わい。お好みの日本酒や白ワインとともに召し上がれ。

「若返りサラダ」

新鮮な葉物野菜や食物繊維豊富な根菜と、贅沢にも3種類の大豆。美肌に効果がありこの一皿で栄養が十分にとれる食事と言えます。ドレッシングには、大豆のお酢も使用しているので、さっぱりといただけます。

メイン料理に、副菜に、ワンポイントに。この食感と、スモークしているからこその風味、そしてお酢は、体にもよければお料理の幅も広げてくれます。

リターン商品はこちら！

①【すもーくソイピクルス3種】

今回の目玉商品。食卓に常備して、そのままでも、お料理に加えても美味しい大豆とお酢のヘルシーなピクルスのセット。3つの味を食べ比べてください。

②【すもーくソイピクルス3種とすもーく大豆・ブラックソイマロンのセット】

食卓に常備してそのままでも、お料理に加えても美味しい、健康志向の方におすすめのセット。今回新登場のすもーくソイピクルスと、珍味シリーズから燻製ならではの香ばしさと歯ごたえがやみつきになるすもーく大豆とブラックソイマロンのセット。

③【すもーくソイピクルス3種と珍味シリーズすもーく5種のセット】

すもーくソイピクルス3種のセットと、とーふ屋さんの珍味シリーズセレクションから人気のすもーく商品5点のセット。

④【とーふ屋さんの珍味シリーズセレクションとすもーくソイピクルス3種のフルセット】

我流の大人気商品「珍味シリーズ」と新商品「すもーくソイピクルス」をセットで。お酒好き、豆腐好き、健康志向の方にはたまらないセット商品。お中元、お歳暮などの贈答用にもおすすめです。

「とーふ屋さんの珍味シリーズセレクション」ってどんな商品？

2年前、どんな場面にも合うお酒のおともとして生まれたのが、ヘルシーな珍味シリーズ。原材料はすべて豆腐。自然由来の添加物で自然発酵、燻製した商品だから、低カロリーなのに、お酒にもよく合うおつまみです。

今回、8種類の珍味に、新商品をプラスした11種類のラインナップです。

●とうふちい豆 奈人良流（ナチュラル）
おすすめのお酒は：ワイン、ビール、日本酒

原材料：国産大豆・国産大麦・麹菌・天然塩・にがり
内容量：30g
保存方法：2～10℃以下
賞味期限：製造から4か月

古代豆腐を古代発酵調味料の醤で発酵させた植物性のチーズです。ほどよい酸味と塩加減を含んだ不思議な味わいは、まるでナチュラルチーズ。そのままやサラダやクラッカーとの相性も抜群です。

●すも～くとうふ
おすすめのお酒は：ビール、ハイボール、日本酒、ワイン

原材料：国産大豆・醤油（本醸造）・ひしお（大豆・大麦・麹菌・塩）
内容量：30g
保存方法：2～10℃以下
賞味期限：製造から4か月

天然の木チップで時間をかけていぶした豆腐の燻製です。形状を三角にしたのは、ベストな火の通り具合を追求した結果です。食パンのようにまわりはカリッと、中はフワッと。深い香りと味わいが特徴です。そのままやマリネやサラダにもGood。

●すも～くとうふ 辛塩
おすすめのお酒は：焼酎、日本酒原酒、泡盛

原材料：国産大豆・醤油（本醸造）・ひしお（大豆・大麦・麹菌・塩）
内容量：30g
保存方法：2～10℃以下
賞味期限：製造から4か月

燻製に塩分を足したもの。しょっぱいものが欲しくなったときにおすすめの一品です。そのままやサラダのアクセントにぴったりです。

●とうふの奈良漬け風「宴」
おすすめのお酒は：日本酒、ワイン、焼酎

原材料：国産大豆・酒粕・みりん・酒・唐辛子・砂糖・塩
内容量：120g
保存方法：2～10℃以下
賞味期限：製造から2か月

豆腐を酒粕床に漬け、奈良漬風に仕上げています。お好みの厚さにスライスしてそのままお召し上がりになるか、お漬物に添えたり、生ハムなどを巻いても美味しいです。

●大和食夢（ハム）
おすすめのお酒は：ビール、ハイボール、ワイン、ウィスキー

原材料：国産大豆・醤油（本醸造）・液体出汁（かつお節・宗田節・昆布・しいたけ）・みりん・塩
内容量：80g
保存方法：2～10℃以下
賞味期限：製造から4か月

「豆腐を肉のように食べられるように」との願いを込めて名づけた燻製ハム。奈良の吉野杉のチップを使って燻すことで、香りもいちだんと芳醇に。深い香りと味わいが特徴の、食べごたえある一品です。そのままやハムの代用としてお使いください。

●トーフジャーキー
おすすめのお酒は：ビール、ハイボール、日本酒、ウィスキー

原材料：国産大豆・醤油（本醸造）・にんにく・酒・黒胡椒
内容量：5枚入り
保存方法：冷暗所
賞味期限：製造から6か月

自家製の漬けダレに漬け込んだ豆腐に、ガーリックとブラックペッパーを和えたものをゆっくり乾燥させました。ガーリックの香りとブラックペッパーの辛味がビールとの相性ばっちり！失敗作が商品になった、偶然の産物でもあります。そのままが一番です。

●大和うに
おすすめのお酒は：日本酒、焼酎、泡盛

原材料：国産大豆・酒粕・瓜・ひしお（大豆・大麦・麹菌・塩）・みりん・国産米油
内容量：100g
保存方法：冷暗所・開封後要冷蔵
賞味期限：製造から5か月

豆腐を発酵させ、奈良の地酒の酒粕と練り合わせることで、瓶うにのような香りと味わいを醸し出します。そのままお召し上がりになるか、タケノコやわらびなどの春野菜、イカやアサリなどの海鮮系と和えてもイケる、プロの料理人が太鼓判を押した一品です。ちびちびそのまま食べるか、季節のお野菜と和えたり、白和えの代用にも。

●大和ふぅるぅ
おすすめのお酒は：ワイン、焼酎

原材料：国産大豆・国産大麦・麹菌・天然塩・唐辛子・大和橘の葉
内容量：100g
保存方法：冷暗所・開封後要冷蔵
賞味期限：製造から6か月

中国の伝統的な国民料理である腐乳を日本風にアレンジした発酵食品。高級な中華料理店などで調味料として使われている辛味の効いた腐乳は、お里は違いますがコチュジャンに似た味わいです。発酵によるクセのある風味を、柑橘系の植物・大和橘の香りで飛ばしています。植物性なのにコクがある、通好みの一品です。ちびちびそのまま食べるか、空心菜や豆苗など、中華料理の隠し味にも使えます。

●とうふdeイカ燻
おすすめのお酒は：日本酒

原材料：大豆(国産)、酢、砂糖、カツオ、昆布、塩
内容量：８枚
保存方法：要冷蔵10度以下
賞味期限：製造から6か月

とうふ屋さんの珍味シリーズに新たに加わった商品。豆腐をイカ燻風味に仕上げた一品。和風出汁とお酢が決め手！歯応えもまるでイカの燻製。お酒のアテにぴったり。ちびちびそのまま食べるのがおすすめです。

●すも～く大豆（NEW）
おすすめのお酒は：ビール、ハイボール

原材料：国産大豆・天然塩・醤油（本醸造）・昆布
内容量：55g
保存方法：2～10℃以下
賞味期限：製造から4か月

大豆の燻製。ナッツをイメージしていますが、ナッツほど硬くもなく、枝豆ほどやわらかくもない、燻製ならではの香ばしさと歯ごたえがやみつきになる一品です。白和えに混ぜると触感もよく、お酒のあてとして最適です。サラダにもおすすめ。

●ブラックソイマロン（NEW）

おすすめのお酒は：ビール、ハイボール

原材料：黒大豆(国産)、きび砂糖(国産)、醤油(大豆、小麦)、塩
内容量：30g
保存方法：2～10℃以下
賞味期限：製造から4か月

今回新たに加わった新商品！黒豆の燻製。まるで甘栗のような味わいで、すも〜く大豆と同じく、燻製ならではの香ばしさと歯ごたえがやみつきになる一品です。ちびちびそのまま食べるのがおすすめです。

奈良平群の里で大豆を栽培！

今回のソイピクルスには、奈良県内の大学が平群の土地で栽培している大豆を使用（黒豆は今年から地域で栽培予定）。品種は「フクユタカ」。他の品種も試してみましたが、平群の土地に適しています。甘味があり、大豆そのままの美味しさにこだわったこの商品には最適の品種です。まだまだ収穫量は少ないですが、当店は小さな店だからこそ、一粒一粒と向き合い美味しさを探求しながら、小ロット製法で作り続けています。

我流のもっとーは「つくり手の個性が見える手づくりの味」。普段の豆腐づくりも国産大豆にこだわっています。通常、当店で豆腐を作るためには1日70kg〜80kgの大豆を三重県から取り寄せています。現状平群産の大豆の収穫量では豆腐づくりまでは行えませんが、今や国産大豆の作り手も減少しているため、平群大豆の生産量が増えていけば、いつか平群豆腐をつくることもできるのではないか。今回の新商品開発には、そんな大きな夢も背負っています。

原材料を作る人、それを加工する人、そして食べる人。

今は小さな光かもしれませんが、ソイピクルスがこの循環を大きくしていくための力になればと願っています。

奈良の食文化を辿れば、中国から伝来した豆腐の日本における発祥の地は奈良とされています。その豆腐の美味しさを、我流のもっとー「つくり手の個性が見える手づくりの味」で伝え続けること。

いずれは「平群ブランド」として、お中元やお歳暮に、あなたの食卓に、小さな粒の幸せをお届けできればと思います。

資金の使い道

パッケージ制作

実行者紹介

我流店主。河本 学（こうもとまなぶ）。1967年6月13日生まれ。豆腐工房我流は昭和５０年に先代が岡山屋豆腐店として創業。高校卒業後19歳で父の経営する岡山屋豆腐店で修業。平成21年5月10日に事業承継を機に豆腐工房我流と店名を改めた地域に密着した町の豆腐屋である。当店の豆腐へのこだわりは「個性ある手作りの味」である。お酒をこよなく愛し、揚げ物や珍味など酒をアテとして愉しめる豆腐の加工品づくりにも取り組んでいる。