ZAMAとは、日々の暮らしの中で可視化できない生活音のトラブルを、サスティナブルな素材・デザイン・アートなどを用いて心地よい上質な空間にするアコースティックプロダクトブランドです。

ワンタッチで取り付けられる吸音壁

壁に貼るだけで、アートのようにもなり、壁面全体を覆うにも難しい工事や施工は不要。お好みのデザインや色を組み合わせてあなただけの空間を作ることができる新しい壁材です。デザインの種類や色の組み合わせのチョイスでインテリアにも溶け込みます。

表面はファブリック、内部にはインシュレーションボードを使用した建築用吸音下地材、コルクを使用しているので、調湿などの機能に優れており、一年を通じて快適な空間をつくります。

音楽を楽しむ方だけでなく、オフィス、ご家庭、店舗、お子様のいるスペースで、プライベート性の保護や音環境の改善など、様々な目的でご利用いただけます。

生活の中の耳障りで高音域な響きやノイズを軽減するウォールアート

一人当たりの労働時間の長期的減少傾向と、昨今のニューノーマルな生活様式の浸透などにより自宅で過ごす時間が長くなりました。それに伴い増加したのが音トラブルです。

また、住宅の入居者間のトラブルで一番多いのも音トラブル。

音問題は、可視化するのが難しく、解決するのが容易ではありません。誰かにとっては気にならなくても、誰かにとっては不快でしかない場合もあります。

音が原因で住まいを改装したり引っ越しをすることは簡単ではありません。私たちは、それらの日常の音問題を軽減するサスティナブルな吸音プロダクトをご提案します。

機能性と天然素材へのこだわり

1.天然素材を中心とした建築下地材

アコースティック・ウォール・カヴァリングス（Acoustic Wall Coverings）／音響壁装材には、室内の気になる音の響きを抑える防音下地材を使用しています。建築施工時に壁の内部に使用する建築材料として使用するもので、高密度の遮音層があり、耳障りな高音域の響きを改善します。木から作られるインシュレションボード/有孔板/遮音シートからできています。遮音シート以外は、天然素材です。

2.表層はヘンプ100％

防音下地材の表面には、麻の一種であるヘンプから作られたファブリックを使用して装飾を施しています。ヘンプは、綿栽培よりも水資源の使用量や土地の汚染が少なく、抗菌性・消臭性に優れているうえ、農薬に頼らずに育つ1年草です。すべての部分が利用可能な上、土壌改良までするという素晴らしい植物で、化石燃料などの枯渇性資源にたよらない循環型社会に貢献できる奇跡の植物です。

3.裏面にはコルク

表、内部、裏ともに天然素材を主体に作られているので、断熱性、吸放湿性、吸音性などの効果が期待できます。

空間を清める

使用しているヘンプファブリックは古来から日本人と共生してきた植物で、神事に欠かすことのできない神聖な植物から作られています。伊勢神宮の神札は「神宮大麻」と呼ばれ、罪を払い除けする神具である大麻(おおぬさ=ヘンプ)の頒布であったとされています。また、神社のしめ縄や神道で使用される祓串(はらえぐし)など、ヘンプは罪や厄をお祓いし、清めるために使われてきました。

オプションにより、光の力で除菌・消臭・空気清浄の効果を得ることができる光触媒加工を施し、空間をより一層クリーンに保ちます。

取り付け取り外しが簡単

防音壁を作るのは、「吸音」と「遮音」となる素材の組み合わせが鍵。実際に理想的な防音壁にするには、施工工事が必要になります。

ZAMAの音響壁装材は、吸音材で遮音材をはさむという理想的な防音の構造に近づけたパネル状のもの。施工工事なしで簡単に取り外しができます。

両面テープが使用可能な壁であれば、壁の現状回復が可能になるので、賃貸のお部屋でもご利用いただける上、お引っ越し先にもお持ちいただけます。

設置は、金属プレートを壁に設置するだけ。パネル裏のマグネットを金属プレートにワンタッチで取り付けて完了。

吸音効果実証実験

スピーカーの通常の状態とボックスの中にZAMAの音響壁装材を入れた状態でボックスの外側から最大デシベル値を測定しました。動画右下に、騒音計（デジタルサウンドメーター）の数値を表示しています。

通常時のスピーカー音圧測定中

音響壁装材入りボックスの中にスピーカーを入れた状態で音圧測定中

結果は -16.1db!

【実験データ】

・通常のスピーカーのボリュームの最大値 →88.7db

・スピーカーを音響壁装材のあるボックスの中に入れた最大値→72.6db

通常のボリュームと音響壁装材をボックスの中に入れた場合を比較すると、16.1db下がりました。10デシベル下がると、1ランク以上さがります。今回の測定では、うるさいから普通へ下がりましたが、距離はボックスのすぐそばで測定していたので、距離が遠ざかるほど実感する音量は下がります。

また、16dB下がるということは、テレビの音量の場合だと、図書館レベルに下がります。

国内生産 と生産ボリューム

私たちの製品は、企画からデザイン・製造・販売まで国内で行なっております。一点一点丹精込めてハンドメイドでお作りしお届けしているため、現在のところ、月間生産数が限定的で、マクアケで先行予約していただけますと大変入手しやすくなっています。

NFT導入

ZAMAの製品には全てスタートバーンが構築するブロックチェーンインフラ「Startrail」のNFTが付きます。ご購入・二次販売する場合にも、NFTがZAMAブランドであることを証明します。

StartrailのNFTは、独自のNFCタグにスマホをかざすだけで、オンラインで作品情報・発行者・来歴・作品規約などを閲覧できます。StartrailのNFTは、削除・改ざん・複製が不可能。二次流通以降も確かな信頼を守ります。

※Startrailとは、アート作品の真正性と信頼性の担保および価値継承のために作られたブロックチェーンインフラです。

※NFTの発行を行った後、お客様の方でアカウントの作成と受け取りが必要になります。

使用方法については、個別にユーザーガイドをおつけしております。

流通を管理できることで、私たちが販売した製品を将来的に一堂に会した展示会なども可能になり、より一層顧客の皆様との密接な関係を築いていくことができると考えています。

利用シーン / 利用方法・設置方法

石造りやコンクリートの壁は、特に音が響く性質があります。壁の素材やシーンにより、音が響き、非常に聞き取りにくいなどの問題の軽減に役立ちます。

人が多く集まる場所や外部の音を遠ざけたいところにも最適です。

その他の利用シーン

ご利用方法

設置方法は、金属プレートを壁に設置するだけ。金属プレートが設置できる壁であれば、どこでも取り付けることが可能です。パネルの裏にマグネットがついているので、金属プレートにつけるだけで設置完了。

金属プレートの設置は、「ネジで止める方法」と「キレイにはがせる粘着両面テープ」で設置する方法の2種類があります。

壁材別の金属プレートの取り付け方をご紹介します。

板壁・木材壁の場合

→⭕️付属しているネジで設置可能

板壁・ステンレス・金属塗装面・粘着テープよりも大きいタイル・ガラス・人工大理石・プラスチック・化粧板の場合

→⭕️付属している粘着テープ（しっかり貼れてキレイにはがせる粘着両面テープ）の使用が可能

→❌付属している粘着テープが取り付けられないところ（凹凸面、ざらざら面、曲面、屋外）：壁紙（塩ビ製、布製、紙製など）、土壁、砂壁。天然大理石。直射日光の当たるガラス。レンジまわり。40℃以上の高温になるところ。ワックス・フッ素・防カビ加工などの特殊加工のしてあるところ。水分・油分・汚れの付着しているところ。塗装のはがれやすい面。浴室や屋外など、雨や水がかかるところ。

※付属している粘着テープが取り付けられないところへの設置は、ご利用の壁に適した市販の粘着テープ（製品重量よりも耐荷重が重いもの）などをご利用ください。

設置方法

Step1

取り付け面をきれいにし、よく乾かす。付属の型紙を使用して磁石の位置の目安を定め、鉛筆やキリなどで印をつける。

Step2

【ネジで設置する場合】プラスのドライバーでしっかりと金属プレートを固定する。

【粘着テープで設置する場合】粘着テープを金属プレートの裏面に貼り、壁側のはくり紙を剥がして取り付け場所に接着し、約30秒強く押し付ける。そのままの状態で1時間置いてから使用する。

Step3

パネルの裏の磁石を金属プレートに設置する。

-免責事項-

・粘着テープを使用される場合は、必ず使用できる壁かどうかをご確認の上、ご利用ください。使用不可の壁に付属の粘着テープをご使用いただき、落下や破損の原因になっても当社では、責任を負うことができません。また、粘着テープの耐荷重は2kgとされていますが、ご利用の室内の環境（湿度・温度・風・熱等）によっては、粘着テープが剥がれて来る場合があります。予めご承知おきください。

・パネルを外すときは、引っ張らずに、下や横に滑らすようにして外してください。磁力の強いものを使用していますので、引っ張ると壁の破損につながります。壁の破損の原因になっても当社では責任を負うことができません。あらかじめご承知おきください。

効果的な設置場所

音源から見た場合、どこに設置するのが一番効果的かをご紹介しています。こちらの図は天井から部屋を見た図です。

音は反射するため、1箇所だけでなく、数カ所に貼ることで効果が上がります。

１. 音源の正面

２. 音源の正面と裏側

３. 音源の正面・裏側・サイド一面

４. 音源の正面・裏側・両サイド

仕様

デザインパターンは5種類

Shippo 七宝（色：レッド）

「空間内の音空間が快適であるのと同時に、調和や縁起の良さも視覚的に感じなければならない」このコンセプトをShippoに反映させました。4枚以上の組み合わせで立体的な七宝柄が現れます。七宝（しっぽう）とは仏教の教典に出てくる七種の宝のことで、金，銀瑠璃【るり（青い宝石）】，玻璃【はり（水晶）】，しゃこ貝，珊瑚，瑪瑙【めのう（縞状の鉱物）】であると言われています。円形が永遠に連鎖し繋がるこの柄に、円満、調和、ご縁などの願いが込められた縁起の良い柄です。また人の御縁や繋がりは、七宝と同等の価値がある事を示している柄でもあります。

コンビネーション例

Len 連（色：サンド）

二つの四分円が重なり、連なることで、曲線が左右上下に伸びていきます。また円として完結させることもできます。組み合わせを変えることにより、いく通りもの曲線が生まれ、パズルのように視覚の遊びと独自のデザインの組み合わせを楽しめます。

コンビネーション例

Daiya ダイヤ（色：グレー）

ストライプ状にタッキングされたファブリックを交互に縫留めすることにより生み出されるダイヤ模様。クラシックでありながら、飽きのこないこないデザイン。

コンビネーション例

Nagi 凪（色：サンド）

伝統的なスモッキング技術を元に製作されています。一枚の布から立体的な陰影が緩やかに現れ、布地の下で交差しながら浮き上がる模様は、穏やかな風のない日の凪（なぎ）のようにも見えます。

コンビネーション例

Nami 波（色：ブラック）

ストライプ状にタッキングされたファブリックの両端の方向を変えることで生み出される緩やかな曲線。パネルの向きを変えることで、光を取り込み、その陰影が上昇する動きやさざ波のような流れを連想させます。

コンビネーション例

光触媒オプション

オプションで光触媒加工を施します。

光触媒とは、光の力で除菌・消臭・空気清浄の効果を得ることができる作用のことです。

光を当てることにより、「分解力」と「親水性」の作用を発揮します。

光触媒作用を示す材料は様々ありますが、酸化チタンがもっとも優れていると言われています。

光触媒の歴史は古く、日本では1915年頃の論文により「光触媒」という用語が使われたといいます。その後、研究開発が続き、現在は身の回りのあらゆる物に使用されています。

例えば、外壁塗装、ガラス、空気清浄機、冷蔵庫、化粧、歯磨き粉、食品添加物、など生活に欠かせないものになっています。

光触媒の正体二酸化チタン

チタン合金は軽くて丈夫、その主原料のチタンを酸化させたものが「二酸化チタン」。二酸化チタンは、太陽光や室内照明などから出る光の力を受けることによって、その表面で強力な分解力が生まれます。
光が当たることによって様々な有害物や悪臭、汚れなどを分解し、快適な環境を繰り返し作り続けます。

光触媒+銀イオン配合で抗菌力をアップ

今回、オプションで使用を予定しているのは、光触媒+銀イオン配合されたものです。効果は一年続きます。

銀イオンの１番の特徴は、抗菌効果が強いことです。また、比較的広範囲の種類に対して抗菌効果を発揮することも大きな特徴です。そのほかにも極めて安全性が高いことがあげられます。銀は、微量濃度で効果のある金属であるにもかかわらず、人間などの大動物にとっては非常に毒性が弱い金属です。

(銀の1ppb=0.1ppmの濃度とは、銀1gが1辺10mの立方体水槽いっぱい分の水で溶かした際の溶液。)

◉取扱注意事項

●マグネットは確実に取り付ける

→落下の原因になります。

●マグネットを取り付けたあと、本体を動かさない

→傷が付いたり、落下、破損の原因になります。

●取り外すときは、引っ張らずに下や横方向に滑らせるように外す

→磁力が強いので引っ張ると壁の破損の原因になります。

●付属の粘着テープを使用する場合は、取り付け可能な壁かどうか確認する

→取り付け不可の壁の場合は落下、破損の原因になります。

●一度使用した付属の粘着テープは再使用しない

→粘着力が弱まり落下、破損の原因になります。

●小さなお子様だけで使用させたり、乳児の手の届くところで使用しない

→落下、怪我の原因になります。

●浴室、温室などの高温多湿の場所や、水のかかる場所では使用しない

→破損の原因になります。

●取り付けて使用する壁などが無垢材を使用している場合は、取り付けない

→ひび割れ、反り、変形などの原因になります。

●製品に強い圧力や衝撃を与えない

→落下、破損の原因になります。

リターン&スケジュール

1パネルから購入可能なので、お好みのデザインをひとつずつコレクションしていくことができます。

FAQ -よくあるお問い合わせ-

Q. 1つのパネルの重さはどれくらいですか？

A. 0.5〜0.7kgです。1kgを超えるものはありません。

Q. 色とデザインパターンの組み合わせは変えられますか？

A. マクアケで、ご紹介しているものに関しては、マクアケ限定でご提供しているため、組み合わせの変更は承ることができませんが、マクアケプロジェクトが終了後は、デザインと色の組み合わせなどのカスタムオーダーをZAMAのウェブサイトより承ります。

実行者紹介

ZAMAとは、日々の暮らしの中で可視化できない生活音のトラブルを、サスティナブルな素材・デザイン・アートなどを用いて心地よい上質な空間にするアコースティックプロダクトブランドです。理想的な防音壁に近づけた吸音効果のあるアコースティック・ウォール・カバリングス／音響壁装材を提供しています。

ZAMAとは、サンスクリット語で「静」「休息」「平和」などを表す言葉です。生活の中のノイズを軽減し、日常の暮らしに上質な豊かさを作り出し、人々の笑顔が溢れる環境が広がることを願っています。

zamaproducts.com

Instagram

ZAMAを手がけるのは、地球環境を保護しながら上質なライフスタイルを提案するMolfo合同会社。代表的な製品は、ヘンプ生地を使用した「ソフトヴェッセル」、「焼き立てのパンの美味しさが持続する保温機能のあるブレッドバック：Deneb」など。これからの建材にもサスティナブルかつ機能的、さらに美しさが必要だと考えています。

molfo.net

[プロジェクトチームメンバー]

Hiromi Kim

Molfo合同会社 クリエイティブディレクター/デザイナー

京都生まれ。京都でインテリアデザイン、ミラノ工科大学で建築・プロダクトデザインを学ぶ。環境とデザインを追求したものづくりを目指しMolfo設立。ソフトヴェッセルシリーズは、メゾン・エ・オブジェ「What’s New」、NHKおはよう日本、WBS、婦人画報、他多数紹介。チーム代表。

hiromikim.com

(以下、表示名五十音・アルファベット順)

映像制作ファクトリー

現役のドラマ監督が作る『伝わる』プロモーション動画制作。実写だけではなく、アニメーションやCGなど表現方法も多数ご提案し、リクルートや商品の使用方法解説動画なども制作しています。メイン映像担当。

eizouseisaku-factory.com

中川敬介

写真家。メイン写真担当。

keisukenakagawa.net

Atsushi Fujita

Webデザイナー

滋賀県のホームページ制作会社「MIYA CREATION」代表。

Web制作を中心に、ブランディングデザイン・動画制作・グラフィック・ネット広告など「小さな会社のビジネスパートナー」として活躍中。 WEBデザイン担当。

miya-creation.com

Studio Miz

グラフィックデザイン担当。

miz-tsuji.com