イタリア全土の美味しさを一度に味わう、西麻布の夜

西麻布の星条旗通りにひっそりと佇むリストランテ「ベルソーニョ」。
シェフがイタリア各地で習得した知見と技術から、素材を十二分に活かし発展させた料理には郷土色豊かな個性が散りばめられています。

イタリアは、北部から南部までそれぞれに豊かな個性があり、各地方独自の郷土料理の文化が育まれてきました。
酪農が盛んで、山間部が多い北部。オリーブ栽培が盛んで、山と海の幸にも恵まれた中部。野菜や果物の栽培、漁業も盛んで、典型的な地中海性気候の南部。
実は同じ「イタリア料理」でも、各地方によって味も食材も調理技法も異なるのが特徴、それが言わばイタリア料理の個性なのです。

イタリア郷土料理をベースに、独自の感性で仕上げるのが「ベルソーニョ」のシェフ中本流。
食材を活かす貪欲なまでの探求心、各郷土料理の技法とその郷土への畏敬の念により、正統派でありながら個性豊かなイタリア料理を作ります。

そんな中本シェフが、今回、Makuakeのお客さまだけにご用意するコースが、「まるで旅するような感覚で、イタリア全土の料理を楽しむ限定コース」。
新型コロナの影響で、自由に海外へ出かけることがままならない現在、「せめて料理の世界だけでも異国を旅した気分を味わってもらえたら」という想いで、全身全霊をかけて、至福のイタリア料理を作り上げます。

シェフの心の奥底にあるものは、素材に対する熱い想い。
必要以上に手を加えず、食材の持ち味を最大限発揮することを大切にするイタリア料理らしさへのこだわりといえるでしょう。
イタリア北部から南部まで全土の料理を味わい尽くす限定コースで、西麻布の特別な夜を演出します。
ぜひ、この機会をお見逃しなく。

旅するような感覚で、イタリア全土の料理を楽しむMakuake限定コース

この度、Makuakeのお客様だけに、「旅するような感覚でイタリア全土の料理を楽しめる」
限定コースをご用意しました。

■Makuake限定【ゴールドコース】¥10,000（税込） 全8皿

◦ 前菜5種
◦ ナポリ 季節のフルーツ 生ハム ストラッチャテッラ
◦ ピエモンテ チポッラリピエノ
◦ ナポリ レモンとまるみ豚 リゾット
◦ シチリア 雲丹リングイネ
◦ シチリア CITRUSCELLOとソルベット
◦ ミラノ コトレッタミラネーゼまるみ豚
◦ ヴェネト ティラミス
◦ エスプレッソ
※上記メニューは、食材の仕入れ状況により一部内容が変わることがあります。

■Makuake限定【プラチナコース】¥18,000（税込） 全10皿

◦ 前菜5種
◦ ナポリ ブラータ生ハムとルッコラ バルサミコ
◦ ナポリ ズッパディペッシェ
◦ ピエモンテ アニョロッティ・ダル・プリン
◦ ピエモンテ チポッラリピエノ マルスピーノの風
◦ ローマ 空豆とカルチョーフィのリゾット
◦ リグーリア&ヴェネト 手打ちビーゴリのジェノベーゼ
◦ シチリア CITRUSCELLOとソルベット
◦ トスカーナ 宮崎県都城牛タリアータ
◦ ヴェネト ティラミス
◦ エスプレッソ
※上記メニューは、食材の仕入れ状況により一部内容が変わることがあります。

■ワインペアリング 3杯 ＋¥4,000（税込）
また、それぞれのコースに、ワイン3杯のペアリングプランもご用意しました。
シェフが腕によりをかけた料理に抜群の相性のよいワインをご提案させていただきます。

なお、今回応援購入いただいた方は、特別会員として、以下特典を付与させていただきます。

■会員特典

（1）今後も、Makuake限定 ゴールドコースが10,000円（税込）で、プラチナコースが18,000円（税込）で注文できる権利
※お連れ様分のご注文も可能。4日前までの予約必須。

以上の内容をお楽しみいただけるのは、今回応援購入いただいた方のみとなります。

故郷の美味を散りばめた、イタリア全土を味わう料理たち

フィレンツェ、ローマ、ミラノなど各地で研鑽を積んだシェフ中本。
なかでも一番の学びとなったのが、イタリアの最北西に位置するピエモンテでした。
そのピエモンテ滞在中に修得した一品、現在、シェフのスペシャリテとして絶大な人気を集めている「チポッラリピエノ」。
ピエモンテの郷土料理で、いわゆる「玉ねぎのグラタン」です。
玉ねぎをオーブンで3〜4時間ローストして中身をくり抜いた後、宮崎県産まるみ豚をブレンドしたベシャメルソースとくり抜いたタマネギを和え、再び「タマネギの器」へ。
そこに、燻製の香り豊かなスカモルツァチーズを乗せ、再びオーブンで焼いて完成です。

実は、この料理はイタリア現地のとある名店のスペシャリテ。
それをシェフ中本流の独創性を加え昇華させました。
日本において似た料理を見かけることはあっても、本物の味に出会えるチャンスはごくわずかという極めて貴重な一品です。

それから、ぜひ楽しんでほしいのが、シェフ特製のパスタ。
特にその食感は、圧巻のひとことです。
シェフが得意とする料理のひとつが、南イタリアのアマルフィの料理。
アマルフィのパスタは歯応えがあるとして食通の間で有名で、もちろん、シェフ中本のパスタも本場そのもののアルデンテ。
アルデンテと言っても、硬めに茹で上げるだけでは小麦の嫌な後味が残ったり、ソースとの絡みが悪かったりしますが、そこはシェフの本領発揮。

少し早めに熱湯から引き上げ、ソースのなかで丁寧にじっくりと仕上げることで、ソースがパスタの一つ一つに絡みつき、なおかつ、パスタの硬さが絶妙な具合に仕上がるのです。
わずか１秒、茹で時間が違うだけでパスタのおいしさが決まるこの繊細な料理は、ぜひ、実際に召し上がって実感してください。

その他、シェフが料理を作る上でこだわるのは、イタリア語で『ティエピド』と呼ばれる状態で料理をお出しすること。
「ティエピド」とは「ぬるい」「常温」という意味で、料理を口に運んだときの温度感も、おいしさに影響を与えています。

日本のレストランでは、とかく、“あつあつ”の料理が提供されがち。出来立て、湯気が立っていなかったら作り直しを要望されるお客さんもいるほどです。
しかし実は、料理は熱々の状態では味わいが薄れるものもあります。
もちろん、揚げ物や鍋料理などは熱々であることが必要な場合がありますが、特にパスタは熱々よりも少しぬるいくらいが、ソースのデリケートな味わいやパスタの風味を味わうのに適しています。
あえてその温度感に挑戦し、こだわり抜いたおいしさを追求するのが、シェフ中本の信条なのです。

それからもうひとつ、シェフの料理を語る上でかかすことができないのが、選び抜いた宮崎産の食材をふんだんに使っているということです。
「チポッラリピエノ」でも、宮崎産まるみ豚を使用していますが、ほかにも、前菜で登場する鯖や手羽先、温泉卵、メインで登場する牛肉なども宮崎産。
「生まれ故郷だから」というだけでなく、本当に良いと感じるものを厳選すると宮崎に行き着いた、と語るシェフ。太陽が燦々と輝く、温暖な宮崎の気候は、どこかイタリアに通じるものがあるのかもしれません。

選び抜いた食材を散りばめ、イタリア全土を味わえる料理たち。
そこにはシェフの、故郷に対する望郷の想いと、料理を学ばせてくれたイタリアに対する深い敬愛の念が込められています。

イタリア岩石のシェフズカウンターで、料理の手捌きに思わず息を飲む、特別感のある時間を

店内へ一歩足を踏み入れると、まっさきに目を引くのは、コの字型のカウンターキッチン。

イタリアの岩石を削って作られた重厚なカウンターは圧巻で、思わず、ピンと背筋が伸びるように感じるお客様もいらっしゃるかもしれません。
しかし、堅苦しさは一切ありません。なぜなら食事が始まれば、「おしゃべり好き」なシェフが、お客さまの質問に答えたり、ときに話しに花を咲かせたり、リラックスした雰囲気でおもてなしします。

カウンターのシートは、わずか10席。
予約が絶えず、一度いらしたお客さまのほとんどがリピーターになるという人気店ながら、驚くほど贅沢に空間を使いシートを少なくしているのは、シェフの「料理からサーブまで全てをひとりで丁寧にお客さまをもてなすのは、これが限界だから」という想いから。そういう想いが空間の心地良さにつながっているのかもしれません。

心地よい空間ながら、シェフの料理をする様子は息を飲むような迫力。
特に、華麗な手捌きでパスタを仕上げるその眼差しは真剣そのもの、思わず呼吸をするのを忘れるほどです。そのようなライブ感もカウンターキッチンの魅力、リストランテ「ベルソーニョ」がお客さまに熱愛される理由の一つです。
ぜひ、「ベルソーニョ」で日常に特別なワンシーンを彩ってください。

最後に

はじめまして。シェフの中本裕士と申します。
ピエモンテ、ローマ、ナポリなどイタリア各地で修業したのちに帰国し、その後、西麻布星条旗通りに、念願であった全席カウンターオープンキッチンのリストランテを開業しました。
私がイタリア修行で得た、大きな実りの一つに「食材がすばらしい料理はおいしい。そして食材を活かす大切さ」がありました。

修行をさせていただいた現地の名店の料理人たちは、素晴らしい食材の魅力をあますことなく引き出すことに、全力を傾けていました。そしてその姿に私は心から尊敬の念を抱きました。

また当時のエピソードとして、現地の料理人たちに「ナカモト、俺たちより美味いパスタ作るね」「これが本場のアルデンテだ！」と絶賛された経験は、今でも心に刻まれています。

その後イタリアから帰国し、故郷宮崎に戻った際に、宮崎の食材のすばらしさにあらためて気がつき、そのときに「自分の店を開くなら、この食材を使ったイタリア料理の店にしよう！」という、「ベルソーニョ」のコンセプトが固まりました。

イタリアから帰国して９年が経ちますが、イタリア各都市を回りながら、各地の名店で修行をさせていただいた経験は、今も確実に活きています。
言わば、「ベルソーニョ」の料理は故郷の豊かな食材とイタリアで長年受け継がれてきた伝統料理の掛け合わせ。
宮崎で育ち、イタリアで学んだ私のすべてが込められている料理といっても過言ではありません。
ぜひ「ベルソーニョ」で、すばらしい食材で再現するイタリア郷土の豊かな食文化を感じていただければと思います。
みなさまのご来店を心よりお待ち申し上げます。

【店舗概要】

『ベルソーニョ』

住所：東京都港区西麻布1-4-50 沙梵ウエストワンビル 1F

営業時間：16:00 ～ 00:00

定休日：不定休

電話番号：03-5843-1980