世界最高級の倉敷・児島シルクデニムタキシードを広めたい。

風光明媚な瀬戸大橋のふもと、晴れの国、岡山。

私たちは、この倉敷・児島で唯一、デニムの染め、織り、仕上げ加工までの一貫生産を行えるテキスタイルメーカー＜ショーワ＞です。

固定観念を打ち砕く デニムの新境地

私たちは鮮やかで多彩な顔をみせる、インディゴブルーの奥深さに魅せられ、親しみを覚えてきました。

この青色が持っているさらなる魅力を紐解き、ラグジュアリーな世界観に馴染む、新しく綺麗なデニムを最上級クオリティーでお届けしたいと考えます。

10年、20年と共に歩んでいただける“本物”を目指しました。

人生が変わるほどのデニム

日々、愛用したデニムからは持ち主の顔が見えてきます。

20代が着用すれば20代の顔に、50代が着用すれば50代の顔になります。

そういったデニムの特徴が、これからの日常をより楽しみのあるものに演出してくれます。

ジーンズに親しんできた人に、ジーンズ以外のデニムの魅力を知っていただきたい。

そこからの人生を変えられるかもしれません。

デニムの持つさわやかで普遍的なイメージと、特別な装いを演出できるタキシードはイメージを膨らませ、デニムの再発見をしていただけると私たちは考えています。

私たちの実現したいこと

世界に誇れる地元の工場様と二人三脚で、真摯にものづくりに取り組み、世界一流の倉敷・児島ブランドを目指します。

そして、その取り組みを次世代に繋げることが私たちの望みです。

人に語りたくなる、作り手の想いやストーリーが詰まった“本物”をお届けします。

今回、製作するタキシードのお色は、濃紺色と淡紺色をご用意しました。

濃紺色はインディゴで染めたグランインディゴブルーと色落しないミッドナイトブルーからお選びいただけます。

インディゴ染料を使い、染めたお色（濃：グランインディゴブルー／淡：ロイヤルインディゴブルー）は色落ち、色移りします。

気になる方はミッドナイトブルー（濃紺）をお選びください。

MADE  IN  KURASHIKI ● JAPAN

温暖な気候と広く青い空と海を臨む、晴れの国、岡山県倉敷から届ける美しい青色のデニムタキシード。

Fabric Maker :　SHOWA

Sewing Factory :　Boutique 創

Laser Processing :　美東

職人の手作業で作り上げられたクラフツマンシップと現代的でラグジュアリーな感性から生まれる究極の衣装をご堪能ください。

経糸は、世界で最も繊維長の長いスーピマ綿混の三子撚りを使用

通常、糸は綿繊維を紡ぐことで出来上がりますが、さらにその単糸１本を、３本撚り合わせて１本の糸にすることを三子撚りと言います。糸の強度が上がり、しなやかさ、ハリ、上品な光沢が出てきます。丈夫で長持ちし、高品質な綿を使っている為、非常に温もりがあり、肌に優しい風合いです。さらにシルク100%の緯糸を高密度に織り、より優美に、より洗練された品質の最高級デニム生地に仕上げました。シルクのナチュラルストレッチ効果で身体に心地良くなじみます。

デニムの歴史

デニムはセルジュ・ドゥ・ニーム（フランスのニーム地方で織られた厚地綾織物）が語源と言われており、世界に広まりました。その後アメリカの開拓時代、ゴールドラッシュを背景に丈夫な作業着として、デニムは若者を中心に愛されてきました。その時からデニムは、太い糸をインディゴで染めた綾織物として利用されてきました。近年では高級メゾンでも使われる素材として、より多様化したデニム素材が開発されています。その中でも細い糸を染め、高密度に織るキレイ目デニムは、世界でも限られた工場でしか作れない素材です。日本のデニム素材は緻密な企画開発、高品質な生産技術を背景に高い評価を得ています。

デニムタキシードとの付き合い方

インディゴで染めたデニムは着用した人の顔になります。それは色落ちによる経年変化によって表現されます。落ちたインディゴ染料は他の物に色移りしますが、その時に都度、洗濯をすることで、ついたインディゴを落とすことができます。強く色移りした場合は固形せっけんを使って、こすり洗いで落としやすくなります。

貴方だけのデニムタキシードと長くお付き合いください。

２way Style    Dress　↔　お洒落着

タキシードは、ドレスコードが「ホワイトタイ」でなければどこへでも着ていける重宝なフォーマルウェアです。正礼装からカジュアルまで着こなせるデニムタキシードは、タキシードの新しいスタイル。

デニムの持つ若々しさ、華やかさを表現しながら、さりげない大人のこだわりを表現し、着る人にはつらつとした洗練を与えます。

また、ちょっと特別な時に着ていくお洒落着として着ることができます。

写真上 ：ミッドナイトブルー

DETAIL

タキシードのシルエットは美しい細身で仕立ても柔らか。デニム素材だからこそできる洒落たフォーマルくずし。裏仕様は、背抜きのお台場仕立てです。軽やかに通年で、ご愛用いただけます。ベントは、ノーベントですっきりとした印象にしました。

写真上　左：ミッドナイトブルー　右：ロイヤルインディゴブルー

ボタンは、濃紺色用：本水牛ボタン、淡紺色用：白蝶貝ボタンです。袖口は、袖ボタンが開閉できる本切羽で、４つボタン重ね仕様になります。

写真上 ：ロイヤルインディゴブルー

袖裏地は、デニム素材を引き立てるさわやかな紺色のストライプ柄にしました。

ジャケットとベストの裏地はキュプラ素材で、お色は濃紺色用：紺色、淡紺色用：グレーと水色の間位の色目になります。

写真上 ：ミッドナイトブルー

ベストには、ウエストのサイズを調節できるよう尾錠を取り付けています。

写真上 ：ミッドナイトブルー

スラックスは、ノータックのスリムモデルになります。スラックスも同様に、ウエストのサイズ調整が可能です。ベルトループは取り付けず、左右の腰部分にサイドアジャスターを取り付けており、２㎝前後のサイズ調整ができます。TPOに応じて、ジーンズと履き分けていただければ楽しいと思います。また裾は、未仕上げになりますのでご了承ください。

写真上　左 ：ミッドナイトブルー　中央 ：ロイヤルインディゴブルー　右 ：グランインディゴブルー

デニムネクタイと蝶タイ

今回、児島で織り上げたデニム素材を使い、丁寧に仕立てたデニムタキシードにマッチするネクタイと蝶タイもご用意しました。

こちらは全て色落ち、色移りはしないお色にしていますので、白いYシャツにもご愛用ください。

タキシードと同じ生地を使ったシルクデニムネクタイと蝶タイ

シルクデニムネクタイ　ミッドナイトブルー : SK1

シルクデニム蝶タイ　ミッドナイトブルー : SK2

児島の加工場“美東”でレーザー加工を施したデニムネクタイ

ペイズリー柄レーザー加工デニムネクタイ　紺色 : RZ1

児島産のデニムの素材感を生かしたデニムネクタイと蝶タイ

クールマックス・デニムのネクタイ　濃紺色 : CS1

クールマックス・デニムの蝶タイ　濃紺色 : CS2

カジュアルデニム・ネクタイ　水色 : CS3

カジュアルデニム・ネクタイ　紺色 : CS4

＊クールマックスとは、綿素材よりも５倍の速さで汗を吸収・蒸散し、体の快適な湿度を保持し体温を下げるという新素材技術です。

サイズ表記

サイズ変更はお受けできませんので、サイズ表記にてご確認の上、ご注文下さい。

試着をご希望の方は、倉敷本社で各サイズをご試着いただけますので、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

お取り扱いのご注意

ミッドナイトブルー ： 色落ちしない濃紺

グランインディゴブルー ： ジーンズと同じインディゴ・ブルー

ロイヤルインディゴブルー ： ジーンズと同じ淡色インディゴ・ブルー

インディゴ染料は色落ち、色移りします。

また、商品画像は可能な限り色合わせを行っておりますが、ご使用のモニター環境により実際の色味と異なる場合もございます。予めご了承の上、ご注文下さい。

裾上げ・サイズ直し等のご対応はいたしかねます。

Textile Lover

「着る人の心を幸せにしたい」　それが私たちの”ものづくり”の原点。着る人の心を豊かにするテキスタイル創りに徹して行けば、きっとお客様に満足していただけると考え、私たちは常に着る人の笑顔を思い浮かべながら、テキスタイル創りを行なっています。皆様が安心して長くご愛用できること、袖を通して初めてわかる布の肌触りと満足感、失われない布の気品、本当に良いものづくりを心がけ、今後も歩んでいきます。

本当に美しいものは古くならない。

晴れの日にドレスアップを愉しんでください。

最後に2017年春、岡山県倉敷市は日本遺産に認定されました。

「日本遺産」とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて、日本の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として文化庁が認定するもので、平成２７年度に創設されました。

400 年前まで倉敷周辺は一面の海でした。近世からの干拓は人々の暮らしの場を広げ、そこで栽培された綿やイ草は、足袋や花莚などの織物生産を支えてきました。明治以降、西欧の技術を取り入れて開花した繊維産業は、｢和｣の伝統と｢洋｣の技術を融合させながら発展を続け、現在、 倉敷は年間出荷額日本一の｢繊維のまち｣となっています。 倉敷では、広大な干拓地の富を背景に生まれた江戸期の白壁商家群の中に、近代以降、紡績により町を牽引した人々が建てた洋風建築が発展のシンボルとして風景にアクセントを加え、訪れる人々を魅了し続けています。

ぜひ倉敷の地にも遊びに来て下さい。