はじめまして！

今回、このプロジェクトで初めてお目にかかる皆さま、はじめまして！。

札幌市は南の郊外「澄川」と言う街でビールを醸造しております、澄川麦酒醸造所と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

このプロジェクトは、これまで、一部を除き札幌の直営店でしか飲むことができなかった「澄川麦酒」を全国にお届けするために皆さまからのご支援をお願いしたい、というものです。

リターンには、支援者さま向け限定ビールなどもご用意しながら、一緒に新しい澄川麦酒を造っていく事ができればと思っております。

どうぞ、最後までお読み頂き、ご賛同いただければ幸いです。

よろしくお願い致します。

今は直営店舗でしか飲めない澄川麦酒を皆さまにお届けしたい！

プロジェクト概要

澄川麦酒。

現在は、札幌近郊以外ではあまり知られていないブリュワリーだと思います。

札幌の南の郊外、「澄川」でひと仕込みたったの７０リットルで年間１０キロリットルを醸造するナノブリュワリーです。

実は、日本ビアジャーナリスト協会の2019年 あなたが推したいブルワリーはどこ？で９位に選ばれた澄川麦酒。

年間醸造量がわずか１０キロリットルの澄川麦酒。現在は札幌市内２店舗の直営店分を醸造するのが精一杯の状況です。

そんな中、この９位をきっかけに、イベントへのお誘いや、都内のビアバーからの樽生のお問い合わせ、そして、皆さまのようなクラフトビール好きの方からの瓶ビールの要望などをたくさんいただくようになりました。

これらの要望にお応えすべく、２０１９年夏ころより、工場を規模を大きく（と言っても年間３０キロリットル程度ではあります）したいと考えていたのですが、この度、移転先がようやく決まりました。

現在の醸造所からちょうど２ｋｍ離れた丘の上。現在の工場と比べて床面積が約６倍になる倉庫跡を移転先をして確保することができました。

ひとまずの年間醸造量を今の３倍にできるこちらの工場にゴールデンウィーク引っ越し目標で準備を進めています。

このプロジェクトが成功裏に終了することができた暁には、澄川麦酒をいよいよ皆さまの元にお届けすることができるようになります！

札幌まで来ていただかなくても、瓶ビールが購入できるようになります！

そして、もしかすると皆さまが普段飲まれているビアバーに澄川麦酒が繋がるかもしれません！

どうか、この夢を一緒に叶えさせてください。

澄川麦酒醸造所は、食品用ビニール袋と冷凍ストッカーで造る、いわゆる「石見式醸造」のブリュワリーです。

プロジェクト詳細

現在、ビアパブ・ひららに併設されている澄川工場はわずか６坪ほど。

この広さで醸造できる量には限界があり、今は、直営の２店舗に供給するのが精一杯の状態です。ちょうど一年前にオープンした２号店、狸小路店は順調に推移しており、このままでは、今年の夏には、２店舗分のビールを作ることすら危うい状況になりそうな予感もあるくらいです。

狸小路店オープンの際にご支援頂いた皆さま、その節は大変ありがとうございました。おかげさまで順調です！

おかげさまで、「うまい！」の声とともに、「瓶ビールの発売は？」とか「他に飲めるビアバーはないの？」という質問をたくさんいただくようになりました。

また、札幌市内はじめ、全国のビアバーからも「ビールの卸はないのですか？」と問い合わせをいただくも、供給量の問題から、今は、全てお断りせざるを得ない状況です。ビアフェスにもお誘いいただけることが多くなってきましたが、同様の理由で、まだ本州の皆さまに飲んでもらうことはほぼ不可能という状況です。

このようなことから、ずっと移転先を探していたのですが、この度、現工場から２キロほど離れた場所に３５坪の倉庫跡を借りることができました。

ここに新工場を立ち上げ、移転することにより、醸造量を確保。そして、余裕が出たビールを全国の皆さまにお届けしたい！と考えています。

今回のプロジェクトは、この移転資金の一部を皆さまからご支援いただきたいというものです。

澄川麦酒の歴史

澄川麦酒の特徴を一言で言えば「超少量超多品種生産」。

今は、ひと仕込みがたったの７０リットル。そして「基本的には一度作ったレシピは二度と使わない」という「同じビールを２回作らない」という醸造方式。

とはいえ、人気の澄川IPAやヴァイツェンはそろそろ定番化すべく、徐々に環境を整えているところです。

代表の齋藤泰洋がビアバーを開業したのが２０１１年。当時はまだクラフトビールブームもなく、一般のお客さまからは「ビールのくせになんでこんなに高いんだよ！」とお叱りを受けることもしばしば。。それが現在のクラフトビールブームに突入するとそれまでは注文すれば好きなだけ手に入ったビールが、人気のブリュワリーの限定ビールなど、発売と同時に瞬殺！されるなど、徐々に入手困難に。。。「手に入らないなら自分で作ればいいのでは？」という、ある意味無謀な発想で、２０１７年９月に澄川麦酒醸造所は設立されました。もちろん、それなりにやれる確信もありましたけれど。。。

現在の場所に移転前のお店。カウンターのみ、わずか７席の店内でした。

醸造免許が交付されたのが、翌２０１８年３月。として、初仕込みを４月に行い、これまでに醸造したビールは２００種類超。地域の皆さまに密着するスタイルで小さく小さく営業しておりました。ちなみに、すべてのビールを飲んだ「超」のつく常連さんも４名ほどいらっしゃいます（すごい！）。

とあるお客さまが約１年で飲まれたビールの回数券。

醸造開始から一年は、工場併設の郊外のお店一店舗のみでしたが、お客さまからのもうちょっとアクセスの良い場所に是非出店を！の声に後押しされ、二年目には、まちなかに二号店ができました。

２号店、ビアバー・ひらら（狸小路店）

そんな小さなブリュワリーに訪れた転機は、マクラに書いた、2019年 あなたが推したいブルワリーはどこ？。この９位をきっかけに、あちこちからお問い合わせをいただくようになりましたが、いかんせん、工場が小さすぎて全く対応できない状態。。

元々「一人でつくって一人で売る」程度の規模で立ち上げたため、これはもう、どうにもならない、、、という状況になったわけです。

寸胴鍋で作るので一回の量が少ないのです。

工場を移転したい！

今年度、計算上の醸造の上限に達することがほぼ確実になった現工場。この先、ありがたいことにさらにたくさんの方に飲んでいただく機会が増えると、工場のキャパがパンクする可能性が出てきました。

また、これまでお問い合わせ頂いている皆さまにもできる限りビールをお届けできるようにするためには、広い場所への引っ越ししか無い、ということで夏ころより移転先を探しておりました。

この度、現工場から２キロほど所に３５坪という、不動産仲介業者の方いわく「こんな好物件、二度と出ませんよ！」という理想的な倉庫跡を借り受けることができました。出会いに感謝！新工場は、発酵器の容量を１．５倍に、数を２倍にし、貯蔵室も大きなものを備えることで、工場の能力としては、計算上、現在の３倍のビールが醸造できる環境となります。

この新工場稼働に向けた資金の一部を皆さまからのご支援でまかないたく思います。どうぞよろしくお願いいたします。

広々とした倉庫跡を借りることができました！。

スケジュール

税務署から工場の移転申請に許可が出るのに、おおむね２ヶ月ほど要する予定です。申請書類は２０２０年２月１４日に提出しました。このまま無事に審査が進めばGW前には許可されるはず。。ここまでに、工場の設備を建設したいと考えています。

２月１４日に札幌南税務署に移転許可申請をしました。

リターンについて

工場移転後、次の６種類のビールを試験醸造する予定です。

１．ヴァイツェン

２．セッションＩＰＡ

３．アメリカンセゾン

４．コーヒースタウト

５．イングリッシュアンバーエール

６．ベルジャンブラウン

（予定です。変更の可能性があります事をご了承ください。)

これらのビールはクラウドファンディングにご支援頂いた方にのみお飲みいただけるものとし、

・直営店舗での提供

・瓶詰めして全国に発送

・竣工した工場見学会

でのみお飲みいただける予定です。

他には、

・新工場での醸造体験と出来上がったビールでのパーティー

・お好きなスタイルのビールをオーダーして出来上がったビールでパーティー

や、

・醸造見学会

などの他、

・澄川麦酒サポーターズ倶楽部の入会権

など、いろいろなバリエーションのリターンをご用意しております。

詳しくは、リターンの詳細をご覧ください。

瓶ビールでのリターンも予定しています（ラベルは変更予定です）。

ご支援頂いた資金の使い道

新工場の建設費用については、最低限必要な分は銀行からの借り入れで行いますが、皆さまからのご支援を頂き、さらにワンランク上の設備を目指したいと思っています。

１．ファーストステップ

最初の目標である１８０万円をご支援いただくことにより、新工場で使用する貯酒タンクを増強したいと思っています。この目標が達成されると、これまでは、人気はあるものの、貯酒タンクに余裕がなくほとんど作ることができなかった「ラガービール」を定番ビールに据えることができます！。

また、これまでは、タンク容量の都合で品薄状態に陥る可能性があった醸造スケジュールにも余裕がでます。

まずは、ここを最初のゴールとしたいと考えています。

２．ネクストステップ

１８０万円を達成できた場合、次のステップは１００万円上乗せした２８０万円を目指します。この１００万円は、貯酒タンクを収納するプレハブ冷蔵庫の増強の代金に当てたいと思っています。元々準備している冷蔵庫に１００万円を追加することで、追加で購入する貯酒タンクを全て冷蔵庫内に収める広さを確保することができるようになります。

ぜひとも、こちらのステップも達成させてください。

３．ファイナルゴール

２８０万円を達成できた場合、最後の目標として、さらに２５０万円上乗せして５３０万円を最終目標にいたします。この金額が達成できた場合、瓶詰め機が購入できます。今は、１本１本手詰めしているものの作業効率がアップし、全国の皆さまにより多くの瓶ビールをお届けすることができるようになります。

ファイナルゴールまで達成できたら、支援者の皆さまとビール掲げて大きく乾杯！したいと思っています。

４．未知の世界へ

もしも、５３０万円を超えるさらなるご支援をいただけたなら、どんなことができるでしょう？都内に直営店？それとも缶ビールの設備？はたまたまちなかのお店をより広いところに移転？。

必ず、ご支援頂いた皆さまに還元できるよう、大切に使わせていただきます。

ぜひ乾杯しましょう！

ご支援どうぞよろしくお願いいたします！

実行者紹介

澄川麦酒醸造所の代表で醸造責任者の齋藤泰洋です。

新卒の頃は大手メーカーの設計者として銀行向けの超大型コンピューターの設計を、その後ＩＴ業界に転職し、日本のインターネット黎明期を支えてきた根っからの理系人間です。

そんなサラリーマン時代に旅行したドイツで飲んだヴァイツェンの味が忘れられず、脱サラしてビールの世界へ。

当初、ビアバーでドイツビールを提供していましたが、盛岡のベアレン醸造所さんとの出会いをきっかけに、国内のクラフトビールも取り扱うようになりました。

そして、現在のブームで、人気アイテムが瞬殺されて手に入らない状況が出てくる中、師匠である石見麦酒さんとの出会いをきっかけに自家醸造を決意。理系人間で調理師でもある人間には、ビール醸造はビタビタにハマりまして、もしや天職では？とさえ思うほど。

季節の果物やシーンに合わせていろんなビールのレシピを日々作り続けております。もちろん、今回、支援者さまに向けた限定ビールも醸造します！。

どうぞよろしくお願いいたします！。